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糖尿病リスク予測ツール|「健診結果」を用いて将来の糖尿病発症リスクを予測するシステムを開発|国立国際医療研究センター

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■糖尿病リスク予測ツール|「健診結果」を用いて将来の糖尿病発症リスクを予測するシステムを開発|国立国際医療研究センター

国立国際医療研究センターは、「健診結果」を用いて将来の糖尿病発症のリスクを予測するシステム「糖尿病リスク予測ツール」を株式会社教育ソフトウェアと共同開発したそうです。

ツールは糖尿病と診断されたことのない30歳から59歳までの方が対象で、糖尿病の既往歴・性別・年齢・身長・体重・BMI・腹囲・タバコを吸っている・最高(収縮期)血圧・最低(拡張期)血圧・高血圧の薬・脂質異常症の薬(コレステロール・中性脂肪を下げる薬)という基本項目を入力し、空腹時血糖・ヘモグロビンA1c・LDLコレステロールHDLコレステロール中性脂肪AST(GOT)ALT(GPT)γ-GTP・ヘモグロビン(血色素)という血液データを入力することで、より高精度の予測をすることができるそうです。

→ 糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは について詳しくはこちら

→ 糖尿病危険度チェック について詳しくはこちら







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糖尿病が循環器疾患(心臓病・脳卒中)の危険因子であることを知っている人は5割未満|滋賀医科大

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【目次】

■糖尿病が循環器疾患(心臓病・脳卒中)の危険因子であることを知っている人は5割未満|滋賀医科大

循環器疾患の危険因子の認知度|心筋梗塞または脳卒中の原因として正しいと思うもの
循環器疾患の危険因子の認知度|心筋梗塞または脳卒中の原因として正しいと思うもの

参考画像:糖尿病が心臓病や脳卒中を引き起こすことを認知している国民は5割未満 (2017/3/27、滋賀医科大学プレスリリース)|スクリーンショット

糖尿病が心臓病や脳卒中を引き起こすことを認知している国民は5割未満

(2017/3/27、滋賀医科大学プレスリリース)

高血圧、高コレステロール血症、喫煙、不整脈、糖尿病、HDL コレステロール低値を循環器疾患の危険因子であると正しく回答した割合は、それぞれ 85.8%、72.6%、58.5%、49.8%、45.1%、38.5%であった。

2010年に実施した国民健康・栄養調査に全国から参加した20歳以上の男女2,891人を対象に行った調査結果を分析したところ、高血圧高コレステロール血症は循環器疾患の危険因子であることが広く認知されているものの、糖尿病や喫煙は強い危険因子だとは知られていないことがわかりました。




■心筋梗塞や脳梗塞のリスク要因

循環器疾患リスクチェック|心筋梗塞や脳梗塞の10年先の発症リスクがわかる|国立がん研究センターや藤田保健衛生大など循環器疾患リスクチェック|心筋梗塞・脳卒中(脳梗塞・脳内出血・くも膜下出血)の発症リスクを診断・血管年齢の推定|国立がん研究センター・第一生命保険によれば、循環器疾患リスクチェックツールが提供されていて、循環器疾患(心筋梗塞・脳梗塞・脳卒中)の発症リスクを診断することができます。

循環器疾患リスクチェックでは、次の項目を入力する必要があります。

つまり、これらの項目が循環器疾患のリスク要因となるわけです。

心筋梗塞や脳梗塞の原因は動脈硬化が進行することや血管内のプラークと呼ばれる脂肪などの固まりが破れて血栓ができてしまうことにあります。

動脈硬化は、動脈硬化の危険因子である高血圧脂質異常症高脂血症)、糖尿病、肥満、喫煙、運動不足、偏った栄養バランスの食事、アルコール、加齢、ストレスの有無などについて確認し、生活習慣を見直し、予防することが大切です。

動脈硬化は加齢とともに進行するため、一種の老化現象ともいえます。

しかし、動脈硬化は、急にあらわれるわけではなく、若いころから始まり、40歳を過ぎる頃に症状があらわれてくることが多いとのことです。

若いからといって安心してよいわけでなく、若いうちから動脈硬化にならないようにする生活習慣に変える必要があります。

■まとめ

糖尿病や喫煙は循環器疾患(心筋梗塞・脳卒中)のリスク要因ですので、みなさん注意してくださいね。

→ 心筋梗塞の症状・原因・前兆・予防 について詳しくはこちら

→ 脳梗塞の症状・原因・予防 について詳しくはこちら

→ 脳卒中の前兆・原因・予防 について詳しくはこちら

また、健康診断のデータを入力するだけで今後10年間の心筋梗塞、脳梗塞、脳卒中の発症リスクを予測する手法が開発されていますので、みなさんもぜひ一度チェックしてみましょう。

【参考リンク】







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ホタルイカを食べると脂肪肝が改善する!?|富山短大

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■ホタルイカを食べると脂肪肝が改善する!?|富山短大

Probably ほたる (firefly) squid.

by sodai gomi(画像:Creative Commons)

ホタルイカで脂肪肝改善 富山短大 ラットで実証

(2012/3/27、中日新聞)

富山短大の竹内弘幸准教授の研究グループによれば、ホタルイカを食べると脂肪肝が改善する効果があることがわかったそうです。

脂肪肝 について詳しくはこちら

どのような実験でわかったのでしょうか?

