「Health」カテゴリーアーカイブ

活動休止を発表したレディーガガ(Lady Gaga)さんの病気は「線維筋痛症(fibromyalgia)」|線維筋痛症の症状・原因

Lady GaGa - Monster Ball - Nashville, TN

by Philip Nelson(画像:Creative Commons)




■活動休止を発表したレディーガガ(Lady Gaga)さんの病気は「線維筋痛症(fibromyalgia)」

レディーガガ(Lady Gaga)さんは全身に痛みを引き起こす可能性がある病気「線維筋痛症(fibromyalgia)」のため休養することを発表しています。

また、以前レディーガガさんはInstagramで慢性的な痛みに対する対処法について投稿していました。

I was so overwhelmed by the empathy, confessions & personal stories of chronic pain in response to my previous post I thought what the hell. Maybe I should just share some of my personal remedies I've acquired over the past five years. Everyone's body and condition is different U should consult w ure Dr. but what the heck here we go! When my body goes into a spasm one thing I find really helps is infrared sauna. I've invested in one. They come in a large box form as well as a low coffin-like form and even some like electric blankets! You can also look around your community for a infrared sauna parlor or homeopathic center that has one. I combine this treatment with marley silver emergency blankets (seen in the photo) that trap in the heat and are very cheap, reusable and effective for detox as well as weight loss! In order to not overheat my system and cause more inflammation i follow this with either a VERY cold bath, ice bath (if u can stand it, it's worth it) or the most environmentally savvy way is to keep many reusable cold packs in the freezer ( or frozen peas' n carrots'!) and pack them around the body in all areas of pain. Hope this helps some of you, it helps me to keep doing my passion, job and the things I love even on days when I feel like I can't get out of bed. Love you and thank you for all your positive messages.

A post shared by xoxo, Gaga (@ladygaga) on




■「線維筋痛症(fibromyalgia)」とは?

線維筋痛症ガイドライン2013|日本線維筋痛症学会

線維筋痛症は、原因不明の前身の疼痛(wide-spread pain)を主症状し、不眠、うつ病などの精神神経症状、過敏性腸症候群、逆流性食道炎、過活動膀胱などの自律神経系の症状を随伴症状とする病気である。近年、ドライアイ・ドライマウス・逆流性食道炎などの粘膜系の障害が高頻度に合併することがわかってきている。

線維筋痛症の症状としては、全身疼痛、ドライマウスドライアイ、関節痛、うつ状態不眠過敏性腸症候群、筋緊張、過活動性膀胱、しびれ、倦怠感、肩こり、痙攣、こわばり、めまい、むくみ、筋肉痛といった症状が現れ、症状の重複が多いそうです。

疼痛の発症要因は、外傷、手術、ウイルス感染などの外的要因と離婚・死別・別居・解雇・経済的困窮などの生活環境のストレスに伴う内因性の要因に大別される。これは慢性ストレスとして、神経・内分泌・免疫系の異常により、疼痛シグナル伝達制御のシステムが著しくかく乱し、このため、さらに多様な精神症状、疼痛異常を招いている悪循環が生じていると考えられる。

心因性のストレスのほか、温度や気圧の変化、騒音などの外因性のストレスが疼痛の原因となってしまうとのことです。

【参考リンク】

■まとめ

全身に痛みが広がる病気というニュースを聞いて、以前、Lady Gaga、難病「全身性エリテマトーデス」の検査を受ける(2010/5/24)によれば、自己免疫疾患の一種である全身性エリテマトーデスの検査を受けていたことを思い出します。

全身性エリテマトーデスは、遺伝的な要因が関係しているため、また10代から40代で発症することが多いことから検査を受けたということですが、当時からそうした慢性的な痛みに悩まされていたのかもしれません。







【関連記事】

AIを活用した赤ちゃんの便秘チェック実証実験を開始|#富士通 #日本トイレ研究所

Airport diaper change

by Shane Adams(画像:Creative Commons)

