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タウリンで動脈硬化予防ができる可能性がある!?

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【目次】

■タウリンで動脈硬化予防ができる可能性がある!?

タウリンで動脈硬化予防ができる可能性がある!?
タウリンで動脈硬化予防ができる可能性がある!?

unsplash-logoDan Dimmock

タウリンの健康効果についてもっと深く勉強しようと思い、今回はタウリンと動脈硬化についての論文を紹介したいと思います。

【参考リンク】

近年,数々の報告から,タウリンが動脈硬化病変形成にいたるまでの様々な段階で抑制的に働くことが示唆されている.

高コレステロール血症モデル動物において,タウリン投与による LDL コレステロール低下作用やHDL コレステロール上昇作用,脂質酸化抑制作用を介し,動脈への脂質の蓄積が抑制されることが報告された.

また,動脈硬化発症の引き金となる血管内皮機能障害がタウリン服用により抑制されることが報告された.

タウリンは次亜塩素酸に対してスカベンジャー作用をもつことが知られ,近年の研究から,LDL の酸化にマクロファージ中のミエロペルオキシダーゼにより産生される次亜塩素酸が関与していることが明らかにされ,タウリンが LDL の酸化を抑えることが示唆された.

さらに,タウリンと次亜塩素酸との反応物タウリンクロラミンは,NF-κB の活性化を阻害することにより白血球におけるサイトカイン産生を抑制することが報告され,サイトカインが動脈硬化の進展に大きく関与していることからも,動脈硬化抑制メカニズムの1つとして注目すべき作用である.

この論文では、高コレステロール血症モデル動物におけるタウリンの動脈硬化抑制効果、血管内皮機能障害に対するタウリンの効果、タウリンによる血管平滑筋細胞の増殖抑制、酸化 LDL の形成とタウリンの抗酸化作用による酸化抑制作用、動脈硬化形成におけるサイトカインの役割とTauCl(タウリンとHOClの反応により生じた)の作用について検討されており、これらの仮説を基にすれば、タウリンが動脈硬化予防薬にできるのではないかという可能性があるそうです。

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■タウリンを含む食品を食べましょう!

国民一人一日当たり魚介類と肉類の摂取量の推移|水産庁
国民一人一日当たり魚介類と肉類の摂取量の推移|水産庁

参考画像:水産物の消費動向|水産庁(スクリーンショット)

水産庁による国民一人当たりの魚介類と肉類の摂取量推移によれば、平成18年には初めて肉類の摂取量が魚介類を上回り、21年には肉類と魚介類の摂取量が上回り、その差が拡大しているそうです。

食品に含まれるタウリンで動脈硬化できるかどうかはわかりませんが、シジミ、アサリ、ホタテ、カキなどの魚介類にはタウリンが含まれていますので、魚介類を食べるきっかけになるといいですね。

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【タウリン関連記事】
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【ガッテン】酒粕には動脈硬化の原因となるLDLコレステロールを下げる効果がある!?

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■酒粕にはLDLコレステロールを下げる効果がある!?

大吟粕漬け

by daiki_moriyama(画像:Creative Commons)

日本伝統あの発酵食で 驚きコレステ減効果!

(2010/11/24、ためしてガッテン)

動脈硬化の引き金になるLDLコレステロール値が平均で8.2低下!

酒粕には、LDLコレステロールを下げる効果があるそうです。

なぜ、LDLコレステロールを下げる効果があるのでしょうか。

それは、酒粕に含まれる「レジスタントプロテイン」です。

レジスタントプロテインとは、消化されにくいたんぱく質です。

レジスタントプロテインの特長は2つ。

1つは、消化されにくいこと。

もう1つは、油を捕まえること。

その特長は「油をガッチリ捕まえること」。

酒かすを食べたとき体の中では…
レジスタントプロテインは消化されにくいので
そのまま小腸へ。

そこで、コレステロールなど食品の脂質や
食べた油を捕まえ
消化吸収されることなく体の外まで
運び出してくれるんです。

そのため、LDLコレステロール値が低下。

消化されにくい性質を持つレジスタントプロテインは小腸に行き、コレステロールなど食品の脂質や油を捕まえて、体の外に排出するしてくれることで、LDLコレステロール値が下がるそうです。

酒粕成分が非アルコール性脂肪肝炎を予防

(2014/3/19、月桂冠株式会社)

