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糖尿病の人の大腸がんになるリスクは1.4倍、肝臓がんは1.97倍、膵臓がんは1.85倍も高い

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■糖尿病の人の大腸がんになるリスクは1.4倍、肝臓がんは1.97倍、膵臓がんは1.85倍も高い

Diabetes

by Fotos GOVBA(画像:Creative Commons)

なぜ糖尿病の人は「がん」になりやすいのか?

(2015/2/18、プレジデント社)

「日本糖尿病学会と日本癌学会の合同委員会の報告では、糖尿病の人はそうでない人に比べて1.2倍がんになりやすく、特に、大腸がんになるリスクは1.4倍、肝臓がんは1.97倍、すい臓がんは1.85倍も高い」。船橋市立医療センター代謝内科部長の岩岡秀明さんは、そう指摘する。

まとめます。

  • 糖尿病の人はそうでない人に比べて、1.2倍がんになりやすい
  • 糖尿病の人はそうでない人に比べて、大腸がんになるリスクは1.4倍
  • 糖尿病の人はそうでない人に比べて、肝臓ガンになるリスクは1.97倍
  • 糖尿病の人はそうでない人に比べて、膵臓がんになるリスクは1.85倍

記事によれば、糖尿病の人がなぜがんになりやすいのかについてのメカニズムははっきりとわかっていないそうですが、インスリンは細胞を成長させ増殖させるホルモンなので、インスリンが増えると細胞のがん化につながるのではないか、また高血糖による炎症ががんを招いているのではないか、などが考えられるようです。

ただ、膵臓がんに関しては、膵臓はインスリンを分泌する臓器であり、糖尿病の人が膵臓がんになりやすいとは考えやすいですよね。

すい臓がんやその治療によってインスリンが不足したり出なくなったりして糖尿病になる場合もあり、糖尿病の陰にすい臓がんが隠れていることもあります。

膵臓がんはほとんど自覚症状がなく、また発見するのが難しい病気ですので、糖尿病または糖尿病予備軍と診断された場合には、その点をチェックしていただくとよいかもしれません。

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■糖尿病の予防

亜鉛

糖尿病の人はインスリンの作用が十分でないため、細胞が十分な量のブドウ糖を血液中から取り込むことができません。

その結果、体のエネルギーが不足し、疲れやすくなります。

すい臓でインスリンを作る際には、亜鉛が欠かせません。

亜鉛にはインスリンの働きを持続させる働きもあります。

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タウリン

タウリンには、すい臓機能を高め、インスリンの分泌を良くする働きがあると言われ、糖尿病の予防に良いとされています。

マグネシウムとタウリンを多く摂取している人は、高血圧・高脂血症・糖尿病・肥満が少ないそうです。

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【糖尿病の症状】
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あき竹城さんの病気は大腸がん

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あき竹城さんが大腸がんのため亡くなりました。75歳でした。

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■有名人と大腸がん

■大腸がんの症状

Inflatable Colon

by A Healthier Michigan(画像:Creative Commons)

■大腸がんのリスク要因

■大腸がんの治療・予防

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【たけしの家庭の医学】大腸がんリスクを下げる食品はグルタミン酸を含む食材(昆布・干し椎茸)|【ガッテン】5分で干し椎茸を戻す方法!おろし干しシイタケ

> 健康・美容チェック > 大腸がん > 【たけしの家庭の医学】大腸がんリスクを下げる食品はグルタミン酸を含む食材(昆布・干し椎茸)|3月5日




shiitake

by Alison Harrington(画像:Creative Commons)

2019年3月5日放送の「たけしの家庭の医学」では、大腸がんリスクを下げる食材が紹介されました。

大腸がんリスクを下げる栄養成分はうまみ成分である「グルタミン酸」!

グルタミン酸を多く含む食材には昆布が代表的ですが、今回番組が紹介したのは「干しシイタケ」!

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■干しシイタケの戻し方

2019年5月15日放送の「ガッテン」では「干し椎茸」がテーマ。







大腸がんになりにくい体質にするための方法|#ガッテン(#NHK)

> 健康・美容チェック > 大腸がん > 大腸がんになりにくい体質にするための方法|#ガッテン

2016年10月26日放送のガッテン!のテーマは「大腸がんにならないぞSP」です。




【目次】

■大腸内視鏡検査を受けたら「腺腫(せんしゅ)はありましたか?」と聞こう!

