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「結局、成功を決めるのは活動量じゃないか」「すごい人はみんな体力がある」について考えてみた!【Grokと壁打ち】




為末大さんのXの投稿「体力の正体」をきっかけに、「結局、成功を決めるのは活動量じゃないか」「すごい人はみんな体力がある」についてGrokといっしょに考えてみたいと思います。

■体力の定義(論文ベース)

体力の定義について、論文では多角的な視点が提示されています。

  • 健康長寿ネットによると、「体力とは、ストレスに耐えて生を維持する防衛能力と、積極的に仕事を行う行動力を指す」とされる(公益財団法人長寿科学振興財団、2016年7月25日)。
  • スポーツパフォーマンス研究では、体力を「運動能力と回復力の総和」と捉える傾向がある。鹿屋体育大学の論文では、持久力や筋力だけでなく、精神的な持続力も含まれると指摘(日本スポーツパフォーマンス学会、公開日不明)。
  • 明治安田厚生事業団 体力医学研究所の研究では、体力を「身体的・精神的ストレスに対する適応能力」と定義。2019年の論文では、長時間ランニング時の血圧変動を通じて、体力が心身の恒常性維持に関与すると報告(体力研究、2019年1月21日、60巻、p.13-24)。
  • 医学的観点では、体力は「エネルギー産生能力」とも関連付けられる。同研究所の別の研究で、基礎代謝や酸素摂取量が体力の指標として測定されている(体力研究、更新日2025年5月8日)。
  • スポーツ科学では、体力を「競技パフォーマンスを支える総合的な能力」とする定義も。身体能力だけでなく、疲労回復速度や集中力も含まれる(日本スポーツパフォーマンス学会、公開日不明)。

体力と言えば、身体的な能力だけを意識していましたが、それだけではなく、精神的ストレスに耐える力や回復力、集中力などといったパフォーマンスを支える総合的な能力という考えた方になっているんですね。

■「結局、成功を決めるのは活動量じゃないか」「すごい人はみんな体力がある」について考える!

爲末大さんの投稿をきっかけに、「結局、成功を決めるのは活動量じゃないか」「すごい人はみんな体力がある」という考えについて、体力の定義を基に考察してみましょう。

まずは、体力の定義を整理し、それをもとにこのテーマを掘り下げます。

1. 体力の定義(論文ベース)

健康長寿ネット(公益財団法人長寿科学振興財団、2016年7月25日):
「体力とは、ストレスに耐えて生を維持する防衛能力と、積極的に仕事を行う行動力を指す」。
→ これは身体的な能力だけでなく、ストレスへの耐性や精神的な持続力も含む広い概念です。

明治安田厚生事業団 体力医学研究所(体力研究、2019年1月21日、60巻、p.13-24):
「身体的・精神的ストレスに対する適応能力」。
→ 心身の恒常性維持(ホメオスタシス)が強調されており、例えば長時間ランニング時の血圧変動など、身体がストレスに適応する能力が体力の指標とされています。

スポーツ科学(日本スポーツパフォーマンス学会、公開日不明):
「競技パフォーマンスを支える総合的な能力」として、持久力や筋力だけでなく、疲労回復速度や集中力も含まれる。
→ 特にアスリートの文脈では、身体能力だけでなく精神的な要素が重要視されます。

医学的視点(体力研究、更新日2025年5月8日):
体力はエネルギー産生能力と関連し、基礎代謝や最大酸素摂取量(VO2max)が指標となる。
→ 全身持久力(メッツで測定される)が、体力の客観的な尺度として用いられます。

これらの定義を総合すると、体力とは身体的・精神的ストレスに適応し、長期間にわたり活動を持続する能力であり、具体的には以下の要素を含むとされます:

身体的要素:持久力、筋力、エネルギー産生能力(酸素摂取量など)

精神的要素:集中力、ストレス耐性、疲労回復力

適応力:身体の状態を察知し、適切に対処する能力(自己調整力)

