> 健康・美容チェック > 更年期障害 > 君島十和子さんが行なう3つの更年期対策|人間ドック・体を冷やさない・女性ホルモンを食事で補う
エストロゲンの分泌量が減ると、脳は、盛んに卵胞刺激ホルモンを分泌し、卵巣からエストロゲンを分泌するように促します。
しかし、更年期を迎えた卵巣は、必要な量のエストロゲンを分泌することが出来ないため、エストロゲンの減少と卵胞刺激ホルモンの増加という「ホルモンバランスの乱れ」が起こります。
このホルモンバランスの乱れによって、身体的な症状が現れるだけでなく、イライラ・不安などの精神的な症状が現れます。
「更年期障害」という悩みを抱えていると毎日が大変ですが、そんな悩みがなくなれば、ストレスなく楽しい毎日が過ごせますので、君島十和子さんが行なう3つの更年期対策を参考に、更年期を乗り切る方法を実践していきましょう!
【目次】
■君島十和子さんと更年期
by anton petukhov(画像:Creative Commons)
今、まさにその時期。君島十和子さんの意外とシンプルな「更年期対策」とは?
(2016/5/8、OurAge)
「女性ホルモンが老化を遅らせ、骨粗しょう症や動脈硬化など、病気になりにくい体を作るホルモンであることを考えると、その恩恵は少しでも長く受けていたいものです。 そんな体の事情と自分の希望野望もあって、私の更年期対策はごくごくシンプルなものです」
それは「体を冷やさないこと」「女性ホルモンは薬やサプリメントではなく食事で補うこと」の、たった2点だという。
君島十和子さんに行なった更年期対策に関するインタビュー記事ですが、いつまでも若々しいので、更年期にはまだまだ早いのではと思って(失礼ですが)年齢を調べてみたところ、1966年5月30日生まれの当時49歳で、更年期を迎えている方が多い世代といえます。
女性の更年期は40代半ば(月経異常・月経不順が続く方が多い)頃といわれています。
もちろん、更年期が始まる時期には個人差がありますが、閉経年齢で最も多いのが、50歳だといわれますので、45歳ぐらいがその目安といえます。
→ 更年期障害の症状・原因・チェック|40代・50代の更年期の症状 について詳しくはこちら
■君島十和子さんが行なう3つの更年期対策とは?
●年に1回、人間ドックで検査を受ける
エストロゲンなどの女性ホルモン値を計測し、医師からアドバイスを受けているそうです。
君島十和子さんの場合は、女性ホルモンが多く、女性ホルモンを補うような治療やサプリの摂取は必要がないほどなのだそうです。
●体を冷やさない
体を冷やさない・体を温めるという生活習慣を取り入れている有名人の方は多いですよね。
低体温(35℃)だと、更年期障害、新陳代謝の低下による肌のくすみ、自律神経失調症、生理不順などを招くことが考えられます。
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●女性ホルモンは薬やサプリメントではなく食事で補うこと
「大豆イソフラボンが女性ホルモンに似た働きを持つ成分であることはもはや常識ですよね。豆乳、納豆、お豆腐、きな粉、油揚げ、お味噌汁など、大豆製品を意識的に摂るようにしています」
大豆イソフラボンは、更年期障害の原因といわれる「エストロゲン」と構造が似ているため、体内に入ると、エストロゲンと同じような働きをするといわれています。
ただ、最近の研究によれば、大豆イソフラボンの健康効果の恩恵を受けやすい人とそうでない人がいることが明らかになったそうです。
その違いは、エクオールを作り出すためのエクオール産生菌という腸内細菌を持っているかどうかです。
エクオールとは、大豆イソフラボンがエクオールを作り出すための腸内細菌(エクオール産生菌)のチカラでつくられます。
腸内細菌によって大豆イソフラボンに含まれるダイゼインという成分をエクオールに変えることで、ダイゼインのままと比べ、よりエストロゲンに似た働きをすると言われています。
エクオール産生菌という腸内細菌を持っている人といない人がいるそうで、エクオール産生菌がいない人は、大豆イソフラボン(ダイゼイン)のまま吸収されるそうです。
日本人の50%がエクオールを作れるそうです。
【追記(2017/6/5)】
第15回日本抗加齢医学学会総会たった3割?エクオール産生者減少の可能性。
(2015/5/29、浜松町ハマサイトクリニック)
2015年5月29日に開催された第15回抗加齢医学会総会での発表によれば、エクオール産生能力者は約3割の結果が出ているとのことで、エクオール効果の恩恵にあずかれる女性は、これまで知られていた以上に減少している可能性があります。
【!追記終わり】
若い人にエクオールを作れる人が少なくなっているそうですが、食の欧米化が原因ではないかと考えられます。
エクオールの効果|エクオールを作れる人、作れない人の違いとは?|世界一受けたい授業 5月2日によれば、更年期症状の軽い人はエクオールの量が多いそうです。
エクオールには、更年期のホットフラッシュ(ほてり)や首や肩のこりを改善する効果が確認されているそうです。
→ エクオール(エクオールサプリ)が更年期症状の軽減に役立つ について詳しくはこちら
その他にも、若返りホルモンと言われているDHEAと似た分子構造を持つジオスゲニンが含まれた山芋やビタミンEを含むゴマ、女性ホルモンの構成成分であるコレステロールが豊富な卵、そして高蛋白の赤味のお肉も欠かせない食材だという。
ネバネバヌルヌル食材の健康効果|世界一受けたい授業 5月1日によれば、ヤマイモの中には、ジオスゲニンという成分が含まれているそうで、ジオスゲニンは、ホルモンのバランスを整えて、更年期障害などの症状を和らげることが知られているそうです。
ゴマは、若返り(アンチエイジング)に役立つ食べ物だといわれていたり、女性ホルモンのもとであるコレステロールが豊富な卵ですが、たまごには食事からとる必要のある必須アミノ酸がバランス良く含まれていますし、お肉や卵といったたんぱく質は、エネルギーの3割が熱に変わるので、体温が上がり、より活発に動くことができるようになります。
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■まとめ
君島十和子さんの更年期対策は3つ。
●年に1回、人間ドックで検査を受ける
●体を冷やさない
●女性ホルモンは薬やサプリメントではなく食事で補うこと
→ 更年期障害の症状・原因・チェック|40代・50代の更年期の症状 について詳しくはこちら
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