NASHに関して、酒粕レジスタントプロテインによる予防可能性を検証するために、2012年から京都府立医大の監修を得ながら、研究に取り組んできました。これまでに、酒粕のマウスへの経口摂取により、血中の総コレステロールや血清LDLコレステロールを低減し、脂質代謝が改善することを明らかにしてきました。

マウスの実験によれば、酒粕は血中の総コレステロールやLDLコレステロールを下げることが分かっているそうです。

酒「粕」も百薬の長 酒粕から血圧を下げるペプチド

(2006/3/15、月桂冠株式会社)

酒粕由来ペプチドは、医薬品のような急速な血圧降下作用ではなく、1~2ヶ月にわたって緩やかに血圧を低下させる作用を示し、服用終了後も一定期間効果の残存性が認められました。

酒粕ペプチドは、緩やかに血圧を低下させる作用があることから、このことも動脈硬化予防につながることが期待されます。

【関連記事】

■まとめ

酒粕を使った粕漬けなど酒粕を食事に取り入れて健康になりましょう。

→ 悪玉コレステロールを減らす方法|LDLコレステロールを下げる食品・食事 について詳しくはこちら







■悪玉コレステロールを下げる食品ニュース

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血管を守れ!動脈硬化を見抜く3つの方法|#ためしてガッテン(#NHK)

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2015年11月11日放送のためしてガッテン(NHK)のテーマは「血管を守れ!動脈硬化を見抜く夢ワザ3連発」です。

→ 動脈硬化とは|動脈硬化の症状・原因・改善方法 について詳しくはこちら

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1.食後の眠気→頸動脈の動脈硬化

Sleeping Girl

by Anthony Joh(画像:Creative Commons)

食後の眠気は動脈硬化のサイン?チェック方法・対策

食べた後は誰もが眠くなります。

なぜ、食後に眠気が襲うのでしょうか?

それは、食事をすると、胃や腸が食べ物を消化しようとすることで、胃腸に血液が集まり、脳への血液が減るからです。

動脈硬化の疑いのある食後の眠気の特徴は次の通り。

  • 食事をしたら気づかないうちに5分から10分眠る
  • ゆっくりとした状態で眠気が来る

こうした特徴のある人は、首の血管である頸動脈(けいどうみゃく)に動脈硬化ができていたそうです。

頸動脈にコレステロールや脂肪がたまり、血管の壁に付着するとプラークができます。

プラークができると、そこに血栓ができます。

血栓がはがれると、血流にのって、脳の血管で詰まる(=脳梗塞)になる恐れがあります。

頸動脈洞(全身の血液循環を司る圧力センサー)が血圧を測っているのですが、血液が足りなくなると、頸動脈洞が感知し、心臓に信号を送り、心臓の拍動が上がって、血流が速やかに脳に流れます。

