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【名医のザ太鼓判】つかまりスクワットのやり方|骨筋力アップで垂れ尻改善・骨折予防!|簡単ハチミツ美容法のやり方

2018年11月12日放送の「名医のTHE太鼓判」のテーマは「転ばないカラダ【骨筋力を若返りSP】」です。




【目次】

■片足立ちで靴下を履けないと、転んで骨折するリスクが高まる!

解説してくれたのは、久野譜也教授(筑波大学大学院人間総合科学研究科)です。

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片足立ちで靴下を履くのはロコモティブシンドロームのテストです。

【簡単ロコモチェックのやり方】

  1. 高さ40cmほどのイスに座り、両腕を腕の前で交差する。
  2. 左右どちらかの足を上げ、反動をつけずに立ち上がり、3秒間保つ

※ふらついたり立てない人はロコモ予備軍の可能性が!

片手だけまたは手を使わずに床に座ったり立ったりできる人は長生きできる?によれば、中高年で床に座ったり立ったりが片手だけで、または手を使わずにできる人は筋骨格がしっかりしており、それができない人に比べて長い寿命が期待できるそうです。

ロコモの推定患者数は約4700万人といわれ、ロコモになると骨や筋肉、関節など運動器の働きが衰え、生活の自立度が低くなり、要介護の状態や要介護となる危険の高い状態となります。

高齢者が要介護になる原因の1位は実は「運動器系の障害」!

ロコモを防ぎ要介護状態にならないためにも転ばない身体にすることが重要です。

どのようにしたら、転ばない体にすることができるのでしょうか?

番組が提案したのは「骨筋力」を高めること!

ではどのようにすれば「骨筋力」を高めることができるのでしょうか?

【ロコモ関連記事】

■つかまりスクワットで骨筋力をアップし、サルコペニア予防・垂れ尻改善!

骨・筋力アップする「つかまりスクワット」とは前側に置いたイスにつかまりながら行うスクワットのこと。

【つかまりスクワットのやり方】

イスの背もたれを持って立つ。
膝がつま先より前に出ないようにして、ゆっくりと腰を落とす。

ポイントは声を出しながらゆっくり行なうこと。

※回数の目安は1セット15回で一日3セットです。

筑波大学の久野譜也先生によれば、つかまらずに行う方法とほぼ同じ効果が得られ、またつかまることで安心してできること、正しい姿勢でできるためにオススメなのだそうです。

番組で新田恵利さんの下半身の筋力をチェックすると、太ももの前の筋力は60歳代、裏の筋力は70歳代で、このまま放っておくと「サルコペニア」になる恐れがあるかもしれなかったそうです。

サルコペニア(加齢性筋肉減弱現象)とは、加齢などにより筋肉が減り筋力が衰え、身体機能が低下した状態のことです。

筋肉量が減少すると運動量も減少し、その結果として食欲が低下して低栄養状態につながり、さらなる筋肉量の減少という悪循環が生まれる恐れがあります。

【サルコペニア 関連記事】

今回新田恵利さんが「つかまりスクワット」をしたところ、下半身の筋力が50代になりました。

また「つかまりスクワット」は垂れ尻改善にも役立ちます。

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■ハチミツは骨の老化を抑える食材

ハチミツ(honey)
ハチミツ(honey)

スクレロスチンの値を下げて骨量を増やし骨粗鬆症を予防する方法(ランニング・水中ウォーキング・ヨガ・ストレッチ)|骨が作り替えられるメカニズム|#NHKスペシャル #人体によれば、骨は、新しく強い骨を維持することで疲労骨折などを防ぐために、常に作り替えられていて、大人では3~5年で全身の骨が入れ替わっているそうです。

骨の中には、骨を作る「骨芽細胞(こつがさいぼう)」と骨を壊す「破骨細胞(はこつさいぼう)」があり、この2つの細胞が骨の作り替えを行なっているそうです。

しかし、加齢などによって骨芽細胞の数を減らし、骨を作ることを休んでしまうと、骨量が減ってしまい、骨がスカスカになってしまうのです。

そこで番組がオススメしたのは「はちみつ」!