生後四週間のラット二十一匹を使って実験。通常の餌と、ホタルイカの粉末を5%混ぜた餌、スルメイカの粉末を5%混ぜた餌の三種類を、三グループに分けたラットに二週間与え続け、血液と肝臓を採取した。

ホタルイカを食べたグループは、通常の餌のグループに比べて血液中のコレステロール濃度が平均で二割、肝臓の中性脂肪量が三割少なかった。

イカは脂質を下げる成分タウリンを含むが、スルメイカのグループは通常の餌のグループに比べてそれぞれの値が一割ほど減少するだけにとどまった。

イカは脂質を下げる成分として注目されているタウリンを含みますが、今回の実験(ラットによる実験)では、スルメイカに比べてホタルイカを食べたグループのほうが、血中コレステロールの濃度が平均2割、肝臓中性脂肪量が3割少ないという結果が出たというのがポイントです。

つまり、ホタルイカには脂肪肝を改善する特有の成分があるのではないかということが期待できるということです。

脂肪肝は、中性脂肪やコレステロールがたまった肝臓のことで、生活習慣病を起こす恐れがあるとされる。

ホタルイカを食べたラットの遺伝子を解析すると、脂肪をつくるように促す遺伝子の働きが抑えられていたことも分かった。

ホタルイカによって、生活習慣病予防ができるようになるかもしれませんね。




→ ホタルイカが脂肪肝に効く-富山短大教授ら 実験結果発表 について詳しくはこちら




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KDDIの自宅でできる血液検査「スマホ de ドック」|動脈硬化・糖尿病・心筋梗塞・脳梗塞など病気のリスクがわかる

【目次】




■KDDIの自宅でできる血液検査「スマホ de ドック」

KDDIの自宅でできる血液検査「スマホ de ドック」
KDDIの自宅でできる血液検査「スマホ de ドック」

参考画像:おウチでできる血液検査 スマホ de ドック|スクリーンショット

KDDI、自宅で“健康診断”ができる「スマホ de ドック」を夏から–第1弾は血液検査

(2015/3/16、cnet)

KDDIは3月16日、自宅にいながら自分の健康状態を調べられる「スマホ de ドック」を夏に提供することを発表した。

KDDIは自宅で血液検査を行ない健康診断ができるサービスの提供を始めるそうです。

価格は1回4980円(税別)で、ターゲットは、子育て中の専業主婦や自営業の人など、健康診断へなかなか行くことができない人のようです。

■サービスの仕組み

スマホ de ドックは、ほんのわずかな血液(0.065ml)で検査できます。
スマホ de ドックは、ほんのわずかな血液(0.065ml)で検査できます。

参考画像:おウチでできる血液検査 スマホ de ドック|スクリーンショット

どのような仕組みなのでしょうか?

スマホ de ドックを利用するには、ウェブサイトから検査サービスを申し込む。自宅に届いた検査キットを使って微量の血液を採取し検査センターに郵送すると、1週間ほどでサイト内のマイページで結果を確認できる。脂質や肝機能、血糖、痛風など14検査項目の結果を閲覧できるという。

