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心筋梗塞・脳卒中が発症しやすい時間帯|血管の回復に良い食事・運動|#林修の今でしょ講座

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2016年1月19日放送の林修の今でしょ!講座では「心筋梗塞・脳卒中」を取り上げます。

監修:池谷敏郎先生

【目次】




■心筋梗塞・脳卒中|#林修の今でしょ講座

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by NEC Corporation of America(画像:Creative Commons)

1.心筋梗塞・脳卒中はどちらも血管の病気である

2.心筋梗塞・脳卒中はどちらも血管に血栓が詰まることで起こる病気

3.血管を全てつなぐと長さは約10万kmで(地球2週半分)

4.心筋梗塞・脳卒中は自覚症状がない

5.心筋梗塞・脳卒中は冬に多い理由は、「寒さで血管が縮むから」

寒さによって、血管が収縮すると、血液が通りづらくなる。

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6.服を着た状態で湯船のお湯を洗い場にひとかけすると良い

洗い場の室温を上げることで急激な寒暖差の発生を防ぐことが大切なのだそうです。

また、脱衣所も温めておくとよいそうです。

7.湯船には息を吐きながら入る

息を止めると血圧が急上昇しやすいため。

8.就寝時にいびきをかく人は心筋梗塞・脳卒中の危険がある

9.いびきをかく人が危ない理由は、血圧が上昇と降下を繰り返す危険があるため

頻繁にいびきをかく人は、無呼吸症候群になる可能性がある。

いびきが止まると、血圧がさがり、いびきをかくと、血圧が上がる。

10.寒い朝にすると特に危ない習慣は、トイレ、洗顔、ゴミ出し、犬の散歩、ジョギングなど

血圧が上昇しやすいため

11.血栓はコブが傷つくできる

コブに傷がつくと血小板が血の塊を作ることで血管を詰まらせるため。

偏った食生活をすると血栓が生まれやすくなる。

偏った食生活を続けると血管にコブができてしまい、血栓が生まれやすくなる。

12.ボロボロになってしまった血管は回復させることができる

ある程度ですが、内側の層は生活習慣の改善で回復が可能なのだそうです。




■心筋梗塞・脳卒中が発症しやすい時間帯

1.お風呂の時間

家の中の温度差や熱い風呂で心筋梗塞|たけしのみんなの家庭の医学 1月25日によれば、温度の高い場所では熱を放出しようと広がり、温度の低い場所に移動すると、今度は熱を逃がさぬよう収縮するため、血圧が急激に上昇し、この温度差が大きいほど血圧は上がり、危険度が増してしまうのです。

お風呂に入る時は、寒暖差が多いため、血圧上昇しやすく、また、長風呂は脳に血栓ができやすいため、リスクが高くなるそうです。

2.寝ている時間

3.朝

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■血管の回復に良い食事

池谷先生によれば、血管の回復には、バランスの良い食事と「味噌・チーズ・玉ねぎ」を摂取することが理想なのだそうです。

味噌とチーズにはLTP(ラクトトリペプチド)が含まれており、また玉ねぎにはケルセチンという血管に効果をもたらす成分が含まれています。

LTPはアミノ酸の一種で血圧降下、動脈硬化予防が期待できるそうです。

たまねぎのケルセチンで動脈硬化対策|ケルセチンで血管年齢若返りによれば、ケルセチンには、血管をしなやかにする働きがあるため、血管年齢を若返らせてくれるそうです。

■血管の回復に良い運動:桃太郎運動

1.イスに座り、足を手で抱える

2.15秒間キープした後、両手両足を開き、手足を震わせる

一酸化窒素が出ることで血管を回復させるそうです。

血管の回復に良い食事と運動で心筋梗塞・脳卒中を予防しましょう!

