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高血圧の症状と頭痛(頭が痛い)の組み合わせは危険!?

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■頭痛(頭が痛い)|高血圧の症状と頭痛の組み合わせは危険!?|高血圧の症状

Man of concern

by Lisa Brewster(画像:Creative Commons)

高血圧の症状には、頭痛、めまい、耳鳴り、肩こり、動悸、息切れなどの症状がありますが、なぜ高血圧の症状に「頭痛(頭が痛い)」があるのでしょうか?

頭痛は、一般的に、脳の血管が広がって、神経を刺激するために起こると考えられます。

しかし、血圧が上昇しても、脳の血流に影響を与えることがないため、実際には、高血圧によって頭痛が起きているということは考えにくいです。

つまり、高血圧によって頭痛が起きているのではなく、高血圧と頭痛という症状が起きているということは、動脈硬化などの何らの病気を疑ったほうがいいと考えられます。

例えば、脳と動脈硬化で考えられる病気は、脳卒中の中でも脳の血管が破裂する出血性脳卒中である脳出血くも膜下出血が疑われます。

ただ、高血圧と頭痛が起きているからといって、頭痛が別の原因から起きているとも考えられるので、一概には言えません。

大事なことは、3つ。

一つ目は、高血圧と診断された人は病院で定期的に見てもらい、頭痛が高血圧と関連するものなのかを判断してもらうこと。

頭痛の症状を伝える際の8つのポイントとは?によれば、受診する際に、満足のいく治療を受けるためにも、お医者さんに伝えておきべき8つのポイントが挙げられています。

1.頭痛は何歳ごろから起こり始めたのか?

2.頭痛の頻度

3.1回の頭痛が続く時間

4.頭のどの辺りが痛いのか?

5.どんな感じで頭痛を感じるのか?

6.頭痛の重症度

7.頭痛以外に起こる症状の有無

8.どんなきっかけで頭痛が起こるのか?

 

二つ目は、血圧の急上昇(上下動)を極力避けること。

例えば、家の中の温度差や熱い風呂で心筋梗塞|たけしのみんなの家庭の医学 1月25日によれば、温度の高い場所では熱を放出しようと広がり、温度の低い場所に移動すると、今度は熱を逃がさぬよう収縮するため、血圧が急激に上昇し、この温度差が大きいほど血圧は上がり、危険度が増してしまうのです。

お風呂に入る時は、寒暖差が多いため、血圧が上昇しやすく、また、長風呂は脳に血栓ができやすいため、リスクが高くなるそうです。

また、就寝時に頻繁にいびきをかく人は、無呼吸症候群になる可能性があり、いびきによって血圧が上昇と降下を繰り返すため、危険性があります。

三つ目は、動脈硬化を予防すること。

動脈硬化が進行することや血管内のプラークと呼ばれる脂肪などの固まりが破れて血栓ができてしまうことがあります。

動脈硬化とは、動脈にコレステロール中性脂肪などがたまって、詰まったり、硬くなったりして弾力性や柔軟性を失った状態をいい、動脈硬化になると、スムーズに血液が流れなくなります。

コレステロールなど血液の脂質が、動脈にたまったり、酸素や栄養が不足したり、高血圧により常に血管に負担がかかったりしていると、動脈は弾力性を失い硬く、もろくなってしまいます。

動脈硬化の危険因子には、高血圧脂質異常症高脂血症)、糖尿病肥満、喫煙、運動不足、偏った栄養バランスの食事、アルコール、加齢、ストレスの有無などがあり、動脈硬化が進行すると、日本人の死因の主な原因である心疾患(狭心症、心筋梗塞など)や脳血管疾患(脳梗塞、脳出血など)を引き起こす恐れがあります。

フィンランドのヘルシンキ大学病院の研究チームによれば、男性は40代になると、喫煙や高血圧コレステロール値、血糖値などの原因が脳卒中のリスクを高めるようになり、また、35歳から動脈硬化も増加し始めることが分かったそうです。

動脈硬化とは|動脈硬化の症状・原因・改善方法 について詳しくはこちら

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「目の奥が痛い!」どんな病気が原因になっているの?

