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ばあちゃん(母)を脳神経内科で診てもらった経験を活かしてやりたいことは「記録(ライフログ)」




今回ばあちゃん(母)を脳神経内科で診てもらった経験を生かして今後改めてやっていきたいと思ったことは「記録」です。

→ ばあちゃん(母)がデイサービスで「白目をむいた」と報告があったので脳神経内科で受診した結果は?

今回のケースでいえば、本人はその時の記憶がなかったので、デイサービスで付き添っていた方々が感じたことをきちんとメモをして病院を受診しました。

何か異変が起きた時に、「いつ」「どこで」「何が」「どのように」起きたのかを記録しておくと医師から質問を受けた際に答えやすいですね。

そして、日常の中でより詳しくメモを取っておくと今後の違和感の参考になるかと思います。

頭痛の症状を伝える際の8つのポイントとは?

1.頭痛は何歳ごろから起こり始めたのか?

2.頭痛の頻度

3.1回の頭痛が続く時間

4.頭のどの辺りが痛いのか?

5.どんな感じで頭痛を感じるのか?

6.頭痛の重症度

7.頭痛以外に起こる症状の有無

8.どんなきっかけで頭痛が起こるのか?

お医者さんができるのは、検査のデータを見ることと、直接対面している患者の表情や体の動きであり、本当に具合が悪くなった時の状況は本人や周りに居合わせた人にしかわかりません。

また一回だけ起きたのか、継続的に起きたのかによっても違ってきます。

AIによって医療がますます進歩することが期待されますが、日々の記録をとる習慣(ライフログ)もよりよい医療を受けるために重要になってくるのではないでしょうか?

例えば、音声AIに日々起きたこと、日記のように話しかけることで、ちょっとした違和感を残して置いたり、いつもと違う声色を何かのサインとして記録することがスタンダードになっていくのではないでしょうか?

そしてそのデータを電子カルテ×マイナンバー×日々の違和感の記録を組み合わせることによって、医師に診てもらった際にヒントになっていくような時代がすぐそこに来ているように感じます。







ばあちゃん(母)がデイサービスで「白目をむいた」と報告があったので脳神経内科で受診した結果は?




2025年12月5日。

デイサービスから「ばあちゃん(母)が白目をむいた(すぐに回復)。他にも血圧が高いことや、左足の動きが数か月前から悪くなっているので、専門外ですが、首の神経から来ているのではないかと思い、時間があるときに脳神経外科・内科で診てもらってくださいと」とのことで電話がありました。

2025年12月6日。

立ち上がるとふらつきそうで、いつもより頭がぼうっとする、足が動きづらいということで朝から病院を受診しました。

ばあちゃんは心配してドキドキしていました。

問診、心電図、医師との話(両手を出してグーパー、手で10数える、人差し指で先生の指を触る・自分の鼻を触れるを繰り返す、立った状態を見る)の中で出た結論は、次の通りでした。

「血圧が低くなると脳貧血を起こして白目をむくことがある。声をかけてすぐ戻ってくるようだったら問題ないです。神経麻痺で左足だけがなるということは考えられず、もしあるとしたら、両手両足に何らかの症状が現れるはずですが、左足以外に何も症状が現れていないので、神経からくる麻痺ではないです。」

「白目をむく」というのは高齢者にはよくあることなのだそうで、立ちっぱなし、座りっぱなしで、動くと脳に血液が行かずに脳貧血のような症状を起こしてしまい、白目をむくのだそうです。

先生の話を聞いてばあちゃんはほっとした様子。

家に帰って早速ご飯を食べました(笑)







IKKOさんの病気は顔面神経麻痺!耳鼻科を受診するとよい理由とは?




2025年12月5日放送のフジテレビ『サン!シャイン』に出演したIKKOさんは「末梢神経の顔面麻痺」と告白しました。

気になったのは、自身の顔に異変を感じて脳神経外科でMRI検査を受けて「脳に問題はない」といわれて、耳鼻科を受診してみたという話。

体に異変を感じても、どこに受診したらいいのかわからないものですが、「顔の表情が動かない」という時に耳鼻科を受診したという話がピンとこなかったので、調べてみました。

顔面神経麻痺ってどんな病気?原因・治療・リハビリまでによれば、耳鼻科の受診が顔面神経麻痺の早期診断、早期治療につながるそうです。

顔面神経は、顔面の筋肉を動かす大事な神経です。この神経の通り道の大部分が耳の骨、耳下腺、顔面にあり、これらはすべて耳鼻科の領域内にあります。この神経に何らかの異常が生じると顔面神経麻痺が起きます。