> 健康・美容チェック > 便秘 > AIを活用した赤ちゃんの便秘チェック実証実験を開始|富士通・日本トイレ研究所




■AIを活用した赤ちゃんの便秘チェック実証実験を開始|富士通・日本トイレ研究所

AIを活用した赤ちゃん便秘チェックの実証実験を開始

(2017/6/23、株式会社富士通九州システムサービス)

ファーストステップでは、保護者は、スマートフォンを利用して撮影した赤ちゃんの便の画像を、SNSシステムを通してニフティクラウドへ送信します。次に医師が便の画像データを確認し、便の健康状態を分類・登録、保護者は結果を確認します。

セカンドステップでは、ニフティクラウドに蓄積された便の画像データをもとにAIが便の状態の分類結果を医師に提案し、医師はそれをもとに分類を決定、保護者は結果を確認します。AIにより医師の負担は大幅に軽減されます。

富士通九州システムサービスは、NPO法人日本トイレ研究所と共同で、赤ちゃんの便秘チェックに関する実証実験を実施するそうです。

この背景には、赤ちゃんの時に便秘を発症することが多い傾向にあることが分かったことにあるそうです。

NPO法人日本トイレ研究所に寄せられた相談内容によると、0歳児に便秘を発症する赤ちゃんが多い傾向にあることがわかりました。

そこで、排便状態の悪化を防ぐためにも、赤ちゃんの便の画像を医師が確認し、その画像データを基にAIによるうんち分類を行ない、健康サポートを行なっていくことが目的なのだそうです。

「ミルクで育つと排便少ない?」「母乳と人工乳でどちらがよく眠る?」スマホアプリのビッグデータ解析で子どもの成長、発達、生活習慣の実態を研究|国立成育医療研究センターによれば、例えば、1か月児の排便回数は「3日に1回」という子もいれば「1日に6回」という子もいて、個人差が大きいことが知られており、排便回数は栄養方法(母乳かミルクか)により影響を受け、時間的にも変化してゆくことが経験的に知られていますが、その詳しい実態は不明であるため、国立成育医療研究センターは、スマホ育児メモアプリで集めた膨大な赤ちゃんに関するデータを解析し、子供の成長・発達に生活習慣がどのくらい関係をしているかを研究していくというニュースを以前紹介しました。

富士通と日本トイレ研究所の実験データと組み合わせると、よりよいデータとなるのではないでしょうか?




■まとめ

母乳なのに便秘するのはどうして?|花王メリーズ赤ちゃんの便秘:便秘に対処する|パンパースのように赤ちゃんの便秘で悩んでいるママ・パパからの相談が寄せられているようです。

今回の研究によって赤ちゃんの便を調べることで便秘など排便状態の悪化を防ぐことにより健康サポートを行なっていくというのはママ・パパの悩みを解消してくれるといいですね。

小児救急電話相談に寄せられた子供の急な病気やけがに関する相談事例をビッグデータとして解析し、対応の質を向上させる仕組みづくり|厚生労働省によれば、厚生労働省は、小児救急電話相談に寄せられた子供の急な病気やけがに関する相談事例をビッグデータとして解析し、対応の質を向上させる仕組みづくりを行なうそうですが、今回の研究も小児救急電話相談のためのデータとなるといいですね。

→ 便秘とは|即効性のある便秘解消方法(ツボ・運動・マッサージ・食べ物)・便秘の原因 について詳しくはこちら




→ 便秘の症状で知る便秘の原因とは?|便(うんち)で体調チェック について詳しくはこちら

→ 頑固な便秘を治す方法|食べ物・ツボ・生活習慣 について詳しくはこちら

→ 腸内フローラとは|腸内フローラを改善する食べ物 について詳しくはこちら




【関連記事】

消費電力効率が628倍良い温度センサーを開発|ウェアラブルデバイスのバッテリー寿命を延ばす期待|UCサンディエゴ

Sensor

by Edur8(画像:Creative Commons)

※参考画像であり、実際のセンサーとは異なります。




■消費電力効率が628倍良い温度センサーを開発|ウェアラブルデバイスのバッテリー寿命を延ばす期待|UCサンディエゴ

ウェアラブルデバイスとして従来のものより消費電力効率が良い温度センサーが開発されたというツイートを見て調べてみました。

‘Near-zero-power’ temperature sensor could make wearables, smart home devices less power-hungry

(2017/6/30、カリフォルニア大学サンディエゴ校)

This “near-zero-power” temperature sensor could extend the battery life of wearable or implantable devices that monitor body temperature, smart home monitoring systems, Internet of Things devices and environmental monitoring systems.

カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究者は、最先端のものより消費電力効率が628倍よい113ピコワットの電力で動作する温度センサーを開発したそうです。

これにより、体温などをモニタリングするウェアラブルデバイスのバッテリー寿命を延ばすことが期待されます。

【参考リンク・参考画像】







【関連記事】

【センサー 関連記事】

医師や管理栄養士が監修する、病気の予防につながる「オーソモレキュラー栄養療法」を実践するレストラン|#WBS

Beautiful Picture Of Healthy Food

by Med Coolman(画像:Creative Commons)




■医師や管理栄養士が監修する、病気の予防につながる「オーソモレキュラー栄養療法」を実践するレストラン

栄養療法の専門医が監修するレストラン 東京・神谷町にオープン

(2017/5/8、Jcastニュース)

「栄養療法」は投薬のみに頼らず、体内の栄養バランスの乱れを改善することで健康維持や病気の治療・予防につなげるという治療法のひとつ。「オーソモレキュラー」「オーソモレキュラー栄養療法」とも呼ばれる。

栄養バランスを改善することで健康維持や病気の予防につながる「オーソモレキュラー栄養療法」を実践する医師・歯科医師・管理栄養士が監修するレストランがオープンしているそうです。




【参考リンク】

■オーソモレキュラー医学

Ortho(矯正、修正、正しい)+Molecular(分子)=Orthomolecular(分子整合医学)

オーソモレキュラー医学|日本オーソモレキュラー医学会とは、分子レベルでビタミン、ミネラル、アミノ酸などを必要に合わせて最適な量の栄養素を投与するなど栄養療法により病気の治療・予防をする医学のことなのだそうです。

中谷美紀さんの健康・美の秘訣|美しくあり続けるためにどんなことをしているの?では、以前「分子整合栄養医学」という言葉を紹介しました。

『分子整合栄養医学』とは、血液検査の結果を、通常の臓器別疾患の有無(例えば、GPT上昇で肝機能異常、クレアチニン上昇で腎機能異常というように)を調べるのではなく、生化学や栄養学などに基づいて解析を進め、体内分子(栄養素)の過不足を判断し、栄養状態を本来あるべき正常な状態に整える医学です。







Nike Unlimited Stadium|ジョギング・ランニング・マラソンをしている人は自分のアバターに勝って自分自身の限界を超えろ!

参考画像:Nike Unlimited Stadium|Vimeoスクリーンショット

■Nike Unlimited Stadium|自分のアバターに勝って自分自身の限界を超えろ!

Nike Unlimited Stadium|Vimeo

RFIDを靴ヒモに着けて、一周目のラップタイムを計り、次の周からアバターが出現し、一回目のラップタイムで並走し、そのアバターに勝つと、新しく更新されたベストタイムでアバターが走ることにより、最高記録を伸ばしていくことができます。

【参考リンク】

ランニングをしている人の中には、ラップタイムを計測して、自分自身の最高記録を超えようとしている人もいると思いますが、これはそれを目に見える形にしてくれているわけですね。

このアイデアはランナーのスピードを客観的に見ることができるというものですが、さらに発展させたアイデアもあります。

暦本 純一(ヒューマンインターフェース研究者)|INFORIUM

トップアスリートのなかにはパフォーマンス中の自分のフォームを客観的に眺めることができる方がいるそうです。これはメンタルのジャックアウトと言えますが、ドローンを使えば工学的にその状態をつくることが可能です。ジョギングしている人の後からドローンがついてきて、自分の後ろ姿を客観的に見ることができるシステムです。この視界に、遠隔地にいるコーチがジャックインしてきて、フォームのアドバイスをしてくれるのです。

プロのアスリートがビデオで走る姿を撮影することにより、自分の走りを客観的に見るという映像を見たことがありますが、ドローンを使って走る姿を撮影し、スピードだけではなく、フォームもチェックすることができそうです。




■人は他人をライバルとするほうが走りが速くなるのか、それとも自分自身をライバルとするほうが速くなるのか?

