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ゲッターズ飯田さん、尿路結石で4回目の手術!毎日水を2リットル飲んでも尿路結石の再発防止はできないの?




ゲッターズ飯田 4回目の手術を報告…「また数年後にはできると」「毎日2リットル飲んでいたのに」(2026年7月2日、スポーツ報知)によれば、ゲッターズ飯田さんは尿路結石(1.3mmと2mmの2つの石)のために4回目の手術を受けたそうです。

この記事の中で気になったのが、

「4月の論文で尿路結石には水は関係ないと そんなに飲んでも飲まなくてもほぼ関係ないと 最近論文で出てみたい」

という部分です。

この論文について調べてみました。

【参考文献】

■背景

これまでの常識では、腎結石などの尿路結石は尿が濃くなることできやすくなることから、長年1日2-2.5リットル以上の尿量を目指して水分をたくさん摂取することが再発予防の基本として広く推奨されてきました。

■結果

水分摂取を強く促す行動介入(目標設定+コーチング+テキスト通知+達成時の報酬など)しても再発予防効果は限定的。

■疑問

1)水分摂取自体が尿路結石に役立たないのか?

研究者たちは「水分摂取の重要性を否定するものではない」と強調しています。

理論的には尿を薄めて結晶形成を防ぐ効果は理にかなっており、過去の小規模研究でも支持されていました。

ただ、「十分な量(2.5L以上の尿量)」を長期間維持できなければ効果が出にくいという現実が浮き彫りになった形です。

2)行動介入しても行動変容が起きなかったのか?

行動介入をすることで一部は行動変容が起きています。それは尿量の増加で証明されています。しかし、十分ではなく、強力な支援(コーチング・報酬・通知・スマートボトルなど)を使っても、日常的に2.5L超の尿量を持続的に達成するのは極めて難しかったということです。

アドヒアランス(患者が自身の病気や治療方針について十分に理解し、納得した上で、自ら主体的に治療(服薬や生活習慣の改善など)に取り組むこと)の壁が大きいことがわかります。

3)水分摂取増加が尿量増加に直接つながらなかったのか?

水分摂取の増加が尿量の増加につながりましたが、十分ではなかったようです。

また飲む量が増えても、汗・気候・生活習慣などで尿量への反映が限定的だった可能性があります。

■まとめ

この研究のポイントは、1)尿路結石の再発防止には水分摂取をすることが大事だが、それを継続するのが難しいこと、2)行動介入をしても実際に行動変容するのは難しく、結果としても尿量の微増止まりで再発防止にならなかったこと、3)水分摂取だけでなく、食塩の制限、食事内容の見直し、薬物療法などの組み合わせも検討が必要なこと。

水分摂取 → 尿路結石の再発防止となれば、簡単なアドバイスになるのですが、水分摂取以外にも生活習慣の改善が必要であることから行動変容を促すことの難しさ、強力に介入しても効果は限定的であることから、ではどのようにしたら再発防止できるのかがわからないというのが一番の問題点ではないかなと思います。

ゲッターズ飯田さんの「毎日2リットル飲んでいたのに再発した」という経験は、今回の研究で示された課題を象徴しています。

水分摂取自体は尿路結石予防に間違いなく重要ですが、毎日2Lの水を飲んでいたからといって、必ずしも「十分な尿量(2.5L以上)」につながるとは限らず、個人差(汗の量、気候、生活習慣、代謝など)も大きいため、「水を飲んでいたのに再発した」というケースは少なくありません。

●行動変容を促しても、日常的に目標尿量を持続するのは困難。

●水だけに頼るのではなく、食塩制限・食事バランス(シュウ酸・カルシウムなど)・必要に応じた薬物療法との組み合わせが重要。

●何が「足りなかった」のかは個人によって異なるため、24時間尿検査などで自分に合った対策を専門医と相談するのが現実的です。

■補足

結石対策|尿路結石予防に抗酸化物質を摂取してオステオポンチンの働きを抑制しよう|#ためしてガッテン(#NHK)によれば、尿が酸性化していると結石ができやすいそうです。

