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毎日りんごを食べると、悪玉コレステロールを40%も減らせる?

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【目次】

■毎日りんごを食べると、悪玉コレステロールを40%も減らせる?

Boivin 8

by Nik(画像:Creative Commons)

「1日1個のりんごは医者いらず」は本当だった!!わずか1カ月で悪玉コレステロールを40%も減らせることが判明【米大学調査】

(2012/10/4、IRORIO)

中高年は毎日りんごを食べることで、血中の悪玉コレステロールを40%も減らせることがわかった。

悪玉コレステロール(LDLコレステロール)は細胞を酸化させて組織にダメージを与え、最終的に動脈硬化を引き起こすとされる。この憎き悪玉コレステロールだが、毎日りんごを食べるとわずか1カ月足らずで激減することが、米オハイオ州立大学の調査で明らかになったという。

オハイオ州立大学の調査によれば、毎日りんごを食べると1ヶ月で悪玉コレステロールが40%減少することがわかったそうです。

An Apple a Day May Keep Heart Doctor Away

In a study of healthy, middle-age adults, consuming an apple a day for four weeks lowered blood levels of a probable contributor to atherosclerosis, or hardening of the arteries, by 40 percent.

オハイオ州立大学のロバート・ディシルベスト(Robert DiSilvestro)教授が行なった健康な中年の成人を対象にした研究では、1日4週間リンゴを摂取することで、アテローム性動脈硬化症の原因となる酸化LDLの血中濃度が40%低下したそうです。

■りんごのどういった成分が悪玉コレステロールの減少に役立つの?

りんごのどういった成分が悪玉コレステロールの減少に役立ったのでしょうか?

りんごは、スパイスに含まれるクルクミン、緑茶やトマト、ポリフェノールのサプリに比べても、その抗酸化作用が最も効果的で、悪玉コレステロールを減らすには最適であることがわかった。

この記事によれば、りんごの抗酸化作用が悪玉コレステロールを減らすのに最適だったそうですが、もしかすると、りんごに含まれる食物繊維も役立ったかもしれません。

→ 悪玉コレステロールを減らす方法|LDLコレステロールを下げる食品・食事 について詳しくはこちら







【参考リンク】
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健康診断の新たな基準値(血圧・BMI・肝機能・総コレステロール・LDLコレステロール)とは?|健診基準値が厳しすぎて健康な人でも上限超えてしまう!?|2017-2018

日本人間ドック学会と健康保険組合連合会は、健康な人であっても、性別や年齢によっても基準値を超えてしまうことがあり、現在使われている基準値は厳しすぎるとの研究結果をまとめました。

現在の健康診断に使われている基準値とはどのようになっているのでしょうか?




【目次】

■2018年4月1日より日本人間ドック学会の判定区分表が一部改訂

【追記(2017/12/26)】

2018年4月1日より日本人間ドック学会で定める基本検査項目表及び判定区分表が一部改訂されるそうです。

判定区分表2018年4月1日改定版|日本人間ドック学会

詳しくはご覧いただくとして、A異常なしについての数値の項目を紹介させていただきます。

BMI 18.5-24.9
腹囲(男性)84.9cm以下 (女性)89.9以下
収縮期血圧 129以下
拡張期血圧 84以下
心拍数(仰臥位)45-85
呼吸機能(スパイロメトリー)一秒率(%)70.0以上 %一秒量80.0以上(一秒率70.0%以上) %肺活量(%) 80.0以上
総たんぱく(g/dL)6.5-7.9
アルブミン(g/dL)3.9以上
クレアチン(mg/dL)(男性)1.00以下(女性)0.70以下
eGFR 60.0以上
尿酸(mg/dL)2.1-7.0
HDLコレステロール(mg/dL)40以上
nonHDLコレステロール(mg/dL)90-149
LDLコレステロール(mg/dL)60-119
中性脂肪(mg/dL)30-149
AST(GOT)(U/L)30以下
ALT(GPT)(U/L)30以下
γGTP(U/L)50以下

■健康診断の新たな基準値(血圧・BMI・肝機能・総コレステロール・LDLコレステロール)とは?|健診基準値が厳しすぎて健康な人でも上限超えてしまう!?