気になったのは、人は他人をライバルとするほうが走りが速くなるのか、それとも自分自身をライバルとするほうが速くなるのかという疑問です。

これまでにも、ライバルがいた方がダイエットが継続しやすかったり、SNSのデータを共有したほうが走る距離やスピードが増すという記事を取り上げてきました。

社会的な「つながり」をダイエットに活用する|社会的な絆が強い人の影響を人は受けやすいによれば、近くに住んでいる人よりも社会的な絆が強い人の影響を人は受けやすいので、ダイエットを一緒に努力しているメンバーが時にはライバルとして、時には応援する人として、社会的絆が強くなればそれだけダイエットへの影響を強く与えることができます。

ダイエットは仲間と一緒に取り組むと成功しやすい!?|米ベイラー医科大学で紹介した米ベイラー医科大学がおこなった調査によれば、ダイエットのモチベーションを保つのは一人では難しいようで、一緒にダイエットをしてくれる仲間を探すことがダイエット成功の近道なのだそうです。

SNSの友達とジョギングのデータを共有すると、走る距離が増える|米MITで紹介した米マサチューセッツ工科大(MIT)のチームがネイチャー・コミュニケーションズに発表した論文によれば、人はSNS上で共有されているウェアラブルデバイスで記録したジョギングの距離や速さのデータを見ると、走る距離やスピードが増すということが分かりました。

また、今回の研究結果によれば、女性は他の女性から影響を受けるのに対して、男性は男性・女性の両方から影響を受けるそうです。

つまり、男性ほどワークアウトのデータを共有したほうが競争意識がかきたてられると考えられます。

今回のシステムは、誰かをライバルにするのではなく、自分自身をライバルとしてチャレンジすることができますが、目標とする誰かと競争するのと自分自身と競争するのではどちらがより闘争心がかきたてられるものなのでしょうか。(それとも変わらないのか)




■まとめ

参考画像:Nike Unlimited Stadium|Vimeoスクリーンショット

バルサも採用するサッカーのコンディショニング理論「ピリオダイゼーション/PTP」では、一人で走るときと二人で走るときにどちらの方が速くなるのかという実験が行われていました。

まず(1)を鍛えるのに適しているのが、「フットボールスプリント」だ。レイモンドは次の3つの状況を設定し、どれが一番速いかという実験を行った。

a. 1人だけで15m走る
b. 2人で同時に15m走る
c. コーチがボールを15m前方に蹴り、2人が同時に追い、先に取った選手がシュート

そしてタイムを計測した結果、陸上の常識ではありえない結果が得られた。最も速かったのは「c.」のボールを追ってシュートする場合だったのだ。

レイモンドは言う。

「この実験からわかることは、サッカーの局面を作ることで、選手に刺激を与えられるということ。100%の力で走れと言われても、なかなか自分の意識だけではその限界には達せられない。だが、外部からの刺激を使えば、限界を超えられる。ライオンから追われたら、誰でも本気で走るだろ(笑)」

一人で走るよりも二人で走るほうが競争することで速くなるというのはよく言われていたことですが、さらに、外部からの刺激を与えることで、限界を超えて走ることができるというわけです。

今回紹介したシステムにこの考えを加えると、二人以上で走り、アバターとして、目標となるラップタイムで走る選手を置いたほうがより速くなるのではないかと考えられます。

「ピリオダイゼーション/PTP」によるコンディショニング理論は、「能力の限界を少しだけ超えた、101%の状態で練習する」(オーバーロード・トレーニング)という概念をもとにトレーニングが考えられていますが、このナイキのシステムを使うと、能力の限界を超えた状態でトレーニングすることが安定した状態でできるかもしれません。







【ジョギング 関連記事】