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現在の体重から4%痩せるだけで血糖値が改善する!|なぜわずかな減量で血糖値が下がるのか?|#ためしてガッテン(NHK)

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■現在の体重から4%やせるだけで血糖値が改善する!?|なぜわずかな減量で血糖値が下がるのか?|ためしてガッテン(NHK)

Diabetes

by Jill Brown(画像:Creative Commons)

【追記】

血糖値を下げるダイエットの秘けつ

糖尿病は予備軍・患者合わせておよそ2200万人もいます。

そして、その半数は肥満が原因と言われています。

<中略>

しかし最新の研究結果では、なんと
「現在の体重から4%やせるだけで、多くの場合、血糖値が改善する」
ということがわかりました。

<中略>

なぜ、わずかな減量で血糖値が下がるのでしょうか?

理由は肝臓にあります。

肝臓は血液中の余分な糖をためておくいわば「糖の貯蔵タンク」。

肥満の人は多くの場合肝臓に脂肪がたまった「脂肪肝」の状態になっていて、糖を取り込む能力が落ち、血糖値が上がるのです。

しかし、肝臓につく脂肪は「つきやすいけど落ちやすい」のが特徴。

減量をし始めたらまず初めに落ちてしまうので肝臓の貯蔵タンクが復活。

だから、わずかな減量でも効果が現れたのです!

肥満の人の多くは脂肪肝(肝臓に脂肪がたまっている状態)になっているため、糖を取り込む能力が落ち、血糖値が上がっているそうです。

しかし、肝臓につく脂肪は「つきやすく落ちやすい」という性質があり、わずかな減量をするだけでも肝臓につく脂肪が落ちてしまうそうです。

肝臓につく脂肪が落ちることで、肝臓の貯蔵タンクが回復し、糖を取り込む能力が戻り、血糖値が下がるそうです。







【予告編】
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食後高脂血症|果糖のとりすぎは中性脂肪の増加につながる!?|ためしてガッテン(NHK)

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2014年9月24日放送のためしてガッテン(NHK)のテーマは「サラバ!血液のにごり 心筋梗塞を防ぐ新常識」でした。

今回取り上げたのは、「食後高脂血症」です。




【目次】

食後高脂血症とは|空腹時のコレステロール値や中性脂肪値が正常でも、食後の値が下がりにくい高脂血症

What Was It Sir Mix-A-Lot Sang?

by Tony Alter(画像:Creative Commons)

食後高脂血症とは、検査時(空腹時)にコレステロール値や中性脂肪値が正常でも、食後の値が下がりにくいものをいいます。

食事をした後、その数値が下がりにくい場合、脂肪肝を悪化させ、心筋梗塞や脳卒中になることもあるようです。

→ 脂肪肝 について詳しくはこちら

通常の健康診断では見つからない「食後高脂血症」が動脈硬化をまねき、さまざまな病気につながる可能性があるため、番組では、内臓脂肪を減らす+筋肉を増やす+中性脂肪を増やさないように気を付けることをアドバイスしていました。




■果糖のとりすぎは中性脂肪の増加につながる!?

果糖のとりすぎは中性脂肪の増加につながる!?から果糖の特徴をまとめてみたいと思います。

  • 砂糖とは、「ぶどう糖」と「果糖」が結合したもの
  • 果糖はぶどう糖より2倍以上も甘い
  • 果糖は、少量でも十分甘みを感じられる低カロリーの甘味料として、清涼飲料水や菓子類などによく使われている
  • 果糖には、摂取すると肝臓に取り込まれ、その一部が中性脂肪に変わる性質がある
  • 果糖は、満腹感を感じにくいという特徴があるため、とりすぎてしまいがち

つまり、果糖の一部は中性脂肪に変わる性質があるものの、果糖には満腹感を感じにくいという特徴があるため、とりすぎてしまいがちなんですね。

中性脂肪値が高めの方、中性脂肪値が気になる方は、果糖を取りすぎている可能性があるため、チェックしてみてくださいね。

→ 中性脂肪を下げる食事・運動・サプリメント について詳しくはこちら







【関連記事】
続きを読む 食後高脂血症|果糖のとりすぎは中性脂肪の増加につながる!?|ためしてガッテン(NHK)

肝臓を悪くするのはお酒だけじゃない!甘い飲み物も摂りすぎると脂肪肝の原因になる!




