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むくみ|なぜ更年期になると手や足がむくむのか?その原因・理由|40代・50代の更年期障害の症状

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【目次】

■更年期症状にはむくみがある!

PSU Mon Feb 20, 2012 46

by Parker Knight(画像:Creative Commons)

更年期を迎える時期になると、卵巣の機能が衰え、その結果、卵巣から分泌されている女性ホルモン(エストロゲン)の量が減少します。

エストロゲンの分泌量が減ると、脳は、盛んに卵胞刺激ホルモンを分泌し、卵巣からエストロゲンを分泌するように促します。

しかし、更年期を迎えた卵巣は、必要な量のエストロゲンを分泌することが出来ないため、エストロゲンの減少と卵胞刺激ホルモンの増加という「ホルモンバランスの乱れ」が起こります。

このホルモンバランスの乱れによって、身体的・精神的不調が起こるのですが、その一つに「むくみ※」があります。

※手足のむくみ・手のむくみ・足のむくみ・顔のむくみで検索されています。

■なぜ更年期になるとむくむのか?

むくみとは、血液中の水分が皮膚の下に水がたまった状態のことです。

むくみの原因には「冷え」があります。

冷えによって血行が悪くなり、リンパの流れも悪くなると、むくみやすくなります。

なぜ、冷えが起きるのでしょうか。

1.エストロゲン(女性ホルモン)の減少によって、脳の視床下部が混乱し、体温調整などを司っている自律神経が乱れてしまい、血行が悪くなるため。

2.更年期の時期は、加齢に伴って、筋肉量が減少することで、熱を作ることができなくなるため。

つまり、更年期になると体がむくむのは、2つの原因によって、身体が冷えることで血行が悪くなったためと考えられます。

→ 更年期障害の症状・原因・チェック|40代・50代の更年期の症状 について詳しくはこちら




更年期障害の食事・更年期を乗り切る方法

● 食生活の見直しをする

● ビタミン・ミネラルなどバランスの取れた食事で栄養を十分に摂る

亜鉛は、ホルモンバランスを整える働きがある。

女性の場合は、亜鉛が不足すると女性ホルモンの働きが悪くなったり、月経異常を引き起こしてしまう可能性がある。

特に更年期ともなれば、亜鉛不足がホルモンバランスをさらに乱れさせて症状を悪化させてしまうことにもありえる。

→ 亜鉛の多い食品 について詳しくはこちら

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● 軽いウォーキングなどの適度な運動

寝る前に毎日10分間、ヨガを取り入れたストレッチを3週間行うことで、更年期女性の「更年期症状」と「抑うつ」を改善することがわかったそうです。

→ 寝る前のストレッチ&ヨガは、女性の「更年期症状」と「抑うつ」を改善する効果がある!おすすめのやり方 について詳しくはこちら

● ご自身にあったリラックス方法

更年期障害の症状を和らげたいと考えている方は、呼吸をゆっくりしたり、音楽を聴いてみてはいかがでしょうか?

→ 更年期障害の症状の顔のほてり(紅潮)は音楽を聴くと改善する! について詳しくはこちら

● 家族との会話をする機会を増やす

● 更年期障害のツボ

→ 更年期障害のツボ:三陰交(さんいんこう)の位置・押し方|たけしの本当は怖い家庭の医学 について詳しくはこちら

● 相性の合う医師・病院を見つけておく

● エクオール

大豆イソフラボンは、更年期障害の原因といわれる「エストロゲン」と構造が似ているため、体内に入ると、エストロゲンと同じような働きをするといわれています。

大豆イソフラボンは大豆製品などから摂れます。

ただ、最近の研究によれば、大豆イソフラボンの健康効果の恩恵を受けやすい人とそうでない人がいることが明らかになったそうです。

その違いは、エクオールを作り出すためのエクオール産生菌という腸内細菌を持っているかどうかです。

腸内細菌によって大豆イソフラボンに含まれるダイゼインという成分をエクオールに変えることで、ダイゼインのままと比べ、よりエストロゲンに似た働きをすると言われています。

更年期症状の軽い人はエクオールの量が多いそうで、更年期症状の重い人のグループに、エクオールをつくれる人が少なかったそうです。

更年期のホットフラッシュ(ほてり)や首や肩のこりを改善する効果が確認されているそうです。

エクオールの産出能力をチェックするには、「尿中エクオール検査」や「ソイチェック」といった簡単な尿検査で調べることができるそうです。

→ エクオール(EQUOL サプリ)が更年期(更年期障害)症状の軽減に役立つ について詳しくはこちら

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更年期障害の症状の顔のほてり(紅潮)は音楽を聴くと改善する!