食品医学研究所所長で医学博士の平柳要さんによれば、ハチミツの中には数百種類のポリフェノールが入っており、ハチミツポリフェノールは破骨細胞の数・働きを抑え、骨の代謝のバランスを守ることで、骨の老化を予防できるのだそうです。

マレーシアのサインズ大学による実験によれば、カルシウム水を飲んだラットとはちみつ水を飲んだラットで骨密度を比較したところ、はちみつ水を飲んだラットのほうが骨の老化を予防することができたのだそうです。

【参考リンク】

ただ血糖値の高さに悩みを抱えている人にとって蜂蜜を食べると血糖値がどう変化するのかは気になるところですよね。

慈恵会医科大学付属病院の管理栄養士赤石定典さんによれば、血糖値を上げる要因の一つが「ブドウ糖」ですが、(蜂蜜は種類にもよりますが)ブドウ糖の含有量が少ないため、ごはんやパンと比較しても少なく、血糖値は上がりにくいのだそうです。

また、蜂蜜は砂糖に比べては役消費されるため、血糖値を上げにくく、運動が加わればエネルギーに変わりやすいことから体脂肪がつきにくいそうです。

みつばち健康科学研究所調べによれば、100gあたりのカロリー量は砂糖384kcalに対して、蜂蜜は294kcalとハチミツのほうが100kcalほど少ないそうです。

→ はちみつ(ハチミツ)健康効果・効能 についてくわしくはこちら

■養蜂家は蜂蜜をどう料理しているの?

白米(rice)
白米(rice)

番組で取材した養蜂家のご家庭では砂糖の代わりにはちみつを煮物に入れたり、お米を炊くときにはちみつを使うと保水性が高いため、水分をより吸収しやすくなりふっくら美味しいごはんになるそうです。

こちらの養蜂家のご家庭では、お米4合に対してハチミツ小さじ2杯を入れていました。

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■ハチミツを使った美容法

平柳さんによれば、お風呂に入った後にハチミツを顔に塗ると保水力が高まるそうで、丸田佳奈先生も乳液にハチミツを1滴垂らして混ぜてから塗ると保湿効果が高まるので実践されているそうです。

ハチミツは粒子が細かく浸透が早いため、適量の場合は肌に塗ってもベタベタしないそうです。

「たまにはとびっきりのハチミツで、大切な肌を甘やかしてみませんか?」

→ はちみつ美容法|はちみつ洗顔・はちみつパック についてくわしくはこちら

【関連記事】

■ハチミツの効能

1.胃潰瘍やピロリ菌の繁殖を抑える

2.動脈硬化や高血圧を予防

3.脳の活性化や美肌効果

■マヌカハニー

期待できる予防効果は殺菌・抗菌(メチルグリオキサール)

■高血圧の予防!?そばのはちみつ

期待できる予防効果は血管の老化防止(鉄分・ルチン)

■キルギスハニー(イガ豆)

期待できる予防効果は万能型(ブドウ糖・ミネラルなど)

  • 脳の栄養素ブドウ糖が豊富
  • 美肌
  • 風邪

■咳止めに!アカシア蜂蜜

期待できる予防効果は万能型(グルコン酸・ミネラルなど)

■便秘予防に!リンゴハチミツ

期待できる予防効果は胃腸系(オリゴ糖)

  • 善玉菌を増やす
  • 便秘
  • 腸内環境改善

■まとめ

転ばない体を作るためにも「つかまりスクワット」&「はちみつ」で骨筋力を若返らせましょう!







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【#バイキング】健康の新常識(ストレッチ・青魚・コレステロール・紅茶・食物繊維)

2016年2月8日放送のバイキングのテーマは「健康の新常識」です。




【目次】

  1. 運動前にストレッチするとケガをしやすくなる!?
  2. 青魚を食べると寝付きが良くなる!?
  3. 食事によるコレステロール制限は意味がない?
  4. 紅茶を多くのむと骨折のリスクが低下する!?
  5. 食物繊維を摂り過ぎると便秘がひどくなる!?

