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クリスティアーノ・ロナウドの一日の食事(食生活)のパターンとは?




【目次】

■クリスティアーノ・ロナウドの一日の食事のパターン

Cristiano Ronaldo

by Jan S0L0(画像:Creative Commons)

クリスティアーノ・ロナウド選手は食事にも気をつけているようです。

クリスティアーノ・ロナウドの食生活

(2012/3/26、サッカーのための筋トレと栄養(from mixi))

(CRISTIANO RONALDO WORKOUT & TRAINING ROUTINEより)

<1日の食事パターン例>

朝食:フルーツジュースとシリアル(小麦・穀物)など。

昼食:サラダと一緒に、鶏肉や色々な肉を食べる。加えて、ジャガイモや小麦パスタ、野菜などから炭水化物を摂る。

間食:ツナロールなどを食べる。

夕食:昼食と同じパターン

<重要ポイント>

・炭水化物をよく食べる

・脂質を控える

・かなりの量のタンパク質

・食生活に厳しい

クリスティアーノ・ロナウド選手はトレーニングにも食事にも厳しい選手であり、そうしたことが現在のパフォーマンスの秘訣なのだと思います。

→ クリスティアーノ・ロナウドの肉体(筋肉・腹筋・体幹)の作り方

●炭水化物

サッカーにおけるコンディショニングの大切さ|栄養補給のポイント(試合前日・試合当日・キックオフ前・ハーフタイム)錦織圭選手のコンディショニング戦略(栄養管理・ピリオダイゼーション・ケガの予防)でも紹介しましたが、アスリートにとって最も重要なのは、試合や練習までに、いかに多くのエネルギー源=糖質を蓄えておけるかであり、そのためには、炭水化物を適度に摂ることは欠かせません。

また、エネルギーに変えるためには、ビタミン・ミネラルが必要になるので、野菜も必要です。

●タンパク質

プロテインとは?|プロテインを摂れば筋肉ができるの?|プロテインを選ぶポイントで紹介しましたが、たんぱく質は、筋肉や皮膚、血管、髪の毛などに必要な栄養素であり、筋肉量が多いスポーツ選手はタンパク質を多く摂取する必要があります。

一般人なら1日に体重1kgあたり1gのたんぱく質で十分ですが、筋肉量が多いスポーツ選手は体重1kgあたりおよそ2gのたんぱく質が必要です。

たんぱく質は肉・魚・卵・大豆製品などの食事から摂取することができます。

しかし、食材によっては多くの脂質も摂取してしまうことがあるため、良質なたんぱく質が手軽に補給でき、高タンパク低脂質食を実現できる「プロテイン」をうまく活用していくとよいのではないかと思います。

筋肉で身体を大きくしたい人は、動物性(牛乳タンパク)の「ホエイプロテイン」を選び、内側から身体を引き締めたい人は、植物性(大豆タンパク)の「ソイプロテイン」を選ぶとよいそうです。

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●脂質を控える

ロナウド選手は脂質を抑えているようですが、これからのスポーツ栄養のトレンドを考えると、良質の油を摂取していく流れになっていくと思います。

スポーツ栄養では魚の油に含まれるDHA・EPAを摂取することが世界的トレンドに!炎症を抑える・疲労回復・持久力に効果によれば、スポーツ栄養では、魚の油に含まれているDHA・EPAを摂取することが世界的トレンドになっているということです。

サッカー選手はオメガ3を摂ってケガしにくい体質を作ろうによれば、ドイツ1部リーグのドルトムントのフィットネス責任者に就任するライナー・シュレイさんによれば、選手のパフォーマンスを向上させるカギは「油」なのだそうです。

オメガ3には炎症を抑える効果があり、ケガを予防するためにも、オメガ3を摂って、それ以外の油を摂らないことが望ましいそうです。

オメガ3脂肪酸はえごま油、シソ油、亜麻仁油、くるみ、青魚、緑黄色野菜、豆類などの食品に含まれています。

なぜ、リオネル・メッシは、今シーズン、ケガしなくなったのか?(2009年)では、チームによるメッシの体質を改善するための特別プログラムの中に、魚を多く摂ることというものがありました。