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【目次】

■更年期障害の症状の顔のほてり(紅潮)は音楽を聴くと改善する!

Redphones

by Garry Knight(画像:Creative Commons)

更年期障害の顔のほてりが呼吸法で改善、しかし音楽を聞くともっと改善

(2015/7/22、medley)

12週後、呼吸法治療群の女性(61人)は紅潮症状が平均して1日あたり1.8回(95%信頼区間0.9-2.6、21%)減少し、対して音楽群では紅潮症状が1日あたり3.0回(95%信頼区間2.1-3.8、35%)減少した。呼吸法治療は中等度から重度の紅潮症状の19%減少と関連し、対して音楽を聴くことは44%の減少と関連していた(P=0.02)。

更年期障害の症状には、顔のほてり(紅潮)がありますが、アメリカの研究班によれば、呼吸のリズムを整える装置を使った呼吸法治療群の女性で紅潮症状が少なくなり、また、音楽を聴く対照群の女性では紅潮症状が呼吸法治療群よりも少なくなるという結果が出たそうです。

→ ホットフラッシュ(顔のほてり・のぼせ)|更年期の症状 について詳しくはこちら

呼吸法と音楽を聴くことに共通するのが、自律神経を整えることです。




■呼吸と自律神経

自律神経のバランスを整えるポイントは「ゆっくり」を意識すること

自律神経とは、呼吸や心臓の動き、血の巡りなど体の基本的な働きをコントロールしていて、大きく分けると、交感神経と副交感神経に分けられます。

交感神経 → 血管を収縮・アクティブ

副交感神経 → 血管を拡張・リラックス

男性30代、女性40代になると、副交感神経の働きが急激に低下するそうです。

交感神経の働きが優位になると、血管が収縮し、血流が悪くなり、肩こり高血圧むくみ便秘になりやすく、場合によっては、脳梗塞心筋梗塞の危険性が高まるそうです。

また、更年期になり、エストロゲンが減少することによって、ホルモンバランスが崩れると、自律神経が乱れてしまい、様々な更年期症状が現れます。

順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生によれば、さまざまな症状の原因が実は交感神経と副交感神経のバランスが崩れたことにあるのではないかと考えられ、反対に考えると、交感神経と副交感神経のバランスを上手にコントロールできるようになれば、病気になりにくくなると考えられるということです。

自律神経のバランスを整えるポイントは、「ゆっくり」なのだそうです。

「ゆっくり」を意識し、ゆっくり呼吸し、ゆっくり動き、ゆっくり生きる。

そうすることで、自律神経のバランスが整えられ、様々な不調が改善していくと考えられるそうです。

自律神経を整える呼吸法としては、吐く息を意識し「4秒かけて吸う、8秒かけて吐く」のがポイントです。

呼吸を深くゆっくりすることを意識して行いましょう。

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■音楽と自律神経

運動後に気分が落ちつく音楽を聴くと、自律神経活動に良い効果がある|東北大

東北大学大学院医学系研究科内部障害学分野の小川佳子助教、上月正博教授らの研究グループによれば、自分で選んだ気分を落ち着かせるような音楽を運動後に聴くと副交感神経活動の低下を和らげたそうです。

音楽には、自律神経活動を調整する効果を有しているといわれており、特に気分を落ち着かせるような音楽は、副交感神経活動を高めることが明らかになっている。

【金スマ】自律神経を整える方法・自律神経測定アプリ(小林弘幸先生)

自律神経を整える音楽は同じリズム刻んでる歌で、同じことの繰り返しが、自律神経を落ち着かせるそうです。

自律神経を整える曲の例として挙げたのはSMAPの「ありがとう」。

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■まとめ

更年期障害の症状を和らげたいと考えている方は、呼吸をゆっくりしたり、音楽を聴いてみてはいかがでしょうか?

→ 更年期障害の症状・原因・チェック|40代・50代の更年期の症状 について詳しくはこちら




更年期障害の食事・更年期を乗り切る方法

●食生活の見直しをする

●ビタミン・ミネラルなどバランスの取れた食事で栄養を十分に摂る。

亜鉛は、ホルモンバランスを整える働きがある。

女性の場合は、亜鉛が不足すると女性ホルモンの働きが悪くなったり、月経異常を引き起こしてしまう可能性がある。

特に更年期ともなれば、亜鉛不足がホルモンバランスをさらに乱れさせて症状を悪化させてしまうことにもありえる。

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寝る前に毎日10分間、ヨガを取り入れたストレッチを3週間行うことで、更年期女性の「更年期症状」と「抑うつ」を改善することがわかったそうです。

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●ご自身にあったリラックス方法

更年期障害の症状を和らげたいと考えている方は、呼吸をゆっくりしたり、音楽を聴いてみてはいかがでしょうか?

