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■腎臓病が悪化してしまうダイエット法とは?|どんなダイエットをしたらいいのか?
by sboneham(画像:Creative Commons)
腎臓病が悪化するダイエット法とは?
(2012/2/27、スポットライト)
肥満の人は腎臓疾患を抱えていることが多いが、不適切な方法でダイエットを行うと、さらに悪化する。
こんな研究結果を米クリーブランド・クリニックの研究者が発表した。
<中略>
腎臓病患者には1日あたり、体重1kgに対して0.75g~0.6gのタンパク質摂取が推奨されているが、こういった患者では体重1kgに対して1.9gものタンパク質を摂取していた。
<中略>
研究の筆頭著者であるSankar博士は、慢性腎不全を持つ人のダイエットには、薬や高タンパク食ではなく、低タンパク低カロリー食と適度な運動、医師によるフォローが最適としている。
肥満が国民病といわれる米国では、20歳以上の約10%が慢性の腎臓病をもっている。
肥満が腎臓病を悪化させるのですが、アメリカでは20歳以上の約10%が慢性の腎臓病をもっているそうです。
米クリーブランド・クリニックの研究者によれば、腎臓疾患を抱えている肥満の人が不適切な方法でダイエットを行なうと、さらに悪化するそうです。
慢性の腎疾患を持つ人の約半数がダイエットを試みたことがある、とのこと。
このうち8%はダイエット用の薬を服用していた。
また、ダイエットのために高タンパク食をとる例も見られた。
腎臓病を抱えている人のダイエットは、本来低たんぱく・低カロリー食+適度な運動が最適なのですが、米国国民健康栄養調査に参加した11,000人を対象にした研究によれば、慢性の腎疾患を持つ人の約半数がダイエットを試みたことがあるそうですが、このうちの8%はダイエット薬を服用したり、ダイエットのために高たんぱく食を摂るなど不適切な方法でダイエットを行なっていることがわかったそうです。