オメガ3を摂ればケガが予防できるというわけではありませんが、できる限りケガしにくい体質を作っていくということはスポーツ選手にとって大事なことだと思います。

→ オメガ3脂肪酸 について詳しくはこちら




■クリスティアーノ・ロナウドの食事ルール

決め手はあの恩師の助言…C・ロナウド、専門家絶賛の食事管理とは

(2017/2/14、SOCCER KING)

「ファストフードやスイーツは一切食べないし、炭酸や糖分が入った飲料は全く飲まない。また、食べ物にソースはかけず、揚げ物もほとんど口にしない。食事は魚と野菜が中心で、新鮮なものを常に決まった時間に摂る。フィジカルトレーニングが終了してから食事を開始するまで1時間以上は空けない。夕食は極めて軽い物で済ませ、就寝の2時間前には必ず済ませる。彼はこういった細かいことを徹底している」

また、スペインの健康食品グループ『Teresa Healthy Food』のCEOジョルディ・バーリ氏によれば、クリスティアーノ・ロナウド選手は次のような食事のルールを設けているそうです。

このようなアスリートにベストの食事方法を選ぶようになったきっかけというのが、ジョルディ氏によれば、アレックス・ファーガソン監督のアドバイスだったそうです。

アレックス・ファーガソン監督から『食生活は成功するための重要な鍵だ』と言われ、口にする全ての物をコントロールするようになった

良い選手が育つためにはよい指導者が欠かせないものですね。

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クリスティアーノ・ロナウドの筋肉(腹筋・背筋)を作るトレーニング・鍛え方

風間八宏(当時川崎フロンターレ監督)さんがコメントしているクリスティアーノ・ロナウド選手の体幹についての話が大変興味深いので紹介したいと思います。

【目次】




■クリスティアーノ・ロナウドの武器は「上半身の強さ」

Cristiano Ronaldo free Kick

by Jan S0L0(画像:Creative Commons)

<欧州最高のアタッカーを斬る>風間八宏のロナウド、イブラヒモビッチ、ルーニー鑑賞術

(2012/6/14、Number)

「ロナウドが体を前に傾けてドリブルをしているのは、ほとんど見たことがないですよね。前傾になると足の前面の筋肉に無駄に力が入るので、スムーズに踏み出せない。ブレーキをかけているようなもの。一方、背筋が伸びていると、前面の筋肉に不必要に力が入らないので、足がなめらかに出る。ロナウドは自分の体を自由に扱えるという点で、突出した選手です」

クリスティアーノ・ロナウド選手のドリブルシーンを思い出してみると、特徴的なのがそのドリブル姿勢です。

Cristiano Ronaldo

by Jan S0L0(画像:Creative Commons)

いわゆるドリブラーと言われる選手は前傾姿勢のイメージがありますが、ロナウド選手は背筋をピンと立てているのが特徴です。

この姿勢が、ドリブル・シュート・パス全てにおいてメリットがあるようです。

「足をスムーズに出せると、振りかぶらずにシュートを打てる。だからロナウドはドリブルをしながら、そのまま同じ歩幅でシュートできる。GKはいつボールが飛んでくるかタイミングを計れないので、ものすごく取りづらいんですよ」

<中略>

「ドリブルのときに前傾すると目の前しか見えないけど、ロナウドは姿勢がいいので広い範囲を見られる。ドリブルをしていても、質の高いパスを出せちゃうのも彼のすごさです」

ロナウド選手よりも足が速い選手がいても、ボールを扱いながら、トップスピードで走ることができ、そして決定力もあり、なおかつ周りも見れるという選手はそうはいないということです。