しかし、頸動脈に動脈硬化があると、頸動脈洞が血圧を感知することができず、血液が脳に流れないため、眠気が襲うのです。

■チェック方法

1.食後に意識が飛ぶような眠気がある

食後にいつ寝たのかわからないというような強い眠気がある人は注意。

脳への血流低下が起きている可能性があります。

2.食後に血圧の急降下が起きる

食前の血圧を測り、食事をとり、食後1時間後の血圧を測ります。

食前と比べて血圧が20mmHg以上下がることを繰り返す人は要注意。

かかりつけ医に相談のうえ、循環器内科の専門医への受診をお勧めします。

■対策

1.有酸素運動

インターバル速歩のようなインターバル運動で心拍数を上げる。

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2.治療

  • 抗血小板薬
  • 頸動脈内膜剥離術

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2.音で分かる→腎動脈の動脈硬化

腎動脈の動脈硬化のサインは「音」!?チェック方法・治療法

腎臓にエコー検査をすると、音を聞くことで、腎動脈の動脈硬化の恐れがあることがわかるそうです。

160万人が腎動脈に動脈硬化があるそうです。

腎動脈が細くなっていることで、奇妙な音が出ているそうです。

腎動脈は腎臓に血液を送る血管なのですが、腎動脈に動脈硬化が起きたり、狭窄が起きると、腎臓に流れる血液量が低下します。

腎臓は血液を届けてもらうために、「レニン」という物質を出して、血圧を上げるように働きかけることで、血圧が上がります。(=高血圧

しかし、腎動脈に動脈硬化ができていると、腎臓には血液が届かず、さらにレニンを出して、血圧を上げてしまいます。

■チェック方法

1.降圧剤を飲んでいるのに血圧が下がらない

降圧剤を飲んでいるのに血圧がなかなか下がらない人は、腎動脈に動脈硬化がある可能性があります。

かかりつけ医に相談のうえ、高血圧の専門医への受診をおすすめします。

■治療法

1.薬物療法

レニンで増える血圧上昇ホルモンの働きを弱める降圧剤

2.ステント留置術

脚の付け根からカテーテルを挿入し、腎動脈まで伸ばし、プラークを傷つけないように、カテーテルをプラークの先のほうまで伸ばす。

そこで、フィルターを開き、万が一プラークが剥がれたときのためのリスクヘッジを行う。

その後、ステント(網目状のもの)を挿入し、プラークの部分で、ステントを開き、血管を押し広げる。

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3.アキレス腱の厚さを測る→全身の動脈硬化

アキレス腱の厚さを測ると、全身の動脈硬化(家族性高コレステロール血症)がわかる!?

オランダでは、アキレス腱の厚さを測ることで全身の動脈硬化を見つける方法が行なわれているそうです。

全身の動脈硬化には、家族性高コレステロール血症という生まれつき遺伝の影響でコレステロールが下がらない病気があります。

■家族性高コレステロール血症とは

家族性高コレステロール血症とは、肝臓内にあるLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を取り込む受容体(LDL受容体)が欠損し、血中に悪玉コレステロールがたまりやすくなる病気のことで、若いうちから心筋梗塞などを発症しやすくなります。

家族性高コレステロール血症(FH)の患者は、急速に動脈硬化が発症・進行する危険性があります。

早く家族性高コレステロール血症(FH)と診断を受けて適切な治療(LDLコレステロールのコントロール)を受けはじめ、動脈硬化の進行を抑えることです。

LDLコレステロールが180mg/dl以上、または家族に若くして(男性55歳未満、女性65歳未満)冠動脈疾患になった人は注意が必要です。

■チェック方法

血管を修復しようとコレステロールがたまることでアキレス腱の厚さが太くなるそうです。

1.アキレス腱が横から見てくびれがなく盛り上がっている

2.アキレス腱の厚さが2センチ以上ある

アキレス腱をつまんでみて、厚さが2cm以上あれば危険なのだそうです。

かかりつけ医に相談のうえ、循環器内科の受診をお勧めします。

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■動脈硬化関連ワード
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【ソレダメ】αリノレン酸が豊富なえごま油や亜麻仁油は血流を改善して動脈硬化予防に役立つ!えごま油の摂取量の目安

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2018年4月11日放送の「ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?~」の『本当はスゴイ!「乳酸菌・もやし・油」最強食材で超健康SP』 でした。




■【ソレダメ】α-リノレン酸が豊富なえごま油や亜麻仁油は血流を改善して動脈硬化予防に役立つ

オメガ3

今回は「油」について取り上げます。

解説:守口徹教授

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守口徹教授によれば、脳の60%は油でできているため、油は絶対不可欠なものなのだそうです。

補足すると、他の番組では、脳の成分の60-65%は油でできており、新鮮で良い油を摂ると、脳の神経細胞が活性化するそうです。

脳の神経細胞の活性化に良い油が「αリノレン酸」が入った油です。

αリノレン酸は、体内でDHA・EPAに変化します。

DHA・EPAは血流を良くし、脳の神経細胞を刺激してくれます。

エゴマ油には、このαリノレン酸が60%含まれています。

【関連記事】

油はオメガ3、オメガ6、オメガ9に分けられ、この3種類のうち積極的に取ったほうがいいのがオメガ3。

オメガ3の油は食生活で一番不足している油で、守口徹教授のおすすめはえごま油。

えごま油や亜麻仁油はα-リノレン酸が豊富で血流を改善して動脈硬化予防に役立つそうです。

また、脂肪燃焼などの効果が期待できるそうです。

【関連記事】

えごま油は1日小さじ1杯を目安に摂取するようにしてください。

卵かけご飯にかけるのがおすすめなのだそうです。

オメガ6は摂り過ぎる傾向にあるため減らしていき、オメガ9の油はとってもとらなくてもいい油なのだそうです。

→ オメガ3脂肪酸|オメガ3の効能・効果・食べ物・オメガ3ダイエット について詳しくはこちら

島根県産えごま油|オメガ3(αリノレン酸)を摂ろう!
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コレステロールと中性脂肪の違い|コレステロール値と中性脂肪値を下げる方法(食事・運動・サプリ)

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健康診断での血液検査でよく話題になるのが、「コレステロール値」と「中性脂肪値」ですが、ところで、コレステロールと中性脂肪との違いとは何なのでしょうか?