肉食中心の食生活をしていると、尿が強い「酸性」に傾き、結晶の原因になるそうです。

リトマス試験紙で、phが5.5.以下が3日以上続く場合は、結石ができやすい生活習慣だと考えられるため、食生活など生活習慣の改善が必要。

●「結晶」を固めて「結石」へと成長させているのは、「オステオポンチン」。

オステオポンチンは、腎臓の細胞がシュウ酸の攻撃に反応して出す物質なのだそうで、シュウ酸は体にとって猛毒であるため、オステオポンチンがシュウ酸カルシウムとして固めていることで体を守っていると考えられるのですが、このオステオポンチンが働きすぎると、結石となってしまうそうです。

お茶や青魚、ブルーベリー、大豆、かぼちゃ、にんじんなどに含まれる「抗酸化物質」を摂取することで、オステオポンチンの働きを抑制できるそうです。

→ 抗酸化作用・抗酸化物質を含む食品 について詳しくはこちら

●また、肉や卵などの尿を酸性にする食品を多く摂取していると、尿中の結晶が増え結石のリスクが高まるので、野菜や海藻類、果物などを摂取して、バランスの良い食事に改善することによって結石のリスクは減るそうです。

●コレステロールを多く含む食品は結石の原因となるので気をつけましょう。

→ コレステロール について詳しくはこちら

●結晶の材料である「シュウ酸」を含む食品や「プリン体」を含む食品の過剰な摂取も避けた方がよいそうです。

→ 腎臓結石・シュウ酸を含む食品 について詳しくはこちら

→ プリン体を多く含む食品 について詳しくはこちら







「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

※ このブログは、「結論」としての正解ではなく、明日への判断材料としてのヒントを示すことを目的としています。

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単発の健康情報やレシピの話ではありません。

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毎日のコーヒー1杯が肝硬変や肝臓がんのリスクを下げる可能性がある!




Clinical Gastroenterology and Hepatology誌に掲載された研究によれば、コーヒーを飲む量が多いほど、肝硬変・肝臓がんのリスクが低下することがわかりました。

【参考文献】

■結果

1日5杯以上のグループでは、肝硬変リスク 32%減、肝臓がんリスク 47%減、肝臓関連死亡リスク 42%減。

カフェイン入りでもデカフェでもほぼ同じ効果だったことから、コーヒーが肝臓にもたらす効果はカフェインではなく、抗酸化作用による可能性が高い。

MRI画像所見(目に見える肝臓の状態)によれば、コーヒーをたくさん飲む人は肝臓の脂肪が少ない、鉄分が少ない、炎症・線維化(cT1値)が低い。

タンパク質解析(体の中で何が起きているか)によれば、コーヒー摂取量が多い人では肝臓の合成機能関連タンパク質(トランスサイレチン、セレノプロテインPなど)が増加、線維化(瘢痕化)を進めるタンパク質やマクロファージ活性化マーカーが減少。

つまり、コーヒーをたくさん飲む人は、画像でも、分子レベルでも肝臓の状態が良いことがわかりました。

■【補足】

ポリフェノール摂取で肝臓がんリスクが下がる!で紹介した国立がん研究センターによれば、総ポリフェノール摂取量が多いグループは最も少ないグループに比べて肝臓がんのリスクが低くなり、摂取量が最も多いグループでは男性で34%、女性で37%、肝臓がんのリスクが低下していることが分かったそうです。

ポリフェノールは、強い抗酸化作用や抗炎症作用を有するため、がんの予防に寄与することが期待されています。

ポリフェノールとして一般的に知られているものには、カテキン(緑茶)、アントシアニン(ブルーベリー)、コーヒーポリフェノール(クロロゲン酸)などがあります。

今回の研究によれば、総ポリフェノール摂取量が多いほど肝がんにかかるリスクが低いという結果が出ました。

動物実験ではコーヒー由来のポリフェノールであるクロロゲン酸が肝臓の酸化ストレスや肝がん細胞の増殖を抑制することが示されており、また、世界がん研究基金によるがんのリスク・予防要因の評価では、コーヒー摂取は肝がんをほぼ確実に予防すると結論づけていることから、コーヒー由来のポリフェノールによるがん予防効果が影響したと考えられます。