つまり、ロナウド選手の武器とは、「上半身」の姿勢・強さにあるのです。

風間はロナウドの武器として、“上半身の強さ”をあげた。

「背筋がピンと伸びていることからわかるように、とにかく体幹が強い。だから左右に動いてもバランスが崩れないし、正確にボールを扱える。あのトップスピードの中で技術がぶれない選手は、そんなにいないですよ」

■クリスティアーノ・ロナウドの肉体の作り方


クリスティアーノ・ロナウド選手のあの肉体はどのようにして作られているのでしょうか。

クリスティアーノ・ロナウド選手といえば腹筋が有名ですが、以前腹筋を1日3000回しているというニュースを見たことがあります。

【レアル】C・ロナウドの屈強な肉体は、1日3000回の腹筋の賜物

(2009/12/4、WOWOW)

鋼鉄の鎧のようなボディを誇るC・ロナウドが、その屈強な肉体をどのように維持しているのかが、『AS』紙によって明らかにされた。同選手は、腹筋3000回というハードなメニューを日課としており、恥骨炎の予防のために、腰回りのトレーニングだけで1時間を費やすとのことだ。

また、以前ニュースで、C・ロナウド選手(現レアル・マドリード)が、マンチェスター・ユナイテッドの一員として来日し、浦和レッズと対戦した際、浦和の選手が、C・ロナウド選手の肩甲骨まわりの筋肉に驚いていたというのを思い出しました。

No days off💪🏽👍

Cristiano Ronaldoさん(@cristiano)が投稿した写真 –

インスタグラムで懸垂のようなトレーニングを行ない、背中の筋肉(背筋)を鍛えている姿を投稿しています。

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■クリスティアーノ・ロナウドの食事

また、クリスティアーノ・ロナウド選手は食事にも気をつけているようです。

クリスティアーノ・ロナウドの食生活

(2012/3/26、サッカーのための筋トレと栄養(from mixi))

(CRISTIANO RONALDO WORKOUT & TRAINING ROUTINEより)

<1日の食事パターン例>

朝食:フルーツジュースとシリアル(小麦・穀物)など。

昼食:サラダと一緒に、鶏肉や色々な肉を食べる。加えて、ジャガイモや小麦パスタ、野菜などから炭水化物を摂る。

間食:ツナロールなどを食べる。

夕食:昼食と同じパターン

<重要ポイント>

・炭水化物をよく食べる

・脂質を控える

・かなりの量のタンパク質

・食生活に厳しい

クリスティアーノ・ロナウド選手はトレーニングにも食事にも厳しい選手であり、そうしたことが現在のパフォーマンスの秘訣なのだと思います。

サッカーにおけるコンディショニングの大切さ|栄養補給のポイント(試合前日・試合当日・キックオフ前・ハーフタイム)錦織圭選手のコンディショニング戦略(栄養管理・ピリオダイゼーション・ケガの予防)でも紹介しましたが、アスリートにとって最も重要なのは、試合や練習までに、いかに多くのエネルギー源=糖質を蓄えておけるかであり、そのためには、炭水化物を適度に摂ることは欠かせません。

また、エネルギーに変えるためには、ビタミン・ミネラルが必要になるので、野菜も必要です。

→ クリスティアーノ・ロナウド(CRISTIANO RONALDO)の一日の食事(食生活)のパターンとは?







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#サッカー アーセナル育成コーチが感じる日本人選手の3つの弱点とは?|基礎の反復練習を嫌いトラップやパスの正確性に欠ける・パワー不足・ミスを恐れる傾向がある

アーセナルのコーチ陣が日本人選手を教えることで感じた、「世界レベル」に達するためのポイントに関する記事の中から日本人選手の弱点について3つまとめました。

【目次】




■日本人選手は基礎の反復練習を嫌い、トラップやパスの正確性に欠ける

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by Paul A. Hernandez(画像:Creative Commons)

アーセナル育成コーチが語る日本人選手の“弱点” 致命傷になり得る二つの傾向とは

(2017/6/19、FOOTBALL ZONE WEB)

