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30・40代女性の9割「シミがある」|カネボウ化粧品調査

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■30・40代女性の9割「シミがある」|カネボウ化粧品調査

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by Alessandro Valli(画像:Creative Commons)

30・40代女性の9割「シミがある」-カネボウ化粧品調査

(2012/3/6、Ascii)

カネボウ化粧品が30~49歳の男女計600人を対象にシミに関する意識調査をしたところ、女性の9割の人が現在シミがあり、また、“シミ予備群”が自分の顔に潜んでいると思っていることがわかったそうです。




シミ対策をするなら冬がよい?|ためしてガッテン(NHK)

■赤いシミの原因とは

シミの原因といえば、紫外線が有名ですが、シミの原因には紫外線だけではないそうなのです。

その原因は誰もがやっていることでできてしまうのだとか。

その原因とは、スキンケアを行う際の摩擦なのだそうです。

番組での実験によれば、2週間、化粧と化粧落としで肌を擦り続けると、赤いシミができたそうです。

この赤いシミは、肌をこすった際の摩擦でできた「炎症」なのです。

炎症が起きている場所では、活性酸素が発生します。

メラニン色素には、活性酸素を還元する働きがあり、過剰な、または間違ったスキンケアで慢性的に炎症が起きていると、皮膚にメラニン色素がたまってシミになってしまうそうなのです。

せっかく行ったスキンケアが逆にシミを作ってしまうことがあったわけですね。

■では、どのようにしたらこのシミをとることができるのでしょうか。

炎症でできたシミをもとに戻すには、摩擦を起こさないようにすることが重要。

炎症をおこさないようにすれば、次第に皮膚が生まれ変わるに従って、シミが薄くなっていくそうです。

■シミ対策をするなら秋から冬

赤いシミの部分はメラニン色素を作る細胞「メラノサイト」が増大しているため、紫外線の影響を受けやすくなっています。

そのため、シミ対策をするなら、紫外線の強い春から夏よりも、秋から冬のほうが効果的なのだそうです。

■赤いシミは肝斑

肝斑(こすり)の特徴

  • 頬から目元が多い
  • 左右対称
  • ハケで薄く塗った感じ、境界線不明瞭
  • 薄茶色
  • 圧倒的に女性に多い(女性ホルモンや日頃の化粧に大きく影響するといわれるため)

■洗顔するならしっかりとした泡を立てることが重要

きめの細かいしっかりとした泡を作ることが重要です。

1.泡立てネットをつかう。

2.洗面器に石けんを溶かして、しっかりと泡立てる。

3.泡立てボールを使う

■泡だけでメイクを落とす洗顔方法

  1. まずは、たっぷりの泡を作る。
  2. メイクを落とす際は、手は皮膚に触れないようにして、手の平を押しつけるようにして落とす。(ポンピング)2から3分
  3. メイクが落ちにくい部分の目尻や小鼻の部分は指でなでるようにして落とす。

ニンジンジュースで隠れジミが消える!?|世界一受けたい授業

伊藤園中央研究所の実験によれば、ゆでた人参をベースにした野菜ジュースを朝・昼・晩190グラムずつ飲んだところ、シミの面積が4週間で平均3.88パーセント減、8週間で4.41パーセント減少したそうです。

生の人参よりもゆでた人参のほうが、血中のβカロチン濃度が4~10時間後において高いことがわかったそうです。

→ シミの原因・予防・シミを消す方法 について詳しくはこちら







【関連記事】
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コーヒーが持つ10の健康効果まとめ

コーヒーの持つ健康効果についてコーヒー1日3杯で、ダイエット・美容に効く(2016/4/26、日経ヘルス)を参考にまとめてみました。




【目次】

健康効果1 UVから肌を守りシミをできにくくする

紫外線を浴びることで、皮膚の色素細胞が過剰な色素を作るが、クロロゲン酸が活性酸素の働きを抑制し、色素沈着を防ぐ。

コーヒー飲むと抗酸化作用でシミになりにくい!?|世界一受けたい授業 3月9日によれば、コーヒーには抗酸化力の強いコーヒーポリフェノールが入っています。

1日2杯以上飲む人は飲まない人に比べてシミの量が少ないという結果が出ているそうです。

健康効果2 肝臓を守る

日本人を対象とした研究で、コーヒーを毎日2~3杯飲む習慣がある人は、飲まない人に比べて、脂肪肝の発症リスクが低かった。また、1日3~4杯飲む人は飲まない人に比べて肝臓がんの発症率が1/2以下だった。ほかにも、肝機能改善、肝硬変を予防するという報告がある。