超重要臓器・肝臓をボロボロにするのは酒だけではない…専門医がすぐにやめるべきと話す健康的な飲み物(2024年12月12日、プレジデントオンライン)で紹介されている医師の尾形哲さんによれば、砂糖や果糖ブドウ糖液糖を大量に含んだ甘い飲み物を日常的に飲んでいると、肝機能をじわじわと破壊し肝臓をボロボロにしてしまうそうです。

肝臓を悪くするのはお酒というイメージを持っている方が多いと思いますが、実は甘いものの摂りすぎも肝臓に負担をかけてしまうんです。

食後高脂血症|果糖のとりすぎは中性脂肪の増加につながる!?|ためしてガッテンによれば、果糖は、少量でも十分甘みを感じられる低カロリーの甘味料として、清涼飲料水や菓子類などによく使われており、果糖は摂取すると肝臓に取り込まれ、その一部が中性脂肪に変わる性質があり、また、果糖は、満腹感を感じにくいという特徴があるため、とりすぎてしまいがちなのです。

肝臓に中性脂肪たまっていくと、脂肪肝になり、動脈硬化を始めとするさまざまな生活習慣病を引き起こす恐れがあります。

つまり、「私はお酒を飲まないから(脂肪肝は)大丈夫」というわけではないんですね。

■まとめ

今回注目したのは「甘い飲み物」という視点です。

私たちは甘い食べ物ばかりに目が行きがちですが、じつはダイエットには食べ物より飲み物を見直す方がいい?によれば、ジョンズ・ホプキンス大学などによる研究によれば、食べ物(固形物)によるカロリー摂取よりも飲み物(液体)によるカロリー摂取の方が体重に与える影響は大きいそうです。

また、砂糖入り飲料を習慣的に飲むと糖尿病リスクが上昇する!?で紹介した英・ケンブリッジ大学の今村文昭氏らの大規模な調査によれば、砂糖入り飲料を習慣的に飲むことで糖尿病のリスクが高くなることがわかったそうです。

甘い飲み物を日常的に飲むと脂肪肝や糖尿病、肥満のリスクが高くなってしまいます。

でもどうしても甘いものを飲みたいという時もあると思います。

そんな人には飲む時間を意識することをお勧めします。

甘いものを食べるなら日中を選ぶと脂肪肝や高脂血症などのメタボになりにくい!|名古屋大学によれば、メタボリックシンドロームに関係する要因の一つとして、肝臓の脂質代謝を妨げ、脂肪肝を生じるショ糖の過剰摂取であると提唱されていますが、名古屋大学の小田裕昭准教授(時間栄養学)らの研究チームが米科学誌プロスワンに発表したラットを使った実験によれば、砂糖を日中に時間制限を行なって摂取するようにすれば、夜に同じ量を食べたとしても脂肪肝や高脂血症といったメタボリック症候群になりづらいということが分かったそうです。

どうしても飲みたいという方は、飲む時間を意識するのはどうでしょうか?







【トリセツショー】肝臓のトリセツ/脂肪肝になると病気になるリスクが高くなる!/ALT(エーエルティー)の数値をチェック/肝臓エクササイズ(ヘパトサイズ)のカギはマイオカイン!?




Threadsで見る

2024年12月5日のNHK「トリセツショー」のテーマは「肝臓のトリセツ」。

✅現代人の“宿命”脂肪肝の対策。

脂肪肝を放っておくと、肝硬変肝がんになる恐れがあり、また心筋梗塞脳梗塞などの心血管疾患になるリスクは約1.6倍、乳がん大腸がんのリスクも約2倍になるそうです。

【参考リンク】

  • 肥満と肝がんリスク|国立がん研究センターによれば、日本人においては、肥満・過体重は原発性肝がんのリスクを上昇させることは「ほぼ確実」という結論になっています。

ALTの数値が肝臓の数値の目安。

ALT(GPT)は、肝臓の細胞が障害を受けると、血液中に酵素が流れ出すことで、ALT(GPT)の数値が上がります。

ALT(GPT)…30IU/L単位以下が正常値の目安です。

✅肝臓についた脂肪は痩せやすい。

【ガッテン】100キロカロリーカードを活用した1日50gダイエットのやり方!肝臓の脂肪から分泌される「ヘパトカイン」がメタボの原因になる!によれば、肝臓につく脂肪は「つきやすく落ちやすい」という性質があり、わずかな減量をするだけでも肝臓につく脂肪が落ちてしまうそうです。

✅肝臓エクササイズ(ヘパトサイズ)。

マイオカイン(運動すると分泌されるホルモン)を効率よく出すには太ももやお尻、ふくらはぎなど大きい筋肉を鍛える筋トレをする。

マイオカイン(血糖値を下げるホルモン)で糖尿病・脂肪肝を予防!簡単マイオカイン分泌法|#たけしの家庭の医学によれば、マイオカインというホルモンを分泌→肝臓の脂肪を分解し脂肪肝の改善ができるそうです。