ベリー類、お茶、ダークチョコレート、リンゴなど多様なフラボノイドを含む食品を摂ると病気のリスクが下がり、寿命を延ばす可能性がある!によれば、お茶、ベリー類、ダークチョコレート、リンゴなど、フラボノイドを豊富に含む色とりどりの食品を摂取する人は慢性疾患のリスクを大幅に低減し、寿命を延ばす可能性があることがわかりました。

コーヒー摂取量が多いと、肝がん発生リスクは低くなる|厚労省研究班で紹介した厚生労働省研究班によると、コーヒー摂取量が多いと肝がんリスクは低下すると発表したそうです。

コーヒーについては、「ほとんど飲まない」に対し、「1日1杯未満」は67%、「1日1-2杯」は49%、「1日3杯以上」は54%となり、それぞれ肝がん罹患のリスクが下がっていました。

一日の食生活の中でコーヒーから最も多くのポリフェノールが摂取されている|お茶の水女子大大学院で紹介したお茶の水女子大大学院の近藤和雄教授の調査・研究によれば、一日の食生活の中で仕事の合間や食後に飲むコーヒーから最も多くのポリフェノールが摂取されていることが分かったそうです。

■まとめ

適度にコーヒーを摂取する習慣は、肝臓病予防になりうるのではないでしょうか?

→ 肝臓がんの症状(初期・末期) について詳しくはこちら

→ 肝臓がん予防によい食事・食べ物 について詳しくはこちら







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NHK「あさイチ」/健康診断の「ちょい悪(B判定)」放置は危険!特に見るべき4項目と体重5%減の効果/2026年6月30日




2026年6月30日放送のNHK「あさイチ」のテーマは「健診結果・見落としがちな“危険サイン”とは?」。

■血管の傷み・動脈硬化リスクに関わる4つの項目

  1. 血圧
  2. LDLコレステロール(悪玉コレステロール)
  3. 血糖値
  4. 尿酸値

1つだけでなく、複数の項目や腹囲・BMIとの組み合わせで血管への負担が増すので、ちょっと悪いけど大丈夫ではなく、「ちょい悪」が少しずつ重なると危険なサインと捉えたほうが良いようです。

【補足】

【トリセツショー】100キロカロリーカードで健康診断オールAの近道!

レベル1:ダメージが潜在的に進行している段階
レベル2:傷み始める段階
レベル3:血管が変化する段階
レベル4:健康障害が出る段階。

進行度は4段階で示されて、レベル2(傷み始める段階)で早めの対策に取り組みましょう!

■B判定の放置が危ない理由

B判定(基準値ギリギリの「ちょい悪」)の放置が危険です。

その理由は、自覚症状がなく「まだ大丈夫」と安心しがちですが、じわじわ動脈硬化が進み、突然死リスクが高まる可能性があるため。

去年より悪化傾向や複数項目のグレーゾーンにある場合には注意が必要です。

■改善のカギは体重5パーセント減!

70kgの人なら約3.5kg減(1日140kcal程度の調整)するとよいそうです。

内臓脂肪を減らすと多くの数値が改善しやすいです。

ご飯を少し減らす、おやつをチョコ→枝豆に置き換えなど無理のない変化でOK。

番組のケースでは、基準値オーバー17項目の人が3週間で体重-2.5kg、尿酸値以外が改善しました。

【補足】

現在の体重から4%痩せるだけで血糖値が改善する!|なぜわずかな減量で血糖値が下がるのか?|#ためしてガッテン(NHK)によれば、「現在の体重から4%やせるだけで、多くの場合、血糖値が改善する」ということがわかりました。