コーヒーに脂肪肝予防効果|飲む量減ると発症しやすくで紹介した三越総合健診センターの船津和夫所長らの調査によれば、コーヒーに脂肪肝を抑制する効果があることが分かったそうです。

コーヒーによって肝臓に中性脂肪が蓄積されるのを防いでくれるようです。

また、コーヒーを飲む量が減った人は脂肪肝を発症する率が高かったそうです。

1日数杯のコーヒーは、肝疾患の進行を妨げる 米研究で紹介した米国立がん研究所によれば、1日数杯のコーヒーが、肝疾患の進行を食い止めてくれる可能性があるそうです。

コーヒー摂取量多いと肝がんリスク低下-厚労省研究班によれば、厚生労働省研究班によると、コーヒー摂取量が多いと肝がんリスクは低下すると発表したそうです。

健康効果3 糖尿病のリスクが低下

 インスリン感受性を改善して、糖尿病のリスクを下げる。コーヒーを1日4~5杯飲む人は飲まない人に比べて、2型糖尿病のリスクが最大58%まで下がるという疫学調査報告がある。

コーヒーを飲む量を増やした人は、糖尿病にかかりにくくなる!?によれば、コーヒーを飲む量を増やした人は、糖尿病にかかりにくくなるとする研究結果が発表されたそうです。

健康効果4 血液をサラサラにして動脈硬化を予防

 ポリフェノールが強い抗酸化力を発揮し、LDL(悪玉)コレステロールの増加を防ぐ。HDL(善玉)コレステロールが微増したという報告もある。また、ニコチン酸は血栓を溶かす作用をサポートし、血液をサラサラに保つ。

コーヒーのポリフェノールで動脈硬化抑制で紹介したお茶の水女子大大学院の近藤和雄教授の調査・研究によれば、一日の食生活の中で仕事の合間や食後に飲むコーヒーから最も多くのポリフェノールが摂取されていることが分かったそうです。

【ためしてガッテン】コーヒー(フェルラ酸)にコレステロール激減効果がある!?|11月4日によれば、マクロファージはコレステロールを食べるのですが、食べ過ぎるとマクロファージは死んでしまいます。

死んだマクロファージがたまると、動脈硬化を起こしてしまうそうです。

そこで、フェルラ酸を含むコーヒーを飲むと、弱ったマクロファージを復活させることで、コレステロールの処理能力が高まるそうです。

→ コレステロール について詳しくはこちら

健康効果5 認知症を予防する

 動物実験において、クロロゲン酸は脳内の血糖値を抑制し、エネルギー代謝を高める作用が確認されている。また、神経細胞を保護する作用もあり、こうした働きから認知症予防に役立つと考えられている。

コーヒーでアルツハイマー病予防?|カフェインに記憶力低下改善効果によれば、森隆・埼玉医大准教授と米フロリダアルツハイマー病研究センターなどによる動物実験によれば、カフェインを与えたマウスは、カフェインを与えないマウスに比べ、記憶力の低下が改善されたそうです。




【関連記事】

健康効果6 ストレスを和らげる

coffee lover

by Camila Tamara Silva Sepúlveda(画像:Creative Commons)

 コーヒーを飲むと、飲む前に比べてストレスレベルが緩和したという報告がある。

ホットコーヒー、心も温める可能性=米研究によれば、身体的な暖かさと心理的な温かさが密接に関係することから、1杯のホットコーヒーによって暖かな気持ちになれる可能性があるそうです。