1.運動前にストレッチするとケガをしやすくなる

training

by teammarche(画像:Creative Commons)

ジャンプ、スプリント、スクワット、ウエイトリフティング前のストレッチはパフォーマンスを低下させる!?によれば、運動前にストレッチをすると、パフォーマンス能力が低下するそうです。

なお、ストレッチによる怪我の頻度に違いは見られなかったそうです。

研究者の見解によれば、ストレッチは確かに筋肉や腱をほぐしてくれるが、それはもしかしたらのびのびになってしまった“古着のゴム”のように、筋肉の伸縮率を低下させてしまうのではないかと考えられるそうです。

筋トレ前のストレッチは逆効果?によれば、ヨガのように一つ一つの筋肉をじっくり伸ばして静止する静的ストレッチの場合、副交感神経を優位にすることで筋肉が弛緩してしまい、筋肉のパフォーマンスが落ちてしまうため、筋トレには逆効果なのだそうです。

なお、静的ストレッチは筋トレに後に行うと、筋肉が弛緩して血行が促進され、疲労回復につながり、筋トレに効果的みたいです。

2.青魚を食べると寝付きが良くなる!?

鰯の刺身

by Toshihiro Gamo(画像:Creative Commons)

DHAを補給した学齢期の児童は睡眠持続が向上する!? – オックスフォード大

(2014/3/12、マイナビニュース)

英国オックスフォード大学の研究チームによる研究の結果、長鎖オメガ3、特にDHA(ドコサヘキサエン酸)を補給した児童群は、連続的な睡眠を中断する短い時間帯でる「覚醒エピソード」が7回減少し、睡眠持続時間も一晩で58分延長される結果を得たこと、ならびに親による評価をもとに、良好な睡眠が取れているとされる児童ほど血中DHA濃度が高い可能性があることが示唆されたと発表した。

青魚に含まれるDHAには、中性脂肪を下げる効果や認知症予防が期待されていますが、1日600mgのDHAを16週間補給した子どものグループは、摂取しない人に比べて睡眠時間が1時間増え、睡眠が改善されるという結果が出たそうです。

DHAの1日摂取量600mg(例:マイワシの刺身3切れ分)

→ DHA・EPAの効果・効能・食品・摂取量 について詳しくはこちら




3.食事によるコレステロール制限は意味がない?

今回番組で取り上げた内容は、食事でコレステロール値は変わらない|日本動脈硬化学会が声明がもととなっています。

コレステロールは、食事で作られるのは10-20%、肝臓で作られるのは80-90%であるので、食事を制限しても意味がないと考えられるというものでした。

コレステロールにはHDLコレステロール(善玉コレステロール)LDLコレステロール(悪玉コレステロール)があり、善玉が多く、悪玉が少ない方が血管の病気を起こしにくいと考えられています。

コレステロールは油から作られており、オリーブオイル、オメガ3(アマニ油、エゴマ油など)、DHA・EPAなどいい油を摂ることで血管の病気のリスクを下げることができると考えられるそうです。

→ コレステロールの比率のLH比(LDLとHDLの比率)とは について詳しくはこちら

4.紅茶を多くのむと骨折のリスクが低下する!?

English Breakfast is Like Darjeeling...

by Nikki L.(画像:Creative Commons)

●紅茶の健康効果

  • インフルエンザ予防
  • 口臭予防

最近の研究によれば、紅茶を1日3杯以上飲んでいる人の骨折のリスクがほとんど飲まない人に比べて低いことがわかったっそうです。

<骨粗しょう症>紅茶のポリフェノール「テアフラビン」に予防効果で紹介した大阪大学の研究によれば、紅茶の苦み成分であり、抗酸化物質であるポリフェノール「テアフラビン」に骨の破壊を抑える効果があり、骨粗しょう症を予防する可能性があるそうです。

→ 骨粗しょう症の症状・原因・予防・食事 についてはこちら

5.食物繊維を摂り過ぎると便秘がひどくなる!?