→ 更年期障害の症状の顔のほてり(紅潮)は音楽を聴くと改善する! について詳しくはこちら

●家族との会話をする機会を増やす

●更年期障害のツボ

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●エクオール

大豆イソフラボンは、更年期障害の原因といわれる「エストロゲン」と構造が似ているため、体内に入ると、エストロゲンと同じような働きをするといわれています。

大豆イソフラボンは大豆製品などから摂れます。

ただ、最近の研究によれば、大豆イソフラボンの健康効果の恩恵を受けやすい人とそうでない人がいることが明らかになったそうです。

その違いは、エクオールを作り出すためのエクオール産生菌という腸内細菌を持っているかどうかです。

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更年期症状の軽い人はエクオールの量が多いそうで、更年期症状の重い人のグループに、エクオールをつくれる人が少なかったそうです。

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●相性の合う医師・病院を見つけておく

→ 更年期障害の症状・原因・チェック|40代・50代の更年期の症状 について詳しくはこちら




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■更年期障害関連ワード

更年期障害

男性更年期障害

女性更年期障害

更年期障害の治療法

更年期障害の食事

若年性更年期障害(プレ更年期)

更年期の不眠(眠れない・寝付けない・目が覚める)の原因・対策のやり方

> 健康・美容チェック > 更年期 > 更年期の不眠(眠れない・寝付けない・目が覚める)の原因・対策|更年期障害の症状

更年期を迎える時期になると、卵巣の機能が衰え、その結果、卵巣から分泌されている女性ホルモン(エストロゲン)の量が減少します。

エストロゲンの分泌量が減ると、脳は、盛んに卵胞刺激ホルモンを分泌し、卵巣からエストロゲンを分泌するように促します。

しかし、更年期を迎えた卵巣は、必要な量のエストロゲンを分泌することが出来ないため、エストロゲンの減少と卵胞刺激ホルモンの増加という「ホルモンバランスの乱れ」が起こります。

このホルモンバランスの乱れによって、身体的・精神的不調が起こるのですが、その一つに「不眠(眠れない)」があります。




■不眠(眠れない)の原因

Awake at Night

by Alyssa L. Miller(画像:Creative Commons)

更年期症状には、眠くて眠くて仕方がないという症状がある一方、不眠(眠れない)という症状で悩んでいる人もいます。

不眠の原因は大きく分けて2つあると考えられます。

1つは、その他の症状によって寝付けないこと、もう一つは、自律神経の乱れです。

●その他の症状によって寝付けないこと

更年期の症状には、「頭痛・頭が重い」めまい・ふらつき・耳鳴り大量の汗をかく(顔から汗が止まらない)胸の痛み(乳房の痛み・動悸)ホットフラッシュ(顔のほてり・のぼせ)冷えなどがあります。

こうした症状によって、寝つきが悪くなったり、眠っても夜中に目が覚めてしまうといったことが起きてしまうと考えられます。

●自律神経の乱れ

モナリザ症候群によれば、自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、「昼の神経」とも呼ばれる「交感神経」はよく動く昼間に活発になり、またリラックスを促す「副交感神経」は夜に活発になります。

通常は、昼間に交感神経が活発になり、夜に副交感神経が活発になっていますが、昼過ぎまでだらだらと寝たり、あまり活動的に行動しないと、「交感神経」の働きが鈍ってしまいます。

更年期の場合は、エストロゲン(女性ホルモン)が減少によって、脳の視床下部が混乱し、自律神経が乱れてしまい、不眠(眠れない)という症状を起こしていると考えられます。

自律神経が弱っていると脂肪を燃やせない体になる!?によれば、運動している最中は交感神経が活性化され、運動後はその反動で副交感神経が活性化されるそうです。

更年期を乗り切る方法として、適度な運動やリラックス方法を試してみることをおススメしていますが、それは、自律神経を整えるためです。

「眠れない」という人は、更年期かもしれませんので、一度病院で診ていただくことをおすすめします。

→ 睡眠不足・質の良い睡眠をとる方法 についてくわしくはこちら

→ 更年期障害の症状・原因・チェック|40代・50代の更年期の症状 について詳しくはこちら




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更年期障害の食事・更年期を乗り切る方法

●食生活の見直しをする

●ビタミン・ミネラルなどバランスの取れた食事で栄養を十分に摂る。

亜鉛は、ホルモンバランスを整える働きがある。

女性の場合は、亜鉛が不足すると女性ホルモンの働きが悪くなったり、月経異常を引き起こしてしまう可能性がある。

特に更年期ともなれば、亜鉛不足がホルモンバランスをさらに乱れさせて症状を悪化させてしまうことにもありえる。

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寝る前に毎日10分間、ヨガを取り入れたストレッチを3週間行うことで、更年期女性の「更年期症状」と「抑うつ」を改善することがわかったそうです。