2. 「結局、成功を決めるのは活動量じゃないか」について

活動量と体力が密接に関連:

体力の定義の一つである「積極的に仕事を行う行動力」(健康長寿ネット)や「長期間活動を持続する能力」(スポーツ科学)から考えると、活動量が多い人は必然的に体力を必要とします。

活動量が多い=長時間、高いパフォーマンスを持続できる、という点で体力がある人が有利になります。

例えば、明治安田厚生事業団の研究(2019年)では、長時間ランニング時の血圧変動が少ない人は、全身持久力が高く、疲労が蓄積しにくいとされています。

これは、ビジネスやクリエイティブな仕事でも、長時間集中して取り組む能力に直結する可能性があります。

活動量の質と量:

活動量が多いだけでは成功に直結しない可能性もありますが、体力があれば「質の高い活動」を長く続けられます。

爲末さんの投稿でも「長く元気に集中して活動し続けられる力」が体力と定義されており、成功には「持続的な集中力」が重要だと指摘されています。

例えば、論文執筆やプロジェクト遂行のような知的労働では、集中力が途切れずに長時間取り組める人が成果を出しやすい。これは体力が支えている部分が大きいと考えられます。

体力が活動量を可能にする:

体力がない人は、活動量を増やそうとしても疲労が早く蓄積し、結果的に活動が途切れがちになります。

爲末さんの経験(引退後、運動をやめたら集中力が低下したが、運動再開で回復した)もこれを裏付けます。

運動による体力向上が、活動量の増加と質の向上をもたらし、それが成功につながる、という因果関係が考えられます。

【論文ベースの裏付け】

エネルギー産生能力と活動量:

医学的視点(体力研究、2025年5月8日更新)では、体力は最大酸素摂取量(VO2max)で測定されるエネルギー産生能力と関連します。

VO2maxが高い人は、長時間にわたり高い活動量を維持できるため、仕事やスポーツでのアウトプットが多くなり、成功に近づきやすいといえます。

精神的ストレスの影響:

明治安田厚生事業団の研究(2019年)では、精神的ストレスに対する適応能力も体力の一部とされています。

活動量が多い人はストレスも多くなりがちですが、体力があればストレスに耐え、活動を持続できます。

逆に、体力がない人はストレスで活動が中断しやすく、成功から遠ざかる可能性があります。

■結論

「成功を決めるのは活動量」という考えは、体力がある人にとっては当てはまりやすいといえます。

体力が活動量の「量」と「質」を支え、それが持続的な成果(=成功)につながるからです。

ただし、体力がなければ活動量を増やすこと自体が難しく、成功には他の要素(戦略、スキル、環境など)も必要です。

体力が活動量の基盤として重要な役割を果たす、という点でこの命題は一定の妥当性を持つと考えられます。

3. 「すごい人はみんな体力がある」について

すごい人の特徴と体力:

ここでの「すごい人」は、ビジネスリーダー、アスリート、芸術家など、各分野で高い成果を上げる人を指すと仮定します。

体力の定義(特に「長く元気に集中して活動し続けられる力」や「ストレスへの適応能力」)に基づくと、すごい人は以下のような形で体力を活用していると考えられます:

長時間の集中力:

例えば、アスリートは長時間のトレーニングに耐え、ビジネスリーダーは長時間の高負荷な意思決定を続ける必要があります。

爲末さんの投稿でも、体力が集中力を支えると述べられており、運動不足で集中力が低下した経験が例として挙げられています。

自己調整力:

体力がある人は「身体内部の状態がわかる」(爲末さん)ため、疲労や不調を早期に察知し、適切に対処できます。

明治安田厚生事業団の研究(2019年)でも、体力が高い人は心身の恒常性維持が優れているとされており、これが「すごい人」の安定したパフォーマンスにつながると考えられます。

精神的余裕:

