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動脈硬化リスク度チェック|たけしの本当は怖い家庭の医学

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2009年8月25日放送の最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学のテーマは、『もう動脈硬化は怖くない!血管を若返らせる名医SP』でした。

その中で、動脈硬化になる危険因子チェックを行なっていたので、ご紹介します。




■動脈硬化リスク度チェック|たけしの本当は怖い家庭の医学

Blood Vessel Model 3

by GreenFlames09(画像:Creative Commons)

1.加齢

男性:45歳以上

女性:55歳以上

2.喫煙

3.血糖値 100以上

4.血中脂質

中性脂肪 150mg/dl以上

LDLコレステロール 140mg/dl以上

HDLコレステロール 40mg/dl以下

5.血圧 140/90以上

以上の5つの項目が動脈硬化になる危険因子なのだそうです。

ぜひチェックしてみてください。

→ 動脈硬化とは|動脈硬化の症状・原因・改善方法 について詳しくはこちら

→ 動脈硬化改善・予防に良い食事・食べ物・食品 について詳しくはこちら







■動脈硬化関連ワード
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体内時計を使った最新がん治療|抗がん剤を患者の体内時計に合わせて投与する時間治療とは?|#たけしの家庭の医学

2010年5月25日放送のたけしの家庭の医学では「体内時計」を特集しました。




■体内時計を使った最新がん治療

Female Holding Flowers Dancing in Field

by Image Catalog(画像:Creative Commons)

解説 横浜市立大学附属病院消化器・肝移植外科チーム(チームリーダー 遠藤格先生)

時間治療を取り入れて抗ガン剤治療を行なっている。

時間治療とは、最も優れた効果が期待できる時間を割り出して行う治療のこと。

時間治療は、抗がん剤の投与方法に秘訣がある。

一般的に、抗癌剤治療は、例えば24時間ずっと同じスピードで抗がん剤を点滴しているが、時間治療では、患者の体内時計に合わせて増減させる。

横浜市立大学附属病院では、時間治療を取り入れた抗癌剤治療によって、手術不可能な患者の80%が手術可能になったそうです。

時間治療の特徴は副作用がほとんどないこと。

※抗がん剤治療は、通常は吐き気や食欲不振等の副作用が出ることが多い。

夜10時に抗癌剤の投与がはじまることが時間治療最大のポイント。

夜10時から翌朝10時までの12時間だけ投与する。

そして、朝4時に最大値をとるように機械を設定する。

抗がん剤の総投与量が1.5倍を一気に投与する。

※通常の抗がん剤治療では一定量の薬を投与し続ける。

そもそも抗がん剤治療は、がん細胞が増えようと細胞分裂するときに攻撃し、増殖を防ぐという役割がある。

しかし、抗がん剤治療は、正常な細胞の分裂も攻撃し、その結果吐き気や倦怠感といった副作用が現れてしまう。

そこで、時間治療が注目したのは、正常な細胞の分裂活動。

がん細胞は一日中分裂しているが、正常な細胞の分裂は一日の中で大きく変化していることがわかったのです。

正常な細胞分裂の一日のリズムは、正午に最大になり、その後減少傾向に、そして午前4時前後に最も細胞分裂が減少する時間帯が訪れるようになっている。(出典:Smaaland R et al,Cancer Res,1993)

そのため、午前4時をピークに抗がん剤を投与するようにすれば、なるべく正常な細胞を傷つけずにガンを攻撃することができる。

通常の1.5倍の抗がん剤を投与しても副作用が少なかったのは、体内時計が司る細胞分裂のリズムを活用したおかげだったのです。

現在、横浜市立大学附属病院のがんの時間治療は、肝臓ガンのみ、転移がある場合に限る等様々な条件がある。

時間治療により、肝臓がんのがん細胞がすべて消えたケースもあるそうです。

時間治療を行った3割の方のがん細胞が全て消失したそうです。

※時間治療によるポイント

抗がん剤を排出させる酵素の活性率が最も高くなるのが午前4時。

→ 肝臓がんとは|肝臓がんの症状(初期・末期) について詳しくはこちら




→ 体内時計とダイエットの関係|たけしの家庭の医学 について詳しくはこちら




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変形性膝関節症チェック|たけしの本当は怖い家庭の医学

健康・美容チェック > 変形性膝関節症 > 変形性膝関節症チェック|たけしの本当は怖い家庭の医学

2008年12月16日放送の最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学(テレビ朝日系)は、「家庭でできる人間ドック2008」でした。




■変形性膝関節症

Knees

by Tricia(画像:Creative Commons)