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■「目の奥が痛い!」どんな病気が原因になっているの?

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by hans van den berg(画像:Creative Commons)

「目の奥が痛い」そんな症状を経験したことがありませんか?

「目の奥が痛い」と一口にいっても、「左目の奥が痛い」「右目の奥が痛い」「眼底の痛み」「眼球の奥が痛い」と表現は様々です。

「目の奥が痛い」ときはどのような病気が考えられるのでしょうか。

「目の奥の痛み」は意外な病気の前兆の可能性もあります。

まえだ脳神経外科・眼科クリニックの脳神経外科医・前田健二院長と眼科医・前田友子副院長が解説している記事(目の奥の痛みと脳の異常(2009、佐賀新聞)によれば、「目の奥の痛み」からは次のような病気が考えられるそうです。

【目次】

  1. くも膜下出血
  2. 急性の緑内障
  3. 眼精疲労
  4. 三叉神経痛
  5. 群発性頭痛
  6. 副鼻腔炎
  7. 脳腫瘍
  8. 歯の問題からくる目の奥の痛み
  9. うつ病などの心因性の痛み
  10. ぶどう膜炎
  11. 球後視神経炎
  12. 後部強膜炎
  13. 視神経の障害

この中から気になる病気について取り上げてみたいと思います。




1.くも膜下出血

目の奥の痛みと脳の異常

(2009、佐賀新聞)

激しい目の奥の痛みが突然起こった場合、クモ膜下出血やその前兆の疑いがあります。まぶたが下がってくる、物が二重に見えるなどの症状を伴なう場合は一刻も早く頭部の精査が必要です。

目の奥の痛みが突然起こった場合はくも膜下出血の前兆の可能性があるそうです。

激しい目の奥の痛みだけでなく、まぶたが下がってくる、モノが二重に見えるなどの症状がある場合には、頭部CT検査を受けるなどの検査をする必要があります。

→ 脳卒中の前兆・原因・予防 について詳しくはこちら

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2.緑内障

急性の緑内障では、急激に眼圧が上昇し、目の痛み目のかすみ、頭痛、吐き気など激しい症状をおこします。

閉塞隅角緑内障は、「房水(ぼうすい)」の出口にあたる「隅角(ぐうかく)」が「虹彩(こうさい)」(カメラでいう「絞り」の役割。虹彩の中央部には瞳孔があり、ここが大きくなったり小さくなったりして、目に入る光の量を調節する。)によって塞がれることによって、排出ができなくなり、房水がたまることで眼圧が上昇すると考えられます。

特徴としては、隅角が詰まってしまい、発作が起きてしまうことがあり、発作が起きると、目の痛み、頭痛、吐き気などの症状が起こり、我慢していると、失明してしまうことがあります。

緑内障で頭痛の症状が現れる理由としては、目と目の周囲には「三叉神経(さんさしんけい)」と呼ばれる脳神経があり、この神経が障害されて痛みが生じると考えられます。

→ 緑内障の症状・原因・眼圧・予防 について詳しくはこちら

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3.眼精疲労

目の奥の痛みと脳の異常

(2009、佐賀新聞)

痛みで一番多いのは眼精疲労です。遠視や初期の老眼、眼位の異常、長時間のパソコン作業、ドライアイなどが原因です。頭痛、頚部痛、肩こりを伴うことも多くしばしば緊張型頭痛と診断されています。

遠視や老眼、長時間のパソコン作業(VDT症候群)、ドライアイなどが原因となって眼精疲労が起こりますが、肩こりや頭痛を伴うことが多いです。

→ 眼精疲労解消法 について詳しくはこちら

4.三叉神経痛

目の奥の痛みと脳の異常

(2009、佐賀新聞)