体力がある人は「余計な考えを止められる」(爲末さん)とされ、精神的ストレスへの耐性が高い。

健康長寿ネットの定義でも、精神的ストレスへの抵抗力が体力に含まれるとされています。

すごい人は、不安や後悔に囚われず、目標に向かってエネルギーを集中できるため、高い成果を上げやすいといえます。

体力の個人差とすごい人:

順天堂大学の研究(goodhealth.juntendo.ac.jp)では、運動能力の66%が遺伝要因で決まるとされていますが、必ずしも遺伝だけで決まるわけではありません。

すごい人は遺伝的な体力の素質に加え、トレーニングや生活習慣を通じて体力を維持・向上させている可能性が高いです。

爲末さんも、引退後に運動を再開することで体力を取り戻し、集中力を回復させています。

【論文ベースの裏付け】

全身持久力とパフォーマンス:

健康長寿ネットでは、全身持久力(最大酸素摂取量)が体力の重要な指標とされています。

すごい人は、この持久力が高く、長時間のパフォーマンスを持続できる傾向があります。

例えば、トップアスリートはVO2maxが一般人より圧倒的に高い(体力研究、2025年5月8日更新)。

精神的要素の重要性:

日本スポーツパフォーマンス学会の定義では、体力には集中力や疲労回復力も含まれます。

すごい人は、これらの精神的要素を活用し、プレッシャーの中でも高いパフォーマンスを発揮できると考えられます。

爲末さんの「余計な考えを止められる」という指摘も、精神的体力が高い人が成果を出しやすいことを示唆しています。

ストレス適応力:

明治安田厚生事業団の研究(2019年)では、体力がストレスへの適応能力と関連することが示されています。

すごい人は、ストレスが多い環境(競技、ビジネス、創作活動など)でも、体力があるため適応しやすく、結果的に高い成果を上げやすいといえます。

■結論

「すごい人はみんな体力がある」という命題は、かなりの程度妥当性があると考えられます。

体力(特に身体的持久力、精神的集中力、ストレス適応力)が、高い成果を上げるための基盤として機能しているからです。

ただし、体力だけで「すごい人」になれるわけではなく、スキルや環境、機会も重要です。

体力は必要条件の一つであり、すごい人の多くがそれを備えている、というのが現実的な解釈でしょう。

4. 総合的な考察と爲末さんの投稿との関連

爲末さんの投稿では、体力を「長く元気に集中して活動し続けられる力」と定義し、その背景として以下の3点を挙げています:

身体を元気に保つ(運動による体力向上)

身体内部の状態がわかる(自己調整力)

余計な考えを止められる(精神的体力)

これらは、論文ベースの体力定義と一致します:

「身体を元気に保つ」は、全身持久力やエネルギー産生能力(健康長寿ネット、明治安田厚生事業団)と関連し、運動が体力を向上させるという研究結果とも合致します。

「身体内部の状態がわかる」は、ストレスへの適応能力(明治安田厚生事業団)や自己調整力(スポーツ科学)とリンクします。体力がある人は、疲労や不調を早期に察知し、適切に対処できるため、大崩れしにくいのです。

「余計な考えを止められる」は、精神的ストレスへの抵抗力(健康長寿ネット)や集中力(日本スポーツパフォーマンス学会)と一致します。不安や後悔に囚われないことで、体力を無駄遣いせず、目標に向けた活動に集中できます。

活動量と成功、すごい人と体力との関係

活動量と成功:

爲末さんの言う「体力がある人は活動量が多い」という点は、体力が活動の「量」と「質」を支えるという論文の知見と一致します。

成功には持続的な努力が必要であり、体力がその基盤となるため、「成功を決めるのは活動量」という考えは、体力がある人にとっては妥当です。

すごい人と体力:

すごい人が体力を持つ理由として、爲末さんの3つの要素(運動、自己調整力、精神的余裕)が論文でも裏付けられています。

体力があることで、長時間の集中、ストレスへの適応、疲労回復が実現し、高いパフォーマンスを持続できるのです。

補足:不安と体力の関係(関連投稿より)