コレステロールと中性脂肪のそれぞれの役割、コレステロールと中性脂肪の病気における関係、コレステロール値と中性脂肪値を下げる方法(食事・運動・サプリ)についてまとめてみました。




【目次】

■コレステロールとは

コレステロールには次のような役割があります。

●細胞膜を作る

細胞は、細胞膜におおわれていて、細胞膜を通じて物質の出し入れを行なっているのですが、細胞膜は細胞内部を保護しながら、なおかつ細胞外にある物質やエネルギーの出入りをさせなければならないという実に繊細な作業を行う必要があります。

コレステロールはその膜の流動性を調節する働きを果たしています。

●ホルモンの原材料

コレステロールは副腎で作られる副腎皮質ホルモンや睾丸で作られる男性ホルモンのアンドロゲン、卵巣で作られる女性ホルモンのエストロゲン、胎盤で作られる黄体ホルモンのプロゲステロンなどのホルモンの原材料になります。

●栄養分の分解・栄養を吸収する胆汁酸の原材料

栄養分の分解・栄養を吸収する胆汁酸は肝臓でコレステロールから作られています。

コレステロールと聞くと、悪者というイメージがある人も多いと思いますが、コレステロールそのものが悪いわけではありません。

コレステロールにはHDLコレステロール(善玉コレステロール)、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)があり、それぞれが身体にとって重要な役割を果たしています。

ただ、脂肪の多い食事やカロリーの摂りすぎで必要以上に肝臓からコレステロールを作り出してしまったり、またコレステロールの摂りすぎで、コレステロールのバランスが崩れて血中コレステロール値が高くなってしまい、高コレステロール血症や動脈硬化などの病気を引き起こしている方が増えています。

●コレステロール値の基準値

総コレステロール値 240mg/dl以上が治療域

LDLコレステロール(悪玉コレステロール)値 140mg/dl以上が治療域

HDLコレステロール(善玉コレステロール)値 40mg/dl未満が治療域

■中性脂肪とは

中性脂肪とは、3つの脂肪酸とグリセロールという物質が結びついてできていることから、別名「トリグリセリド(トリグリセライド)」とも呼ばれています。

肝臓のおかげで中性脂肪の量はコントロールされているのですが、中性脂肪の値が高くなることで肝臓に負担がかかったり、肝機能が低下すると、皮下脂肪や肝臓などに過剰に脂肪が蓄積されて、脂肪肝になってしまいます。

そして、脂質異常症(特に高トリグリセリド血症)やメタボリックシンドローム肥満などへとつながっていきます。

また、中性脂肪値が高まると、血管内壁の細胞が傷つき炎症が起こり、動脈硬化を引き起こし、動脈硬化によって様々な病気を引き起こします。

動脈硬化が進行すると、日本人の死因の主な原因である心疾患(狭心症、心筋梗塞など)や脳血管疾患(脳卒中脳梗塞、脳出血など)を引き起こす恐れがあります。

●中性脂肪値の基準値

中性脂肪の基準値は、50~149mg/dlです。

※健康診断の血液検査の項目には、「中性脂肪」「TG」などと書かれている数値をチェックしましょう。




■コレステロールと中性脂肪の関係

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by Commander, U.S. 7th Fleet(画像:Creative Commons)

超悪玉コレステロールを下げる方法|たけしの家庭の医学によれば、悪玉コレステロールを減らすには、肉等の脂肪分や甘いものの摂り過ぎに注意が必要なようです。

バターや生クリーム等にも脂肪分が含まれているので、スイーツの食べ過ぎには要注意。

糖分の過剰摂取で血液中のブドウ糖が増加すると、余ったブドウ糖は肝臓で中性脂肪に作り変えられます。

肝臓で作られた中性脂肪とコレステロールは、血液に流されます。

中性脂肪は、エネルギーとして消費され残ったコレステロールが超悪玉コレステロールとなります。

つまり、中性脂肪値が高くなると、超悪玉コレステロールとなってしまうため、超悪玉コレステロールを下げるためにも、中性脂肪の摂り過ぎを注意する必要があります。

■コレステロール値と中性脂肪値が高くなると様々な病気になりやすい

コレステロールや中性脂肪が多くなることで様々な病気を引き起こしやすくなると考えられています。

例えば、「脂肪肝」とは、肝臓に中性脂肪やコレステロールが溜まった状態です。

脂肪肝になると、肝硬変肝臓がんへ進行する可能性があり、様々な生活習慣病を引き起こす恐れがあります。

脂質異常症高脂血症)」とは、血液中に含まれる脂質(コレステロールや中性脂肪)が多すぎる、もしくは不足している状態を指します。

中性脂肪自体は直接動脈硬化の原因にはなりませんが、中性脂肪が多いと、HDLコレステロールが減ってLDLコレステロールが増えやすくなるため、動脈硬化の原因となります。