最近では、ダイエット(特に食べない系のダイエット)や少食により、食事(特に便のもととなる食物繊維)そのものの量が減っているため、いい便が作られないことがあります。

現代人の生活は食物繊維が不足しているので、食物繊維は摂ってほしいのですが、人によっては、食物繊維の摂りすぎで、かえって便秘になることがあるそうです。

食物繊維といっても、食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類があり、不溶性食物繊維だけを摂りすぎると、便秘になりやすくなるケースがあります。

不溶性食物繊維には、便のカサを増して、腸の蠕動(ぜんどう)運動を促す働きがあるのですが、腸の機能が衰えている人がとりすぎると、腸が動かない(ぜんどう運動が起きない)ため、水分が腸に吸収されて便が固くなって、便秘になってしまうことがあるようです。

水溶性食物繊維には便をやわらかく、かつ滑りもよくする働きがあるので、水溶性・不溶性の食物繊維をバランスよく摂取するようにしましょう。

→ 便秘解消方法 について詳しくはこちら

食物繊維の多い食品について詳しくこちら







【コレステロール関連記事】
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女性の股関節骨折は死亡リスクを高める|50歳以上の女性の約半数が骨粗しょう症による骨折を経験|米研究

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■女性の股関節骨折は死亡リスクを高める|米研究

Woman, Quad, Bikes and a Trash Can

by Sascha Kohlmann(画像:Creative Commons)

女性の股関節骨折は死亡リスクを高める、米研究

(2011/9/28、AFPBB)

65~69歳の女性が股関節を骨折した場合、1年以内に死亡するリスクは健康な同世代の女性に比べて5倍高くなるとする論文が26日、米国医師会(American Medical Association)の内科専門誌「アーカイブス・オブ・インターナル・メディシン(Archives of Internal Medicine)」に発表された。

同様のリスクは、70~79歳の女性では2倍、80歳以上の女性では3倍だった。

65歳から79歳の女性および80歳以上の女性が股関節を骨折した場合、死亡リスクが高まるという論文結果が発表されました。

考えられる仮説としては3つ。(※仮説はこのブログによるもので、研究内容とは異なります。)

1.高齢の女性が股関節を骨折すると、リハビリが大変で、散歩するなど運動する機会が減ってしまうために、健康を悪化させてしまうから

2.骨折のそもそもの原因が低栄養にあるから

お年寄りは低栄養に注意|低栄養になると、免疫の低下、筋肉の減少、骨が弱くなることで、感染症や骨折の恐れが高くなるによれば、低栄養になると、免疫が低下したり、筋肉が減少したり、骨が弱くなったりすることで、感染症に掛かりやすくなったり、骨折するおそれが高くなるようです。

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3.オステオネットワークの破たん

オステオカルシン(骨ホルモン)を増やして血糖値を下げる!|オステオカインが全身の臓器を制御している|#ガッテンによれば、近年の研究によって、骨は単なる運動器の一部ではなく、外界の環境変動やストレスを感受し、骨が分泌する生理活性物質「オステオカイン」と骨免疫の作用により、全身臓器を能動的に制御していることが示唆されています。

この骨による全身の制御メカニズムを「オステオネットワーク」といいます。

骨と免疫力に関係があると仮定すれば、股関節の骨折により、骨への刺激がなくなることで免疫力が弱まるということは考えられないでしょうか?

■50歳以上の女性の約半数が骨粗しょう症による骨折を経験

米国の骨粗しょう症財団によると、50歳以上の女性の約半数が骨粗しょう症による骨折を経験している。

国際骨粗しょう症財団(International Osteoporosis Foundation)は、股関節の骨折は世界で年間160万例にのぼっていると発表している。

