「膵臓」タグアーカイブ

チュートリアル福田充徳さん、急性すい炎の治療のため休養

> 健康・美容チェック > 急性すい炎 > チュートリアル福田充徳さん、急性すい炎の治療のため休養




【目次】

■チュートリアル福田充徳さん、急性すい炎の治療のため休養

2009 - 82/365 - Dream Bull ?

by Francis Bourgouin(画像:Creative Commons)

チュートリアル福田、急性すい炎で休養

(2011/1/11、オリコン)

人気お笑いコンビ・チュートリアルの福田充徳が急性すい炎で都内病院に入院し、治療に専念するためしばらくの間休養すると11日、所属するよしもとクリエイティブ・エージェンシーが発表した。

チュートリアルの福田さんが急性すい炎で入院したそうです。

⇒ 膵炎|急性すい炎の症状・原因・食事 について詳しくはこちら

先日も、次長課長・河本準一さんが急性すい炎で緊急入院していましたよね。

【関連記事】




■急性すい炎とは

次長課長・河本準一さんが急性すい炎で緊急入院

世田谷井上病院の井上毅理事長は「急性すい炎はすい臓にある酵素がすい臓自体を自己消化してしまう病気。背中や胸、胃が痛くなり、おう吐することもある。重症であれば、多臓器不全で死に至ることもあります。1、2か月間ほどの静養が必要でしょう」と説明。

■すい炎の原因

すい炎の原因 -日本医師会ホームページ

胆石症やアルコールの多飲によるものが半数を占めるといわれています。

なぜ胆石症によってすい炎が起こるのでしょうか。

胆石症は、脂肪の消化を促進する胆汁成分が固まってできる胆石が、胆嚢胆管の中にできる病気です。胆管とすい管は十二指腸乳頭部という共通の出口をもっています。

この乳頭部に胆石がつまると、すい臓にすい液がたまるとともに、胆汁がすい管に逆流し、すい液が活性化されてすい炎が起こるのです。

一方、アルコールの過剰摂取がすい炎を引き起こすしくみはまだよくわかっていませんが、アルコールによるすい臓の分泌過剰やすい管の狭窄など、さまざまな要因が複合して起こると考えられています。

このほか、食生活の欧米化にともなった高脂血症、薬剤の投与、事故によるすい臓の損傷などもすい炎の原因となります。

すい炎の原因としては、胆石症やアルコールの過剰摂取、高脂肪・高カロリー食などがあるようです。

重症化すると死亡する恐れもあるという病気なのだそうです。

お酒の飲み過ぎや不規則な生活習慣、高脂肪・高カロリー食、喫煙といった生活習慣に見覚えのある方は注意したほうがよいようです。

チュートリアルの福田さんもお酒をよく飲んでいると番組でも語っていたので、少し量が多かったのではないでしょうか。

まずは、体を休めて、そしてこれからはお酒を控えめにしてくださいね。

⇒ 膵炎|急性すい炎の症状・原因・食事 について詳しくはこちら




飲酒は60以上の病気やケガの原因になりうる-WHO

Beer Keg BW

by Jenn Durfey(画像:Creative Commons)




「飲酒の健康影響」-(2)60以上の疾患に関係 肝臓病、がん、依存症

(2010/5/18、47ニュース)

世界保健機関 (WHO)は60以上の病気やけがの原因になり得ると指摘する。

世界保健機関によれば、酒(アルコール)は、60以上の病気や怪我の原因になりうるそうです。

 