血液検査キットを使って、血液を採取し、検査センターへ郵送すると、1週間ほどで脂質や肝機能血糖痛風など結果が確認できるそうです。

従来の血液検査の約200分の1の血液、わずか0.065mlの血液で、同等の検査結果が得られる「即時血漿分離技術」を採用しているそうです。




■血液検査でわかること

 脂質代謝

これらの数値が悪化すると、血管内の炎症が起こりやすくなり、動脈硬化などのリスクが高まります。

動脈硬化が進んでいるかどうかの目安として、LDLコレステロールとHDLコレステロールの比率「LH比」と呼ばれる新しい指標が注目されています。

→ コレステロールの比率のLH比(LDLとHDLの比率)とは について詳しくはこちら

 肝機能

これらの数値が悪化すると、肝機能が悪化し、急性肝炎・慢性肝炎肝硬変などの肝臓の病気(肝臓病)のリスクが高まります。

→ 肝臓の数値・検査値|ALT(GPT)・AST(GOT)・γ-GTP について詳しくはこちら

 糖代謝

これらの数値が悪化すると、糖尿病が進み、合併症である心筋梗塞脳梗塞糖尿病網膜症糖尿病性腎症糖尿病性神経障害などのリスクが高まります。

→ 糖尿病の診断基準|血糖値・HbA1c(ヘモグロビンA1c) について詳しくはこちら

 腎機能

  • クレアチニン
  • 尿素窒素

これらの数値が悪化すると、腎臓の機能(腎機能)の悪化が進むことで、急性腎炎、慢性腎炎、腎不全などのリスクが高まります。

→ 腎臓の病気 について詳しくはこちら

→ 腎機能の数値|尿たんぱく・クレアチニン・糸球体ろ過量(eGFR) について詳しくはこちら

 栄養状態

  • 総タンパク
  • アルブミン

これらの数値が悪化すると、栄養不良状態となり、体力の低下や免疫力低下などのリスクが高まります。

 尿酸

  • 尿酸

これらの数値が悪化すると、高尿酸血症や痛風発作などのリスクが高まります。

→ 痛風の目安となる尿酸値の数値 について詳しくはこちら

■感想

Person looking at smartphone in the dark

by Japanexperterna.se(画像:Creative Commons)

遺伝子検査をするユーザーのような健康に関心が高い人はこうした自宅で健康診断ができるサービスに対して関心がありそうです。

糖尿病の発見につながる血糖値への意識が低い!?によれば、糖尿病診断アクセス革命事務局が30~60代の主婦300人を対象に行った「主婦の健診受診状況調査」によれば、5割以上の主婦が検診を受けていないということで、子育て中の専業主婦は今回のサービスのターゲットとしてふさわしいと思います。

ただ、健康診断を受けてほしいというサービス提供側の思いと、実際健康診断に関心があるかどうかについてはギャップがあるかもしれません。

自分の健康で心配なことについての質問では、乳がんや子宮がんなどの「女性特有の病気」が71.3%、「血糖値」は27.3%、「コレステロール」が45.0%となっており、糖尿病の発見に繫がる血糖値への意識が低い結果となっています。

女性特有の病気については関心が高いものの、糖尿病に関連する血糖値への関心は低かったそうです。

そう考えると、血液検査で女性特有の病気が発見できるかどうかについてはわかりませんが、総合的な健康診断サービスというよりも女性特有の病気に絞ったサービスのほうが関心が高まりそうな気がします。







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循環器疾患リスクチェック|心筋梗塞や脳梗塞の10年先の発症リスクがわかる|国立がん研究センターや藤田保健衛生大など

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【目次】

■循環器疾患リスクチェック|心筋梗塞や脳梗塞の10年先の発症リスクがわかる

Communication

by Anne Worner(画像:Creative Commons)

脳梗塞や心筋梗塞 10年先の発症リスク、ネットで予測

(2016/5/24、朝日新聞)

国立がん研究センターや藤田保健衛生大などのチームが血圧やコレステロールなどの値から心筋梗塞(こうそく)と脳梗塞の発症リスクを計算する予測式を開発し、23日からウェブサイト(http://www.fujita-hu.ac.jp/~deppub/risk.html)で公開を始めた。

国立がん研究センターや藤田保健衛生大などのチームは、現在40~69歳で、今まで心筋梗塞・脳卒中を発症したことがない方が、 今後10年間に心筋梗塞脳梗塞脳卒中を発症する確率を健康診断のデータを入力するだけで予測する手法が開発したそうです。

入力項目は次の通り。

※身長・体重は脳卒中の発症リスクの計算にのみ使います。

つまり、この入力項目が心筋梗塞や脳梗塞のリスクに関わる要因であるということですよね。




■心筋梗塞や脳梗塞のリスク要因

心筋梗塞や脳梗塞の原因は動脈硬化が進行することや血管内のプラークと呼ばれる脂肪などの固まりが破れて血栓ができてしまうことにあります。

動脈硬化は、動脈硬化の危険因子である高血圧脂質異常症高脂血症)、糖尿病、肥満、喫煙、運動不足、偏った栄養バランスの食事、アルコール、加齢、ストレスの有無などについて確認し、生活習慣を見直し、予防することが大切です。

動脈硬化は加齢とともに進行するため、一種の老化現象ともいえます。

しかし、動脈硬化は、急にあらわれるわけではなく、若いころから始まり、40歳を過ぎる頃に症状があらわれてくることが多いとのことです。

若いからといって安心してよいわけでなく、若いうちから動脈硬化にならないようにする生活習慣に変える必要があります。

■まとめ

健康診断のデータを入力するだけで今後10年間の心筋梗塞、脳梗塞、脳卒中の発症リスクを予測する手法が開発されましたので、みなさんもぜひ一度チェックしてみましょう。

【参考リンク】

多目的コホート研究(JPHC Study)の調査結果にもとづいて、今後10年間の心筋梗塞、脳梗塞、脳卒中(脳梗塞と脳出血)の発症リスクを計算します。

→ 心筋梗塞の症状・原因・前兆・予防 について詳しくはこちら

→ 脳梗塞の症状・原因・予防 について詳しくはこちら

→ 脳卒中の前兆・原因・予防 について詳しくはこちら







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