2018年11月12日放送の「名医のTHE太鼓判」のテーマは「転ばないカラダ【骨筋力を若返りSP】」です。
【目次】
- 片足立ちで靴下を履けないと、転んで骨折するリスクが高まる!
- つかまりスクワットで骨筋力をアップし、サルコペニア予防・垂れ尻改善!
- ハチミツは骨の老化を抑える食材
- 養蜂家は蜂蜜をどう料理しているの?
- ハチミツを使った美容法
- ハチミツの効能
- マヌカハニー
- 高血圧の予防!?そばのはちみつ
- キルギスハニー(イガ豆)
- 咳止めに!アカシア蜂蜜
- 便秘予防に!リンゴハチミツ
- まとめ
■片足立ちで靴下を履けないと、転んで骨折するリスクが高まる!
解説してくれたのは、久野譜也教授(筑波大学大学院人間総合科学研究科)です。
価格:1,188円 |
片足立ちで靴下を履くのはロコモティブシンドロームのテストです。
【簡単ロコモチェックのやり方】
- 高さ40cmほどのイスに座り、両腕を腕の前で交差する。
- 左右どちらかの足を上げ、反動をつけずに立ち上がり、3秒間保つ
※ふらついたり立てない人はロコモ予備軍の可能性が!
片手だけまたは手を使わずに床に座ったり立ったりできる人は長生きできる?によれば、中高年で床に座ったり立ったりが片手だけで、または手を使わずにできる人は筋骨格がしっかりしており、それができない人に比べて長い寿命が期待できるそうです。
ロコモの推定患者数は約4700万人といわれ、ロコモになると骨や筋肉、関節など運動器の働きが衰え、生活の自立度が低くなり、要介護の状態や要介護となる危険の高い状態となります。
高齢者が要介護になる原因の1位は実は「運動器系の障害」!
ロコモを防ぎ要介護状態にならないためにも転ばない身体にすることが重要です。
どのようにしたら、転ばない体にすることができるのでしょうか?
番組が提案したのは「骨筋力」を高めること!
ではどのようにすれば「骨筋力」を高めることができるのでしょうか?
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■つかまりスクワットで骨筋力をアップし、サルコペニア予防・垂れ尻改善!
骨・筋力アップ!骨筋力をつけて健康寿命を延ばせSP
筋力がよみがえる「つかまりスクワット」は安心してできることと正しい姿勢でできるのでおすすめ!
✅声を出しながらゆっくり行う
✅大腿四頭筋・ハムストリング・大臀筋・腹直筋などの筋肉が鍛えられる。 pic.twitter.com/yyxIlnL8bq
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2018年11月12日
骨・筋力アップする「つかまりスクワット」とは前側に置いたイスにつかまりながら行うスクワットのこと。
【つかまりスクワットのやり方】
イスの背もたれを持って立つ。
膝がつま先より前に出ないようにして、ゆっくりと腰を落とす。
ポイントは声を出しながらゆっくり行なうこと。
※回数の目安は1セット15回で一日3セットです。
筑波大学の久野譜也先生によれば、つかまらずに行う方法とほぼ同じ効果が得られ、またつかまることで安心してできること、正しい姿勢でできるためにオススメなのだそうです。
番組で新田恵利さんの下半身の筋力をチェックすると、太ももの前の筋力は60歳代、裏の筋力は70歳代で、このまま放っておくと「サルコペニア」になる恐れがあるかもしれなかったそうです。
サルコペニア(加齢性筋肉減弱現象)とは、加齢などにより筋肉が減り筋力が衰え、身体機能が低下した状態のことです。
筋肉量が減少すると運動量も減少し、その結果として食欲が低下して低栄養状態につながり、さらなる筋肉量の減少という悪循環が生まれる恐れがあります。
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今回新田恵利さんが「つかまりスクワット」をしたところ、下半身の筋力が50代になりました。
また「つかまりスクワット」は垂れ尻改善にも役立ちます。
垂れ尻改善に3週間つかまりスクワット(15回×3セット)をして若返り!
あなたのお尻は四角くて垂れてる「ピーマン尻」!?垂れ尻解消方法はエクササイズ(筋トレ)と「ロイシン」|#その原因Xにあり https://t.co/7xbCWqZghF pic.twitter.com/Eq2cvh4YcI
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2018年11月12日
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■ハチミツは骨の老化を抑える食材
スクレロスチンの値を下げて骨量を増やし骨粗鬆症を予防する方法(ランニング・水中ウォーキング・ヨガ・ストレッチ)|骨が作り替えられるメカニズム|#NHKスペシャル #人体によれば、骨は、新しく強い骨を維持することで疲労骨折などを防ぐために、常に作り替えられていて、大人では3~5年で全身の骨が入れ替わっているそうです。
骨の中には、骨を作る「骨芽細胞(こつがさいぼう)」と骨を壊す「破骨細胞(はこつさいぼう)」があり、この2つの細胞が骨の作り替えを行なっているそうです。
しかし、加齢などによって骨芽細胞の数を減らし、骨を作ることを休んでしまうと、骨量が減ってしまい、骨がスカスカになってしまうのです。
そこで番組がオススメしたのは「はちみつ」!