爲末さんの別の投稿では、不安が体力を奪うと述べられています。

論文でも、精神的ストレスが体力に影響することが指摘されており(明治安田厚生事業団、2019年)、不安を減らすことで体力を有効に使えるという考えは合理的です。

すごい人が体力がある背景には、不安をコントロールする能力も含まれているのかもしれません。

5. 結論

「結局、成功を決めるのは活動量じゃないか」:

体力が活動量の「量」と「質」を支えるため、この命題は体力がある人にとっては妥当です。

論文でも、体力が長時間の活動やストレス適応を可能にすることが示されており、成功には持続的な努力が重要である以上、体力は成功の基盤として機能します。

「すごい人はみんな体力がある」:

すごい人の多くが体力を持っているという命題も、論文ベースで裏付けられます。

体力は身体的・精神的要素を含む総合的な能力であり、長時間の集中力、ストレス適応力、自己調整力を通じて、高い成果を支えるからです。

ただし、体力だけで「すごい人」になれるわけではなく、他の要素も必要です。

爲末さんの投稿は、体力の多面的な側面(身体的・精神的)を捉えており、論文ベースの定義とも整合性があります。

体力は成功や高いパフォーマンスの基盤として重要な役割を果たす、という点で、両命題はいずれも一定の真実を含んでいると結論付けられます。

■感想

体力は成功の必要条件であるということですね。

体力があるからと言って成功するとは限りませんが、体力があることでパフォーマンスを保つことができ、量と質を担保し、ストレスにも適応できるからこそ、成功に近づきやすいということなんですね。

だからこそ、子供の時から体力づくりをするのは大事なことですし、大人になっても運動をすることで体力を維持することは重要なので、ぜひあなたも運動をやっていきましょう。







紫外線と目の病気(翼状片・黄斑変性症・白内障)|アイメイクと目の病気|#世界一受けたい授業

> 健康・美容チェック > 目の病気 > 紫外線と目の病気 > 紫外線と目の病気(翼状片・黄斑変性症・白内障)|アイメイクと目の病気|世界一受けたい授業

2010年7月31日放送の世界一受けたい授業では、「紫外線・アイメイクと目の病気」について取り上げていました。




●紫外線と翼状片

Cheeky Look

by Antoine K(画像:Creative Commons)

紫外線をあびると、目の病気である翼状片になりやすい。

翼状片には、漁師や南国に住んでいる人に多い。

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●紫外線と黄斑変性症

青色の光を浴びると、黄斑変性症になりやすくなるため、黄色(黄色に近いオレンジ色)のサングラスをかけることをオススメ。

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●紫外線と白内障

紫外線を浴びたことで発生した活性酸素が白内障の原因となるようです。

●紫外線対策のためのサングラスの選び方

紫外線対策のためのサングラスの選び方としては、

●薄い色のサングラスを選ぶ。

暗い色のレンズだと瞳孔が開いた状態になるため、サングラスと顔の隙間から入ってきた紫外線が目に入ってきやすくなるためです。

●サイズは大きめで、顔の側面まで覆うサングラスを選ぶ。

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●紫外線と日焼け

肌のケアのために紫外線対策をする人は多いですよね。

しかし、実は、目から紫外線が入り、その刺激が脳に届いて皮膚のメラニン色素を活性化させます。

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●紫外線から目を守る効果的な食材とは?

紫外線を浴びると目の中に活性酸素が発生しますが、活性酸素を取り除くには、抗酸化作用の高いルテインを多く含む食品がオススメなのだそうです。

ルテインを多く含む食品として紹介されたのは、青汁の原料として有名なケールです。

●アイメイクと目の病気

過剰なアイメイクでマイボーム腺が隠れてしまい、涙の油の成分が出なくなり、涙が蒸発しやすくなる。

ドライアイにより、角膜に傷がついたり、視力低下の恐れもあるそうです。

マスカラが目・まつげに直接触れると、容器の中で細菌が繁殖する恐れがあるそうです。

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【免疫力UP】リポポリサッカライド(LPS)が多く含まれる食べ物|#世界一受けたい授業(杣 源一郎)

2016年4月2日放送の世界一受けたい授業では「リポポリサッカライド」について取り上げました。




【目次】

解説 杣 源一郎 先生

香川大学医学部統合免疫システム学寄附講座客員教授、新潟薬科大学特別招聘教授

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■リポポリサッカライドとは?

