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【24時間テレビ・鉄腕DASH】じゅうねん(えごま)を使ったタレ「クルミ・えごまみそだれ」レシピ

2025年8月31日放送の日テレ「24時間テレビ」「鉄腕DASH」でじゅうねん(エゴマ)を使ったそうめんダレを紹介していました。

今回は以前YouTubeで紹介した、くるみ・えごまパウダー・味噌で作る味噌だれレシピです。

昆布・いりこ・干し椎茸で出汁をとり、クルミとエゴマはオメガ3が豊富で健康にもよく、えごまそばに合うたれを作りました。

◎くるみ・えごま味噌だれの作り方◎

【材料】
(出汁)
昆布
いりこ
干し椎茸

クルミ
えごまパウダー 大さじ1
味噌
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
豆乳 大さじ1
麺つゆ(お好み)

※えごまパウダーがない場合は、えごまの実を炒って、すりつぶしてください。

【作り方】
1.昆布・いりこ・干し椎茸で出汁をとる。
2.出汁とえごまパウダー・みそ・クルミ(パウダー)・酒・みりん・豆乳を混ぜ合わせる。(お好みで麺つゆ)

ハクライドウストア(ばあちゃんの料理教室)では、えごま油(長崎県産えごま油島根県産えごま油)、そしてオリジナル商品の「えごまそば」を販売しています。

えごまそば(250g)×4袋+島根県産えごま油(50g)×1本【宅急便コンパクト】
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→ えごまの健康効果 について詳しくはこちら

【関連記事】

ちなみに、えごま油に含まれるオメガ3脂肪酸が若返りが期待される「デルワン」を増やす食材として注目されています。

積極的にえごま油を摂っていきたいですね。







オメガ3脂肪酸、ビタミンD、筋トレで浸潤性のがんの発症リスクが61%減少!




「Nature Aging」に掲載された論文によれば、 オメガ3脂肪酸、ビタミンD、筋力トレーニング(有酸素運動を含む)を組み合わせた介入群では、浸潤性のがん(invasive cancer)の発症リスクが61%減少したと報告されています。

また、オメガ3脂肪酸は感染症を13%、転倒を10%減少させ、プレフレイル(フレイルの前段階)のリスクを39%減少させる効果も確認されました。

→ オメガ3脂肪酸を含む食品 について詳しくはこちら

■研究内容

70歳以上のスイス人高齢者を対象に、オメガ3脂肪酸(EPA 330mg + DHA 660mg/日)、ビタミンD(2000IU/日)、および週3回の筋力トレーニング(有酸素運動を含む)の介入効果を検証しました。

■ビタミンDとがんの関連

血中ビタミンD濃度とがん罹患リスクについて(国立がん研究センターの多目的コホート研究)によれば、血中ビタミンD濃度が上昇すると、何らかのがんに罹患するリスクが低下することが分かりました。

ビタミンD、p53免疫反応性の消化管がんの再発/死亡を抑制で紹介されているAMATERASU試験(東京慈恵会医科大学)によれば、消化管がん患者417人を対象に、ビタミンD3(2000IU/日)の補充が再発・死亡リスクに及ぼす効果を検証したところ、p53免疫反応性のある患者では、ビタミンD群の5年無再発生存率が80.9%(プラセボ群30.6%)と有意に高く、ハザード比0.27(95%CI: 0.11-0.61)で再発・死亡リスクが低下しました。

がん患者の死亡リスクを低減させるビタミンD濃度は?で紹介されている北京大学のYu Bai氏らによる研究(Nutrition and Cancer, 2023)によれば、がん患者2,463例を対象に、血清25(OH)D値が75nmol/L以上で全死因死亡およびがん特異的死亡リスクが有意に低下しています。

