採血のみで転移がんを診断できる装置を開発|名大

Blood testing services

by CEHURD CEHURD(画像:Creative Commons)




名大、採血のみで転移がんを診断できる装置開発-がん細胞を生きたまま確実に採取

(2015/10/12、日刊工業新聞)

名古屋大学大学院マイクロ・ナノメカトロニクス研究センターの新井史人教授らのグループは、血液中のがん細胞を生きたまま採取し、採血のみで転移がんを診断できる単一細胞の分離採取装置(写真)を試作した。

採血のみで転移がんを診断できる装置が開発されたそうです。

がんは血液を介して転移する。血液中のがん細胞を検知することで転移の有無が推察できる。ただし血液中の全細胞中のがん細胞は6億分の1と希少で、生きたまま確実に採取するのが難しかった。

これまでも、がん転移を予測する方法や転移の抑制する方法についての研究が行われていました。

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今回の研究と組み合わせることができれば、がん転移を予測し、転移する可能性が高い場合には、転移を抑制する方法を治療に組み込み、そして血液中のがん細胞を検知することで転移の有無が判断できるようになれば、がん転移で苦しむ患者さんが少しでも減っていくのではないでしょうか。







セレ―ナ・ゴメスさんは全身性エリテマトーデス(ループス)を患い、化学療法による治療を受けていた

Selena Gomez MTV VMA 2011

by AleeDear(画像:Creative Commons)




米歌手セレーナ・ゴメスが難病告白、「化学療法受けていた」

(2015/10/9、ロイター)

米ポップシンガーで女優のセレーナ・ゴメス(23)が、全身性エリテマトーデス(ループス)という自己免疫炎症性疾患を患い、化学療法による治療を受けていたことを明らかにした。

セレーナ・ゴメスさんは全身性エリテマトーデスという病気を患い、化学療法による治療を受けていたそうです。

LADY GAGA、難病「全身性エリテマトーデス」の検査を受けるによれば、全身性エリテマトーデスとは、全身性エリテマトーデスは自己免疫疾患の一種で、発病には遺伝的な要因が関係している場合があるそうです。

また10代から40代で発症することが多いそうです。

【解説】

全身性エリテマトーデス – 難病情報センター

この病気は、英語でsystemic lupus eryhtematosusといい、その頭文字をとってSLEと略して呼ばれます。

systemicとは、全身のという意味で、この病気が全身のさまざまな場所に、多彩な症状を引き起こすということを指しています。

lupus erythematosusとは、皮膚に出来る発疹が、狼に噛まれた痕のような赤い紅斑であることから、こう名付けられました(lupus、ループス:ラテン語で狼の意味)。

発熱、全身倦怠感などの炎症を思わせる症状と、関節、皮膚、内臓などのさまざまな症状が一度に、あるいは次々に起こってきます。

その原因は、今のところわかっていませんが、免疫の異常が病気の成り立ちに重要な役割を果たしています。

発症の原因がわかっていない難病なのだそうです。







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医療費、初の40兆円超え|予防医療に力を入れて医療費を削減しよう

21/12/2010 Germán Tenorio Vasconcelos  celebra 1er aniversario del Hospital de Puerto Escondido con capacitaciones

by German Tenorio(画像:Creative Commons)




国民医療費 初めて40兆円超える

(2015/10/8、NHK)

国民が医療機関で病気やけがの治療を受けるのにかかった費用の総額を示す、平成25年度の国民医療費は40兆610億円と、7年連続で過去最高を更新し、初めて40兆円を超えました。

高齢化や医療技術の高度化を背景に、2013年度の医療費が40兆円を超えたそうです。

医療費の伸びを抑制するためには予防医療が重要になるのではないでしょうか。

男性のがん、「大腸がん」が初の1位、「胃がん」を抜きによれば、男女別がんの部位別症例数は次のようになっています。

<男性>

  1. 大腸がん
  2. 胃がん
  3. 前立腺がん
  4. 肺がん

<女性>

  1. 乳がん
  2. 大腸がん
  3. 肺がん
  4. 胃がん
大腸がん予防

1975年型食事が健康によい!?|世界一受けたい授業 4月25日によれば、2000年代は脂質が多くなってくるのですが、肉を多く食べると大腸がんになるリスクが高いによれば、肉を多く食べる日本人は大腸がんになるリスクが高いことが、約8万人を対象にした約10年におよぶ国立がん研究センターの追跡調査でわかっています。