リポポリサッカライド(LPS、リポ多糖)は、土壌や自然に含まれる微生物にあるものです。

マクロファージ(貪食細胞)が悪い菌や死んだ細胞を食べてくれているのですが、免疫力が低い人はマクロファージがあまり活動していません。

リポポリサッカライド(LPS)はこのマクロファージを活性化させてくれるのです。

リポポリサッカライドを取り入れると、マクロファージを活性化させることで、免疫力がアップし、風邪やインフルエンザの予防、肌荒れ改善、花粉症がん糖尿病認知症骨粗しょう症の予防ができると期待されるそうです。

■リポポリサッカライドが少ない人=免疫力が低い人の特徴とは?

リポポリサッカライドは、土壌や自然に含まれる微生物にあるため、キレイ好きでよく掃除をしたり、殺菌をする人は免疫力を下げてしまう可能性があるそうです。

■リポポリサッカライドの推奨摂取量

一日500μg(マイクログラム)

一日500μgのLPSを摂取する食事の例

  • 玄米 150g
  • めかぶ 50g
  • 岩のりの佃煮 5g
  • ヨーグルト 180g




■リポポリサッカライドを含む食材ベスト5

第一位 玄米(玄米の周りのヌカにLPSが含まれている)

par cooked brown rice

by jules(画像:Creative Commons)

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第二位 めかぶ

第三位 れんこん

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第四位 ヒラタケ

第五位 岩のり

■リポポリサッカライドの多い食品と一緒に食べると良い食べ物とは?

リポポリサッカライドの多い食品と一緒に食べると良い食べ物とは、「ヨーグルト」。

ヨーグルトに含まれる乳酸菌とリポポリサッカライドを同時に摂取すると、相乗効果が生まれるそうです。

■LPSは加熱してもよい

LPS(リポポリサッカライド)は加熱しても物質は残りますので、安心して調理してよいそうです。

■「そば」にもリポポリサッカライドが含まれる

Soba 蕎麦

by happynick(画像:Creative Commons)

今回新しくリポポリサッカライドが含まれる食材として紹介したのは「そば」。

リポポリサッカライドは皮の部分に含まれているので、お米であれば玄米、そばであれば十割そばがオススメです。

蕎麦を茹でた蕎麦湯にもリポポリサッカライドは含まれているので飲むほうがいいそうですよ。

外皮以外の全てが含まれている全粒粉の蕎麦粉で作った十割蕎麦にすると一食分のリポポリサッカライド量が多いそうです。

■免疫力を高めるとろとろそば
  • 十割そば
  • めかぶ
  • なめこ
  • 自然薯(じねんじょ)
  • レンコン(すりおろしたレンコンをスープに入れる)

■LPS食材を3週間食べると免疫力はアップするか?

免疫力が低いと診断された俳優の竹内涼真さんが免疫力を高めるためにLPSを多く含む食材を3週間食べるという実験を行なったところ、免疫力の高さを判断する基準であるマクロファージの貪食能が5倍以上になったそうです。

■まとめ

子供の頃から土いじりなどの土に触れる生活というのはアレルギー体質にならないようにすることにつながっているんですね。

LPS食材はまとめてとっても免疫力の改善に繋がるわけではなく、継続して取り入れることが重要です。

アレルギーを予防するためにも、病気にならないためにも、リポポリサッカライド(LPS)を含む食品を摂っていきたいですね。







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痩せていても危ない!日本人を蝕む異所性脂肪を取り除く方法|#世界一受けたい授業