Doctor Themed Cupcakes

by Clever Cupcakes(画像:Creative Commons)

健診基準値、厳しすぎる…健康な人でも上限超え

(2014/4/4、読売新聞)

その結果、例えば最大血圧は、解析したデータの上限は男女とも147で、学会が定めた基準値129を上回っていた。一方、中性脂肪は女性の場合、基準値(30~149)の範囲に収まっていたが、男性は上限が大幅に上回り、男女差が見られた。

また、悪玉と言われるLDLコレステロールや、糖尿病の診断に使われるヘモグロビンA1c(エーワンシー)は、男女とも上限値が基準値を上回った。

いずれの項目も、男性では年齢による差はなかったが、女性は年齢が上がるにつれて数値も高くなった。

日本人間ドック学会と健康保険組合連合会は、健康な人であっても、性別や年齢によっても基準値を超えてしまうことがあり、現在使われている基準値は厳しすぎるとの研究結果をまとめました。

健診を受けることで健康かどうかをわかりやすくするための基準値を設けるというのは重要だと思いますが、現在の検診の状況というのは、本末転倒であって、健診を受けることで、健康な人が不安になってしまい、健康を損ねてしまうという状況を生み出しています。

総合的に判断できるように何らかの方法を考える必要があるのではないでしょうか。




■現行の判断値と新しい基準値の比較

【追記(2014/4/7)】

「健康」基準、緩めます 血圧・肥満度など、学会見直し

(2014/4/5、朝日新聞デジタル)

20140405健康診断の新たな基準範囲(日本人間ドック学会調べ)

参考画像:朝日新聞デジタル

■現行の判断値

収縮期血圧 130mmHg未満

拡張期血圧 85mmHg未満

肥満(BMI値) 25未満(男女とも)

肝機能(ALT<GPT>) 0-30

総コレステロール 140-199

LDLコレステロール 60-119

■新しい基準値

収縮期血圧 88-147mmHg

拡張期血圧 51-94mmHg

肥満(BMI値) 男性18.5-27.7 女性16.8-26.1

肝機能(ALT<GPT>) 男性10-37 女性8-25

総コレステロール 男性151-254 女性(30-44歳)145-238 女性(45-64歳)163-273 女性(65-80歳)175-280 

LDLコレステロール 男性72-178 女性(30-44歳)61-152 女性(45-64歳)73-183 女性(65-80歳)84-190 

健康診断の新たな基準範囲が発表されました。

肝機能は、男性が緩和されているのに対して、女性は少し厳しくなっています。

理由としては、アルコールを分解する肝臓の大きさも男性より小さいため肝障害のリスクが高いからと考えられます。

→ 脂肪肝 について詳しくはこちら

→ 肝臓 について詳しくはこちら

→ 肝臓の病気 について詳しくはこちら

→ → NASH(非アルコール性脂肪性肝炎) について詳しくはこちら

【関連記事】

総コレステロール・LDLコレステロールは、男性女性ともに基準値が大幅に緩和されており、女性の場合は、年齢で三段階設けられています。

→ コレステロール について詳しくはこちら

→ 悪玉コレステロール について詳しくはこちら







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発酵食品「酒粕」はLDLコレステロールを減らす働きがある!?ポイントは「レジスタントプロテイン」!

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■酒粕はLDLコレステロールを減らす働きがある!?

秋鮭の酒粕豆乳クリームシチュー #dinner 作った。美味しい!

by Ippei Suzuki(画像:Creative Commons)

今注目な健康食品! 飲む点滴といわれるお酒って!?

(2015/6/8、マイナビニュース)

甘酒の原料となる酒粕は、悪玉のLDLコレステロールを減らしてくれる働きがあるほか、ビタミンB群とアミノ酸がたっぷり詰まった栄養の宝庫であることから、昔から「飲む点滴」といわれていたそうです。

甘酒は「飲む点滴」ともいわれるほどですが、その原材料である酒粕はビタミンB群とアミノ酸が豊富な食品であり、LDLコレステロールを減らしてくれる働きがあるそうです。

→ 悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を減らす食事・食品 について詳しくはこちら

日本伝統あの発酵食で 驚きコレステ減効果!(2010/11/24、ためしてガッテン)の実験によれば、50gの酒かすを甘酒状にして、3週間飲み続けてもらったところ、動脈硬化の原因になるといわれているLDLコレステロール値が平均で8.2低下し、また便通が改善したそうです。

なぜ、酒粕でLDLコレステロールが低下するのでしょうか?