また、長時間イスに座っているのは、健康に良くないらしいで紹介したアメリカン・ジャーナル・オブ・エピデミオロジー誌に発表された研究によると、デスクワーク(長時間椅子に座ったままでの仕事など)は大腸がんのリスクを増加させる可能性があるそうです。

その他にも、糖尿病の人の大腸がんになるリスクは1.4倍、肝臓がんは1.97倍、すい臓がんは1.85倍も高いによれば、日本糖尿病学会と日本癌学会の合同委員会の報告では、糖尿病の人はそうでない人に比べて大腸がんになるリスクは1.4倍なのだそうです。

糖尿病の患者数の増加に伴い、大腸がんになる人も増えていると考えられないでしょうか。

→ 大腸がん について詳しくはこちら

→ 大腸がん危険度チェック について詳しくはこちら

■ピロリ菌除菌と胃がん検診で胃がん予防

胃がんの原因としては、最近の研究によって、ヘリコバクターピロリ(ピロリ菌)が大きく関わっているのではないかと考えられています。

胃がん検診、内視鏡検査の追加を提言 厚労省検討会によれば、胃の内視鏡検査は胃がんの死亡率を減らす効果が認められているそうです。

早期の胃がんには、自覚症状はほとんどありません。

40歳を越えたら、自覚症状はなくても、年に一回は胃の定期検査を受けましょう。

→ 胃がんの症状・原因・手術・食事 について詳しくはこちら

■肝臓がん予防のために「肝炎ウイルス」の検査

肝臓がんになるほとんどの原因はウイルス性肝炎から肝硬変になったものであるため、肝臓がんの予防するためには、肝硬変になる前に、肝炎を早期に発見し、治療を行うことが第一です。

→ 肝臓ガン について詳しくはこちら

■歯周病予防で生活習慣病予防

歯周病から糖尿病が悪化する?|そのメカニズムと歯周病予防のポイントによれば、歯周病菌の出す毒素が歯肉や歯を支える骨を侵す作用の研究が進むにつれて、これらの毒素は、全身をめぐって糖尿病や心臓血管系の疾患など生活習慣病にも影響を与えていることが明らかになってきています。

歯周病ケアをすることが生活習慣病予防につながります。

→ 歯周病の症状・歯周病とは・歯周病予防 について詳しくはこちら

■舌の汚れを清掃してがん予防

舌の汚れを清掃をすることがガン予防につながる!?によれば、舌の上に付く白い汚れ「舌苔(ぜったい)」の面積が大きいほど、呼気に含まれる発がん性物質アセトアルデヒドの濃度が高いことがわかったそうです。

■まとめ

医療費を削減するためには、予防医療に力を入れていく必要があると思います。






P.S.

40代からの眼科ドックで目の病気を予防しよう!によれば、緑内障は、40歳以上の17人に1人がかかる身近な目の病気であり、早期発見、早期治療が大切なので、40歳前後の方は、一度眼科での検査をおすすめしています。

→ 緑内障 について詳しくはこちら。

その他にも、加齢黄斑変性飛蚊症など加齢が原因となる目の病気もあるので、定期的に診てもらいましょう。

また、網膜は、体の中で実際に血管を肉眼で見ることができる唯一の場所であるため、この血管から脳梗塞や心筋梗塞糖尿病などのリスクがわかるそうです。

脂質異常症の治療薬「スタチン」が卵巣がんの発生や進行を抑制する効果を確認|慶大




脂質異常症の治療薬「スタチン」が卵巣がんを抑制 – 慶大がマウスで確認

(2015/6/25、マイナビニュース)

慶應義塾大学は6月25日、脂質異常症の治療薬として使用されるスタチン製剤に卵巣がんの発生や進行を抑制する効果があることを確認したと発表した。

<中略>

スタチン製剤はコレステロールの合成を阻害することから脂質異常症の治療薬として用いられている

慶応義塾大学は、脂質異常症の治療薬として使用されているスタチン製剤が卵巣がんの発生や進行を抑制する効果を確認したそうです。







■コレステロール関連ワード

コレステロール

LDLコレステロール(悪玉コレステロール)

HDLコレステロール

総コレステロール

高コレステロール血症

動脈硬化

中性脂肪

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「寒くなってきた」と思ったあなたに♥️2015年最新冷え対策特集

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by James Theophane(画像:Creative Commons)

健康・美容チェック > 冷え性 > 冷え性解消方法 > 「寒くなってきた」と思ったあなたに♥️2015年最新冷え対策特集




10月に入り、朝晩が冷え込んできて、「寒くなってきた」とつぶやく人も増えてきました。

低体温」「冷え性」への検索数も増えています。

季節の変わり目で、衣替えをしたり、防寒対策をする人も増えてくるのではないでしょうか。

そこで、今回は2015年の冷え対策を特集したいと思います。

【目次】

国民総「冷え」時代になっている?|冷え性・低体温が健康にもたらす影響とは?