また日本では「決められたことをチームで取り組む」練習を重視する一方で、イングランドでは「基礎練習から楽しみながら個の強さを伸ばす、ゴールを決める喜び」を強く意識させるメニューを意識づけているともいう。

アーセナルのコーチ陣によれば、日本人選手は、規律、勤勉という意味では高く評価できる特徴があるからでしょうか、決められたことをチームで取り組む練習に対しては熱心であるようですが、基礎の反復練習を嫌う傾向があるようです。

基礎の反復練習を嫌う傾向にあるからか、トラップやパスの正確性に欠けていると感じているようです。

ハリル監督が日本代表候補の選手に突きつけた「改善要求3か条」は日本サッカー全体の問題!?

ハリル監督「Jは遅い!CL見ろ」“改善要求3か条”突きつけ

(2015/5/14、スポーツ報知)

MF今野は「今まではやっているつもりでも、一つ一つ意識の低さがあったのかもしれない」と振り返った。

トラップやパスの考え方・定義に違いがあるのではないでしょうか。

柿谷曜一朗の「神トラップ」に必要な要素とは?でも書きましたが、例えば、トラップとは、単にボールを止めることではなく、ゴールから逆算して常にゴールを狙う選択肢を考えながらボールをコントロールをする技術こそがトラップであると考えると、今回のアドバイスに対する受け取り方が違ってきます。

トラップを正確にすること、今回の定義でいえば、自分が最もやりやすい位置(シュートもパスもドリブルも出来る位置)にボールをコントロールすることができれば、プレーの選択肢が増えることにより、相手はいろんなことを考えてしまいます。

相手を混乱に陥らせることが出来れば、あなたは次のプレーの判断をする余裕ができます。

つまり、基本が徹底されていれば、それが一つ一つのプレーの正確さにもつながりますし、余裕にもつながるはずです。

日本人選手のトップをコーチするハリルホジッチ監督が基礎の徹底を改善案として挙げており、今回男子は9歳から17歳、女子は9歳から15歳までの生徒が参加できるスクールでアーセナルのコーチ陣が「世界レベル」に達するためのポイントとして「基礎の反復練習」を挙げたことには、日本でのサッカーの教え方に共通していることがあるということなのではないでしょうか。

アーセナルのコーチ陣は、日本人選手のもつ規律、勤勉を高く評価していますので、「なぜ基礎が大事なのか?」「どういうプレーの際に基礎の差(基礎の反復練習の差)が現れるのか?」などをしっかりと教えれば「基礎の反復練習」を実践してくれると思います。




■日本人選手はパワー不足!?

もう一つ欠けている部分として、パワー不足が挙げられています。

技術力は高いのですが、全体的にパワー不足で、ロングパスやシュート力がそれに当たります。一定年代からは筋力トレーニングに励んでほしいと思います

おそらくこのことには、「筋トレをすると背が伸びなくなるのではないか?」という心配があると思います。

15歳至宝、久保建英は超飛び級でハリルJ入りできるのか

(2016/12/26、THE PAGE)

残されたフィジカルについては、久保自身も「体を大きくするのは課題なので、引き続き頑張りたい」とまだ成長途上にあると認めている。帰国時の163cm、52kgがいま現在では167cm、60kgになったが、J3でもかなり華奢なのは否めない。

立石GMも「体重はまだ軽い」と認めながら筋力トレーニングは解禁させず、身長の伸びを優先させたいとしている。

FC東京の久保建英選手は、すでに技術面においては大器の片りんを見せていますが、フィジカル面については課題があり、FC東京の立石敬之GMは身長の伸びを優先させるためにも筋トレはやらせない方向で育成を行なっているそうです。

筋トレ(筋肉を鍛える)をすると背が伸びなくなるのか?|子供の身長を伸ばすために必要な要素とは?によれば、身長が伸びるために必要な要素としては次の通りです。

●遺伝(ホルモンの分泌量)