健康効果7 子宮体がんを予防する

子宮体がんのリスクはコーヒーを週2日以下しか飲まないグループに比べて、1日1~2杯飲むグループを3杯以上飲むグループでは低いという疫学研究の報告がある。

コーヒーで子宮体がん予防?によれば、コーヒーを1日3杯以上飲む女性は、ほとんど飲まない女性に比べ、子宮がんの一種「子宮体がん」にかかるリスクが約6割低いとする調査結果を厚生労働省研究班が発表したそうです。

2016年7月2日放送のジョブチューンで解説した腫瘍内科医の水上治先生によれば、コーヒーに含まれるクロロゲン酸などの抗酸化作用によって、がんの発生を抑えられていると考えられているそうです。

コーヒーを毎日2杯以上飲むと

  • 乳がん
  • 子宮がん
  • 大腸がん

コーヒーを毎日3杯以上飲むと

  • 口腔がん
  • 咽頭がん
  • 肝臓がん

これらのがんの予防が期待できるそうです。

健康効果8 脳卒中・虚血性心疾患の発症が少ない

コーヒーに含まれる抗酸化成分が作用を発揮し、血管を傷つける活性酸素の働きを抑制するほか、動脈硬化や血栓などを防ぐためと考えられている。

コーヒー1日3~4杯、心臓病による死亡リスク4割減 |東大や国立がんセンターによれば、国立がん研究センターや東京大などの研究チームによれば、コーヒーを1日3~4杯飲む人は、ほとんど飲まない人に比べて、心臓や脳血管、呼吸器の病気で死亡するリスクが約4割減るそうです。

また、コーヒー・緑茶で死亡リスク減|国立がん研究センターによれば、コーヒーや緑茶をよく飲んでいる人は死亡リスクが低いという結果が出たそうです。

コーヒーのポリフェノール、緑茶のカテキンが血圧を下げ、コーヒー・緑茶に含まれるカフェインが血管や呼吸器の働きを良くしてくれる可能性があるそうです。

健康効果9 内臓脂肪を減らす

 カフェインは脂肪分解酵素を活性化し、血行を促して代謝を上げる。また、クロロゲン酸は食事で取り込む脂肪の燃焼を促し、内臓脂肪を減らす効果が確認されている。

コーヒーでダイエットできる?によれば、コーヒーに含まれるカフェインには、脂肪分解酵素「リパーゼ」の働きを活発にさせる作用があり、コーヒーを飲んだ場合は、水を飲んだ場合に比べて、脂肪酸の量は2倍になるそうです。

健康効果10 大腸がんの再発リスクと死亡リスクを下げる

コーヒーを一日4杯以上飲むと大腸がんの再発リスクと死亡リスクが低くなる―米ハーバード大によれば、米ハーバード大学の研究によれば、コーヒーを1日4杯以上飲んでいる大腸がん患者は、ほとんど飲まなかった患者に比べて、大腸がんを再発するリスクや死亡するリスクが低くなるそうです。

→ 大腸がんの症状・初期症状・原因 について詳しくはこちら

→ 大腸がん危険度チェック について詳しくはこちら







P.S.
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日焼けに、トマトの力|リコピンがシミ・シワを防ぎ、日焼け後に肌が硬くなるのを防ぐ

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■日焼けに、トマトの力|リコピンがシミ・シワを防ぎ、日焼け後に肌が硬くなるのを防ぐ

Tomato close-up

by Raül Utrera(画像:Creative Commons)

日焼けやダイエットに、トマトの力

(2011/8/24、日経ウーマンオンライン)

カゴメ総合研究所自然健康研究部の稲熊隆博主席研究員によれば、トマトに含まれる抗酸化作用の高いリコピンは、紫外線によって生じる活性酸素を消去し、肌のシミシワを防ぐ効果や日焼け後に肌が硬くなるのを防ぐ効果があるそうです。

夏にはトマトを食べて、良い肌を保ちましょう。

→ トマトジュースを継続して飲むことで、紫外線を浴びることにより暗くなった肌の色調の回復が早まる可能性がある について詳しくはこちら

【追記(2015/8/20)】

紫外線ダメージに勝つ! 美人は必ず、毎日1個トマトを食べている!