肥満の人の多くは脂肪肝(肝臓に脂肪がたまっている状態)になっているため、糖を取り込む能力が落ち、血糖値が上がっているそうです。

しかし、肝臓につく脂肪は「つきやすく落ちやすい」という性質があり、わずかな減量をするだけでも肝臓につく脂肪が落ちてしまうそうです。

肝臓につく脂肪が落ちることで、肝臓の貯蔵タンクが回復し、糖を取り込む能力が戻り、血糖値が下がるそうです。

【関連記事】

■LDLコレステロール

運動より食事改善が効果的。

レバー・卵・魚卵・乳製品・脂身の多い肉などの摂りすぎに注意。

抗酸化作用の野菜や青魚(EPA/DHA)がおすすめ。

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血圧

血管にもっともダメージを与える原因と考えているのが血圧。

高血圧に相当する150を水圧に換算すると水を約2m吹き上げる力に相当し、ダメージを負った血管は変形しもろくなってしまいます。

さらに高尿酸・高血圧高血糖高LDLの状態だと血管内にプラークと呼ばれるコブができ、薬を使っても取り除くことができなくなるそうです。

野口さんが尼崎市役所にいたころ、若い人でも脳卒中や心筋梗塞で亡くなっていたそうで、気になり直近の健診データを調べてみたが明らかな原因は見当たらなかったという。

そこで過去20年分の健診結果を徹底的に調査したところ、少し悪い数値がいくつも重なったり長期間続くと突然死につながることがわかった。

【補足】

閉経後の女性でLDLコレステロールの数値が上がったら、どのように食事に気を付けたらいいの?【モーニングショー】

野口さんによれば「わずかな異常でも、重なり出すと血管障害が進む可能性が高い。血管障害の進行は、自覚症状がないのが最大の特徴。経年変化をチェックすることで、対策方法が見えてくる」ということでした。

このアドバイスから学べることは、

1)人間ドックなどの血液検査でわずかな異常をそのままにしない

2)わずかな異常でも重なりだすと血管障害が進む可能性が高い

3)単年度で見るのではなく、経年変化をチェックすることが大事

尿酸値

尿酸値とは血液に含まれる尿酸の濃度で値が高くなると尿酸が結晶化し血管に深刻なダメージを与えます。

つまり痛風は血管が傷み始めているサインでもあるのです。

トリセツショーでは「尿酸値の取扱説明書」の中で100kcalカードについて取り上げました。

「マイナス100キロカロリーカード」を一日3枚選んで実行すれば、一日の目標である300キロカロリーが達成できるというものです。

→ マイナス100キロカロリーカード についてはこちら

【ガッテン】100キロカロリーカードを活用した1日50gダイエットのやり方!肝臓の脂肪から分泌される「ヘパトカイン」がメタボの原因になる!

メタボを改善するためには標準体重にする必要があると思われていましたが、体重の3%を減らすだけで、脂質代謝異常や高血圧、高血糖の改善が期待されます。

つまり、極端に体重を減らす必要はないのです。(標準体重を目指して急激なダイエットをすると、リバウンドしたり、肝臓への負担がかかる恐れもあります)

番組が提案したのは1日50gの減量を目指す「1日50gダイエット」。

一日50gの減量と聞くと少ないように見えますが、1か月で1.5kgの減量になります。

1日50gを減らすためには、1日300kcalを目安に減らす必要があります。(脂肪で換算した場合)

「マイナス100キロカロリーカード」を一日3枚選んで実行すれば、一日の目標である300キロカロリーが達成できるというものです。

→ マイナス100キロカロリーカード についてはこちら

■その他

〇眼底検査:体の中で唯一直接血管を見られる検査。心臓・脳の血管状態も推測可能。
〇がん検診:生活習慣病の健診とは別。年齢・性別に足りないものを補う。
〇健診前だけ食事を控えてしまうと「本当の状態が見えにくいのでもったいない」。







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うつ病は脳だけの病気ではなく、腸内細菌+環境汚染物質による炎症も原因の一つ!?




ハーバード大学の研究によれば、うつ病は「脳の病気」ではなく「腸の病気」かもしれないそうです。

ハーバード大学医学大学院の研究チームが、腸内細菌の1つである Morganella morganii(モルガネラ・モルガニー) がうつ病に関与する具体的なメカニズムを明らかにしました。