米国の骨粗しょう症財団によると、50歳以上の女性の約半数が骨粗しょう症による骨折を経験しているそうです。

ただ、骨粗しょう症は若いうちは関係ないと思い込んでいる人もいると思いますが、骨粗しょう症のリスクは若い人にも十分あります。




カルシウムチェック|カルシウムと骨粗鬆症

それはカロリーを気にするあまり冒頭のような食事の摂り方をして、栄養不足を招いていることが原因だ。

特に調査によると肥満度の判定方法の一つにBMI値が低い人ほど3食きちんと食べなかったりするため、骨粗しょう症になりやすいという。

血中のカルシウム濃度は一定で、不足し始めると骨のカルシウムから補填をするようになる。

すると、血中のカルシウムが不足すればするほど骨のカルシウムも減っていき、骨がもろくなり、骨粗しょう症につながっていくのだ。

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大江医師によると、ロコモの要因となる病気は3種類。

骨の強度が低下する骨粗鬆(こつそしょう)症
▽関節の軟骨がすり減り、痛みが出たりする変形性関節症
▽神経の通り道である脊柱管(せきちゅうかん)が狭くなり、神経の通りが悪くなる脊柱管狭窄(きょうさく)症
-で、この3つの病気などが複合して起きたり、積み重なって運動器の機能が低下し、移動能力が落ちてしまうという。

ロコモティブシンドロームの要因となる病気は、骨粗鬆症・変形性関節症・脊柱管狭窄症の3つの病気。

こうした病気になることで、運動器の障害が生まれ、要介護状態になる危険性が高くなります。

要介護にならないように 「ロコモ」に注目

記事には、ロコモティブシンドロームかどうかを点検する「ロコチェック」が紹介されていました。

点検項目は、
(1)片脚立ちで靴下がはけない
(2)家の中でつまずいたり、滑ったりする
(3)階段を上るのに手すりが必要
(4)横断歩道を青信号の間に渡りきれない
(5)15分くらい続けて歩けない
-の5種類。

上記の5種類のうち1つでも当てはまれば、「ロコモ」の可能性があるそうです。

また、ロコモにならないための運動「ロコトレ」も紹介されています。

骨の強度が弱まることを防ぐとともに、バランス能力を鍛えて転倒しにくくする開眼片脚立ちと、お尻や太ももの筋肉の訓練であるスクワットの2種類だ。

方法が詳しく紹介されていました。

開眼片足立ちの方法

1日3回、左右1分間ずつ、床につかない程度に片足を上げる。

スクワットの方法

1日に3度(1度に5・6回ずつ)椅子に腰をかけるようにお尻をゆっくり下ろす。

骨粗鬆症、早期発見で骨折予防

骨粗鬆症の予防にはどのようなことをすればよいのでしょうか。

加齢による骨量の低下は避けられないが、カルシウムやビタミンDを多く含む食品の摂取、毎日の適度な運動で予防を心がけることが大切だ。

森部長は「閉経後の女性に限らず、骨粗鬆症が原因で骨折した家族がいる人や、喫煙・飲酒の習慣がある人はリスクが高い。50歳を過ぎたら早めに検査を受けてほしい」と呼びかける。

骨粗鬆症の予防には、

  • カルシウムやビタミンDを多く含む食品の摂取
  • 毎日の適度な運動
  • 早期発見のため、検査を受ける

骨粗鬆症を病気だと認識している人も少ないでしょうし、また、骨粗鬆症の検査が行われていること自体知らないという方も多いと思います。

骨粗鬆症を予防するためにも、カルシウムやビタミンDを多く含む食品の摂取、毎日の適度な運動を行い、早期発見のため、検査を受けるようにしてくださいね。

【骨粗鬆症とは】

骨粗鬆症は、骨量が減少して若年成人(20~44歳)の平均値の7割未満に落ち込んだ状態。骨がスカスカになり、骨折しやすくなる病気だ。

骨量は男女とも20~30代をピークに加齢とともに減少する。

特に閉経後の女性の場合、女性ホルモンの分泌が低下して骨量が急激に減るため、発症率は60代で3人に1人、70代では2人に1人といわれている。

→ 骨粗しょう症の症状・原因・予防・食事 についてはこちら

■まとめ

65歳から79歳の女性および80歳以上の女性が股関節を骨折した場合、死亡リスクが高まるという論文から3つの仮説を考えました。

1.高齢の女性が股関節を骨折すると、リハビリが大変で、散歩するなど運動する機会が減ってしまうために、健康を悪化させてしまうから

2.骨折のそもそもの原因が低栄養にあるから

3.オステオネットワークの破たん

これらの3つの仮説を正しいと考えるとすれば、予防するのに欠かせないのは、日ごろから運動をして骨・筋肉に刺激を与えること、低栄養や骨粗しょう症を予防する食事に切り替えていく(中高年(メタボ対策)から高齢者(フレイル対応)への食習慣の移行ができていないために低栄養になってしまっていると考えられるため)ことです。