→ 心筋梗塞の症状・原因・前兆・予防 について詳しくはこちら

→ 脳卒中の前兆・原因・予防 について詳しくはこちら

→ 血管年齢を若くする方法|血管年齢を下げるために効果的な食べ物・運動 について詳しくはこちら








【予習編】

Yahoo!テレビ番組予告

(1)「名医の『心筋梗塞・脳卒中』検定」 1月、2月は心筋梗塞や脳梗塞などの血管疾患が急増!そこで問題を解けば解くほど予防法や対策が身に付く『心筋梗塞・脳卒中検定』に林修が挑戦!皆さんも問題を解きながら学びましょう! Q脳卒中に自覚症状はある? Q1日のうちで一番発症しやすい時間は? 更に発症リスクが高い入浴中の予防法や名医がすすめる予防に効果的な食材を紹介

心筋梗塞脳卒中脳梗塞)に共通するリスク要因はいくつか挙げられます。

動脈硬化

動脈硬化が進行することや血管内のプラークと呼ばれる脂肪などの固まりが破れて血栓ができてしまうことにあります。

動脈硬化とは、動脈にコレステロール中性脂肪などがたまって、詰まったり、硬くなったりして弾力性や柔軟性を失った状態をいい、動脈硬化になると、スムーズに血液が流れなくなります。

コレステロールなど血液の脂質が、動脈にたまったり、酸素や栄養が不足したり、高血圧により常に血管に負担がかかったりしていると、動脈は弾力性を失い硬く、もろくなってしまいます

動脈硬化の危険因子には、高血圧脂質異常症高脂血症)、糖尿病肥満、喫煙、運動不足、偏った栄養バランスの食事、アルコール、加齢、ストレスの有無などがあり、動脈硬化が進行すると、日本人の死因の主な原因である心疾患(狭心症、心筋梗塞など)や脳血管疾患(脳梗塞、脳出血など)を引き起こす恐れがあります。

フィンランドのヘルシンキ大学病院の研究チームによれば、男性は40代になると、喫煙や高血圧コレステロール値、血糖値などの原因が脳卒中のリスクを高めるようになり、また、35歳から動脈硬化も増加し始めることが分かったそうです。

動脈硬化の症状・予防・原因・改善 について詳しくはこちら

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HbA1cの値が高いこと

HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の値が高いと、心筋梗塞や脳卒中の危険性が強まるそうです。

HbA1cが高いと、動脈硬化が進んでしまうため脳卒中の発症リスクが高くなると考えられます。

→ 糖尿病の診断基準(血糖値・HbA1c) について詳しくはこちら

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 心筋梗塞・脳卒中を予防する方法

生活習慣の改善に取り組む

厚生労働省研究班の大規模調査によれば、2型糖尿病患者が積極的な生活習慣改善に取り組むと、従来の治療だけを受けた患者に比べ、脳卒中の発症が少なくなることがわかったそうです。

→ 動脈硬化の症状・予防・原因・改善 について詳しくはこちら

→ 高血圧の症状・食事・数値・予防・原因 について詳しくはこちら

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→ 糖尿病の改善・予防 について詳しくはこちら

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入浴法に気を付ける

なぜ、42度以上の熱いお湯への入浴は避けたほうがよいのか?|ためしてガッテンによれば、42℃以上の熱い湯に入った直後に、体が熱さにびっくりして(驚愕反応)、末梢の血管が収縮、血圧が上がり、これが引き金となって、脳卒中や心筋梗塞が起こることがあるそうです。

●入浴時に気を付けてほしい人

  • 熱い風呂が大好きな人(驚がく反応等の結果、血圧低下を起こしやすい)
  • 動脈硬化のある人(血管にしなやかさがないため、血圧が急上昇・急降下しやすい)
  • 高血圧の人(元々血圧が高い人ほど、下がるときの幅も大きい)
  • 65歳以上(動脈硬化、高血圧になっている割合が高い)
  • 飲酒後に入浴する人(飲酒や食事のあとは、血圧が下がっている)

→ 心筋梗塞の症状・原因・前兆・予防 について詳しくはこちら

→ 脳卒中の前兆・原因・予防 について詳しくはこちら




関根勤さん、検査で心臓の病気(冠動脈狭窄)が見つかり手術|血管若返りに塩出しレシピ「トマト納豆」|#サタプラ

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2016年5月28日放送のサタデープラスでは、関根勤さんの心臓手術に密着を行ないました。




【目次】

■関根勤さん、番組での検査で心臓の病気(冠動脈狭窄)が見つかり、緊急手術

Check-up

by Army Medicine(画像:Creative Commons)

<関根勤>心臓疾患で緊急手術「命にかかわる病態」番組企画で発覚 サタデープラス

(2016/5/21、まんたんウェブ)