(2015/8/18、Googirl)

トマトには強い抗酸化成分「ビタミンC」がたっぷり含まれています。老化のもとである酸化を防いで、アンエイジング効果をアップしてくれるのです。ビタミンCはたんぱく質と合体して、美肌をつくるコラーゲンを生成する働きもあります。さらにシミやくすみのもとメラニン生成を抑制して、紫外線ダメージを防ぎ美白力をぐっとそこあげしてくれます。

トマトには美肌に良い成分としては「リコピン」だけでなく、抗酸化力のあるビタミンCが豊富に含まれています。

ビタミンCが紫外線による酸化を防止してくれ、またコラーゲンを生成し、シミやくすみの原因となるメラニンの生成を抑制してくれるそうです。

→ シワ(目元のシワ・目の下のシワ・顔のシワ)の原因・予防 について詳しくはこちら

→ シミの原因・予防・シミを消す方法 について詳しくはこちら







P.S.
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紫外線と目の病気(翼状片)|たけしの家庭の医学 7月20日

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2010年7月20日放送のたけしの家庭の医学では、「紫外線がもたらす意外な病気」を取り上げました。

今回取り上げた病気は、「翼状片」。

⇒ 翼状片 について詳しくはこちら。




■翼状片とは

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by Jacopo(画像:Creative Commons)

翼状片とは、目の角膜の部分が炎症を起こし、異常に増殖し、黒目にまで白目が侵入してくる目の病気です。

主に、充血や、乱視、ドライアイなどの症状を伴い、そのまま放置しておくと、徐々に白目の角膜の増殖が大きくなり、視力の低下を招いたり、最悪の場合、失明の恐れもあるそうです。

※現在、翼状片は50代以上のおよそ20人に1人が患っていると言われているそうです。

※紫外線の強い沖縄などでは、40代以上のおよそ30%がかかっていると推測されているそうです。

その大きな原因といわれるのが紫外線なのだそうです。

このブログでも何度か取り上げてきた「翼状片」ですが、これまで大々的に取り上げられたのは初めてではないでしょうか。

翼状片についてまとめてみます。

■翼状片の症状

充血

●乱視

ドライアイ

●視力低下

●最悪の場合は失明

■翼状片の原因

●紫外線

※紫外線は白内障のリスクになるとも考えられています。

■紫外線が目にどのような影響を与えるのか?

目が紫外線を浴びると、角膜の細胞の一部に細胞を破壊する活性酸素が発生。

それが原因で、角膜に炎症が起きます。

通常は、それを修復する機能が働き、元に戻るのですが、長い間紫外線を浴びるなど、目への刺激が続くと、修復が追い付かず炎症が慢性化。

詳しいメカニズムはまだ分かっていないそうですが、その結果、炎症を起こした細胞の性質が変化し、黒目の方へ徐々に移動。

黒目に白目の部分が覆いかぶさるようになってしまうそうです

こうなると完治するには、手術しかないそうです。

■紫外線が目に入りやすい時間は?

朝や夕方は目に紫外線が入りやすい時間。

■紫外線の影響で起きる代表的な3つの目の病気

1.翼状片

2.白内障

3.瞼裂斑(けんれつはん)

たんぱく質が変性し、白目の一部が変色・盛り上がる目の病気。

たんぱく質が変性してできた白目のシミのようなもの。肉眼では良く見えない。

瞼裂斑が大きくなって盛り上がってくると、充血・ドライアイなどの症状が出るそうです。

瞼裂斑は一度出来るとなくならないそうです。

今後は紫外線対策をして、進行しないようにすることが大事。

※紫外線をサングラスが9割カット、メガネも7割カットしてくれるそうです。

※マスカラ&まつ毛エクステは目に入る紫外線を20%カットしてくれるそうです。

■紫外線対策のためのサングラス選びのポイント

1.色

薄い色が良い。

濃い色のサングラスの場合、光が減少するため、瞳孔が開いてしまい、その開いた瞳孔を通して水晶体に紫外線が当たるようになるそうです。

2.形

レンズと顔の隙間が少ないほうが良いそうです。

■紫外線から肌を守る服選びのポイント

1.素材

ポリエステル

紫外線を吸収して、極めて弱い熱に変える

綿やナイロン等は紫外線をあまり吸収せず下に通すそうです。

ただ、どんな生地でも厚ければ紫外線を通しにくくなるそうです。

2.色

黒い服は紫外線を吸収するので、紫外線を通さない。







【紫外線と病気 関連記事】
続きを読む 紫外線と目の病気(翼状片)|たけしの家庭の医学 7月20日

日本一の「美肌県」は「島根県」!?その理由は何?