■ポイントは「レジスタントプロテイン」!

酒かすの原料となる米に含まれている「レジスタントプロテイン」は広い意味で食物繊維の仲間であり、その特徴は、「油を捕まえること」にあるそうです。

レジスタントプロテインは消化されにくいので、そのまま小腸へ行き、コレステロールなど食品の脂質や食べた油を捕らえ消化吸収されることなく体の外まで運び出してくれるそうです。

その結果、LDLコレステロール値が低下し、そして、便に含まれる脂質が増えることで柔らかい、出やすい便となり、便通が改善すると考えられるそうです。

また、酒粕は発酵食品でもあるので、便秘解消に役立つことが考えられます。

→ 便秘|便秘解消法・便秘の原因 について詳しくはこちら







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高コレステロール血症患者のLDLコレステロールの管理不徹底による心臓病の発症は年間約2.8万件と推計|東大大学院・サノフィ

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■高コレステロール血症患者のLDLコレステロールの管理不徹底による心臓病の発症は年間約2.8万件と推計|東大大学院・サノフィ

Rain drops keep fallin' on my head...

by Karl Reif(画像:Creative Commons)

サノフィと東大、「心臓病が個人と社会に与える経済面と生活面での影響調査」結果を発表

(2016/11/21、サノフィ(日経プレスリリース))

1. 高コレステロール血症患者がひとたび心臓病を発症すると、生活の質(以下、QOL)が低下し、年間47.5万円の生産性損失が発生する

2. 心臓病によって、社会全体で年間約704.5億円の経済損失が発生している

3. 2025年までに心臓病の超過発生件数は合計約28万件になる

サノフィ株式会社と東京大学大学院薬学系研究科・五十嵐中特任准教授の共同研究によれば、高コレステロール血症の患者が心臓病を発症すると、経済面・生活面で大きな影響があるという結果が出ました。

※今回のニュースリリースにおける「心臓病」は、狭心症および心筋梗塞に代表される虚血性心疾患をいいます。

■まとめ

・LDL-Cの管理不徹底による心臓病の発症は年間約2.8万件(2)と推計された

・団塊の世代が後期高齢者になり高齢化がピークに達する2025年までの10年間で、LDL-Cの管理不徹底による心臓病はさらに約28万件(5)(グラフ1)発生すると推計された

LDLコレステロールのコントロールが徹底できなかったことによる心臓病の発症は年間約2.8万件と推計され、また、2025年までの10年間で約28万件発生すると推計されるそうです。

今回の調査結果を受けて、東京大学大学院の五十嵐中特任准教授は、高コレステロール血症患者における心臓病の発症の予防がいかに重要かを訴えています。

 「心臓病を発症する前は高コレステロール血症には症状がないため、放置されがちです。しかしながら、一度、心臓病を発症すれば、経済や生活の面で大きな負担を感じる可能性があることが、本調査で確認されました。今後も食習慣の欧米化と高齢化に伴って、LDL-C値が高い高コレステロール血症の患者さんが加速度的に増加し、個人だけでなく社会にもより大きな損失が出ることが予測されます。LDL-Cの影響は徐々に蓄積されていくもので、高コレステロール血症の患者さんがLDL-C値を日々管理することで心臓病を予防することは、個人にとっても社会的にも重要です」

今回の共同研究によれば、高コレステロール血症患者は一度でも心臓病を発症すると、経済面・生活面で大きな負担になる恐れがあることがわかりました。

脂質異常症推計患者数(年代別)|平成26年患者調査|厚生労働省
脂質異常症推計患者数(年代別)|平成26年患者調査|厚生労働省

参考画像:サノフィと東大、「心臓病が個人と社会に与える経済面と生活面での影響調査」結果を発表(2016/11/21、サノフィ(日経プレスリリース))|スクリーンショット

また、男女とも50歳を超えると高コレステロール血症が急激に増加することから、今後高齢化に伴ってますます心臓病患者が増えていくことが予想されます。

そのためにも、いかに高コレステロール血症の患者がLDLコレステロール値をコントロールするかが重要になるということですね。




続きを読む 高コレステロール血症患者のLDLコレステロールの管理不徹底による心臓病の発症は年間約2.8万件と推計|東大大学院・サノフィ

グルコラファニンが豊富なブロッコリーを食べると悪玉コレステロール値が下がる効果がある!?