関根さんは同番組の健康情報コーナー「Dr.プラス」で検査をした際に、心臓に疾患が見つかり、「命にかかわる病態に陥る可能性が非常に高い。いつ倒れてもおかしくない状況」と診断された。

関根勤さんが番組(サタデープラス)で検査をした際に心臓疾患が見つかったため、緊急手術をしていたそうです。

これまでにも芸能人の方が番組で病気が見つかったケースが何度かあります。

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関根勤さんは小堺一機さんと番組で心臓ドックを受診したところ、心臓に酸素を含んだ血液を供給する冠動脈という血管が詰まっている可能性があることがわかったため、再検査を行ない、心筋梗塞で倒れるリスクが極めて高い危険な状態であることがわかったことから、心臓手術を行ないました。

■冠動脈狭窄とはどんな病気?

冠動脈|冠動脈ステント

心臓に酸素を豊富に含んだ血液を供給する血管を冠動脈と言います。冠動脈の太さは、ストローの太さと同じくらいで、約4 mmほどしかありません。

心臓は、全身に酸素や栄養を運ぶために血液を送り出していますが、心臓自身も血液の供給を必要としています。

冠動脈はその心臓に血液を供給する血管を言います。

動脈が詰まる原因は、アテローム性動脈硬化症です。

アテローム性動脈硬化症とは、高血圧高血糖などの理由により血管内膜が傷つき、その隙間から血管内膜の下に入り込んだコレステロールが白血球の一種であるマクロファージに捕食され、その死骸が溜まり、アテローム(粥状の塊)と呼ばれる沈着物(血液中の脂肪、コレステロール、カルシウムおよびその他の物質)が動脈の内側に蓄積した状態で、血管のしなやかさが失った状態です。

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アテローム性動脈硬化症により、冠動脈が詰まった状態を、冠動脈疾患といい、冠動脈が狭くなることを冠動脈狭窄といいます。

■冠動脈の病気のリスク要因

冠動脈危険因子|冠動脈ステント

加齢(男性:45歳以上、女性:55歳以上)
心疾患の家族歴(55歳未満で心疾患の診断を受けた父または兄弟、あるいは65歳未満で心疾患の診断を受けた母または姉妹がいる)
喫煙
高血圧
高LDL(悪玉)コレステロールおよび低HDL(善玉)コレステロール
併存疾患(糖尿病など)
体重超過または肥満
運動不足
ストレス

冠動脈危険因子に挙げられている項目は、循環器疾患リスクチェック|心筋梗塞や脳梗塞の10年先の発症リスクがわかる|国立がん研究センターや藤田保健衛生大などで心筋梗塞や脳梗塞の10年先の発症リスクがわかる循環器疾患リスクチェックで入力される項目(高血圧LDLコレステロールHDLコレステロールなど)とほとんど当てはまっています。




■関根勤さんの心臓に見つかった2つの問題点

1.冠動脈に狭くなった部分が何箇所か見つかった

2.冠動脈に石灰化プラークが見つかった(柔軟性をなくし、もろくなる)

石灰化プラーク量の数値が400を超えると心筋梗塞のリスクが高いそうですが、関根勤さんの場合は、その数値が635で、100人計測した場合、悪い方から4番目というほど危険性が高かったそうです。

→ 心筋梗塞・急性心筋梗塞とは|心筋梗塞の症状・原因・前兆・予防 について詳しくはこちら

■心筋梗塞のサイン「胸の痛み」

1.広範囲

点ではなく、広範囲に痛みが広がる

2.圧迫感

チクチクではなく、押されたような圧迫感

3.数分でおさまる

数分続き、何もなかったかのようにおさまる

関根勤さん自身にはこうしたサインはわからなかったそうです。

ただ昨年胸焼けと胃の痛みがあったので、胃カメラの検査を受けたもの問題がなかったそうですが、上田医師(国立病院機構大阪医療センター)によれば、サインだった可能性もあるそうです。

■原因(関根勤さんの場合)

1.悪玉コレステロールの数値が高い

2.体質

関根勤さんには孫が生まれており、成人式まで生きたいという目標から、生活習慣を改めているそうで、以前に比べて食べ過ぎに気をつけるなど食事にも気を配っていたにも関わらず、悪玉コレステロールの数値が高かったそうです。