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【目次】

■日本一の「美肌県」は「島根県」

one girl whispering secrets to another little girl

by Personal Creations(画像:Creative Commons)

ポーラ | アペックス ニッポン美肌県グランプリ2014 – POLA

ポーラアペックスが約60万件のスキンチェックデータを分析し、「角層細胞が整っている」「シワができにくい」「シミができにくい」「ニキビができにくい」 「肌がうるおっている」「キメが整っている」という基準で美肌偏差値がつくったところ、日本一の「美肌県」は「島根県」だったそうです。

しかも4年連続というのですから、すごいことですよね。

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島根県は、年間を通じて日照時間が短めで、水蒸気密度が高く、美肌を保ちやすい環境であるようですが、その他の県と比べても、特に優れた美肌を保ちやすい環境であるというわけではありません。

■「島根県」が美肌県である3つの理由

【追記(2016/6/2)】

島根県が4年連続「美肌県」1位!美肌が生まれる理由3つ

(2016/6/2、Woman Insight)

【1】しじみの名産地。

島根県は、しじみの漁獲量を毎年トップ争いするほどのしじみ名産地なんです。しじみは肝臓のはたらきを強化・改善し、さらに成長ホルモンの分泌を促して代謝をアップさせる作用があります。

肝臓が悪いと肌荒れをしてしまい、顔色も悪くなる!?によれば、肝臓は、血液中の老廃物を取り除いたり、必要な酸素やタンパク質を血液を送り出す働きを持っているのですが、肝臓の働きが悪くなると、きれいな血液が送り出されないため、肌が悪くなってしまうそうです。

→ 肝臓の機能・働き について詳しくはこちら

シジミに含まれるオルニチンは有毒なアンモニアを肝臓内で解毒する回路で重要な働きをすることで、肝機能改善に役立ってくれるといわれています。

つまり、シジミに含まれるオルニチンが肝機能改善に役立つことによって、肝臓の働きが良くなり、肌がきれいになっているのではないでしょうか。

また、オルニチンは肝機能改善・美肌・脂肪燃焼・筋肉増強にもで紹介した海外の研究報告(米国の外科学研究誌など)によると、マウスにオルニチンを与えて肌のコラーゲンを測定したところ、コラーゲンの合成を促していることが分かったそうで、オルニチンは体内でコラーゲンの原料の一つであるアミノ酸(プロリン)に変わります。

プロリンは、コラーゲンやNMF(天然保湿因子)をつくる材料になり、シワたるみを防いでくれます。

→ オルニチン についてはこちら

【2】日本酒の発祥地。

日本酒は「百薬の長」とも呼ばれ、アミノ酸のおかげで肌をもっちりさせる保湿効果が期待できます。

日本酒造りに適した土地ということは、空気も水も食べ物もおいしいということですので、美肌に関係しているのかもしれません。

日本酒自体のアミノ酸は肌の細胞をつくる原料になり、さらに肌のキメやハリ、うるおいを保つためにも使われているので、それが美肌に役立っているのかもしれません。

→ スキンケアアミノ酸で美肌になる方法 についてはこちら

【3】温泉がたくさんある。

島根県に温泉がたくさんあるからといって、島根県の人が温泉にひんぱんに浸かっているとは限らないですが、ただ、島根県には「玉造温泉」「美又温泉」「湯の川温泉」など美肌効果があるといわれる温泉が多いので、何か関連性があるのかもしれません。