ビタミンDは細胞増殖抑制やアポトーシス促進、免疫機能の調整を通じてがん予防に寄与する可能性が示唆されています。

■EPA(オメガ3脂肪酸)とがんの関連

●エイコサペンタエン酸(EPA)を豊富に含む経腸栄養は、食道がん手術後の除脂肪体重を維持する

EPAは抗炎症作用や細胞膜の柔軟性向上により、がんの進行や再発リスクの低減に寄与する可能性があります。

→ DHA・EPAの効果・効能・食品・摂取量 について詳しくはこちら

■まとめ

オメガ3脂肪酸、ビタミンD、筋力トレーニングの組み合わせが浸潤性がんの発症リスクを61%減少させるそうです。

ただビタミンDやEPAががんの予防や再発・死亡リスクの低減に寄与する可能性が示唆されていますが、多くの研究で、ビタミンDやEPAの効果はがんの種類や患者の状態(例:ビタミンD欠乏の有無、p53免疫反応性)により異なり、一貫したエビデンスはまだ不足していること、観察研究とランダム化試験の結果が一致しない場合もあり、因果関係の証明にはさらなる研究が必要です。

島根県産えごま油|オメガ3(αリノレン酸)を摂ろう!
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【参考リンク】

【関連記事】

飛蚊症にパイナップルが効く?




Xの投稿で「飛蚊症(ひぶんしょう)」にパイナップルが良いという話題が広まっています。

飛蚊症は、視界にチラチラ浮かぶ黒い点や糸みたいなものを見える目の病気のことなのですが、飛蚊症がパイナップルで改善するかもしれないって話、確かに気になりますよね。

そこで、今回は、関連する研究を基にわかりやすくまとめました!

→ 飛蚊症とは|飛蚊症の原因・症状・治し方・見え方 について詳しくはこちら

1. パイナップルと飛蚊症の関係は?

台湾で行われた2019年の研究によると、パイナップルに含まれる「ブロメライン」という酵素が、飛蚊症の原因となるコラーゲン(目のゼリー状部分にたまるタンパク質)を分解する可能性があるそうです。

388人の参加者に3か月間毎日パイナップルを食べてもらう実験で、約70%の人が飛蚊症が減ったと報告したそうです。

さらに2022年の研究では、ブロメラインを含むサプリメントを高用量で摂取したグループで、飛蚊症が大幅に減ったという結果も出ています。

【参考リンク】

2. どんな仕組み?

ブロメラインは、タンパク質を分解する力がある酵素で、目の奥にあるコラーゲンを少しずつ溶かしてくれる可能性があるそうです。

これが飛蚊症の「チラチラ」を減らす仕組みと考えられています。

ただこの研究には、1)比較対象となるパイナップルを食べないグループ)がなかったから、偶然改善したのか、パイナップルの効果なのかがはっきりしないこと、2)パイナップルには糖分が多いため、血糖値が上がるリスクがあり、糖尿病の人には注意が必要なこと、血液サラサラする薬と反応する可能性があるから注意が必要なこと、4)もっと大規模な研究が必要なことなど、といった課題もあります。

■まとめ

将来的にはパイナップルに含まれる成分から飛蚊症の治療薬が生まれる可能性が期待されます。

ただ飛蚊症が気になる人はちゃんと眼科で診てもらってくださいね。

→ 飛蚊症とは|飛蚊症の原因・症状・治し方・見え方 について詳しくはこちら

【補足】

1. 研究の目的

この研究では、飛蚊症(目の前にチラチラ見える黒い点や糸)を減らす新しい方法として、フルーツ由来の酵素(特にパイナップルのブロメライン)をサプリメントで摂取する効果を調べました。対象は、普通の飛蚊症(自発性)と、硝子体出血(目の内部の出血)による飛蚊症の2つのグループです。

2. 実験の方法

参加者: 30~60歳の224人(男性126人、女性98人)が参加。2017年9月~12月に台湾の高雄武装総病院で募集されました。

サプリメント: 1カプセルにブロメライン190mg、パパイン95mg、フィシン95mgを含む混合フルーツ酵素(MFE)を用意。参加者は以下の4グループに分かれました:

グループ1: プラセボ(ビタミンC 10mg/日、効果なしのダミー)。
グループ2: 1日1カプセル(低用量)。
グループ3: 1日2カプセル(中用量)。
グループ4: 1日3カプセル(高用量)。

期間: 3か月間サプリを毎日摂取し、1、2、3か月後に飛蚊症の数をチェック。
測定: 超音波や写真で飛蚊症を確認し、視力(CDVA)の変化も調べました。

3. 結果は?