2011年7月9日放送の世界一受けたい授業では、「緊急解明!痩せていても危ない!日本人を蝕む 第3の脂肪」を取り上げました。




business trip, prague march 2006

by seier+seier(画像:Creative Commons)

  • 皮下脂肪は、腹筋/筋肉の外側にある脂肪で、比較的女性の方に皮下脂肪というのは貯まりやすい。皮膚と筋肉の間に貯まる。
  • 内臓脂肪は、見た目では分かりにくいが、お腹がプクっと出ている場合は、内臓脂肪が多い。大腸や小腸の周りにつく。
  • 食べ物を食べると、脂肪として体内に蓄積される。
    その蓄積場所が脂肪の容量によって違ってくる。
    第1段階 皮下脂肪:皮膚と筋肉の間に貯まる。
    第2段階 大腸や小腸の周りにつく。
    さらに食べ過ぎると、内臓脂肪がもうこれ以上増えなくなると、蓄積できなくなってしまう。
    内臓脂肪の容量を超えてしまったときには、脳以外の肝臓・筋肉・血管などに蓄積。
    内臓脂肪でも皮下脂肪でも内部分に貯まってしまうのが異所性脂肪。=第3の脂肪
  • 異所性脂肪というのは、臓器の中に蓄積しているので、本来の脂肪の毒性が直接伝わってしまう非常に恐ろしい脂肪。
  • 肝臓に異所性脂肪が貯まってしまった場合、ひどくなると脂肪肝になって、さらにはNASH になるおそれも。
    ※NASH:高脂肪・高カロリー食が原因でなる、日本で約150万人いる病気。
    これがそのまま悪化すると、組織の中に線維ができて、肝硬変肝臓がんのような取り返しの付かない病気になってしまうことが考えられる。
  • 異所性脂肪を減らすのは、運動。
    異所性脂肪はごく短期間の運動をするだけで、量が劇的に減ることが分かっている。
  • メッツ(METs metabolic equivalents)
    厚生労働省が定めた体内の脂肪を減らす運動量を示した数値)
    異所性脂肪を取り除くには、1週間に23メッツ・hが必要。
    ※身体活動の強度×身体活動実施時間(h)=身体活動の量(メッツ・h)
  • 一時間行ったときのメッツの量
    ボウリング 3メッツ・h
    洗車 4.5メッツ・h
    山登り 7.5メッツ・h
    自転車 8メッツ・h
    平泳ぎ 10メッツ・h
    掃除2時間 8メッツ・h
    筋トレ2時間 8メッツ・h(筋トレは激しく体が動くのはごく一瞬なので)
    散歩 3.5メッツ・h
    ギター演奏 2メッツ・h
    釣り 2.5メッツ・h
    ヨガ 2.5メッツ・h
    荷物の積み込み 3メッツ・h
    階段の昇り降り 3.5メッツ・h
    卓球 4メッツ・h
    バドミントン 4.5メッツ・h
    草むしり 4.5メッツ・h
    バレエ 4.8メッツ・h
    ドッジボール 5メッツ・h
    エアロビクス 6.5メッツ・h
    テニス 7メッツ・h
    サッカー 7メッツ・h
    ラグビー 10メッツ・h
  • ゆっくり自転車をこぐというような有酸素運動をするほうが効率よくメッツを獲得できることが分かっている。
  • 医学の進歩でこれまでよくわかっていなかった脂肪で生活習慣病が発症するという仕組みが明らかになってきている。

→ 内臓脂肪を減らすには|内臓脂肪の落とし方 について詳しくはこちら







【予習】
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ダイエット脂肪肝|ニキビ・虫歯・体の不調・・・免疫力低下の原因は肝臓にあった!|#世界一受けたい授業

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2012年4月21日放送の世界一受けたい授業では、「春が危ない! ニキビ・虫歯・体の不調・・・免疫力低下の原因は肝臓にあった!」を取り上げました。




■肝臓は免疫を司る臓器

Tulips

by erikwestrum(画像:Creative Commons)