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●ご自身にあったリラックス方法

更年期障害の症状を和らげたいと考えている方は、呼吸をゆっくりしたり、音楽を聴いてみてはいかがでしょうか?

→ 更年期障害の症状の顔のほてり(紅潮)は音楽を聴くと改善する! について詳しくはこちら

●家族との会話をする機会を増やす

●更年期障害のツボ

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●相性の合う医師・病院を見つけておく

●エクオール

大豆イソフラボンは、更年期障害の原因といわれる「エストロゲン」と構造が似ているため、体内に入ると、エストロゲンと同じような働きをするといわれています。

大豆イソフラボンは大豆製品などから摂れます。

ただ、最近の研究によれば、大豆イソフラボンの健康効果の恩恵を受けやすい人とそうでない人がいることが明らかになったそうです。

その違いは、エクオールを作り出すためのエクオール産生菌という腸内細菌を持っているかどうかです。

腸内細菌によって大豆イソフラボンに含まれるダイゼインという成分をエクオールに変えることで、ダイゼインのままと比べ、よりエストロゲンに似た働きをすると言われています。

更年期症状の軽い人はエクオールの量が多いそうで、更年期症状の重い人のグループに、エクオールをつくれる人が少なかったそうです。

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胸の痛み・張り(乳房の痛み・動悸)|更年期(更年期障害)の症状

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「更年期症状」と検索すると、「胸の痛み」というキーワードが現れます。

胸の痛みとはいっても、大きく分けると3つ考えられるようです。




【目次】

1.乳房の痛みによる胸の痛み

40歳になってから生理前に胸の痛みが…原因は更年期?

(2015/8/30、イクシル)

『生理の1週間前に増加するプロゲステロンという女性ホルモンの影響で、身体のむくみ、胸の痛み、めまい、身体のほてり、イライラなどの症状が出ます。(内科医師)』

生理前、生理中の胸の張りや、胸の痛みの原因と対処法とは?|Orbis

黄体ホルモンには、乳腺に水分を溜めたり、乳腺組織を張った状態にする作用があります。黄体ホルモンの出る量が多いほど、これらの症状が出やすくなりますので、高温期の黄体ホルモンが多い人や黄体ホルモンに敏感な人の方が症状はひどくなりがちです。

プロゲステロン(黄体ホルモン)の影響で生理前に胸の痛み・胸の張りなどの症状が出ることがあるようです。

排卵から生理までの高温期に黄体ホルモンの分泌が多い人や黄体ホルモンに敏感に反応する人は胸の張りを感じやすいようです。

このようにホルモンバランスの変化によって、胸に痛みを感じることがあるように、更年期になるとホルモンバランスが崩れるため、乳房に痛みや張りを感じることがあるようです。

乳房の痛み

更年期周辺女性では乳房痛の訴えは特に多く、更年期の内分泌環境変化と不安定な精神状態に加え、同年齢層者や身近な人が乳がんになったことなどの情報により、その不安と痛みは極めて大きなものとなってしまうことを日常臨床でよく経験します。

2.動悸による胸の痛み

Tell me that you'll open your eyes

by Katie Tegtmeyer(画像:Creative Commons)

更年期を迎える時期になると、卵巣の機能が衰え、その結果、卵巣から分泌されている女性ホルモン(エストロゲン)の量が減少します。

エストロゲンの分泌量が減ると、脳は、盛んに卵胞刺激ホルモンを分泌し、卵巣からエストロゲンを分泌するように促します。

しかし、更年期を迎えた卵巣は、必要な量のエストロゲンを分泌することが出来ないため、エストロゲンの減少と卵胞刺激ホルモンの増加という「ホルモンバランスの乱れ」が起こります。

更年期の動悸・息切れ|更年期障害が気になる女性を応援するキッコーマンの輝きプロジェクト

更年期に特有の動悸や息切れは、心臓の拍動や呼吸などをコントロールする自律神経が乱れることによって起こります。更年期になると女性ホルモンのエストロゲンの分泌が急激に減るため、自律神経が正しく働かなくなるのです。