●栄養(タンパク質・亜鉛)

●運動(体をまんべんなく動かす全身運動)

●睡眠(思春期が来る時期と身長の伸びには関係がある)

●ストレス(ストレスホルモンと成長ホルモンの関係)

ジュニア|JATIトレーニング講座|ザバス|明治

身長が伸びるメカニズムには、男女ともに意外にも女性ホルモンの働きが深く関わっています。成長期を迎え女性ホルモンが分泌されると成長ホルモンの分泌を介して、身長が伸びるように働きます。一方でその分泌量が多くなると、今度は骨に働きかけて身長の伸びを停止させる働きがあります。男子より女子の方が約2年成長期が早く、また身長が低いのは、成長期前の女性ホルモンの濃度が男子より女子の方が高いこと、さらに成長期になると女性では女性ホルモンが素早く増加することが関係しているのです。

身長が伸びるメカニズムは女性ホルモンの働きがかかわっており、女性ホルモンが分泌されると、成長ホルモンの分泌を介して身長が伸びるように働くのですが、その一方でその分泌量が多くなると、今度は骨に働きかけて身長の伸びを停止させてしまうそうです。

そのことが筋トレをすると身長が伸びなくなる理由ではないかと思いますが、ある一定年代を超えると、自身の体のバランスにおいて不足している筋力を筋トレで補うことが大事なのではないでしょうか。

先日県リーグ1部のいわきFCがJ1のチームに勝利しましたが、いわきFCでは「日本のサッカー選手のフィジカルスタンダードを変える」ことを目標に掲げ、栄養管理・フィジカルトレーニングに取り組んでいるそうです。

こうしたチームが現れることで、サッカーにおいてどれくらいフィジカルが重要なのかを問うことができるようになるのではないでしょうか。

ただ、筋肉がついてどんなにパワーがついたとしても、サッカーに向かない筋肉の付き方をした場合、俊敏性(クイックネス)・敏捷性(アジリティ)という言葉で日本人選手がよく評価される特質が失われてしまう恐れがあります。

そのため、人体を理解してバランスを意識する|身体を大きくするウエイトトレーニングはダメ|イチロー×稲葉篤紀対談でイチロー選手がコメントしたように、自分自身に持って生まれたバランスがあり、本来のバランスを保つことが大事だと思いますので、人体のことを学びながらトレーニングに取り組むことが重要だと思います。

■日本人選手はミスを恐れる傾向がある

アーセナル育成コーチが語る日本人選手の“弱点” 致命傷になり得る二つの傾向とは

(2017/6/19、FOOTBALL ZONE WEB)

「日本人選手は若年層からも“ミスを恐れる傾向がある”と思います。プレーを見ていると、ミスをするより安全なパスを送る傾向にある。だからこそミスを恐れず、指導者側はミスを責めない前を向く指導が必要になります」

アーセナルのコーチ陣によれば、日本人選手のプレーをみているとミスを恐れる傾向があるように感じるです。

NHK奇跡のレッスン 世界の最強コーチと子どもたち サッカー指導編に出演していたフットサル日本代表監督ミゲル・ロドリゴさんが指摘していたのは、アーセナルのコーチ陣と同様のことでしたが、ポイントは「中は危険。外側から。安全第一」というコーチの考え方がチームの考え方になってしまっていることです。

アーセナルのコーチ人によれば、日本人選手の特徴として”規律、勤勉”を評価し、また”日本では「決められたことをチームで取り組む」練習を重視している”とありましたが、このことは選手自身で考えるのではなくてコーチの考え方を優先する考えになっているのではないでしょうか?