【参考リンク】
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高齢出産した女性の間で腰椎の圧迫骨折が増えている!?|大阪市立大病院

健康・美容チェック > 骨粗しょう症 > 妊娠 > 高齢出産した女性の間で腰椎の圧迫骨折が増えている!?|大阪市立大病院

【目次】




■高齢出産した女性の間で腰椎の圧迫骨折が増えている

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by Vanessa Porter(画像:Creative Commons)

高齢出産で腰の骨折多発…妊娠、授乳に伴うカルシウム不足補えず

(2016/5/12、読売新聞)

晩婚化などで高齢出産(35歳以上)が増える中、出産前後に腰の骨を圧迫骨折するケースが目立つとして、大阪市立大病院(大阪市阿倍野区)の研究チームは、出産が母親の骨に与える影響の本格調査に乗り出した。

稲葉雅章教授(代謝内分泌病態内科学)によれば、日本骨粗鬆症学会内で「高齢出産した女性の間で腰椎の圧迫骨折が増えている」という報告が寄せられており、大阪市立大病院の研究チームは出産が母親の骨に与える影響に関する調査を行なうそうです。

記事の中から高齢出産した女性の間で腰椎の圧迫骨折が増えている理由についてまとめてみたいと思います。

■高齢出産した女性の間で腰椎の圧迫骨折が増えている理由について考えてみる

●腰椎は骨折しやすい

腰椎は、溶けやすいスポンジ状の「海綿骨」の割合が多く、妊娠中の体重増加などで骨折しやすい、と推測される。

腰椎は海綿骨の割合が多く、妊娠中の体重増加などで骨折しやすいと考えられますが、骨折の自覚症状が出にくく、胎児への影響を避けるためエックス線検査もできないため、これまでその実態を把握できなかったそうです。

X線の代わりに超音波で骨の状態を精度よく測れる装置が開発され、導入したことで、今回の研究ができるようになったそうです。

●妊娠中や授乳中は母体から赤ちゃんへ大量のカルシウムが供給される

【若い女性の出産の場合】

若い女性では、食べ物からのカルシウム吸収量が増えたり、吸収を促すビタミンDが体内で多く作られたりし、一時的に骨の量が減っても数か月で回復するという。

【高齢出産の場合】

高齢出産の場合は、カルシウムの吸収力が低下し、不足分を補おうと母親の骨が多く溶ける。

妊娠中や授乳中は母体から大量のカルシウムが供給されますが、高齢出産の場合は、カルシウムの吸収力が低下するため、その不足分を補おうと母親の骨が多く溶けてしまい、骨折しやすくなると考えられます。

●妊娠前の過度なダイエットなどで骨の量が少ない女性も多い

【世界一受けたい授業】ビタミンA・カルシウム・ビタミンB1 日本人に足りていない栄養素ベスト3(佐藤秀美さん)|10月10日で紹介した佐藤秀美(日本獣医生命科学大学客員教授)によれば、日本人に足りていない栄養素ベスト3にカルシウムが含まれています。

20代女性の5人に一人が「やせ」|摂取カロリーは終戦直後よりも少なくなっている!?で紹介した国立健康・栄養研究所の滝本秀美・栄養疫学研究部長によると、20代の女性は食べる量が少ないこともあって、ビタミンやミネラルなどのいわゆる微量栄養素の摂取量も少なめなのだそうです。

BMI値が低い人ほど骨粗しょう症になりやすい!?|カルシウムと骨粗鬆症の関係によれば、BMI値が低い人ほど3食きちんと食べなかったりするため、骨粗しょう症になりやすいそうです。