変形性膝関節症は、加齢による老化や長年の同じ動作により、膝の関節がすり減ってしまうために起こる病気。

番組では、変形性膝関節症を早期発見する方法を紹介していました。

●しゃがみ込み検査
  1. 肩幅に開いて立ちます。
  2. そのままゆっくりしゃがみ、そしてゆっくり立ち上がります。
  3. この動作を3回行ないます。

この動作の時に、痛みがあった場合または音が鳴った場合は、膝関節または半月板に何らかの異常がある場合があるそうですので、気になる方はぜひ専門医に診てもらうようにしてください。

→ 変形性膝関節症 について詳しくはこちら







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がんになっても長生きできる生活習慣|#たけしの家庭の医学

2009年10月27日放送のたけしの本当は怖い家庭の医学では、104歳のおばあちゃんが実践している長生きできる生活習慣を紹介しました。

※愛知県がんセンター研究所室長 松尾恵太郎先生 による

厚生労働省のがん予防研究班

大規模なアンケート調査をもとに病気の要因を調べる疫学研究という方法で、がんのリスクにかかわる生活習慣を調べ、日本人のがん予防法を研究している

【目次】





■どんな生活を送れば、がんになっても長生きできるのか?

Untitled

by Fabian Reus(画像:Creative Commons)

がんを乗り越えた100歳の女性の生活習慣を名医が分析したところ、4つのキーワードがでてきました。

1.大豆イソフラボン

大豆に含まれるイソフラボンが乳癌のリスクを下げると報告されている。

国立がんセンター・愛知県がんセンター含む8つの研究の統合解析によると、毎日イソフラボンの摂取量が20mg以上の場合、5mg以下の摂取に比べて、乳癌リスクが30%減少することが分かったそうです。

なぜ大豆ががんのリスクを下げるのか?

大豆イソフラボン研究の権威 家森教授

女性ホルモン・エストロゲンが強すぎると乳癌を起こさせやすい。

イソフラボンはエストロゲンの強すぎる作用を邪魔してくれる。

そのため、がんを抑える効果があると考えられる。

2.果物(1日200g程度)

毎日果物を食べる女性は、胃がんのリスクが下がる(愛知県がんセンターによると)

栄養学のスペシャリスト 高橋徳江先生

果物には、がんの発生を抑える抗酸化作用がある

マンゴーや柿に含まれるβカロテン、ブドウに含まれるアントシアニンには、がん発生の原因となる活性酸素を除去する働きがある。

野菜・果物摂取と胃がん発生率との関係について|多目的コホート研究によれば、野菜・果物は少量の摂取で胃がんの発生率を下げると考えられます。

野菜・果物に含まれるがんを予防する成分には、カロテノイド、葉酸、ビタミンC、フラボノイド、フィトエストロゲン、イソチオシアネート、食物繊維などが上げられます。 

3.日々の活発な身体運動

高齢者医療のスペシャリスト 新開省二先生

体をよく動かしていることが、食欲の増進、それに伴う十分な栄養の摂取につながっている。

それらがトータルとして、病気に対する抵抗力・防衛体力を高めている。

つまり、がんに対する抵抗力が高まっていると考えられる。

4. 糖尿病になっていない

糖尿病の方は、がんのリスクがそうでない方に比べ、約2割高くなっている。

なぜ糖尿病ががんのリスクを上げるのか。

糖尿病の権威 小田原雅人先生

糖尿病では、インスリンの効きが悪くなります。

その結果、インスリンが過剰に分泌されて、多くが血中にとどまります。

過剰なインスリンががん細胞の増殖につながるケースがある。




■がんのリスクを上げることをしない・がんのリスクを下げることを続ける

がんのリスクを上げることをしない

がんのリスクを下げることを続ける

これが、がんになっても長生きできる秘訣

がんのリスク問診

がんのリスクを上げる条件は、「はい」の点数だけグラフが上がっていく

がんのリスクを下げる条件は、「はい」の点数だけグラフが下がっていく

がんのリスクを上げる条件

  1. 年齢が50代以上である
  2. 両親・兄弟姉妹の中でがんにかかった人がいる
  3. 今たばこを吸っている(2点)
  4. 過去に一年以上たばこを吸っていたことがある=今吸っている方も含む
  5. 毎日2合以上に相当する飲酒をしている
  6. 味付けは濃いほうが好き
  7. 肥満体である
  8. 糖尿病にかかっている

がんのリスクを下げる条件

  1. 野菜を毎日小鉢で5皿以上食べている
  2. 果物を毎日1皿以上食べている
  3. 週2回以上息がはずむ程度の運動をしている
  4. コーヒーを毎日飲んでいる
  5. 大豆製品を毎日食べている
  6. 1日2回以上歯を磨いていいる
  7. 緑茶を毎日5杯以上飲んでいる