Inflatable Colon

by A Healthier Michigan(画像:Creative Commons)

大腸内視鏡検査を受けた後に「腺腫(せんしゅ)はありましたか?」と尋ねると良いそうです。

「腺腫(せんしゅ)」とは、将来1−5%の確率でガンに変化していく可能性のある良性のポリープのことです。

ドランクドラゴン塚地さんにガン化の可能性の高い直径8MMの大腸ポリープが見つかるによれば、大腸ポリープは大腸がんのリスクを高めるリスク要因であると考えられています。

ポリープの大きさが大きいほど大腸がんになるリスクが高くなり、また、ポリープの出来やすい人は大腸がんになるリスクが高いことから、大腸ポリープをいかに小さく、またできにくくするかが大腸がんを予防するうえで大切です。

最近の内視鏡には腺腫をその場で取り除く機能が備わっており、大腸内視鏡検査を受けるときに、腺腫を取り除くことで大腸がんの発生を防ぐことができると考えられます。

※見つかった腺腫のサイズによってはその場で取り除けないことがあるそうです。

また、50歳の段階で大腸に腺腫があるかないかによって、大腸がんになりやすい体質なのかどうかもチェックすることができるそうです。

50歳で腺腫なしの場合は、大腸がんになりにくい体質であるので、大腸がん検診(便潜血検査)を毎年受けていれば十分なのだそうです。

50歳で腺腫ありの場合は、大腸がんになりやすい体質であると考えられるので、定期的に大腸内視鏡検査を受け他方が良いようです。




■大腸がんになりにくい体質にするための方法

大腸がんでは、直系の親族に大腸がんの人がいることは、大腸がんのリスク要因とされていますが、生活習慣を改善することによって大腸がんになりにくい体質にすることも可能なのだそうです。

●禁煙

●アルコールを控える

肥満や飲酒なども大腸がんリスクとされています。

大腸がん予防方法・大腸がんの危険度チェックによれば、最もリスクが高いのは飲酒。

飲酒による大腸がんのリスクは一日に日本酒を1合⇒1.4倍、2合⇒2.0倍、3合⇒2.2倍、4合⇒約3倍となっているそうです。

●運動

運動は、大腸がん予防に非常に効果が高いことがわかっているそうです。

全身運動(水泳・ジョギング・ダンスなど)がおすすめなのだそうです。

大腸がん危険度チェックによれば、毎日合計60分歩く程度の運動をしていない方が運動不足に該当します。

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■大腸ポリープ・大腸がんを予防する方法

●葉酸

【みんなの家庭の医学】大腸がん予防に葉酸の多い海苔|10月20日によれば、大腸がんのリスクを高める大腸ポリープのできやすさと葉酸の濃度には関係があるといわれ、血液中の葉酸濃度の値が8ng/ml(ナノグラム)以上あれば、女性なら大腸ポリープの頻度が約2割減、男性なら約5割減するそうです。

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●ラクトフェリン

ラクトフェリンに大腸ポリープの成長を抑える作用|国立がんセンターと森永乳業で紹介した国立がんセンターと森永乳業の研究によれば、ラクトフェリンに大腸ポリープの成長を抑える作用があることがわかったそうです。

どのような仕組みでポリープが縮小しているかはこの研究ではわかっていないものの、ラクトフェリンを毎日3グラム摂取することにより、血中のラクトフェリン濃度が上昇し、免疫が増強していることを示すNK細胞の活性が上がっていたことから、ラクトフェリンとNK細胞の活性化に何らかの関連性があるのではないかという仮説が立てられます。

●メトホルミン

大腸がん予防に期待 糖尿病薬メトホルミンに大腸ポリープの再発を防ぐ効果|横浜市立大

横浜市立大の中島淳教授によれば、糖尿病薬として使われているメトホルミンに大腸がんの恐れのあるポリープの再発を抑制する効果があることがわかったそうです。

糖尿病治療薬「メトホルミン」にがん細胞を破壊するキラーT細胞を活性化する作用があることが判明‐岡山大研究グループによれば、糖尿病治療薬「メトホルミン」にがん細胞を破壊するキラーT細胞を活性化させる作用があることがわかったそうです。

●アスピリン

アスピリンの服用で大腸や胃などの消化管がん発症リスクが減少

看護師や医療従事者の約13万6000人を対象とした健康調査で収集された32年分相当のデータを分析したところ、週に2回以上アスピリンを定期的に服用している人はがんの発症リスクが低くなっていることがわかったそうです。

アスピリンの使用によって、大腸がんリスクが19%、各種の消化管がんのリスクが15%減少したそうです。

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大腸がんの患者が、オメガ3脂肪酸を大量に摂取すると、生存率が高まる可能性がある|研究【論文・エビデンス】

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■大腸がんの患者が、オメガ3脂肪酸を大量に摂取すると、生存率が高まる可能性がある|研究

Omega-3 krill oil capsules in blister pack

by Health Gauge(画像:Creative Commons)

オメガ3脂肪酸、大腸がん患者の生存率改善に寄与か 研究

(2016/7/20、AFP)

英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)の消化器病学専門誌「ガット(Gut)」に発表された研究結果によると、診断後のオメガ3脂肪酸の摂取量が1日当たり0.1グラム未満の患者に比べて、同0.3グラム摂取した人では、死亡リスクが41%低かった。

米国の17万人以上のデータを基に行われた研究によれば、大腸がんの患者が、オメガ3脂肪酸を大量に摂取すると、生存率が高まる可能性があるとの研究論文が発表されたそうです。

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【参考リンク(論文・エビデンス)】
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