顔面神経の通り道の大部分が耳鼻科の領域内であり、この神経に何らかの異常が生じると顔面神経麻痺が起きるので、耳鼻科を受診することが早期の診断につながるということなんですね。

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俳優・中島ゆたかさん死去。病気は大腸がん。

俳優・中島ゆたかさんが大腸がんのため亡くなっていたと報じられています。73歳でした。

→ 大腸がんとは|大腸がんの症状・初期症状・原因・予防 について詳しくはこちら

大腸がんのステージ分類(0・1・2・3・4)の基準とは

ステージ0 がんが粘膜の中にとどまっている。

ステージ1 がんが筋肉の層にとどまっている。5年生存率90%

ステージ2 がんが筋肉の層を越えている。5年生存率80%

ステージ3 リンパ節転移している。5年生存率60-70%

ステージ4 肝臓・腹膜・肺などの違う臓器に転移。5年生存率10%

【脳腫瘍 関連記事】

■有名人と大腸がん

多くの有名人の方が大腸がんになったことがニュースになっています。

■大腸がんの症状

■大腸がんのリスク要因

■大腸がんの治療・予防

■大腸がんになりにくい体質にするための方法

大腸がんでは、直系の親族に大腸がんの人がいることは、大腸がんのリスク要因とされていますが、生活習慣を改善することによって大腸がんになりにくい体質にすることも可能なのだそうです。

●禁煙

●アルコールを控える

肥満や飲酒なども大腸がんリスクとされています。

大腸がん予防方法・大腸がんの危険度チェックによれば、最もリスクが高いのは飲酒。

飲酒による大腸がんのリスクは一日に日本酒を1合⇒1.4倍、2合⇒2.0倍、3合⇒2.2倍、4合⇒約3倍となっているそうです。

葉酸代謝と大腸腺腫との関連|国立がん研究センターのがん検診受診者を対象とした研究 |国立がん研究センター

アルコール摂取と大腸腺腫との間には、統計学的有意な正の関連が見られました(傾向性P = 0.04)。非飲酒グループに比べ、週300g以上飲酒している大量飲酒グループでは、大腸腺腫のリスクが約1.5倍上昇していました。

飲酒と大腸がんリスク|科学的根拠に基づく発がん性・がん予防効果の評価とがん予防ガイドライン提言に関する研究|国立がん研究センター

男性では、23-45.9g/日、46-68.9g/日、69-91.9g/日、92g以上/日のグループでまったく飲まないグループよりもそれぞれ1.4倍、2.0倍、2.2倍、3.0倍と、量が増えるほどリスクが高くなりました。1日のアルコール摂取量が15g増えるごとに、大腸がんリスクが約10%増えると推定されます。部位別には、結腸がんでも直腸がんでも同様の傾向が見られました。

女性では、23g以上/日のグループでまったく飲まないグループよりも大腸がんリスクは1.6倍、結腸がんリスクは1.7倍、直腸がんリスクは2.4倍高いという結果でした。男性と同様に、1日のアルコール摂取量が15g増えるごとに、大腸がんリスクが約10%増えると推定されます。

アルコールの摂取量が増えれば増えるほど大腸がんのリスクが増えるという結果が出ています。

葉酸代謝と大腸腺腫との関連|国立がん研究センターのがん検診受診者を対象とした研究 |国立がん研究センター

アルコールには、葉酸の腸吸収を阻害したり、腎排泄を促進したりする作用があるため、その摂取により体内の葉酸レベルが低下することが知られています。

●運動

運動は、大腸がん予防に非常に効果が高いことがわかっているそうです。

全身運動(水泳・ジョギング・ダンスなど)がおすすめなのだそうです。

大腸がん危険度チェックによれば、毎日合計60分歩く程度の運動をしていない方が運動不足に該当します。

→ 大腸がんとは|大腸がんの症状・初期症状・原因・予防 について詳しくはこちら

■大腸ポリープ・大腸がんを予防する方法

●葉酸

【みんなの家庭の医学】大腸がん予防に葉酸の多い海苔|10月20日によれば、大腸がんのリスクを高める大腸ポリープのできやすさと葉酸の濃度には関係があるといわれ、血液中の葉酸濃度の値が8ng/ml(ナノグラム)以上あれば、女性なら大腸ポリープの頻度が約2割減、男性なら約5割減するそうです。