コーチが「安全第一」を考えるあまり、外側から攻めることを優先事項にしてしまい、子供たちはそのことを守ろうとしてミスを恐れてしまうのでしょう。

そのため、フットサル日本代表監督ミゲル・ロドリゴさんは、”ゴール近くでボールを持っていても怖がらない。ミスをしてもいい。ミスはつきもの。次しないようにするにはどうしたらよいかを考える。”とアドバイスしていました。

■まとめ

ユースの時代から、日本人選手の持つ特徴を生かしながら、「個人の力でも勝つためのプレー」を磨くために教えることができれば、次のステップにいけるのではないでしょうか。







【参考リンク】
続きを読む #サッカー アーセナル育成コーチが感じる日本人選手の3つの弱点とは?|基礎の反復練習を嫌いトラップやパスの正確性に欠ける・パワー不足・ミスを恐れる傾向がある

サッカーにおけるコンディショニングの大切さ|栄養補給のポイント(試合前日・試合当日・キックオフ前・ハーフタイム)

【目次】




■コンディショニングに求められる5つの要素

Time for a Drink

by Jon Candy(画像:Creative Commons)

勝利の陰に栄養補給 敏腕サッカートレーナー挑む

(2015/6/20、日本経済新聞)

来季、ドイツ1部リーグのドルトムントのフィットネス責任者に就任するライナー・シュレイ氏の選手のコンディショニングについての話が大変興味深いので紹介したいと思います。

1.アスリートとしての基本能力

柔軟さ、パワー、スピード、持久力、バランス、安定性など

2.日常の食事

3.腱(けん)・靱帯のケア

4.練習・試合における栄養補給

5.回復

錦織圭選手のコンディショニング戦略(栄養管理・ピリオダイゼーション・ケガの予防)によれば、アスリートにとって最も重要なのは、試合や練習までに、いかに多くのエネルギー源=糖質を蓄えておけるかであり、運動で空になった糖質と、筋肉の材料となるたんぱく質をいかに素早く摂取できるかという点にあるそうです。

そして、特に気を付けたのが、運動直後の栄養補給。

身体に備わっている回復力が最も発揮されるこのタイミングで、十分な糖質とタンパク質を取れていれば確実な回復ができますが、そうでなければ回復できる幅が狭くなってしまうそうです。

マンチェスター・シティでは血液検査をして選手に食品のアドバイスや栄養ドリンクを準備しているによれば、マンチェスター・シティでは、血液検査を行なって、必要な食品のアドバイスを行ったり、選手一人ひとりに合わせて作られた栄養ドリンクを用意しているそうです。

「練習・試合における栄養補給」はパフォーマンスを維持する・高めるだけでなく、ケガをしづらい体を作るためにも重要であり、そのスタンダードができつつあるそうです。




■コンディショニングの大切さ

バルサも採用するサッカーのコンディショニング理論「ピリオダイゼーション/PTP」によれば、チームのパフォーマンスが低下してしまうのには、大きく分けて2つの理由があります。

一つは、「疲労で選手が動けない」ということ。

もう一つは90分間のペース配分を重視しすぎるがゆえに、「体力をセーブして選手が動かない」こと。

チームが90分間爆発的な動きを続けるためにも重要なのがコンディショニングなのです。

■栄養補給のポイント


●試合前日は、炭水化物を適度に摂り、野菜も忘れない

錦織圭選手のコンディショニング戦略(栄養管理・ピリオダイゼーション・ケガの予防)でも紹介しましたが、アスリートにとって最も重要なのは、試合や練習までに、いかに多くのエネルギー源=糖質を蓄えておけるかであり、そのためには、炭水化物を適度に摂ることは欠かせません。