現代は多くの人が冷えを感じています。

人によっては、一年中「冷え」を感じているそうです。(冷えを1年中感じている人は25.9%!

「冷え」といえば女性をイメージする方も多いと思いますが、今は男性も子供も「冷え」で悩んでいます。

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【男性と冷え関連記事】

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そして、先日若い人ほど冷え性?20代では3人に2人が冷えを感じているによれば、若い人ほど冷えを感じており、20代では3人に2人が冷えを感じているというアンケート調査が出ていました。

国民総「冷え」時代・国民総「低体温」時代といえるくらいです。

⇒ 冷え性の症状・冷え症の原因・手足の冷え についてはこちら。

⇒ 低体温|低体温の改善・原因・症状 についてはこちら。

⇒ 体温を上げる方法 についてはこちら。

⇒ 冷え性改善方法(食べ物・食事・運動・サプリ・ツボ)についてはこちら。

■冷えが招く症状とは?

冷え性といっても、人それぞれで冷えの感じ方は違っており、内臓型冷え性によれば、冷え性には、大きく分けると、5つのタイプがあります。

  1. 四肢末端型冷え性
    手足の先が特に冷えてしまう
  2. 下半身型冷え性
  3. 内臓型冷え性
    気温が低くなっても、交感神経の働きが弱いために、手足の血管が収縮されず、血液を体の中心である内臓に集まることがないことで、体の中心である内臓が冷えてしまう
  4. 全身型冷え性
  5. 局所型冷え性

「私は冷え性じゃない」と思っていても、実は「冷え」のサインが出ているということもあります。

「目のクマ」や「ニキビ」が冷え性のSOS?によれば、例えば、

目の下にクマができる
・おなかが冷たい
・二の腕が冷たい
・鼻水が出やすい
肩がこる
・のぼせやすい
・鼻の周りが赤い
・口周りにニキビができる

が冷え性のサインです。

また、内臓型冷え症の症状は以下のとおり。

・おなかが冷える
・厚着をしても体が冷える
・風邪を何度も引いてしまう
・倦怠感
・冷えがひどく、動けなくなる

こうした症状が複数重なる場合には、自分が気づかなくても冷えている恐れがありますので、ぜひ生活習慣を見直してみてください。

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ストレス過多、ケータイ・スマホ・パソコンの使い過ぎが「冷え」の原因?

過緊張スマホ女子の3割が「重度の冷え性」

このリラックスしたくてもできない“過緊張”の症状を訴えた女性は、「重度の冷え症である」と感じてい る割合(過緊張 30.2%>非過緊張 14.3%)が高くなりました。スマホの過度な利用が過緊張の症状を引き起こし、“冷 え症”を悪化させる、といった因果関係があるのかもしれません。

若い人ほど冷え性?20代では3人に2人が冷えを感じているによれば、ストレス過多の方やケータイ・スマホ・パソコンの使い過ぎと感じる方に冷えを感じやすいという結果が出たそうです。

どれくらい使いすぎているかと言えば、例えば、「女子高生の4割、スマホ1日6時間超」がもたらす影響とは?によれば、女子高生の4割がスマホを1日6時間以上触っているそうです。

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長時間のパソコン使用で冷え・肩こり・眼精疲労の症状を併発によれば、パソコンの画面を長時間同じ姿勢で見続ければ、目、肩だけではなく、足先などの末梢の血液循環が低下し、眼精疲労や肩こりが起こりやすく、体の冷えにもつながるようです。

ケータイ・スマホも同様に、同じ姿勢を続けることが冷えの原因となっている可能性があります。

また、低体温・冷え性は万病のもと 生活環境・ストレス影響によれば、ストレスで交感神経が緊張し心臓の動きが速くなり、血圧が上がり体温も高くなるのですが、過度になると血管が収縮したまま戻りにくくなり、血の巡りが悪くなり冷えにつながるそうです。




■2015年版最新冷え対策

以上のことをふまえて、2015年版最新冷え対策を考えてみました。

【目次】


1.スマホから意識的に離れる生活をする

この対策に当てはまる人は、スマホにするまではそれほど冷えを感じていなかったという人です。

ポイントはスマホ自体が悪いのではなくて、スマホを使う姿勢が長時間同じであることと常につながっているというストレスです。

同じ姿勢を続けることによって、血行が悪くなる可能性があり、また、常につながっていることがストレスになっている可能性があるので、定期的にでよいので、意識的にスマホから離れてみてはいかがでしょうか.