目と目の周囲には三叉神経と呼ばれる脳神経があり、この神経が障害されて痛みが生じます。

5.群発性頭痛

群発頭痛は、目の奥がえぐられるような、じっとしていられないほどの激痛のため、群発期には日常生活に支障が出るほどのようです。

→ 群発頭痛とは|群発性頭痛の症状・原因・治療 について詳しくはこちら

■まとめ

「目の奥が痛い」という症状であっても、目の病気だけではなく、痛みの部位やそれに伴って起きる症状によって、様々な病気の可能性があるようです。

視神経の障害の場合、視神経を圧迫する病変が無いかCTやMRI検査が必要で、視力低下に先立って目の奥が痛むこともあり注意が必要です。

治療が遅れることがないように、定期的に検査を受けるようにしてくださいね。

→ 目が痛い|目の痛みの原因となる目の病気と解消法 について詳しくはこちら




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岩手県、脳卒中の死亡率が全国でワースト1!その原因とは!?

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【目次】

■岩手県、脳卒中の死亡率が全国でワースト1!

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by Alexander Mueller(画像:Creative Commons)

平成22年厚生労働省人口動態統計によれば、岩手県の脳卒中死亡率は人口10万人あたり男性が70.1人、女性が37.1人と、都道府県別で男女ともにワースト1位なのだそうです。

【参考リンク】

■脳卒中とは?

脳卒中は、脳の血管がつまる「虚血性脳卒中(きょけつせいのうそっちゅう)」と脳の血管が破れる「出血性脳卒中(しゅっけつせいのうそっちゅう)」があります。

虚血性脳卒中には、脳梗塞・一過性脳虚血発作が含まれます。

出血性脳卒中には、脳出血、くも膜下出血が含まれます。

→ 脳卒中の症状・特徴とは?どんな症状が起きるの? について詳しくはこちら

■なぜ岩手県が全国ワースト1位なのか?その原因

●食塩文化・塩分のとりすぎによる高血圧→動脈硬化

脳卒中ワースト1 どうするの?|NHK盛岡放送局

岩手県民の1日平均の食塩摂取量は11.8グラム。

全国平均より1グラム以上も多く、全国でもっとも高い値です。

脳卒中は、高血圧によって動脈硬化が引き起こされることが主な原因ですが、その高血圧を起こす原因の一つが「塩分のとりすぎ」だと考えられています。

岩手県民の一日の食塩摂取量は全国で最も多い値なのだそうです。

しかし、塩分のとりすぎていても長寿である県もあります。

それは、長野県です。

なぜ、青森県が平均寿命最下位なのか?|青森県を長寿県にするための方法とは?によれば、長野県は塩分の摂取量が全国2位であるにもかかわらず長寿県である理由の一つとして、野菜の摂取量が男女とも350グラムを上回っていることにあるのではないかと考えられます。

日本人の体温が下がった理由とはによれば、塩分は、筋肉の収縮作用に必要であり、また体を温める効果が高く、塩分が不足すると低体温だけでなく痙攣まで起こるそうです。

大事なことは、運動やゆっくりとお風呂に入ることで水分と塩分を排出し、体温を上げる食生活(旬の食材でバランス良い食事)の中で水分や塩分を摂取するという良いサイクルをつくることです。

そのためにも、塩分を排出するのに欠かせないカリウムを含む野菜の摂取量を増やすと変わるのではないでしょうか。

【参考リンク】

●肥満度・タバコの喫煙率

脳卒中ワースト1 どうするの?|NHK盛岡放送局

肥満や、たばこの喫煙、酒の飲み過ぎなども高血圧の要因になりますが、岩手県は肥満度を示すBMIと呼ばれる指標が男性が全国で5番目、女性が4番目に高いんです。

さらに、たばこの喫煙率も男性は全国で5番目に高くなっています。

肥満度とタバコの喫煙率について青森県と比較してみます。

なぜ、青森県が平均寿命最下位なのか?|青森県を長寿県にするための方法とは?によれば、たばこに関しては厚労省の25年の国民生活基礎調査によると、青森県民の喫煙率は男性が40・3%で全国1位、女性は14・3%で同2位と、喫煙率は男女とも高いという結果が出ています。

子ども肥満3年連続トップレベル 【青森】で紹介した文部科学省「2008年度学校保健統計調査速報」によれば、青森県の子供の肥満割合が3年連続で全国トップレベルにあり、15歳の5人に1人が肥満という状況なのだそうです。