医師によれば、悪玉コレステロールを作りやすい体質の人もいるそうで、家族に心筋梗塞になったことがある人はその体質の可能性があるそうで、関根勤さんのお父さんも心筋梗塞になったことがあるそうです。

関根勤さんの場合は、酒は飲まない、タバコも吸わない、運動はしていたそうで、ご自身にはその予兆は全く無かったそうです。

■手術(関根勤さんの場合)

Open Stent

by Lenore Edman(画像:Creative Commons)

関根勤さんが受けた手術は、ステント手術

手首からカテーテルという細い管を挿入し、心臓の冠動脈まで伸ばし、バルーン(風船)を膨らませたり、ステント(網目状のもの)を挿入し、プラークの部分で、ステントを開き、狭くなったり詰まっている血管を押し広げます。

■血管若返りに「塩出し」

2016年9月3日放送のサタデープラスでは手術後の関根勤さんに密着しました。

血管を広げただけで、血管が良くなったわけではないので、生活習慣の改善が重要。

カレーに含まれるスパイスには抗酸化物質が豊富で、血管には良い食べ物。

もう1つ、血管若返りに重要なのは「減塩」であり、「塩出し」です。

「塩出し」とは、体に摂ってしまった塩分を体外に排出する食事のことで、カリウムやマグネシウムを含む食事をするとよいそうです。

高血圧を予防・改善する食事療法「DASH(ダッシュ)食」とは?によれば、カリウム・カルシウム・マグネシウム・食物繊維には、増えすぎた塩分を効率よく体外へ排出させる効果があります。

カリウムは、血液での濾過装置である腎臓に作用すると考えられており、余分な塩分をより多く体外へ排出すると考えられています。

マグネシウムとタウリンを多く摂取している人は、高血圧・高脂血症・糖尿病・肥満が少ない?|世界一受けたい授業によれば、塩が体に溜まることは悪いと言われますが、細胞の中から塩をポンプのように吐き出す役割をするのがマグネシウムなのだそうです。

今回番組で塩出しレシピとして紹介したのが、「トマト納豆」です。

トマトには、カリウムと抗酸化力の強いリコピンが豊富で、納豆にはマグネシウムや悪玉コレステロールを減らすのに効果的と考えられている大豆イソフラボンが豊富に含まれています。

■トマト納豆レシピ

【材料】

  • トマト
  • 納豆
  • かつおぶし
  • オリーブオイル

【作り方】

1.トマトを一口サイズくらいの角切りにする

2.トマトと納豆を混ぜ合わせる

3.オリーブオイルをかけ、鰹節をかけて混ぜて出来上がり。

※塩分を控えるため、しょうゆやタレは使わない方が良いようです。

→ 血圧を下げる方法(食べ物・サプリメント・運動) について詳しくはこちら

→ 悪玉コレステロールを減らす食品 についてはこちら







【関連ワード】
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微小血管狭心症の診断に血漿セロトニン濃度がバイオマーカーになる可能性|#東北大学

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■微小血管狭心症の診断に血漿セロトニン濃度がバイオマーカーになる可能性|東北大学

微小血管狭心症患者と血漿セロトニン濃度の相関
微小血管狭心症患者と血漿セロトニン濃度の相関

参考画像:微小血管狭心症患者と血漿セロトニン濃度の相関 |微小血管狭心症のバイオマーカーを世界で初めて同定(2016/10/11、東北大学プレスリリース)|スクリーンショット

東北大学大学院医学系研究科循環器内科学分野の下川宏明教授の研究グループによる研究によれば、「微小血管狭心症」に対して、血中セロトニン濃度がバイオマーカー(病気の進行や治療の効果を測るための)となることを明らかにしました。