また、エネルギーに変えるためには、ビタミン・ミネラルが必要になるので、野菜も必要です。


サッカー選手はオメガ3を摂ってケガしにくい体質を作ろう

オメガ3には炎症を抑える効果があり、ケガを予防するためにも、オメガ3を摂って、それ以外の油を摂らないことが望ましいそうです。

→ オメガ3脂肪酸|オメガ3の効能・効果・食べ物・オメガ3ダイエット について詳しくはこちら


●試合当日の食事は、炭水化物を食べ過ぎない

試合当日の朝食は、オート麦のフレークやミュズリをヨーグルトに入れ、お好みでオムレツやサーモンとチーズを挟んだ全粒粉のパンを合わせるようにするそうです。

血糖値を正常値に保つために、炭水化物を食べ過ぎないようにすることがポイント。


●試合当日の昼食は、魚がおすすめ

試合当日のランチは軽めにするようにして、炎症を増進する恐れがあるアラキドン酸が含まれる豚肉や鶏肉を避けるようにするそうです。

ケガを予防するためにも、魚を選ぶほうが良いそうです。


●試合の2,3時間前はハーブを摂取

炎症を防ぐ栄養素が含まれているので試合の2、3時間前にハーブをとるようにしているそうです。

ファイアー・ココアは、牛乳カップ1、カカオパウダースプーン2杯、はちみつ、シナモン、唐辛子を入れたもので、生姜と蜂蜜には胃腸を整える効果があるそうです。

ハーブには炎症を抑える栄養素が含まれており、また、試合当日は緊張するので、胃腸を整え、リラックスするハーブを摂取するとよいそうです。


●試合開始10分前にはスペシャルドリンク

スペシャルドリンクには、ナトリウム、炭水化物、タンパク質が少量入った物を用意しており、また、アミノ酸のアルギニンを加えるそうです。

→ アミノ酸の効果・効能・種類・アミノ酸を含む食べ物 について詳しくはこちら

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●ハーフタイム

60分から70分で蓄えられたエネルギーはなくなるため、ハーフタイムに炭水化物の量を増やしたドリンクで補給するそうです。

■まとめ

今回の記事は、ライナー・シュレイ氏と栄養学の専門家、ヴォルフガング・ファイル氏との共著である『Die Perfekte Fussball Schule』(完璧なサッカー学校)を参考にされているそうですが、こうした栄養補給やトレーニング、コンディショニングに関する情報が子どものころから学べるようになるといいですね。




→ バルサも採用するサッカーのコンディショニング理論「ピリオダイゼーション/PTP」 について詳しくはこちら




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【岡田武史とレジェンドたちが斬るFIFAワールドカップ】なぜ2010年のW杯直前で戦術変更を行なったのか?/自由と規律/戦える選手とは/日本らしいサッカーとは?

2018年6月9日放送(再放送6月12日)の「岡田武史とレジェンドたちが斬るFIFAワールドカップ」(NHKBS)では、サッカー好きだけでなく、スポーツの監督・コーチ、企業経営者(世の中の社長さん)にとっても興味深い話が多かったように感じます。

【目次】




■なぜ2010年のW杯直前で戦術変更を行なったのか?

Soccer Practice

by mill56(画像:Creative Commons)

岡田さんが選手たちに勝つために必要なものとして挙げていたのは3つ。

1.球際の強さ

2.一人1キロ多く走る

3.中長距離パスの精度を上げる

球際の強さや走力に関してはレベルが上がっていたものの、中長距離パスの精度を上げるということに関してはW杯の半年前になっても満足いくレベルに達していなかったそうです。

このままのスタイルで試合をしてもパスミスをしてカウンターを受けてしまうと考えており、韓国戦では悪い試合ではないものの結果は悪く、このことを「サイン」として戦術変更を行なったそうです。

この話のポイントだと感じたのは、悪い試合をしていないのに勝てないことを「サイン」と捉えたこと。

上手くいっている時にはどんな手を打っても成功するものであり、悪い時にはどんな手を打っても悪手となってしまうもの。

ただ、悪い時には改善や対策をやりやすいものです。

すでに悪いわけですから、周りからの批判も起こりづらい。

しかし、問題なのは悪くないのになぜかうまくいかないというときです。

周りからすると、また選手の中でも、悪くないのに変える必要がないという人もいるでしょう。

このことをどうとらえるかは人それぞれだと思いますが、岡田さんは「悪くないのになぜかうまくいかない」ことを「サイン」と捉えて戦術変更を決断したのです。

スポーツの監督・コーチだけでなく、企業経営者にとってもこのことは考えさせられるのではないでしょうか?