■脳卒中のリスク要因

●動脈硬化

動脈硬化とは、動脈にコレステロール中性脂肪などがたまって、詰まったり、硬くなったりして弾力性や柔軟性を失った状態をいい、動脈硬化になると、スムーズに血液が流れなくなります。

コレステロールなど血液の脂質が、動脈にたまったり、酸素や栄養が不足したり、高血圧により常に血管に負担がかかったりしていると、動脈は弾力性を失い硬く、もろくなってしまいます

動脈硬化の危険因子には、高血圧脂質異常症高脂血症)、糖尿病肥満、喫煙、運動不足、偏った栄養バランスの食事、アルコール、加齢、ストレスの有無などがあり、動脈硬化が進行すると、日本人の死因の主な原因である心疾患(狭心症、心筋梗塞など)や脳血管疾患(脳梗塞、脳出血など)を引き起こす恐れがあります。

フィンランドのヘルシンキ大学病院の研究チームによれば、男性は40代になると、喫煙や高血圧コレステロール値、血糖値などの原因が脳卒中のリスクを高めるようになり、また、35歳から動脈硬化も増加し始めることが分かったそうです。

→ 動脈硬化の症状・予防・原因・改善 について詳しくはこちら

●不整脈(心房細動)

<不整脈>飲酒量の増加で危険性高まるによれば、心房細動が起きると、心臓内の血がよどんで血のかたまりができやすくなり、それが脳の血管に詰まると重症の脳梗塞につながるそうです。

●HbA1cの値が高いこと

HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の値が高いと、心筋梗塞や脳卒中の危険性が強まるそうです。

HbA1cが高いと、動脈硬化が進んでしまうため脳卒中の発症リスクが高くなると考えられます。

→ 糖尿病の診断基準(血糖値・HbA1c) について詳しくはこちら

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●大量の汗をかくことで体内の水分量が減少する

大量の汗をかくことなどで体内の水分量が減少し、血液の粘度が増し、血栓ができやすくなり、脳梗塞になっていると考えられます。

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●睡眠不足

睡眠不足は心臓に負担がかかり、狭心症や心筋梗塞、脳卒中(脳出血、くも膜下出血、脳梗塞)などによる突然死のリスクを高めることが研究でわかっているそうです。

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■脳卒中予防のガイドライン

脳卒中予防のためのガイドライン(10個のポイント)についてまとめました。

  1. 高血圧:定期的に血圧を測り、高血圧の人は治療をしましょう。
  2. 糖尿病:血糖値を測り、糖尿病または糖尿病予備軍の人は治療を受けましょう。
  3. 不整脈:不整脈が見つかったら、病院に行きましょう。
  4. タバコ:禁煙しましょう。
  5. アルコール:飲酒は控えめにしましょう。
  6. コレステロール脂質異常症高脂血症)と診断された人は治療を受けましょう。
  7. 運動:運動することが脳卒中予防につながります。
  8. 塩分・脂肪分:食事の塩分を控えめに、低脂肪の食事をしましょう。
  9. 肥満:太りすぎは糖尿病や脂肪肝などの生活習慣病のリスク要因です。
  10. 脳卒中の症状があればすぐに受診。

■脳卒中を予防する方法

 border= 生活習慣の改善に取り組む

厚生労働省研究班の大規模調査によれば、2型糖尿病患者が積極的な生活習慣改善に取り組むと、従来の治療だけを受けた患者に比べ、脳卒中の発症が少なくなることがわかったそうです。

→ 動脈硬化の症状・予防・原因・改善 について詳しくはこちら

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→ コレステロールを下げる方法 について詳しくはこちら

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 border= 食物繊維

45歳以上の男女約8万7千人を約10年間、追跡調査を行い、食物繊維の摂取が多いグループは、そうでないグループに比べて、脳卒中や心筋梗塞などの循環器病の発症リスクが低かったそうです。