更年期を迎えて、卵巣の機能が衰え、エストロゲンが減少することによって、視床下部が混乱し、心臓の脈拍を調整する役割も担う自律神経が乱れ、動悸や息切れ、脈が早まるなどの症状を起こしてしまいます。




3.微小血管狭心症による胸の痛み

微小血管狭心症の症状・原因|更年期の女性の10人に1人が発症!?|ドクターGによれば、微小血管狭心症は、心臓の微小血管が狭まって血流が悪くなる病気で、閉経前後の女性で発症頻度が高く、更年期の女性の10人に1人が発症するそうです。

症状としては、安静にしている時に胸や背中の痛み、あご・肩・歯が痛いなどの症状が現れることがあるそうです。

更年期になり、動脈硬化を防ぐ作用や血管を拡張する作用のある女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少することによって、心臓の毛細血管が狭窄し、微小血管狭心症が起こると考えられるそうです。

■まとめ

更年期症状における胸の痛みには3つのパターンがあると考えられます。

1.乳房の痛みによる胸の痛み

2.動悸による胸の痛み

3.微小血管狭心症による胸の痛み

ただ、胸の痛み・胸の張りには別の病気の可能性もあるので注意が必要です。

『胸の張りは、乳腺炎や乳がんがベースとなっている場合もあります。いつもと違うなと感じたら病院で受診してください。受診は、胸の張りが治まった生理後がいいでしょう。(婦人科看護師)』

胸の痛み・胸の張りには乳腺炎や乳がんが原因となっていることがあるので、一度病院を受診されてください。

→ 更年期障害の症状・原因・チェック|40代・50代の更年期の症状 について詳しくはこちら




更年期障害の食事・更年期を乗り切る方法

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吐き気・嘔吐・食欲不振・胃腸の不調(消化器系の症状)|更年期(更年期障害)の症状

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更年期を迎える時期になると、卵巣の機能が衰え、その結果、卵巣から分泌されている女性ホルモン(エストロゲン)の量が減少します。

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しかし、更年期を迎えた卵巣は、必要な量のエストロゲンを分泌することが出来ないため、エストロゲンの減少と卵胞刺激ホルモンの増加という「ホルモンバランスの乱れ」が起こります。

このホルモンバランスの乱れによって、身体的・精神的不調が起こるのですが、その一つに「吐き気」「嘔吐」「食欲不振」があります。




【目次】

■吐き気・嘔吐・食欲不振(消化器系の症状)

Nausea

by Erin Nekervis(画像:Creative Commons)

更年期を迎えたころに、食欲がなくなってきた、昔より胃が不調になったと感じるようになり、人によっては、吐き気や嘔吐をもよおすという人もいらっしゃるようです。

更年期になり、エストロゲンが減少することによって、ホルモンバランスが崩れると、自律神経が乱れてしまいます。

胃腸は副交感神経が働いてリラックスしているときに働くのですが、自律神経が乱れてしまい、交感神経が優位に働き続けてしまうと、食欲不振(食欲がなくなる)や胃腸の不調、吐き気、嘔吐、ムカムカ(むかつき)の症状が現れてしまいます。

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しかし、吐き気や嘔吐の原因には、自律神経の乱れによる更年期症状だけでなく、その他の原因による自律神経の乱れによっても起こります。

また、胃潰瘍のような胃の病気貧血低血圧肝炎、急性の緑内障心筋梗塞によっても起こったりしますので、気になる方は一度医師に診てもらいましょう。

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大豆イソフラボンは、更年期障害の原因といわれる「エストロゲン」と構造が似ているため、体内に入ると、エストロゲンと同じような働きをするといわれています。

大豆イソフラボンは大豆製品などから摂れます。

ただ、最近の研究によれば、大豆イソフラボンの健康効果の恩恵を受けやすい人とそうでない人がいることが明らかになったそうです。

その違いは、エクオールを作り出すためのエクオール産生菌という腸内細菌を持っているかどうかです。

腸内細菌によって大豆イソフラボンに含まれるダイゼインという成分をエクオールに変えることで、ダイゼインのままと比べ、よりエストロゲンに似た働きをすると言われています。

更年期症状の軽い人はエクオールの量が多いそうで、更年期症状の重い人のグループに、エクオールをつくれる人が少なかったそうです。

更年期のホットフラッシュ(ほてり)や首や肩のこりを改善する効果が確認されているそうです。

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