武田鉄矢さんは40代からうつ病のような状態だった|武田さんを救った心理学者ユングの言葉とは?

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Lying Man

by Dagny Mol(画像:Creative Commons)

武田鉄矢20年のうつ病の苦しさ明かす 「101回目のプロポーズ」の頃から…

(2014/10/7、デイリースポーツ)

「ノンストップ」(フジテレビ系)の取材を受けた武田鉄矢さん(当時65歳)は40代からうつ病のような状態だったと答えました。

海援隊のメンバーである千葉和臣さんが当時を振り返ってみても「最近眠れない」ということを言っていたというくらいの認識だったそうですが、睡眠不足・不眠は「うつ」のサイン?によれば、睡眠不足が続く人は「うつ」状態になる率が高くなることが明らかになっています。

[自己チェックの例]

  • 2週間以上眠れない日が続く
  • 食欲がなく体重が減っている
  • だるくて意欲がわかない
  • 頭痛
  • めまい

2週間以上眠れない日が続く、だるくて意欲がわかないなどのような症状があれば、専門医による受診をすすめています。

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武田さんは2011年に大動脈弁狭窄症という病気にかかり、手術をして5週間入院、そして老いへの恐怖が武田さんをさらに追い込んだそうです。

意外に多い高齢者のうつ病によれば、

  • 日本人の傾向として、物事を悲観的にとらえる傾向が強いこと
  • 加齢による心身の衰え
  • 重い病気
  • 脳血管障害の後遺症
  • 経済力低下
  • 社会的役割の喪失感

などが高齢者がうつ病になりやすい理由として挙げられていましたが、武田さんの場合は、老いを感じていたこと、重い病気になったこと、俳優・ミュージシャンという仕事の性質上休みに対して怖さを感じていたこと、手術をして仕事から離れることなどから、うつ病になりやすい状態にあったといえるのではないでしょうか。

しかし、武田さんは心理学者ユングの言葉に救われたそうです。

その際読んだ心理学者のユングの本に「人生は山登りに似ている。登った限りは降りなきゃいけない。登りっぱなしのことを遭難したという」とあり、この言葉で武田はやっと救われた。

人によっては、自分自身でうつ状態から救われる人もいるんですね。

他人に頼れない人や他人のせいにすることができずに全て自分自身の責任にしてしまう人がうつ病になりやすいと聞きます。

そういう性格の人が周りにいて、眠れない日々が続いていて体調を崩していると感じた時にはぜひ注意深く見てあげてください。

また、青魚に多いオメガ3脂肪酸、うつの改善などに効果によれば、青魚に多く含まれるオメガ3脂肪酸には、うつの改善などに効果があるとの報告がされているそうです。

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