自発性飛蚊症(実験1): 1カプセル: 55%の人が飛蚊症が減った。
2カプセル: 62.5%が減った。
3カプセル: 70%が減った(用量が多いほど効果アップ!)。

硝子体出血による飛蚊症(実験2): 1カプセル: 18%が減った。
2カプセル: 25%が減った。
3カプセル: 56%が減った。
視力も0.63LogMAR(かなり見えにくい)から0.19LogMAR(かなり改善)に上がった。

プラセボ群: ビタミンCだけだとほとんど効果なし(95%が飛蚊症が残った)。

4. 仕組みは?

ブロメラインなどの酵素が、目のゼリー状部分(硝子体)のコラーゲンを分解し、飛蚊症の原因となる「混濁」を減らすと考えられています。
抗酸化作用(体内の酸化ストレスを抑える力)も確認され、これが効果を後押ししている可能性があります。

5. 注意点と限界

限界: すべての飛蚊症が消えたわけではなく、一部のコラーゲンは分解しきれなかった。もっと詳しい仕組みの研究が必要。
リスク: 3か月間試しても副作用(網膜損傷など)は出なかったけど、個人差があるかもしれない。







元木大介さんの激ヤセの真相とは?「病気(がんや糖尿病)じゃないか?」という心配の声!




【初公開】元木大介、激ヤセの真相。全盛期から体重20キロ減…一体なぜ激痩せしたのか?

元木大介さんが激やせしているとSNSで話題になり、「病気(がんや糖尿病)じゃないか?」というような体調を心配する声が挙がっていました。

自身のYouTubeによれば、現役引退後の体重がMAXで90kgほどあったそうですが、現在は人生で一番細く、67~68kgまで落ちているそうです。

ダイエット方法は「自分の好きな物を食べて量を減らす」で、スクワットや腕立て伏せなどの運動を行い、お腹がすいたら炭酸水を飲むなどして生活習慣を改善し、それを継続していたら体重が落ちてしまったとのこと。

自身でもやせてしまったことによる「老け」を認識しているようです。

■まとめ

同じように体重がやせた有名人でも健康的に痩せたと感じる人もいれば、見ている人が心配するほど痩せたと感じる人もいて、どんな風に痩せるのかは大事なのではないでしょうか?

【関連記事】

【補足】

例えば、カロリーゼロ食品(食べ物)を1週間食べる0キロカロリーダイエットをしたら体はどうなるのか?によれば、カロリーのない食べ物、つまりゼロキロカロリーの食品だけで1週間過ごした女性は体重が約5キロやせたものの、胸のサイズも4センチ小さくなったそうです。

食事を抜くダイエットをするとなぜリバウンドしてしまうの?|食事制限による糖質制限ダイエットをすると「肥満スイッチ」がONになってしまう!?「飢餓に備えろスイッチ」見分け方とは(低カロリーダイエット)|ためしてガッテンによれば、脳は、ほぼ糖質だけをエネルギー源とする臓器であり、エネルギー源である糖質が不足すると、肥満スイッチをONにしてしまいます。

【低カロリーダイエットで肥満になるのはなぜか?】

低カロリー食で糖質が不足する

→脳が飢餓だと判断

→脂肪を蓄えようとする

→体脂肪率の増加

【!補足終わり】

元木さんは健康的にダイエットをしているとコメントしていましたが、「首のしわ」が気になっていたり、老けて見えるというのには瘦せ方に何か気になるところがあるのではないかと思ってしまうのは不思議ではないでしょう。

それでもMAX90kgあった体重を67~68kgまで落とすなんてすごいことですよね。

元木さんが肌にハリがあったままで70kgの体重になればそれだけで一冊本が書けそうです!







【関連記事】

飲酒とすい臓がんに関連はあるの?5年間飲酒習慣が一定の男性で、飲酒量が多いほど膵がんの罹患リスクが高くなる!