■飲酒(アルコール)と肝臓の病気

その中でも特に多いのが、肝臓の病気(肝臓病)なのだそうです。

特に多いのが肝臓病だ。

アルコールは胃や小腸から吸収され、大部分がまず肝臓で分解される。

飲みすぎて負担が大きくなると脂肪肝になる。

さらに多量の飲酒が続くと、アルコール性肝炎や肝硬変の危険がある。

日本酒7合を毎日、15年以上飲み続けると、半数の人が肝硬変になるといわれる。

すべての肝臓病に占めるアルコール性疾患の比率は1961年に3%だったが、2002年には23%に上昇した。

肝臓に負担がかかってしまうと、脂肪肝になる恐れが高くなります。

脂肪肝 についてはコチラ。

さらには、アルコール性肝炎肝硬変になるリスクも高くなります。

記事によれば、肝臓病に占めるアルコール疾患の比率は、2002年には23%に上昇しているそうです。

【関連記事】




■飲酒(アルコール)とすい臓

消化やホルモン機能を担う膵臓にも影響が出る。

男性では急性膵炎の30%、慢性膵炎の65%が飲みすぎが原因で起きる。

急性膵炎になっても酒をやめられず、慢性膵炎に進む人も少なくない。

 

■飲酒(アルコール)と依存症

飲酒を続けると脳がアルコールに慣れて、以前ほど酔わなくなる。酒量が増え、やめようと思っても飲酒がコントロールできなくなると、アルコール依存症の疑いがある。

酔いがさめる際に手や体が震えたり不快な気分になる離脱症状が特徴。

国立病院機構久里浜アルコール症センターの樋口進・副院長らが08年に行った調査では、日本人男性の5・1%、女性の1・3%に依存症の疑いがあった。

 

■飲酒(アルコール)とがん

飲酒はがんとの関係も深い。

アルコールが肝臓で分解されてできるアセトアルデヒドは発がん性のある物質。

さらに酢酸に分解されるが、その過程で唾液中にも高濃度で分泌される。

アルコール依存症の患者に食道がんや口腔がんが多いことが知られ、WHOは大腸がん乳がんにも関係すると指摘している。

大腸がん予防方法・大腸がんの危険度チェック|たけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学では、飲酒が最もガン(大腸がん)になるリスクを高める習慣として紹介していました。

最もリスクが高いのは飲酒。

飲酒による大腸がんのリスク

一日に日本酒を

1合⇒1.4倍

2合⇒2.0倍

3合⇒2.2倍

4合⇒約3倍

【関連記事】

  • 1日1杯のアルコール、がんになるリスク高める可能性=研究
  • 飲酒はがんの原因なのか

 

■飲酒(アルコール)と急性アルコール中毒

短時間に大量の酒を飲んで起きるのが急性アルコール中毒。

代謝できないアルコールが脳に回って中枢神経をまひさせる。

■飲酒(アルコール)とケガ

飲酒が原因で起きる外傷も多い。

酒酔い運転による死亡事故は後を絶たず、職場や家庭での暴力も起きている。

 

■飲酒(アルコール)の健康効果

一方、適量の飲酒(1日に日本酒1合未満程度)をする中高年は、全く飲まない人に比べて心筋梗塞や脳梗塞が起きにくく、死亡リスクが低いことが知られている。

血液の凝固を抑える作用がアルコールにあるためらしい。

アルコールも適量であれば、健康にとっても問題ないと思いますが、飲みすぎると健康に影響を与えます。

ただ酒量が多いと高血圧や脳出血を招き、逆に死亡リスクが高まる。







【関連リンク】

ゴボウの種(牛蒡子)にすい臓がん増殖抑制作用がある|国立がん研究センター東病院

Burdock Silhouette

by Andy Rogers(画像:Creative Commons)

健康・美容チェック > すい臓がん > ゴボウの種(牛蒡子)にすい臓がん増殖抑制作用がある|国立がん研究センター東病院




ゴボウの種、膵臓がん増殖抑制…臨床研究へ

(2010/4/25、読売新聞)

国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)は、漢方薬の解熱剤などに使われるゴボウの種子「牛蒡子(ごぼうし)」に、抗がん剤が効きにくい膵臓(すいぞう)がんの増殖を抑える作用があることを、マウスの実験で突き止めた。

患者を対象に臨床研究を行い、新しい治療法の実現化を目指す。

国立がん研究センター東病院が行なったマウスの実験によれば、ゴボウの種子(牛蒡子)に含まれるアルクチゲニンがすい臓がんの増殖抑制作用があることがわかったそうです。

すい臓がん についてはコチラ。

今回は、マウスの実験結果であるので、今後は、すい臓がんの患者を対象に臨床研究を行っていくようです。

注目したいですね。







【関連記事】

肝臓がん、膵臓がん、乳がんの変異公開=ゲノム解析で新治療法期待-国際チーム

Molecule display

by Christian Guthier(画像:Creative Commons)