→ 葉酸の多い食品 について詳しくはこちら

→ 葉酸の効果|妊娠初期・うつ・動脈硬化・大腸がん について詳しくはこちら

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■葉酸代謝が大腸がんの発がんの初期段階で重要な働きを示している

葉酸代謝と大腸腺腫との関連|多目的コホート研究|国立がん研究センター

大腸発がんには、DNAのメチル化が関わっていると考えられています。適切なDNAメチル化の維持には、葉酸が重要な役割を果たしていることが知ら れています。葉酸は、メチレンテトラヒドロ葉酸還元酵素(MTHFR)、メチオニン合成酵素(MTR)、メチオニン合成酵素還元酵素(MTRR)などの酵素群とビタミンB2、B6、B12などの補酵素群の働きにより代謝され、DNAのメチル化に必要なメチル基を供給しています(図1)。

葉酸、ビタミンB2、B6、B12摂取については、大腸腺腫との間に統計学的有意な関連は見られませんでした。

大腸がんの発がんにはDNAのメチル化がかかわっていると考えられており、葉酸が重要な働きを果たしていると考えられますが、葉酸、ビタミンB2、B6、B12摂取と大腸線種との間に統計学的な関連は見られなかったようです。

メチオニン合成酵素 の遺伝子多型とアルコール摂取および葉酸摂取との間に交互作用を認めたことは、「葉酸代謝が大腸発がんの初期段階において重要な役割を果たしている」とするこれまでの研究結果を支持するものであると考えられます。

ただ、葉酸代謝が大腸がんの発がんの初期段階で重要な働きを示していることは間違いないようです。

■葉酸濃度が高くても大腸がんリスクが下がるという関連は見られない

血中の葉酸と大腸がん罹患との関係について|多目的コホート研究|国立がん研究センター

これまでの研究では、葉酸が不足している場合に、わずかに大腸がんリスクが高くなることが示されていますが、日本人の多くでは必要な量が摂取されているため、その中での差が見られなかったという可能性があります。また、葉酸は、大腸がんの多段階発がんの初期の段階では予防的に働くにも関わらず、進行した段階ではかえって促進するという可能性を示す研究結果もあります。また、ある特定の遺伝子多型のタイプの人やアルコールを多量に飲む人で、葉酸不足によって大腸がんリスクが高くなるという研究結果もあります。

葉酸と大腸がんの関係については様々な研究が行なわれています。

  • 葉酸が不足している場合に、わずかに大腸がんリスクが高くなる
    しかし、日本人の多くでは必要な量が摂取されているため、その中での差が見られなかったという可能性
  • 葉酸は、大腸がんの多段階発がんの初期の段階では予防的に働くにも関わらず、進行した段階ではかえって促進するという可能性
  • ある特定の遺伝子多型のタイプの人やアルコールを多量に飲む人で、葉酸不足によって大腸がんリスクが高くなる

多目的コホート研究では、男女とも、葉酸濃度が高くなっても、大腸がんリスクが下がるという関連はみられませんでした(図1)。また、飲酒量でグループ分けしても、結腸がんと直腸がんに分けて調べても、どのグループでも男女とも関連は見られませんでした。

国立がん研究センターが発表している多目的コホート研究によれば、葉酸濃度が高くても大腸がんリスクが下がるという関連は見られなかったそうです。

葉酸、ビタミンB6、ビタミンB12、メチオニン摂取と大腸がん罹患との関連について|多目的コホート研究|国立がん研究センター

葉酸、ビタミンB6、ビタミンB12、メチオニンは、生体内でのメチル代謝において、それぞれ異なる役割を担っています。アルコールやアセトアルデヒドはそれらの代謝経路を阻害したり、栄養素を破壊したりすることによって、大腸がん発がんの初期段階である遺伝子の低メチル化を引き起こすと考えられます。

今回、特にビタミンB6と大腸がんの関連が強かった理由として、日本人の一般的な食事からは葉酸やビタミンB12は十分取れるのに対し、ビタミンB6摂取量は不足していることが挙げられます。その最大の摂取源は白米ですが、茶碗1杯(約150g)に約0.03mgのビタミンB6しか含まれていません。ビタミンB6を多く含む食品(魚・ナッツ・穀類等)を積極的に摂取することが、大腸がんの予防につながる可能性があります。

日本人の一般的な食事からは葉酸は十分に摂取できるため、差が見られなかった可能性が考えられます。

→ 大腸がんとは|大腸がんの症状・初期症状・原因・予防 について詳しくはこちら

【体力が高い人ほどがんに強い?】運動するとがんのエサを奪える!マウス実験でわかった驚きのメカニズム




マウスを使ったある研究によれば、運動をすると体ががんのエサを奪い取ってがんの成長を遅らせること、また「どれだけ体力がついているか」を測ることで、がん治療の効果を予測・最適化する可能性があることがわかりました。