  • 免疫力を司る臓器、それは肝臓。
    体の不調を見つけると治す指示を送る。
    ニキビや虫歯といった一見肝臓と関係ないものも肝臓がなければ治らない。
  • 人間は冬に溜め込んだ栄養分を春に消費しようとするため、肝臓の働きは一番過酷になると言われている。
    その上、新しい環境でストレス・緊張が激しくなったり、食生活のバランスが崩れてしまうため、肝臓への負担は更に大きくなってしまう。
    しかし、肝臓は沈黙の臓器と言われるくらい、(脂肪肝や肝硬変へと)悪化しても症状が表に出ないため、気づいた時には手遅れになっていることもある。
  • 私達の体の中のすべての血液は必ず肝臓を通るようにできている。
  • ニキビをキレイに治そうとすると肝臓が活躍しないといけない。
    ニキビが出来ると、そのシグナルが肝臓に伝わり、肝臓から「ニキビを治してください」という警報が血液を介して免疫が活性化されて、ニキビを治してくれる。
  • 正常→ 脂肪肝肝炎肝硬変肝臓がんになっていく人が増えている。
    手が赤紫色になる、斑点、黄疸(おうだん)が出るなどの症状が出る。
  • 暴飲暴食などで生活が乱れると、脂肪肝になりやすくなる。
    脂肪肝をきっかけに肝臓が壊れていく人が急に増えている。
  • 正常の肝臓は重さ約1kg、脂肪約3%
    脂肪肝の肝臓は重さ約3kg、脂肪70%以上
  • 脂肪肝になると血管が細くなって血流が緩やかになる。つまり、肝臓の活動が鈍くなっている。
  • 正常の肝臓では、免疫細胞がたくさんあるが、脂肪肝になるとほとんどなくなる。
  • 大人と同じように子供にも脂肪肝の子供がたくさんいる。
■ダイエット脂肪肝
  • 極端なダイエットを長期間続けてしまうと、肥満の人でなくてもひどい脂肪肝が起こってしまうことがある。
    非常に偏った体にとって大事な物質を極端に制限するようなダイエットを長期間続けてしまうと、脂肪を燃やすのに重要な栄養素まで欠乏してしまう。
    その状態で肝臓で脂肪が作られると、 肝臓に脂肪が溜まって脂肪肝になってしまう。
    例)お腹が膨れた飢餓の子供たち→脂肪肝が悪化すると水分がおなかにたまる。
  • 極端なダイエットをしてしまうと、体に十分な栄養が回らない。そうすると、体の方もその栄養の量に応じて節約しようとする。しかし、脳や心臓が使うエネルギーを節約するわけにはいかないので、髪が抜けやすくなったり、爪にシワが寄ったり、皮膚がかさかさしてくる(潤いがなくなる)。
■肝臓を助けるには?
  • 肝臓の指標AST・ALTは30以下が良好
  • 食べ物も大きな要因だが、運動や生活習慣も非常に大きな役割をする。
  • 十分睡眠をとることも大事なこと。
    肝臓は、昼は糖分を燃やし、夜は脂肪を燃やすというバイオリズムがある。
    毎日少しずつ脂肪が燃え残っていくと、脂肪肝になっていく。
  • 朝食には卵の白身がおすすめ。
    肝臓が糖分を分解するとき、必須アミノ酸をすべて含んだ完全たんぱく質の白身が助けてくれる。
  • 忙しい人におすすめなのは、コップ一杯の豆乳を飲むこと。
    豆乳も良質のタンパク質で、肝臓に必要なアミノ酸が入っている。

⇒ 肝臓とは|肝臓の機能・働き・位置(場所) については詳しくはコチラ。

⇒ 肝臓の病気|肝臓病の初期症状・種類・原因 については詳しくはコチラ。

→ 脂肪肝とは|脂肪肝の症状・原因・治し方 についてはこちら

⇒ 脂肪肝の改善方法 については詳しくはコチラ。







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