また、筋トレと有酸素運動を組み合わせることによって通常よりも多くのマイオカインの分泌が期待できるそうです。







肥満の子供は脂肪肝になりやすく、肝硬変リスクも高い|大阪市立大

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【目次】

■肥満の子供は脂肪肝になりやすく、肝硬変リスクも高い

フィブロスキャンの測定結果|肝脂肪蓄積量(CAP)は肥満群が有意に最も高いCAP量を示した。肝硬度(LSM)は肥満群は対象群よりも有意に高いLSM値を示した。
肝脂肪蓄積量(CAP)は肥満群が有意に最も高いCAP量を示した。肝硬度(LSM)は肥満群は対象群よりも有意に高いLSM値を示した。

参考画像:子どもの肥満にともなう非アルコール性脂肪性肝炎を 痛みを伴わずにスクリーニング(2015/9/24、大阪市立大学)|スクリーンショット

子どもの肥満にともなう非アルコール性脂肪性肝炎を 痛みを伴わずにスクリーニング

(2015/9/24、大阪市立大学)

肥満小児は脂肪肝の頻度が高く、肝臓の硬さが高い傾向にあり、NASHのリスクが高いことをフィブロスキャンを用いて国内で初めて明らかにしました。

肥満の子、肝硬変リスク高く 大阪市立大

(2015/9/24、日本経済新聞)

大阪市立大のチームは、肥満の子供は脂肪肝になりやすいだけでなく、肝硬変になるリスクも高いことを発表しました。

■フィブロスキャンとは?

フィブロスキャン検査の特徴は痛みを伴わない、繰り返し検査できる、経時的な評価が可能である点。フィブロスキャンはプロ―ベ体の外から押し当て、ボタンを押して2種類の波(せん断波・超音波)を発信する。せん断は肝硬度(肝線維化)、超音波は肝脂肪蓄積量の測定に使われる。
フィブロスキャン検査の特徴は痛みを伴わない、繰り返し検査できる、経時的な評価が可能である点。フィブロスキャンはプロ―ベ体の外から押し当て、ボタンを押して2種類の波(せん断波・超音波)を発信する。せん断は肝硬度(肝線維化)、超音波は肝脂肪蓄積量の測定に使われる。

NASHはそのまま放置していれば肝硬変になる可能性が高く、脂肪肝のリスクの高い肥満の段階で検査を行うことが重要だと考えられます。

脂肪肝かどうかを調べる方法には超音波検査や肝生検がありますが、それぞれメリットとデメリットがありました。

子どもの肥満にともなう非アルコール性脂肪性肝炎を 痛みを伴わずにスクリーニング

(2015/9/24、大阪市立大学)

脂肪肝を評価する従来の方法として腹部超音波検査・肝生検が挙げられますが、腹部超音波検査は非侵襲的という長所はありますが定量性・客観性に欠け線維化の評価が難しいという短所があり、肝生検*1は質的診断には優れていますが、痛みや出血のリスクを伴うという短所がありました。

腹部超音波検査は体への負担が少ないというメリットがあるものの、病気を判断するのは難しいというデメリットがあります。

また、肝生検は、診断には優れているものの、脇腹に針を刺して肝臓組織の一部を採取するため体への負担が大きいというデメリットがあります。

そこで、大阪市立大の徳原大介講師らが開発したのが、「フィブロスキャン」という超音波などを出す装置を腹部に当てると、NASHを判定する指標となる「脂肪の蓄積量」と「肝臓の硬さ」を測定できる方法です。

フィブロスキャンは、肝臓の線維化の程度(肝硬度:LSM)と脂肪の蓄積の程度(肝脂肪蓄積度:CAP)を同時に測定することができる新しい機器で、腹部超音波検査と同様に体表からプローベを当てるだけで、痛みや出血を伴わずに非侵襲的に短時間で肝硬度と脂肪蓄積量を定量化することができます(図1)。

今後は学校の検診でフィブロスキャンを用いて肥満の子供をスクリーニング検査を行うことによって、病気の早期発見・改善指導を行うようになるようになるかもしれません。

【関連記事】

■まとめ

Young and Fat

by Tony Alter(画像:Creative Commons)

アメリカの子供の10人に1人が脂肪肝によれば、非アルコール性脂肪肝が非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)に進行することが懸念されています。

NASHは脂肪肝が膨らみ細胞を傷付けるもので、さらに進行すると、肝硬変肝臓がんになる恐れがあります。

お子さんが肝硬変にならないためにも、大事なことは脂肪肝の段階で食い止めるために食事を見直し、運動する機会を増やしていきましょう。

脂肪肝とは|脂肪肝の症状・原因・治し方 についてはこちら

脂肪肝の改善方法 についてはこちら







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