血中のカルシウム濃度は一定で、不足し始めると骨のカルシウムから補填をするようになります。

すると、血中のカルシウムが不足すればするほど骨のカルシウムも減っていき、骨がもろくなり、骨粗しょう症につながっていくのです。

カルシウム、女性の99%超が不足 やせ傾向、朝食抜く人ほどによれば、女性の99%がカルシウム不足なのだそうです。

やせ傾向の人に不足が目立ち、朝食を抜いたり夕食を外食で済ませることが多い人ほど不足していたそうです。

⇒ カルシウムの多い食品 について詳しくはこちら

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■カルシウムチェック

1・□牛乳をあまり飲まない

2・□ヨーグルトをあまり食べない

3・□チーズをあまり食べない

4・□納豆をあまり食べない

5・□豆腐、大豆製品はあまり食べない

6・□ほうれん草、小松菜などの野菜をあまり食べない

7・□しらす、ししゃもなどの小魚はあまり食べない

8・□朝食を抜くことが多い

9・□ダイエットをしている

チェック数が少ない人は、カルシウムが十分摂取できていると考えられますが、チェック数が多い人は、カルシウムが不足していると考えられますので、ぜひカルシウムを含む食品を摂取しましょう。

→ 骨粗鬆症とは|骨粗しょう症の症状・原因・予防する方法(食べ物・運動) について詳しくはこちら

■まとめ

高齢出産した女性の間で腰椎の圧迫骨折が増えていることから、大阪市立大病院の研究チームは出産が母親の骨に与える影響に関する調査を行なうそうです。

高齢出産した女性の間で腰椎の圧迫骨折が増えている理由として考えられるのは3つ。

●腰椎は骨折しやすい

●妊娠中や授乳中は母体から赤ちゃんへ大量のカルシウムが供給される

●妊娠前の過度なダイエットなどで骨の量が少ない女性も多い

現代女性が将来的に子供がほしいならば、パートナーがいなくても、妊娠のための準備をしておく必要があるでは、現代の女性は、妊娠しづらい、子供ができにくい身体になっているといわれていると紹介しましたが、出産しても母体の健康を維持するのが難しいということも今回の記事で分かりました。

だからこそ、妊娠する前からしっかりと体を整えることが重要になってくるんですね。







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続きを読む 高齢出産した女性の間で腰椎の圧迫骨折が増えている!?|大阪市立大病院

若田光一宇宙飛行士の健康リスクとは?リハビリ内容は?




NASA Astronaut Rick Mastracchio and JAXA Astronaut Koichi Wakata visit GSFC

by NASA Goddard Space Flight Center(画像:Creative Commons)

■若田光一宇宙飛行士の健康リスク

これからリハビリ45日間…若田さん、なお激務

(2009/8/2、朝日新聞)

記事の中から、若田光一宇宙飛行士の健康リスクに関して抜き出してみました。

  • 無重量状態では体に負荷がかからないため、骨や筋肉が衰えてしまうそうです。
    記事によれば、毎日2時間の運動をこなしても、筋力は約2割落ちて一気に20歳も年をとった状態になるそうです。
  • 骨量も骨粗鬆症(こつそしょうしょう)患者の約10倍の速さで減るそうです。
  • 骨折や尿路結石の危険性も高まっているそうです。
  • 放射線被爆の影響により、白内障やがんのリスクが高まっている可能性
  • 燃え尽き症候群の恐れ

 

■若田光一宇宙飛行士のリハビリ内容

今後の対策を抜き出してみました。

  • ストレッチ、マッサージから始め、自立歩行、自転車こぎなど負荷をあげていくそうです。
    筋肉は数カ月で回復する見込みとのことです。
  • 骨量が戻るには少なくとも滞在期間のほぼ倍の時間がかかるそうです。
    若田さんは、今回骨粗鬆症の治療薬も実験的に飲んでいたとのことで、その効果が検証されるそうです。
  • 定期的な眼科検診・血液検査
  • メンタル面のサポート

宇宙に行くということはこれだけの体に負担のかかることなんですね。

若田光一さんが着陸後すぐに会見に出席したことはとてもすごいことだということがわかります。

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