飲酒と膵がん罹患の関連について(国立がん研究センター)によれば、5年間飲酒習慣が一定の男性で、飲酒量が多いほど膵がんの罹患リスクが高くなることが示されました。

また、特に、非喫煙者男性ではその傾向が顕著に認められました。

→ 膵臓がんの症状(初期症状)・原因・予防 について詳しくはこちら

【追記】

こちらの研究によれば、アルコール摂取量が1日10g増加すると、膵臓がんのリスクが全体で3%増加するそうです。

  • Naudin S, Wang M, Dimou N, Ebrahimi E, Genkinger J, Adami HO, Albanes D, Babic A, Barnett M, Bogumil D, Cai H, Chen C, Eliassen AH, Freudenheim JL, Gierach G, Giovannucci EL, Gunter MJ, Håkansson N, Hirabayashi M, Hou T, Huang BZ, Huang WY, Jayasekara H, Jones ME, Katzke VA, Koh WP, Lacey JV, Lagerros YT, Larsson SC, Liao LM, Lo K, Loftfield E, MacInnis RJ, Männistö S, McCullough ML, Miller A, Milne RL, Moore SC, Mucci LA, Neuhouser ML, Patel AV, Platz EA, Prizment A, Robien K, Rohan TE, Sacerdote C, Sandin S, Sawada N, Schoemaker M, Shu XO, Sinha R, Snetselaar L, Stampfer MJ, Stolzenberg-Solomon R, Thomson CA, Tjønneland A, Um CY, van den Brandt PA, Visvanathan K, Wang SS, Wang R, Weiderpass E, Weinstein SJ, White E, Willett W, Woslk A, Wolpin BM, Yaun SS, Yuan C, Yuan JM, Zheng W, Brennan P, Smith-Warner SA, Ferrari P. Alcohol intake and pancreatic cancer risk: An analysis from 30 prospective studies across Asia, Australia, Europe, and North America. PLoS Med. 2025 May 20;22(5):e1004590. doi: 10.1371/journal.pmed.1004590. PMID: 40392909; PMCID: PMC12091891.

    アルコール摂取量は膵臓がんリスクと正の相関を示し、0.1~5g/日摂取量と比較して、30~60g/日未満のアルコール摂取量ではHRが1.12(95% CI [1.03, 1.21])、60g/日以上のアルコール摂取量ではHRが1.32(95% CI [1.18, 1.47])でした。アルコール摂取量が1日10g増加すると、膵臓がんのリスクが全体で3%増加し(HR: 1.03; 95% CI [1.02,1.04]; p値 < 0.001)、非喫煙者でも3%増加しました(HR: 1.03; 95% CI [1.01,1.06]; p値 = 0.006)。

【補足1】

厚労省が初の「飲酒ガイドライン」/ビール一杯で大腸がんリスクが高くなる/生活習慣病のリスクを高める飲酒量はどれくらい?/純アルコール量を計算する方法

■飲酒量(純アルコール量)を知る方法

お酒に含まれる純アルコール量は「グラム(g)=お酒の量(ml)×アルコール度数(%)÷100×0.8(アルコールの比重)」で表すことができます。

例)ビール 500ml(5%)の場合の純アルコール量は、500ml×0.05×0.8=20gとなります。

■まとめ

現在までの研究から、膵がん罹患のリスク要因として、喫煙(タバコ)、糖尿病や慢性膵炎の既往歴、膵がんの家族歴などが明らかになっていますが、飲酒量や飲酒習慣とすい臓がんとの関連についてこれまでわかっていませんでした。

今回の研究によれば、日本では海外に比べて多量飲酒をする人の割合が相対的に少ないこと、膵がんの症例数が少ないこと、他の生活習慣の影響など研究の限界があるものの、飲酒習慣があり、飲酒量が多いほどすい臓がんの罹患リスクが高くなっていることがわかりました。

飲酒は60以上の病気やケガの原因になりうる-WHOによれば、アルコールは消化やホルモン機能を担う膵臓にも影響が出ることがわかっており、男性では急性膵炎の30%、慢性膵炎の65%が飲みすぎが原因で起きるそうです。

お酒の飲みすぎによる慢性膵炎はすい臓がんのリスク要因なのですから、はっきりとわかっていないものの、すい臓がんのリスクを減らすためには飲みすぎには注意してくださいね。

→ 膵臓がんの症状(初期症状)・原因・予防 について詳しくはこちら