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また、スマホの長時間使用をすると、血流が悪くなり、目への血流が減ると、酸素や栄養分が届かなくなることで、目の周囲の皮膚にシワ目の下のくまができやすくなる、いわゆる老け顔になりやすいので、美容のためにも、スマホから離れるといいと思います。

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2.汗をかかない程度に厚着を心がける

基本は「頭寒足熱」靴下、ひざ掛けなどで下半身を温め、上半身は厚着を避けます。こうすることで効率よく全身を冷えから守ることができます。

単に厚着をしてしまうと、内臓型冷え性タイプの人は、汗をかいてしまい、体内の熱が逃げてしまい身体の内部が冷えてしまいます。

体の表面の熱を逃がしやすいように通気性のよいものを着て、厚手のタイツや靴下をはき、熱を逃がさないようにしたほうがよいようです。

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3.体を冷やす食べ物を避ける

身体を冷やす食べ物とは、夏の暑い時期に食べる機会が多い食べ物を想像してください。

また、甘い食べ物や暑い地域でとれるフルーツなども身体を冷やします。

ポイントは、今の旬の食べ物を意識すること。

そうすることで、身体を冷やさない食べ物を選ぶことが自然と出来ます。

そして、たんぱく質は熱に変わりやすいので、たんぱく質を積極的に摂取し、熱に変えるときに欠かせないミネラル・ビタミンを摂るようにしてください。

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4.お風呂にじっくり浸かる

お湯に浸かると、身体が温まり、血液の循環がよくなり、疲れもとれ、健康にもダイエットにも効果的。

また、ストレスがかかりやすい現代人の生活の中ではリラックスする方法としてもお風呂の時間を大事にしたいものです。

さらには、冷え性・低体温になると、血流が悪くなり、肌に栄養がいきわたらず、老廃物の代謝が低下してしまうため、肌の不調が出てくるので、美容のためにも、お風呂にゆっくりつかるのはよいのではないでしょうか。

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5.運動(ウォーキングなど)

第2の心臓とも呼ばれるふくらはぎが動き、そのポンプ作用で血流が良くなります。

また筋肉を使うことで体温が上がります。

冷え性でない人は運動(ウォーキング・ラジオ体操・筋力アップ)で冷え性対策をしているによれば、長年冷え性の人は、厚着をしたり、電気毛布や湯たんぽ、暖房器具を利用する人が多いのに対して、冷え症でない人は、からだを動かすことを大事にしているようです。

  • ウォーキングやラジオ体操など体を動かすことを意識している
  • 筋力を上げてから冷えが気にならなくなった
  • 体を温める食べ物を多くとるように心がけている

冷え性を根本的に対策するには運動する機会を増やすほうがいいかもしれませんね。

6.筋肉を増やす

基礎代謝をアップして痩せやすい身体を作る4つの方法

筋肉をつけるためには、運動することだけではなく、筋肉を作る材料となるたんぱく質を摂取することが大事です。

<中略>

低体温の人が増えている理由の一つには、デスクワークが増えたり、運動する機会が減るなどして、筋肉量が減少していることが挙げられます。

たんぱく質を摂取し、運動する機会を増やして、熱のもととなる筋肉を付けたいですね。

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7.マッサージ

冬場になると、気になるのが、冷えと乾燥による肌荒れ。

冷えと肌荒れに共通するのが、血行不良。

冷えは血行不良が原因の一つであり、血行が悪いと新陳代謝が落ちるため、肌荒れが起きやすくなるそうです。

また、ユースキン製薬が男女約800人に調査したところ、かかと荒れがある人のうち約8割が「冷えの自覚がある」と答えています。

冷えと肌荒れ防止のために、マッサージクリームを使ってマッサージをすると、冷え対策・肌荒れ対策になり一石二鳥ですよね。

特に、ふくらはぎのマッサージを入念にやるとよいそうです。

ふくらはぎは血液を送るポンプの役割を果たしていて、ふくらはぎをマッサージをするとその機能を補うことが出来ます。

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8.ツボ

ツボを押して冷えを解消しましょう。

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