水溶性の食物繊維よりも不溶性食物繊維のほうが脳卒中のリスクを下げる効果が高かったそうです。

→ 食物繊維の多い食品 について詳しくはこちら

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 border= 歩く

糖尿病予備軍の人が、一日20分歩くだけで心筋梗塞や脳卒中を発症するリスクが8%低くなるそうです。

2000歩という歩数は、ふつうの早さでの20分間の歩行に相当するそうです。

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女性の場合、日頃からこまめに歩くようにすることが、脳卒中の発症リスクを低くするようです。

歩行を含めた適度な運動は高血圧を防ぐ効果があると言われるため、脳卒中リスクを低くしていると考えられます。

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■まとめ

脳卒中にならないためにも生活習慣を見直しましょう。

また、脳卒中の症状が出たら、すぐに病院で受診しましょう。

脳卒中を疑う人を見たらFASTテスト

米国脳卒中協会では、脳卒中を疑う人を見たら、3つのテストをするように勧めているそうです。

  • Face 顔に歪みがある・顔の片側が下がっている
  • Arm 腕がだらんとする・片腕に力が入らない
  • Speech 呂律が回らない・言葉が出てこない
  • Time 発症時刻を確認してすぐ119番を!

→ 脳卒中とは|脳卒中の前兆・原因・予防 について詳しくはこちら







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血圧の測り方|高血圧や動脈硬化を発見するためにも血圧測定方法のポイントをマスターしよう!

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【目次】

■家庭で血圧測定をして高血圧のサインをチェック

sphygmomanometer

by Jasleen Kaur(画像:Creative Commons)

家庭用血圧計(Sphygmomanometer)を使い毎日朝・夕と測って、記録をつけ続けると、自分の血圧の平常値がわかり、異常が出たときがサインになります。

「家庭血圧」を重視|高血圧治療ガイドライン2014によれば、「診察室血圧と家庭血圧の間に診断の差がある場合、家庭血圧による診断を優先する」というようになりました。

家庭血圧とは、病院ではなく家庭で血圧を測ることです。

家庭血圧が重視される一つの理由は、「診察室血圧・白衣高血圧」という現象があります。

白衣高血圧(白衣現象)とは|病院で緊張して血圧が上がるによれば、白衣高血圧とは、通常は血圧が正常なのに、病院で血圧を測定すると血圧の値が高くなってしまうことです。

そうしたことから、平常の血圧を測定する方法として、病院ではなく家庭で血圧を測ることが重視されるようになったようです。

また、家庭血圧を測定することによって見えてきたものもあります。

それは、「仮面高血圧」という新しい病態(病気のぐあい)です。

仮面高血圧とは?健診では正常、職場では高血圧によれば、健診や病院では正常血圧なのに、職場や家庭で血圧を測ると135/85mmHg以上になる状態を「仮面高血圧」といいます。

仮面高血圧は、正常血圧とされる一般成人の10~15%が相当するといわれており、脳卒中心筋梗塞を併発する危険性は、正常血圧の2~3倍あり、心臓の肥大や動脈硬化の進行が非常に早いこともわかってきています。

そのため、現在では、家庭血圧(病院ではなく家庭で血圧を測ること)のほうが正しい血圧の数値がわかり、また病気の発見にもつながるため、家庭血圧が重要だと考えられています。




■血圧の計り方のポイント

●リラックスした後に血圧を測る

世界一受けたい授業 5月2日|エクオール|健康な血管を作る為の3つの習慣|最新のがん予防法によれば、血圧の測り方で正しいのは、朝起きてすぐORトイレを済ませてから?という質問の答えは、「トイレを済ませてから測る」でした。

トイレを我慢している時には血圧が上昇してしまうためです。

●血管を圧迫させないように気を付ける

腕に巻くときの目安は、指が1本か2本入る程度

●一日2回朝と夜に測る(毎日同じ時間に測る)

時間帯によって血圧は変動してしまうため、時間や環境を整えることは重要です。

●座って測定する

血圧は、「心臓の高さにある上腕の血圧を座って計測した値」が基準です。

●血圧は両腕を計測する

通常、健康な人は左右の血圧差がほとんどありませんが、左右で血圧差が10%以上(15mmHg以上)差がある場合は、動脈硬化(腕の血管にプラークがある)の可能性があります。

両腕を計測する際には、片方の血圧を測定した後、1から2分リラックスしてから、測るようにしましょう。

■まとめ

血圧を測る習慣を作ることで、高血圧(high blood pressure, hypertension)や動脈硬化などの生活習慣病を予防することにつながりますので、ぜひ血圧測定を行なうようにしてくださいね。

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糖尿病予備群の人が1日20分歩くだけで心筋梗塞や脳卒中の発症リスクが8%低くなる!?