食品医学研究所所長で医学博士の平柳要さんによれば、ハチミツの中には数百種類のポリフェノールが入っており、ハチミツポリフェノールは破骨細胞の数・働きを抑え、骨の代謝のバランスを守ることで、骨の老化を予防できるのだそうです。
マレーシアのサインズ大学による実験によれば、カルシウム水を飲んだラットとはちみつ水を飲んだラットで骨密度を比較したところ、はちみつ水を飲んだラットのほうが骨の老化を予防することができたのだそうです。
【参考リンク】
- Siti Sarah Mohamad Zaid, Siti Amrah Sulaiman, Nor Hayati Othman, Ima-Nirwana Soelaiman, Ahmad Nazrun Shuid, Norazlina Mohamad,and Norliza Muhamad Protective effects of Tualang honey on bone structure in experimental postmenopausal rats Clinics (Sao Paulo). 2012 Jul; 67(7): 779–784. doi: [10.6061/clinics/2012(07)13]
ただ血糖値の高さに悩みを抱えている人にとって蜂蜜を食べると血糖値がどう変化するのかは気になるところですよね。
慈恵会医科大学付属病院の管理栄養士赤石定典さんによれば、血糖値を上げる要因の一つが「ブドウ糖」ですが、(蜂蜜は種類にもよりますが)ブドウ糖の含有量が少ないため、ごはんやパンと比較しても少なく、血糖値は上がりにくいのだそうです。
また、蜂蜜は砂糖に比べては役消費されるため、血糖値を上げにくく、運動が加わればエネルギーに変わりやすいことから体脂肪がつきにくいそうです。
みつばち健康科学研究所調べによれば、100gあたりのカロリー量は砂糖384kcalに対して、蜂蜜は294kcalとハチミツのほうが100kcalほど少ないそうです。
→ はちみつ(ハチミツ)健康効果・効能 についてくわしくはこちら
■養蜂家は蜂蜜をどう料理しているの?
番組で取材した養蜂家のご家庭では砂糖の代わりにはちみつを煮物に入れたり、お米を炊くときにはちみつを使うと保水性が高いため、水分をより吸収しやすくなりふっくら美味しいごはんになるそうです。
こちらの養蜂家のご家庭では、お米4合に対してハチミツ小さじ2杯を入れていました。
#あさイチ 「はちみつ姉妹が教える はちみつ美容レシピ」(著:東出佳子)によれば、はちみつにアミラーゼが含まれており、アミラーゼがデンプンを分解し、ごはんが甘くなり、また、糖分がお米の保水性を良くしてくれるため、ふっくら炊き上がるのだそうです。https://t.co/w3G4Sylkk5 https://t.co/I7zET6H8SZ
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2018年10月4日
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■ハチミツを使った美容法
平柳さんによれば、お風呂に入った後にハチミツを顔に塗ると保水力が高まるそうで、丸田佳奈先生も乳液にハチミツを1滴垂らして混ぜてから塗ると保湿効果が高まるので実践されているそうです。
ハチミツは粒子が細かく浸透が早いため、適量の場合は肌に塗ってもベタベタしないそうです。
「たまにはとびっきりのハチミツで、大切な肌を甘やかしてみませんか?」
→ はちみつ美容法|はちみつ洗顔・はちみつパック についてくわしくはこちら
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■ハチミツの効能
1.胃潰瘍やピロリ菌の繁殖を抑える
2.動脈硬化や高血圧を予防
3.脳の活性化や美肌効果
■マヌカハニー
期待できる予防効果は殺菌・抗菌(メチルグリオキサール)
■高血圧の予防!?そばのはちみつ
期待できる予防効果は血管の老化防止(鉄分・ルチン)
■キルギスハニー(イガ豆)
期待できる予防効果は万能型(ブドウ糖・ミネラルなど)
- 脳の栄養素ブドウ糖が豊富
- 美肌
- 風邪
■咳止めに!アカシア蜂蜜
期待できる予防効果は万能型(グルコン酸・ミネラルなど)
■便秘予防に!リンゴハチミツ
期待できる予防効果は胃腸系(オリゴ糖)
- 善玉菌を増やす
- 便秘
- 腸内環境改善
■まとめ
転ばない体を作るためにも「つかまりスクワット」&「はちみつ」で骨筋力を若返らせましょう!
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