【参考リンク】

■自由と規律

サッカーには「遊び」が必要だという人がいます。

しかし、サッカーには「規律(ディシプリン)」が必要だという人もいます。

正解は「遊び」も「規律」も必要だということなのですが、この話でポイントとなるのは日本人選手の場合、「遊び」「自由」が大事だというと「規律」がおろそかになり、「規律」が大事だというと「遊び」がなくなってしまうということです。

NHK奇跡のレッスン 世界の最強コーチと子どもたち サッカー指導編でフットサル日本代表監督ミゲル・ロドリゴが少年サッカーチームを一週間指導していた中で言っていたのは、型にはまったトレーニングで、子どもが考えないこと。

自分たちで考えることなく、コーチが「遊び」「自由」が大事というならそれだけになり、「規律」が大事というならそれだけをするようになっているのではないでしょうか?

■松井大輔選手をメンバーとして選んだ理由は「戦える選手」だったから

松井大輔選手がなぜ自分をメンバーとして選んだのかを岡田さんに尋ねたのですが、その答えは「戦える選手を選びたかった」というものでした。

戦える選手というのは、チームのために働く、ハードワーク(相手チームよりも走る)をする、ボールを取られたら取り返すということをまとめた言葉だと思います。

きっと監督の立場から考えると、いかに後悔のない決断をするかと考える中で「戦える選手」という答えが出たのではないでしょうか。

#サッカー アーセナル育成コーチが感じる日本人選手の3つの弱点とは?|基礎の反復練習を嫌いトラップやパスの正確性に欠ける・パワー不足・ミスを恐れる傾向があるで紹介したアーセナルのコーチ陣によれば、日本人選手のプレーをみているとミスを恐れる傾向があるように感じるです。

NHK奇跡のレッスン 世界の最強コーチと子どもたち サッカー指導編に出演していたフットサル日本代表監督ミゲル・ロドリゴさんが指摘していたのは、アーセナルのコーチ陣と同様のことでしたが、ポイントは「中は危険。外側から。安全第一」というコーチの考え方がチームの考え方になってしまっていることです。

もしそれが「戦える選手」であれば、「ミスはつきもの。ボールを取られたら取り返す!」と考えるのではないでしょうか?

【関連記事】

■日本らしいサッカーとは

岡田メソッドの実験。サッカーから地方創生、環境教育まで。

(2016/5/23、電通報)

日本人やアジア人が世界で勝つためには、育成段階から「型(カタ)」を意識すべきという考え方だと聞いています。

岡田:「守破離」という言葉があります。型をまずきちんと覚える。で、それを破って離れていく過程が、育成の中で必要なんだと思います。自由なところからは自由な発想は出ない。まずはしっかりした型を身につけて、それを破ることで驚くような発想が出てくるんじゃないかと。その意味では、サッカー以外のところでも当てはまる部分があるかもしれません。

先ほどの「自由」や「遊び心」と「規律」の話に通じるものがありますが、岡田さんはまず「型ありき」で、子供の時にしっかりと型を覚えさせて、次第にその型を破る中で自由な発想が生まれるという育成方法に取り組んでいるそうです。

番組の中でアイスランドの代表チームの取り組みが紹介されていましたが、その中で「私たちのサッカーはスペインやブラジルのようにセクシーではないかもしれない。でもWC予選では毎試合ゴールしている。小さなブラジル、小さなスペインになっても仕方ない」とコメントしており、自分たちのサッカーを作り上げているように感じます。

自分たちのサッカー、日本らしいサッカーとよく言いますが、実際にはそのサッカーに対する考え方を共有できてはないのではないでしょうか?

岡田さんの考え方があっているのかどうかはこの育成で育った選手がどういう活躍を見せるかでわかるのでしばらくかかるでしょうが、それがサッカーにおける歴史を積み上げるということなのでしょう。







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