■背景

●がん細胞は、ブドウ糖(血糖)をたくさん食べて急速に増殖する。

●運動はガンの予防・治療に役立つと知られていますが、なぜ運動ががんに効くのかはわかっていない。

■結果

実験の結果わかったことは、次の5つ。

1)運動するマウスは腫瘍の成長が遅くなったこと
2)運動前の体力が高いほど腫瘍の成長抑制に対して効果的だったこと
3)運動することによって、筋肉(骨格筋・心筋)と心臓へのブドウ糖の取り込み・酸化(エネルギーに変える過程)が増加し、腫瘍へのブドウ糖の取り込み・酸化が減少したことから、体がブドウ糖をがんから遠ざけていること
4)肥満マウスでも運動によって筋肉のブドウ糖利用がアップし、腫瘍の利用がダウンしたことから、腫瘍の進行が遅れたこと
5)運動群の腫瘍で、mTORシグナル(がんの成長スイッチ)が低下したことから、ブドウ糖が腫瘍に届きにくくなるメカニズムが示唆されたこと

■結論

1)運動をすることはガンの予防・治療につながる

運動をすると、体ががんのエサとなるブドウ糖を奪い取ることにより、がんの成長を遅らせることがわかりました。

2)「どれだけ体力がついているか」ががん治療の効果・最適化のカギ

■まとめ

運動はただの運動法ではなく、体とガンとの競争に打ち勝つ武器だということなんですね。

そして日ごろから運動をして体力をつけておくことがその勝負をさらに優位に進める方法だということも。

つまり、若いうちからしっかり運動をして体力をつけてがんを予防しましょう!

【参考リンク】







運動するとがんのエサを奪える!2025年最新研究が証明した衝撃のメカニズム

「がんになりたくない…でも運動は面倒…」

そんなあなたにとって大事なニュースが飛び込んできました!

2025年12月1日、イェール大学が発表した最新研究(MIT監修・PNAS掲載)で、「運動すると体が自動的にがんのエサ(ブドウ糖)を横取りして、がんを兵糧攻めにする」という驚くべき事実がマウス実験で完全に証明されました。

しかも重要なのは、「運動したかどうか」より「どれだけ体力がついているか」が、がんの成長を抑える決め手になるということ!

■がん細胞の弱点は「甘いもの大好き」

がん細胞は普通の細胞の10倍以上もブドウ糖を欲しがります。

ブドウ糖=がんのガソリン。

これをたくさん食べさせると、がんはドカドカ増殖します。

■運動すると何が起こるのか?衝撃の5大発見

●運動したマウスの腫瘍は成長速度が最大60%も遅くなった
●体力が高いマウス(1日10km以上走る子)ほど、腫瘍が劇的に小さくなった
●筋肉と心臓がブドウ糖をガンガン奪い取り、腫瘍に届くブドウ糖が激減!
→ 体が「がんにエサやるな!」と自動的に切り替わる
●肥満マウスでも同じ効果!運動で筋肉がブドウ糖を独占し、がんは飢餓状態に
●腫瘍の中の「成長スイッチ(mTOR)」がOFFに!がんがエネルギー不足で弱る

これ、すでに人間でも証明されつつあります。

●定期的に運動する乳がん患者さんは再発リスクが30~40%低下(世界中のデータ)
●体力(VO2max)が高い人ほど、がんになったときの生存率が圧倒的に高い
●米国がん学会も「運動は抗がん剤と同等の効果がある可能性」と公式見解を変更中

つまり、今から運動を始めれば、あなたの体も「がんを兵糧攻めモード」に切り替わるということです!

今日からできる「がん撃 撃退運動メニュー」週3回、30分でOK!

・早歩き(話せるけど歌えないくらいのペース)
・ジョギング
・水泳・自転車なんでもOK 1ヶ月続ければ体力は確実に上がります=がんに勝てる体に近づきます!

■最後に

がんに勝つのは抗がん剤だけじゃない。

あなたの足と肺が、最強の抗がん剤になってくれる時代がもう来ています。今日、5分でもいい。

外に出て歩いてみませんか?その一歩が、未来のがんを兵糧攻めにする第一歩になります。

シェアして、大切な人をがんで失わない未来を一緒に作りましょう!