by MunicipioPinas(画像:Creative Commons)
> 健康・美容チェック > 骨粗しょう症 > 骨粗しょう症の潜在患者は1千万人以上 早期発見で骨折予防
50歳を過ぎたら骨粗鬆症にご用心 早期発見で骨折予防
(2009/10/20、産経新聞)
骨がスカスカになり、骨折しやすくなる「骨粗鬆(こつそしょう)症」。
転倒から骨折、寝たきりになる危険性が高まることで知られるが、自覚症状に乏しく骨折して初めて病気に気づく人も少なくない。
60代女性の3人に1人がかかるとされる骨粗鬆症。
専門家は「骨折の予防には早期発見、早期治療が大切。
50歳を過ぎたら早めに検診を」と呼びかける。
記事によれば、骨粗しょう症の潜在患者は1千万人以上といわれるそうですが、自覚症状に乏しいため、実際に治療を受けている人は1割程度なのだそうです。
骨粗鬆症の予防にはどのようなことをすればよいのでしょうか。
加齢による骨量の低下は避けられないが、カルシウムやビタミンDを多く含む食品の摂取、毎日の適度な運動で予防を心がけることが大切だ。
森部長は「閉経後の女性に限らず、骨粗鬆症が原因で骨折した家族がいる人や、喫煙・飲酒の習慣がある人はリスクが高い。50歳を過ぎたら早めに検査を受けてほしい」と呼びかける。
骨粗鬆症の予防には、
- カルシウムやビタミンDを多く含む食品の摂取
- 毎日の適度な運動
- 早期発見のため、検査を受ける
骨粗鬆症を病気だと認識している人も少ないでしょうし、また、骨粗鬆症の検査が行われていること自体知らないという方も多いと思います。
骨粗鬆症を予防するためにも、カルシウムやビタミンDを多く含む食品の摂取、毎日の適度な運動を行い、早期発見のため、検査を受けるようにしてくださいね。
【骨粗鬆症とは】
骨粗鬆症は、骨量が減少して若年成人(20~44歳)の平均値の7割未満に落ち込んだ状態。骨がスカスカになり、骨折しやすくなる病気だ。
骨量は男女とも20~30代をピークに加齢とともに減少する。
特に閉経後の女性の場合、女性ホルモンの分泌が低下して骨量が急激に減るため、発症率は60代で3人に1人、70代では2人に1人といわれている。
→ 骨粗しょう症の症状・原因・予防・食事 についてはこちら
【骨粗しょう症関連記事】
- レモンを食べると骨粗しょう症予防に効果がある|県立広島大
- 女性の股関節骨折は死亡リスクを高める|50歳以上の女性の約半数が骨粗しょう症による骨折を経験|米研究
- <骨粗しょう症>紅茶のポリフェノール「テアフラビン」に予防効果
- 【バイキング】健康の新常識(ストレッチ・青魚・コレステロール・紅茶・食物繊維)|2月8日
- カルシウムチェック|カルシウムと骨粗鬆症
- 女性アスリートが陥る3つの障害は「栄養不足」「月経(月経不順や無月経)」「骨」
- 北京市民の3割が高脂血症!?肥満や脂肪肝、骨粗しょう症も増加
- やせすぎも注意 月経異常、骨粗しょう症 子どもの健康に影響
- 【みんなの家庭の医学】骨粗しょう症予防にゴマ(カルシウム・マグネシウム・亜鉛)|10月20日
- 10月20日は世界骨粗鬆症デー(World Osteoporosis Day)