虚血性疾患の発症メカニズム
虚血性疾患の発症メカニズム

参考画像:虚血性疾患の発症メカニズム|微小血管狭心症のバイオマーカーを世界で初めて同定(2016/10/11、東北大学プレスリリース)|スクリーンショット

微小血管狭心症の症例
微小血管狭心症の症例

参考画像:微小血管狭心症の症例|微小血管狭心症のバイオマーカーを世界で初めて同定(2016/10/11、東北大学プレスリリース)|スクリーンショット

微小血管狭心症は心臓カテーテル検査による冠動脈造影のみでは診断が困難であり、しばしば見過ごされてきていたそうです。

また、閉経後の女性に多く発症し、正確な診断には侵襲的な心臓カテーテル検査が必要であり、簡便な診断方法の確立が待たれていたそうです。

セロトニンの作用
セロトニンの作用

参考画像:セロトニンの作用|微小血管狭心症のバイオマーカーを世界で初めて同定(2016/10/11、東北大学プレスリリース)|スクリーンショット

セロトニンは、強力な血管収縮作動作用と血小板凝集作用を有する血管作動物質として古くから知られているそうで、今回の研究によれば、微小血管狭心症患者では、血漿セロトニン濃度が上昇することを世界で初めて明らかになったことから、血漿セロトニン濃度が、微小血管狭心症の診断バイオマーカーとなる可能性があるそうです。




■まとめ

微小血管狭心症の症状・原因|更年期の女性の10人に1人が発症!?|#ドクターG #あさイチによれば、更年期の女性の10人に1人が微小血管狭心症を発症するともいわれていますが、正確な診断には身体に負担のかかる侵襲的な心臓カテーテル検査が必要でした。

今回の研究が進めば、体の負担が少ない方法で診断することができることが期待されます。

→ 更年期障害の症状・原因・チェック|40代・50代の更年期の症状 について詳しくはこちら







【参考リンク】
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LH比に注目して動脈硬化予防!|LDL-cとHDL-cの比率をチェック!

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■LH比に注目して動脈硬化予防!|LDL‐cとHDL‐cの比率をチェック

Walking on the street

by Pedro Ribeiro Simões(画像:Creative Commons)

LDLよりHDLに注目!!動脈硬化性疾患の予防とLH比

(2011/2/14、ダイヤモンド・オンライン)

最近、LDLコレステロール(LDL‐c)の基準値をめぐる議論喧しいが、じつは議論の方向が偏っている。

最新の研究で心筋梗塞などの動脈硬化性疾患は、高LDL‐c値だけではなく、LDL‐c値とHDLコレステロール(HDL‐c)値のバランス異常が主な原因だとわかっているからだ。

脂質バランスの指標は、LDL‐c÷HDL‐c=「LH比」。

動脈硬化性疾患を防ぐには、LH比2.0以下、高血圧糖尿病など複数の生活習慣病を持っている人、心筋梗塞や脳梗塞の再発予防にはLH比1.5以下が望ましい。

動脈硬化を防ぐには、悪玉コレステロールの値だけに注目するのではなく、悪玉コレステロール(LDL)と善玉コレステロール(HDL)の比率である「LH比」に注目する必要があります。

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そもそもHDL‐cは、血管壁にたまったコレステロールをキレイにさらってくれるお掃除屋さん。

この「掃除力」が悪玉LDL‐cの「ゴミため力」を上回り、LH比が2.0から、限りなく1.0に近づくほど脂質異常症から動脈硬化、そして突然死の流れを阻止できる。

たとえ、LDL‐cが基準値を上回る160mg/dLでもHDL‐cが80mg/dL以上なら、あわてずに生活習慣の改善を図り、LDL‐cを基準値内にすればLH比2.0以下を達成できるのだ。