肝臓、膵臓、乳がんの変異公開=ゲノム解析で新治療法期待-国際チーム

(2010/4/15、時事通信)

日本など10カ国の研究機関で構成する「国際がんゲノムコンソーシアム(ICGC)」は15日未明、肝臓がん、膵臓(すいぞう)がんと乳がんについて、原因となる可能性がある全遺伝情報(ゲノム)の変異データをホームページで公開した。

肝臓は日本、膵臓はオーストラリアとカナダ、乳がんは英国が担当した。

新たな予防・診断法や治療法の開発に役立つと期待される。

日本など10カ国の研究機関で構成する「国際がんゲノムコンソーシアム(ICGC)」は、肝臓がんやすい臓がん、乳がんの原因となる可能性があるゲノム(全遺伝情報)を解読し、遺伝子の異常を見つけたそうです。

 

肝臓ガンの症状 についてはコチラ。

すい臓がんの症状 についてはコチラ。

乳がんの症状 についてはコチラ。

 

日本が担当したのは、肝臓(肝臓がん)。

 

肝がんの遺伝子異常発見 国際ゲノム解析で日本チーム

(2010/4/15、47ニュース)

理化学研究所と国立がん研究センターなどの研究チームは14日、C型肝炎ウイルスの感染が原因で肝臓がんになった患者のゲノム(全遺伝情報)を解読し、健康な人では見られない約100カ所の遺伝子の異常を新たに見つけたと発表した。

新たな治療法開発に役立つといいですね。







膵臓:甘み感知 糖尿病の新薬開発に道|群馬大が解明




膵臓:甘み感知 糖尿病の新薬開発に道--群馬大が解明

(2009/4/9、毎日新聞)

膵臓(すいぞう)のベータ細胞が舌と同じように甘みを感じ取ることを、群馬大生体調節研究所がマウス実験で突き止めた。

糖分を含まない人工甘味料にも反応してインスリンを分泌するため、糖尿病の新薬開発につながると期待される。

8日付の米科学誌「プロスワン」(電子版)に掲載された。

記事の内容をまとめてみます。

膵臓はインスリンを分泌することで、血糖量を調節しています。

しかし、すい臓のベータ細胞の数が減ったり、働きが落ちてインスリン分泌量に問題が起きると、血糖値が高い状態が続くようになってしまいます。

これが糖尿病の状態です。

今回の研究では、すい臓のベータ細胞に甘みを感じ取る甘味受容体があることがわかり、その甘味受容体に人工甘味料で刺激を与えると、インスリン分泌を促すことに成功したそうです。

研究チームは、マウスから取り出したベータ細胞に甘みを感じ取る甘味受容体があることを発見。

人工甘味料を加えると、カルシウムとともにインスリン分泌を促すサイクリックAMPという物質が増加し、インスリンを分泌したという。

すい臓のベータ細胞に甘みを感じ取る甘味受容体を刺激するために、人口甘味料をベータ細胞に届ける方法が分かれば、糖尿病の新薬開発につながると期待されている。

今後の研究に期待したいですね。







糖尿病関連ワード

糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは

糖尿病の診断基準(血糖値・HbA1c)

糖尿病改善・予防する方法(食べ物・運動)

糖尿病危険度チェック

糖尿病の原因(生活習慣)|女性・男性

薬局でもできる糖尿病の検査|検尿(尿糖検査)と採血による血糖検査

糖尿病の合併症|網膜症・腎症・神経障害

糖尿病の食事(食事療法)|血糖値を抑える食べ方

糖尿病の運動(運動療法)|筋トレ・有酸素運動

インスリン(インシュリン)とは|血糖を下げる働きがあるホルモン

血糖値(正常値・食後血糖値・空腹時血糖値)・血糖値を下げる食品