M. morganiiが環境汚染物質「ジエタノールアミン(DEA)」を取り込んで異常な分子を作り、炎症を引き起こすことが判明しました。

この異常分子は、通常のリン脂質とは異なり、免疫システムを活性化させ、特に IL-6(インターロイキン-6) という炎症性サイトカインを大量に放出します。

慢性炎症はうつ病と深く結びついていることが知られており、これが「腸→炎症→脳」への影響の1つの説明になると考えられます。

つまり、腸内細菌+環境汚染物質の組み合わせが、炎症を通じてうつ症状に関与する可能性があります。

■まとめ

「腸脳相関(ちょうのうそうかん)」とは、全身の司令塔である「脳」と消化器官である「腸」が、自律神経やホルモンなどを介して互いに深く影響し合う仕組みのことです。

腸は第二の脳と言われるほど敏感で繊細な臓器で、悩み事があったりするとトラブルが起こると考えられます。

セロトニンの97〜98%は消化管の中にあるそうで、腸のセロトニンはストレスがかかると働きが活発になるそうです。

今回のケースでいえば、うつ病は脳の病気だけに限られたものではなく、腸内微生物叢(マイクロバイオーム)と炎症が鍵になるケースがあるということなんですね。

【参考文献】







「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

※この情報は、テレビ番組の情報をベースに、25年間の運営実績を持つハクライドウが科学論文を参考にさらに補足を加えています。

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日常的にキノコを食べる習慣を持つとうつ病リスクを下げてくれる可能性




ある研究によれば、キノコを食べる人は、食べない人に比べて抑うつのリスクが有意に低いことがわかりました。

■背景

キノコは抗酸化物質や抗炎症成分が豊富で、がんや生活習慣病のリスクを下げる可能性が以前から指摘されています。特に、エルゴチオネイン(キノコに多く含まれる抗酸化物質)は脳の酸化ストレスを減らし、精神疾患の予防に役立つかもしれないと考えられています。そこで、研究者たちは「日常的にキノコを食べる人は抑うつ症状が少ないのではないか?」を、大規模な米国データで調べました。

■結果

●全体の抑うつ有病率は約5.9%。
●キノコを食べる人は、食べない人に比べて抑うつのリスクが有意に低いことがわかりました。
●特に「中くらいの摂取量」のグループでは、食べないグループに比べて抑うつのオッズが約69%低いという強い関連が見られました。
●しかし、「たくさん食べる」グループではさらにリスクが下がるという「量が多いほど効果大」は明確ではなかったそうです。適度に食べるだけで十分な可能性があります。
●キノコを食べる人は、教育レベルが高い非ヒスパニック白人女性にやや多かったという特徴もありました。

■なぜキノコが抑うつリスクを下げるのに効果的なのか?の仮説

●キノコに含まれるエルゴチオネインが抗酸化・抗炎症作用を発揮し、脳の細胞を保護する。
●カリウムが不安を和らげる可能性。

【補足】

【キノコ業界に朗報!】きのこが認知症を救う!?キノコをたくさん食べる高齢者はMCI(軽度認知障害)の発症リスクが低い!|シンガポール国立大学(NUS)によれば、過去の研究結果から、シンガポールに住むMCIの症状がある高齢者は同年齢の健康な人たちと比べ、血漿中のエルゴチオネイン濃度が大幅に低下していたことがわかっていることから、エルゴチオネインを今後の研究対象とすることを決めているそうです。

認知症の発症リスクが高いのは、脳卒中の経験がある人、糖尿病や心臓病の持病がある人、握力が弱い人、うつ傾向がある人で紹介した国立長寿医療研究センターなどのチームによれば、うつ傾向がある人は認知症を発症するリスクが高いそうです。

つまり、認知症に良い食べ物やうつ病予防に良い食べ物というように分けて考えるよりも、何らかの関連があると考えて、食事をすることにより、同時に予防ができると考えてもいいのではないでしょうか?

葉酸がうつ病予防に効果がある|多目的コホート研究によれば、男女ともに、野菜や果物、いも類、大豆製品、きのこ類、海そう類、脂の多い魚、緑茶などが関連した健康型食事パターンにより自殺のリスクが低下するという結果が得られました。

この理由として、この食事パターンのスコアが高い群では、葉酸や抗酸化ビタミン(ビタミンCやカロテン)の摂取が多いことによると考えられます。

葉酸や抗酸化ビタミンは、自殺の危険因子として知られているうつに対して予防的に働くことが報告されており、食事パターンとして総合的にみることで、これらの栄養素の相乗効果も期待できます。

→ 葉酸の多い食べ物・食品・サプリ について詳しくはこちら

■まとめ

今回の研究を参考にすれば、日常的にキノコを食べる習慣を持つと抑うつリスクを下げてくれる可能性があります。

【参考文献】







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