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■糖尿病予備群の人が1日20分歩くだけで心筋梗塞や脳卒中の発症リスクが8%低くなる!?

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by Mike Baird(画像:Creative Commons)

糖尿病予備群でも、「1日2000歩」で心血管疾患リスクが8%減

(2014/4/4、アピタル)

一日の歩行数が2000歩増えると、糖尿病予備群の人が心筋梗塞や脳卒中を発症するリスクが8%低くなるという論文が、ランセット誌に3月22日公表された。

もっと歩けば心臓発作と脳卒中のリスクが下がる

(2014/01/06、医療図書館)

University of LeicesterのYates博士らは、糖尿病前症の人々で、歩行活動と心血管イベントの関連性を調査した。博士らは、2002年1月から2004年1月までの間に40か国で登録された耐糖能異常の人々9,306例を含むNAVIGATOR試験からのレトロスペクティブなデータを解析し、試験開始時の歩行数及び12か月後の歩行数の変化が心血管イベントとどのように関連するかを調査した。その結果は、試験開始時の歩行活動は1日2,000歩毎にその後数年間の心血管イベントのリスクが10%低下すること。試験開始12か月後の歩行数が1日2,000歩増える毎に8%リスクが低下することを見いだした。

なぜHBA1Cの値が高いと心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まるのか?で紹介した国立がん研究センターと東京女子医大などのチームによれば、HbA1cの値が高いと、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まるそうです。

【関連記事】

糖尿病の診断基準(血糖値・HbA1c)によれば、HbA1cは、赤血球に含まれるヘモグロビンにブドウ糖が結びついたもので、赤血球の寿命が長いため、過去1~2カ月の血糖状態を把握できます。

→ 糖尿病の診断基準(血糖値・HbA1c) について詳しくはこちら

低血糖でも脳梗塞リスクがある?|ヘモグロビンA1cが低くても脳梗塞や心筋梗塞のリスクが上がる|国立がん研究センターによれば、HbA1cが6・5%以上の人は、5・0~5・4%の人に比べ、心血管疾患になるリスクが1・8倍だったそうです。

なぜ、HbA1cの値が高いと、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まるのでしょうか?

理由としては、

研究チームの後藤温東京女子医大助教は「HbA1cが高いと動脈硬化が進み、心筋梗塞などの危険を高める

と考えられるそうです。

動脈硬化の危険因子には、高血圧脂質異常症高脂血症)、糖尿病肥満、喫煙、運動不足、偏った栄養バランスの食事、アルコール、加齢、ストレスの有無などがあり、動脈硬化が進行すると、日本人の死因の主な原因である心疾患(狭心症、心筋梗塞など)や脳血管疾患(脳梗塞、脳出血など)を引き起こす恐れがあります。

糖尿病にならないような生活習慣をすることで、動脈硬化の進行を食い止め、心筋梗塞や脳卒中の予防ができるということですね。

記事によれば、

2000歩という歩数は、ふつうの早さでの20分間の歩行に相当

するということで、糖尿病予備軍の人が、一日20分歩くだけで心筋梗塞脳卒中を発症するリスクが8%低くなるというのはわかりやすいですね。

糖尿病予備軍の人は一日2000歩増やすことを目標に歩いてみてはいかがでしょうか?

→ 糖尿病の症状・初期症状 について詳しくはこちら

→ 心筋梗塞・急性心筋梗塞とは|心筋梗塞の症状・原因・前兆・予防 について詳しくはこちら

→ 脳卒中の症状・前兆・原因・予防 について詳しくはこちら







【参考リンク】
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