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コレステロールというと、コレステロール値が高いので食事を控えなければと考えている方も多いと思います。

しかし、コレステロールには、細胞膜を作る・筋肉を作るホルモンの原材料・栄養分の分解・栄養を吸収する胆汁酸の原材料、としての重要な役割があります。

確かに、脂肪の多い食事やカロリーの摂りすぎで必要以上に肝臓からコレステロールを作り出してしまったり、またコレステロールの摂りすぎで、コレステロールのバランスが崩れて血中コレステロール値が高くなってしまい、高コレステロール血症や動脈硬化などの病気を引き起こしている方が増えています。

「悪玉コレステロール値が心配」という悩みを抱えていると毎日不安ですが、そんな悩みがなくなれば、ストレスなく楽しい毎日が過ごせて長生きすることができますので、悪玉コレステロールを下げる食品・食事で予防を行ないましょう!




■グルコラファニンが豊富なブロッコリーを食べると悪玉コレステロール値が下がる!?

broccoli sprouts

by Julie Gibbons(画像:Creative Commons)

あの野菜に悪玉コレステロールを減らす効果があった!?

(2015/6/15、itmediaビジネス)

英国の研究グループは、このグルコラファニンが豊富なブロッコリーを食べることで血液中の悪玉コレステロールを効果的に下げることができるのではないかと考え、調査を行いました。

<中略>

その結果、2回ともに、グルコラファニンを多く含むブロッコリーを食べたグループは普通のブロッコリーを食べたグループよりも血液中の悪玉コレステロールの含量が減少したことがわかりました。

グルコラファニンが多く含まれる「ベネフォルテ」と呼ばれるブロッコリーを食べたグループは普通のブロッコリーを食べたグループよりも悪玉コレステロール値が減少したそうです。

ベネフォルテが近くのスーパーに売っていない場合は、ブロッコリースプラウトでも同じ効果が期待できるようです。

高グルコラファニンブロッコリーを摂取することでLDLコレステロールが下がるという研究結果が出ています。

スーパーでベネフォルテというブロッコリーを見つけたら食べてみてはいかがでしょうか?

売ってない場合には、ブロッコリースプラウトでもいいそうなので、食事に取り入れてみてください。




【追記(2016/12/7)】

ブロッコリーやキャベツに含まれる「SMCS」はLDLコレステロールを下げる効果があるによれば、野菜には、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の酸化を抑える抗酸化作用やコレステロールを体の外に排出させる食物繊維の働きによって、コレステロールを下げる効果が期待されています。

野菜のコレステロールに対する効果はそれだけではなく、最近の研究によれば、アブラナ科のブロッコリーとキャベツに含まれる天然アミノ酸の「SMCS(S-メチルシステインスルホキシド)」が、コレステロールから胆汁酸への変換を促進して血中LDLコレステロールを低下させる効果があることが分かったそうです。

コレステロールは肝臓で酵素によって胆汁酸に変化し排出されますが、SMCSはその酵素の働きを活性化させる働きがあり、肝臓における胆汁酸の合成を促進し、胆汁酸に変化し排出されるコレステロールの量を増やします。

コレステロールの新常識(LH比・悪玉コレステロールを減らす食事・善玉コレステロールを増やす運動)|#主治医が見つかる診療所によれば、野菜(ブロッコリー・キャベツ)に含まれるSMCSは悪玉コレステロールを分解して排出する酵素の働きの活性化を促すと言われています。

→ 悪玉コレステロールを減らす方法|LDLコレステロールを下げる食品・食事 について詳しくはこちら







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