■LDLコレステロール値を下げる方法

タウリンを含む食べ物

肝臓機能が強くなければ、LDLコレステロールを処理することはできません。

肝臓の機能が低下すると、コレステロールは処理できなくなり、血液中に溜まってしまい、動脈硬化や高コレステロール血症などを引き起こしてしまうのです。

肝臓機能をアップさせる食品は、タウリンを含む食品です。

タウリンとは、カキ・イカ・ホタテなど魚介類に多く含まれる成分です。

肝機能をアップさせ、コレステロール処理能力を高める働きを持っています。

魚介類の食事で肝臓機能をアップさせましょう。

→ タウリンを多く含む食品 についてはこちら

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食物繊維の多い食べ物

食物繊維には、コレステロールの低減に役立つ効果があるので、食物繊維が豊富な食品を摂取しましょう。

→ 食物繊維の多い食品 について詳しくはこちら

野菜(ブロッコリー・キャベツ)

ブロッコリーやキャベツに含まれる「SMCS」はLDLコレステロールを下げる効果があるによれば、アブラナ科のブロッコリーとキャベツに含まれる天然アミノ酸の「SMCS」が、コレステロールから胆汁酸への変換を促進して血中LDLコレステロールを低下させる効果があることがわかったそうです。

コレステロールは肝臓で酵素によって胆汁酸に変化し排出されますが、SMCSはその酵素の働きを活性化させる働きがあり、肝臓における胆汁酸の合成を促進し、胆汁酸に変化し排出されるコレステロールの量を増やします。

オメガ3を含む食べ物

悪玉コレステロールを減らす食事として、オメガ3脂肪酸DHA・EPA)の多い食事にしましょう。

→ オメガ3脂肪酸|オメガ3の効能・効果・食べ物・オメガ3ダイエット について詳しくはこちら

→ LDLコレステロール(悪玉コレステロール)を減らすには について詳しくはこちら

■中性脂肪を下げる食事

●青魚(DHA・EPA)

サバダイエットで中性脂肪・コレステロールの数値改善によれば、サバにはDHAやEPAが多く含まれており、DHA・EPAは中性脂肪を下げる効果や血管を柔らかくする効果があることから、動脈硬化や心筋梗塞を予防する働きがあるといわれています。

魚うどん(EPA)で血管若返り|たけしのみんなの家庭の医学によれば、体重が97キロで、血糖値LDLコレステロール(悪玉コレステロール)中性脂肪値が基準値を超えていた人が、魚うどん(青魚のトビウオを原料にした魚のすり身で作られたうどん)を食べたことで、体重が-14キロになり、すべての数値が症状に戻ったそうです。

●ケール

ケールには脂質の吸収抑制(中性脂肪の減少)による肥満抑制効果がある|#あさイチ #NHKで紹介したキューサイ株式会社と高崎健康福祉大学(江口文陽健康福祉学部健康栄養学科教授)との共同研究で行なったラットの実験によれば、緑黄色野菜ケールの抽出物を投与したところ体重増加を顕著に抑制し、中性脂肪が減少したことから、ケールには脂質の吸収抑制による肥満抑制効果があることがわかったそうです。

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■まとめ|コレステロールと中性脂肪との違い

中性脂肪とコレステロールはどちらも脂質の一種ですが、役割が違います。

中性脂肪は、エネルギー源で、余分な中性脂肪は、肝臓などに蓄えられます。

コレステロールは、細胞膜を作ることや筋肉を作るホルモンの原材料となります。

→ コレステロールとは|コレステロール値を下げる食品・食事 について詳しくはこちら

→ 悪玉コレステロールを減らす方法|LDLコレステロールを下げる食品・食事 について詳しくはこちら

→ 中性脂肪の減らし方(食事・運動・サプリメント) について詳しくはこちら







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