> 健康・美容チェック > 熱中症 > 熱中症対策|経口補水液の作り方・インターバル速歩・牛乳|世界一受けたい授業
2016年7月8日放送の世界一受けたい授業では「熱中症に負けない体を作る」がテーマでした。
講師 能勢博教授(信州大学大学院医学系研究科、スポーツ医科学講座)
【目次】
■熱中症の症状
- なぜ熱中症になると「熱失神(めまい・立ちくらみ・失神)」という症状を起こしてしまうのか?|熱中症の症状
- なぜ熱中症になると、熱けいれん(筋肉痛・手足がつる・こむら返り・筋肉の痙攣・大量の汗)という症状を起こしてしまうのか?
- なぜ熱中症になると熱疲労(めまい・頭痛・吐き気・嘔吐)の症状を起こすのか?
- なぜ熱射病になると、体温が高い・意識障害・手足の運動障害・けいれん・おかしな言動や行動という症状を起こすのか?|熱中症の症状
→ 熱中症 について詳しくはこちら
■経口補水液の作り方
【材料】
- 水 1リットル
- 砂糖 20-40g
- 塩 3g
- レモン果汁 1/2個
経口補水液を飲みやすく感じるときは脱水状態だと考えてください。
■熱中症対策のポイント
熱中症対策のポイントは、汗をかきやすい体にすることです。
その方法としておすすめなのが、「インターバル速歩」。
■インターバル速歩とは?
by Candida.Performa(画像:Creative Commons)
信州大学大学院医学系研究科、スポーツ医科学講座の能勢博教授の研究チームが提唱しているインターバル速歩とは「速い」「普通」を交互に繰り返すウォーキングのことです。
普通のウォーキングと比べると、インターバル速歩をすると、体力が向上し、血圧、血糖値、中性脂肪、BMIといった生活習慣病に関わる指標の全てで改善することが確認できているそうです。
■インターバル速歩のやり方
- 「速歩3分」「普通歩行3分」を繰り返す
- インターバル速歩をすることで、脚の筋肉を鍛えて、血液量を増やし、血液を全身に送ることができます
- 早歩きの時は、息が弾む程度の速度で大股で歩く
- 自分の最大運動能力の70%ぐらい、10分続けると汗ばむ、20分だとすねの筋肉が痛くなる程度の強度
- 1日30分を目安に
→ インターバル速歩で老化防止!|インターバル速歩とは・インターバル速歩のやり方 について詳しくはこちら
■牛乳を飲む
by Ishai Parasol(画像:Creative Commons)
牛乳に含まれる栄養素(たんぱく質・糖質)が肝機能を高め、血液量を増やし、汗をかきやすくなります。
牛乳を飲むときには、インターバル速歩の1時間以内にコップ一杯(200ml)を飲むようにしましょう。
インターバル速歩の後には、エネルギーとなるグリコーゲンが消費され、また筋肉組織が傷んでしまいます。
そこで、アミノ酸のもととなるタンパク質を摂取すると、運動で痛んだ筋肉をしっかりと補修ができ、また、同時に糖質を摂取するとブドウ糖に分解され、エネルギーを効率よく補充すると同時に、筋肉へのアミノ酸輸送をサポートします。
しっかりと運動した後には、しっかりと栄養を補給しましょう!
ポイントは、「運動後の60分以内」ですよ。
→ アミノ酸 について詳しくはこちら
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