問診の点数(合計2点以上)が高いと、生活習慣を改善しないと、がんになったら長生きできない可能性が高い人なのだそうです。

がんのリスクを上げる条件

1.加齢

がん全般

2.家族歴

大腸がん乳がん・子宮体がん・卵巣がん・前立腺がんなど

3.4.喫煙

肺がん・胃がん・食道がん・肝臓ガンすい臓がん・口腔がん・膀胱がんなど

5.大量飲酒

肝臓がん・大腸がん・食道がん・乳癌(閉経後)・口腔がんなど

※1日1合以内に抑える

6.濃い味

胃がん

7.肥満

乳癌(閉経後)・肝臓がん・大腸がん

8.糖尿病

肝臓がん

がんのリスクを下げる条件

1.野菜

食道ガン・胃がん

 

2.果物

食道ガン・肺がん・胃がん

 

3.運動

大腸ガン・乳癌(閉経後)・子宮体がん

4.コーヒー

肝臓がん

※カフェイン以外のコーヒー特有の成分が関係していると考えられる

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5.大豆

乳癌・前立腺がん

6.歯磨き

食道ガン・咽頭癌・口腔がん

※がん発生にかかわる物質を作る常在菌を洗い流すため

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7.緑茶

胃がん(女性)







妊娠中1週間340gの魚を食べると胎児の発達に良い?|#ホンマでっか




Assorted sashimi platter

by Naotake Murayama(画像:Creative Commons)

2010年2月8日放送のホンマでっかTVで、脳科学者の澤口先生がコメント「妊娠中1週間340gの魚を食べると胎児に良い」について調べてみました。

臨時 vol 9 高久通信 「妊婦はお魚を摂るように」

(2008/2/4、自治医科大学学長 高久 史麿さん)

ω―3不飽和脂肪酸と脳の発達と言えば、当然胎児の脳の発達との関係が問題になるが、本年2月にイギリスの有名な臨床医学誌であるLancetに、妊婦の魚の摂取量と生まれてきた子供の知能の発達、たとえば言語能力、社会性、運動能力との関係を詳しく調べた論文が掲載されていたので、その内容の概略をご紹介したい。

この臨床研究を行ったのは、イギリスとアメリカの研究者たちであるが、実際に調査の対象となったのはイギリスのブリストルに住んでいる1991年4月から1992年12月までの間に出産予定の妊婦11,879人で、これらの妊婦に対して妊娠32週目における魚の摂取量のアンケート調査を行っている。

<中略>

1万人以上の妊婦を対象にし、期間も10年近くというまことに息の長い大規模な臨床疫学的な研究であるが、得られた結論は極めて単純で、1週間に340g以下の魚類を摂っていた妊婦から生まれた子供は、340g以上摂っていた妊婦からの子供に比べて、言語能力、運動能力、社会性、すべての面で発達が遅れていたということである1)。

この結果を反映してか、本年10月の初旬に、アメリカの14の産科医、栄養士の団体が、妊婦は1週間に340g以上の魚を食べるように推奨する声明を出している。

この研究から妊婦は1週間に340gの魚を食べた方がよいといわれるようになったようですね。

この340gという数字は、FDA(米国食品医薬品局)のガイドラインで、水銀中毒のリスクを避けるために、妊婦の魚の摂取量は1週間に340gまでとしているようです。

しかし、今回紹介した記事によれば、水銀中毒については、それほど気にする必要はないのではないかとしています。

欧米人に比べて魚を多く摂る日本人にとっては週340gという量は日常の食事で十分補給できる量で、週2回青魚を食べれば良いと言われている。

青魚とは背が青い回遊魚のことでイワシ、サバ、ニシン、ブリ、カツオ、マグロ、サケ等がこの類に属する。

一方サメ、メカジキ等の大型魚には水銀等を多く含んでいる可能性があるので、妊婦はその摂取を避けた方が良いとされている。

しかし、われわれが日常口にするのは青魚の方であり、この点は、それほど気にする必要はないであろう。

週に2度青魚を摂る食事は、あまり無理せずに取り入れることのできる食習慣なのではないでしょうか。

ぜひオメガ3脂肪酸が豊富な青魚を食べるようにしてみてくださいね。

→ オメガ3脂肪酸|オメガ3の効能・効果・食べ物・オメガ3ダイエット について詳しくはこちら

オメガ3サプリメント

【参考記事】

同じような内容が以下の記事でも紹介されています。

やっぱり魚は頭にいい?

(2007/11/23、えるこみ 執筆:医学博士 佐野 秀典 )

英国のある調査では、妊娠中の魚の摂取量が週に340g以下の場合、誕生した子供の8歳時点の言語性IQが下位25%に入り、社会行動や細かな運動活性、コミュニケーションなど社会性の発達のテスト結果が最適レベルより低くなる確率が高まると報告されています。

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