LH比を限りなく1.0に近づくほど、脂質異常症や動脈硬化などの病気から守ることができます。

その点で今、注目されているのが動脈硬化進展阻止・退縮治療。

LH比を1.5以下に管理することで、動脈硬化を予防するばかりか、すでに出来上がった動脈硬化を治し、赤ちゃん並みの若々しい血管を取り戻す方法だ。

基本は運動療法と薬物治療。

HDL‐cは運動療法によく反応し、朝夕2回、30分程度のパワー・ウオーキングを数ヵ月続けるだけで数値が劇的に改善される。

必要に応じ、脂質バランスを改善する治療薬が処方されることもある。

一見、これまでの脂質治療と変わらないようだが、主役はあくまでHDL‐ c。

健康診断ではHDL‐cとLH比に注目してみよう。

LH比を1.5以下に管理するには、運動療法や薬物療法によって改善できるそうです。

動脈硬化性疾患にならないためにも、これからはLH比に注目していきたいですね。

→ コレステロールの比率のLH比(LDLとHDLの比率)とは について詳しくはこちら




■LH比を改善する方法

LH比を改善する方法は、LDLコレステロールを減らし、HDLコレステロールを増やすこと。

■LDLコレステロールを減らす方法

タウリンを含む食べ物

肝臓機能が強くなければ、LDLコレステロールを処理することはできません。

肝臓の機能が低下すると、コレステロールは処理できなくなり、血液中に溜まってしまい、動脈硬化や高コレステロール血症などを引き起こしてしまうのです。

肝臓機能をアップさせる食品は、タウリンを含む食品です。

タウリンとは、カキ・イカ・ホタテなど魚介類に多く含まれる成分です。

肝機能をアップさせ、コレステロール処理能力を高める働きを持っています。

魚介類の食事で肝臓機能をアップさせましょう。

→ タウリンを多く含む食品 についてはこちら。

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食物繊維の多い食べ物

食物繊維には、コレステロールの低減に役立つ効果があるので、食物繊維が豊富な食品を摂取しましょう。

→ 食物繊維の多い食品 について詳しくはこちら

大豆製品

大豆に含まれるレシチン・イソフラボンなどが悪玉コレステロールを下げる働きがあるそうです。

大豆レシチンを摂るには、『豆腐』を1日半丁食べるとよいそうです。

植物油

植物油には、コレステロールを抑える働きがあります。

HDLコレステロールが低く、中性脂肪が高いと真の悪玉である酸化LDLコレステロールが増えてくるといわれています。

マーガリンやショートニング、ファストフードや総菜などの揚げ油もできるだけ控えるようにして、中性脂肪に気を付けたいですね。

→ 中性脂肪を下げる食品・食事 について詳しくはこちら

ヨーグルト(乳酸菌)

毎日乳酸菌を摂っていた人は、悪玉コレステロールが減少し、総コレステロール値も下がったそうです。

→ 乳酸菌の多い食品 について詳しくはこちら

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りんご

オハイオ州立大学の調査によれば、毎日りんごを食べると1ヶ月で悪玉コレステロールが40%減少することがわかったそうです。

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オメガ3を含む食べ物

悪玉コレステロールを減らす食事として、オメガ3脂肪酸DHA・EPA)の多い食事にしましょう。

→ オメガ3脂肪酸|オメガ3の効能・効果・食べ物・オメガ3ダイエット について詳しくはこちら

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■HDLコレステロールを増やす方法

善玉コレステロールを増やすには運動が有効で、特に「有酸素運動」が有効なのだそうです。

有酸素運動だからといって走らないといけないというわけではなりません。

ジョギング以外の運動も有効で、1日に歩く歩数が多ければ多いほど、善玉コレステロールの値も高くなるそうです。

毎日8千歩から1万歩歩くと、善玉コレステロールを増やすリポプロテインリパーゼが活性化するそうです。

歩くこと(1日30分ぐらい)

『プランク』 (体幹を鍛える運動)

1.腕を直角に曲げて寝る(うつ伏せの状態で腕を曲げる)

2.腕だけとつま先だけを地面につけ一分間キープする。

※頭の先と足を一直線に保つように

※1日一回一分

チョコレート

【主治医が見つかる診療所】チョコレートのカカオポリフェノールで善玉コレステロールアップ|10月19日チョコレートの健康効果が研究で証明|血圧を下げる効果やHDLコレステロール増加による動脈硬化予防によれば、カカオポリフェノールが70%含まれているようなチョコレートを一日に25g食べることで善玉コレステロールが増加するそうです。

アーモンド

アーモンドを1日10g食べると、善玉コレステロールが増える!?によれば、アーモンドを1日10グラム食べると善玉コレステロールが増えたそうです。

また、LDLコレステロールを減らし、中性脂肪を減らすことで、LDLコレステロールとHDLコレステロールの比率が改善されることで、動脈硬化の改善につながると考えられます。