■「長崎県」と比較してみる

地元長崎県と比較してみます。

nagasaki_bihada

長崎県は日照時間は島根県より長めですが、水蒸気密度が高く、生活習慣も島根県よりも良いという結果が出ています。

しかし、「角層細胞が整っている」「シワができにくい」「シミができにくい」 「肌がうるおっている」という点では大きな差が開いています。

遺伝的要素でないとすれば、日照時間(紫外線による影響)が美肌にとっての大きな要素と言えそうですね。

もうひとつ気になるのは、長崎県の方への美肌に対するアドバイスとして、疲れを感じやすい方が多いとあります。

9割の女性が疲れている!?肝臓が疲れているのかも?によれば、肝臓には代謝や解毒といった身体にとって大事な機能があるのですが、体の疲れの原因である「睡眠不足」や「ストレス」といったものが、肝臓に負担をかけることにより、肝臓の機能が低下し、ますます疲れてしまうということが考えられるようです。

肝臓が悪いと肌荒れをする?によれば、肝臓は、血液中の老廃物を取り除いたり、必要な酸素やタンパク質を血液を送り出す働きを持っているのですが、肝臓の働きが悪くなると、きれいな血液が送り出されないため、肌が悪くなってしまうそうです。

もしかすると、疲れによって肝臓に負担がかかり、肌荒れを起こしている人が多いのかもしれません。

体の疲れの主な原因としては「睡眠不足」「ストレス」「仕事が忙しい」「運動不足」があります。

美肌のためにも、運動する習慣を持って、しっかり休息を取るようにしてみてくださいね。

【追記(2016/9/24)】

2016年9月24日放送の「サタデープラス」で肥満になりやすい県ワースト1として「長崎県」が挙げられていました。

bminagasaki

参考画像:体格(BMI)及び生活習慣に関する都道府県の状況|平成24年国民健康・栄養調査結果の概要|厚生労働省スクリーンショット

長崎県の人の肥満になりやすい生活習慣の特徴として挙げられていたのが2つ。

1.運動不足

  • 坂道が多いため歩かない
  • タクシーの支出額4位
  • 自転車利用が少ない

2.砂糖の摂り過ぎ

  • 甘いものが大好物
  • 醤油もあまくち
  • 味付けに砂糖を入れる

この2つから考えられるのが「糖化」です。

「糖化」とは、私たちの体内にある大切なたんぱく質と、食事によって摂取した「糖」とが結びつくことで、糖化したたんぱく質AGE(糖化最終生成物)が生成され、体内に蓄積してしまうことです。

コラーゲンは、細胞と細胞をつなぐ接着剤の役割をしているたんぱく質です。

若いコラーゲンは弾力があり、皮膚にもハリが出て、血管や骨もしなやかさを保ちます。

しかし、コラーゲンに糖分がくっつくと、AGEに変化します。

正常な皮膚の弾力繊維にAGEがたまると、変形して弾力性を失ってしまい、シワが出来たり、皮下脂肪の重みに耐えられずたるみが出来てしまうようです。

糖化が進むと、キメが粗くなり、シワ、くすみの増加につながります。

また、肌のたるみ、カサつき、ゴワつきなども起こります。

そして、肌のターンオーバー周期も延びてしまいます。

糖化チェック

□甘いものの間食が多い

□丼物が多い

□アメやお菓子が周りにある

□ペットボトルの清涼飲料水をよく飲む

□甘辛い料理が多い

□ごはんや麺類などの主食をしっかり食べたい

□野菜や豆類が嫌い

□夜食を食べることが多い

□早食いをする

□運動不足

【参考記事】

糖化チェックからもわかるように、大事なポイントは「血糖値」です。

食事をすると血液中に糖分が増加し、エネルギーとして使われます。

しかし、食べ過ぎで糖分が余ってしまうと、たんぱく質とくっついてAGEになります。

血糖値が高い人は、大量のAGEを作っているということになります。

美肌が気になる長崎県の方で「砂糖の摂り過ぎ」「運動不足」に当てはまる方は糖化による見た目の老化の可能性がありますので、生活習慣を変えてみてはいかがでしょうか。







【オルニチン 関連記事】
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