食物繊維

食物繊維には、コレステロールの低減に役立つ効果があるので、食物繊維が豊富な食品を摂取しましょう。

根菜類、海藻類、きのこ類、納豆やオクラなどのネバネバ系に水溶性食物繊維が豊富なのだそうです。

【補足】わかめ、もずく、めかぶ、こんぶ、ひじき、ところてんなどの海草は、水溶性食物繊維が豊富です。

→ 食物繊維の多い食品 について詳しくはこちら

油に気をつける

●植物油には、コレステロールを抑える働きがあります。

●HDLコレステロールが低く、中性脂肪が高いと真の悪玉である酸化LDLコレステロールが増えてくるといわれています。

→ 酸化悪玉コレステロールとは・原因・数値(基準値)・測定(検査)・対策 について詳しくはこちら

マーガリンやショートニング、ファストフードや総菜などの揚げ油もできるだけ控えるようにして、中性脂肪に気を付けたいですね。

オメガ3脂肪酸(DHA・EPA・αリノレン酸)

LDLコレステロールを減らす食事として、オメガ3脂肪酸DHA・EPA)の多い食事にしましょう。

→ オメガ3脂肪酸 について詳しくはこちら。

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タウリン

肝臓機能が強くなければ、悪玉コレステロールを処理することはできません。

肝臓の機能が低下すると、コレステロールは処理できなくなり、血液中に溜まってしまい、動脈硬化や高コレステロール血症などを引き起こしてしまうのです。

肝臓機能をアップさせる食品は、タウリンを含む食品です。

タウリンとは、カキ・イカ・ホタテなど魚介類に多く含まれる成分です。

肝機能をアップさせ、コレステロール処理能力を高める働きを持っています。

魚介類の食事で肝臓機能をアップさせましょう。

→ タウリン についてはこちら

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悪玉コレステロールを下げる食品ニュース

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40代から定期的に眼科ドックを受けて、目の病気を早期発見・予防しよう!

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【目次】

■40代から定期的に眼科ドックを受けて、目の病気を早期発見・予防しよう!

Go Plaid Team!

by Karen(画像:Creative Commons)

<医療>失明危機防ぐ40代からの「眼科ドック」人気

(2015/7/12、毎日新聞)

緑内障は、40歳以上の17人に1人がかかる身近な目の病気であり、早期発見、早期治療が大切なので、40歳前後の方は、一度眼科での検査(眼科ドック)をおすすめしています。

→ 緑内障とは|緑内障の症状・原因・眼圧・予防 について詳しくはこちら

その他にも、加齢黄斑変性飛蚊症など加齢が原因となる目の病気もあるので、定期的に診てもらいましょう。

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■眼科ドックで分かるのは、目の病気だけではない!

実は眼科ドックで分かることは、目の病気だけに限りません。網膜は、体の中で実際に血管を肉眼視できる唯一の場所です。その血管から脳や心臓の状態を推測でき、脳梗塞(こうそく)や心筋梗塞、糖尿病などのリスクが分かるのです。

網膜は、体の中で実際に血管を肉眼で見ることができる唯一の場所であるため、この血管から脳梗塞心筋梗塞糖尿病高血圧などのリスクがわかるそうです。

最近では、眼底検査によって全身疾患の発症を予測する可能性を示唆するような研究も報告されています。

眼底検査で糖尿病や高血圧、緑内障、加齢黄斑変性などの病気の予測ができるによれば、次のような研究結果が出ているそうです。

  • 血圧が正常であっても眼底検査の結果、「網膜細動脈」と呼ばれる、血管のサイズが細い人の方が太い人に比べて、5年後に高血圧を発症するリスクが高い。
  • 「加齢黄斑変性症」も、その重症度と、脳卒中や心疾患、認知症の発症率との間に関連がある
  • 脳卒中の場合では、より重症の新生血管を伴う加齢黄斑変性症は発症リスクが約2倍高い

眼底検査が様々な病気の発症リスクの判断基準の一つになるようになりそうですね。

40歳を過ぎたら、ぜひ眼の検査(眼底検査)を受けましょう。

■眼底検査とは?

眼底検査で糖尿病や高血圧、緑内障、加齢黄斑変性などの病気の予測ができるによれば、眼底検査は、目に光を当ててレンズを使って眼科医が直接のぞきこむ方法と、専用の眼底カメラで撮影して結果を分析する方法の2種類があります。

いずれの場合でも瞳の奥にある網膜や血管、網膜の外側の脈絡膜などの様子をチェックします。

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目の病気

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