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劣化コレステロール(酸化コレステロール)に注意

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Popcorn Time!

by Donnie Ray Jones(画像:Creative Commons)

電子レンジに潜むリスクとは?

(2010/3/19、TREND通信)

昨年末、厚生労働省が発表した国民健康・栄養調査は、「男性の50歳代は3人に1人が肥満」という驚くべきものだった。

男性の肥満には、内臓に脂肪がたくさんついている「内臓脂肪型肥満」が多いといわれ、高血圧糖尿病高脂血症動脈硬化といった様々な生活習慣病を引き起こすリスクを伴っている。

例えば、高血圧は「サイレントキラー(沈黙の殺人者)」とも呼ばれ、自覚がないまま放置しておくと、知らないうちに身体に悪影響を与え、脳や心臓、腎臓などに致命的な疾患を招くことがある。

また、こと糖尿病に関する同省の調査においては、ここ10年、糖尿病有病者は実に200万人も増加しており、そのほとんどが男性だという。

糖尿病とは、一度なってしまうと完治ができず、食生活の改善と適切な血糖コントロールを行うことで上手に付き合っていくしかない恐るべき疾患だ。

さらに、この病気の恐ろしさは合併症にあり、高血糖の状態を放置すれば、神経障害、網膜症、腎症、その他にも脳梗塞・狭心症・心筋梗塞などを引き起こす恐れが高まり、その予防や生活習慣の改善を促す声は日増しに増えている。

厚生労働省が発表した国民健康・栄養調査によれば、男性の50歳代は3人に一人が肥満だったそうです。

肥満が続くと、糖尿病・高血圧・脂質異常症・動脈硬化といった生活習慣病になる恐れが高まります。

そのためにも、食生活や運動といった生活習慣の見直しが必要となるわけですが、この記事では、「劣化コレステロール」(おそらく酸化コレステロールと同じ意味)に注意が必要としています。

とりわけ、忘れられがちになるのが、普段の食生活の中でも盲点になっている「劣化コレステロール」の存在だろう。

劣化コレステロールとは、その言葉通り、コレステロールが何度も加熱されたり、長時間空気にさらされることで酸化(劣化)したものを指し、普通のコレステロールに比べると、体内で分解されにくく留まりやすいため、動脈硬化を起こす要因にもなり得る悪しき物質だ。

食品に含まれる量としては、例えばフレンチフライ100gに約2mgと少ないが、微量でも身体に与えるダメージは大きい。

食品がどのような状態になると、酸化コレステロールが発生するのでしょうか。

・電子レンジで2度、3度加熱した食品
・電子レンジで10分以上加熱した食品
・揚げ直した、揚げ物
・肉や魚の焦げた部分
・マヨネーズが酸化して変色した部分
・空気や紫外線にさらされながら保存されたもの(干物など)
・レトルト加工され、長期間保存された肉製品

時間が経ったことにより空気や光に触れたものや揚げなおしたもの、そして意外と意識していなかった電子レンジで再加熱したものが含まれます。

電子レンジがあるのは意外でしたが、かといって、電子レンジを使わない生活にはもう戻れないと思います。

そう考えると、どのようにしたらよいのでしょうか。

我々ができることから考えれば、酸化したコレステロールをシャットアウトできる抗酸化作用を持った食品を一緒に摂取するといったことが極めて現実的ではないだろうか。

抗酸化作用を持った食品を一緒に摂取すると良いようです。

記事の中では、アスタキサンチンを含んだ食品やサプリメントを薦めていますが、他にも抗酸化作用を持った食品はたくさんあります。

ぜひ抗酸化作用を持った食品をたくさんとりましょう。

抗酸化作用 のある野菜や果物などの食品についてはコチラ!

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1日あたりの睡眠時間が7.5時間を切ると、脳卒中や心臓発作などの心血管疾患のリスクが、33%高まる|自治医大

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■1日あたりの睡眠時間が7.5時間を切ると、脳卒中や心臓発作などの心血管疾患のリスクが、33%高まる|自治医大

Sleeping beauty 2009

by Erika Thorsen(画像:Creative Commons)

睡眠不足で高まる心臓病リスク、 自治医大

(2008/11/11、AFPBB)

睡眠不足は心臓病リスクを高めるとする自治医科大学(Jichi Medical University)による研究結果が10日、米国医学会の機関誌「Archives of Internal Medicine」に発表された。 

自治医科大学の研究によれば、高血圧と診断された人で、睡眠時間と心血管疾患の発症頻度を観察したところ、睡眠時間が短いと心臓病が発症しやすい傾向にあるようです。

こうしたことから自治医大の研究論文は、1日あたりの睡眠時間が7.5時間を切ると、脳卒中や心臓発作などの心血管疾患のリスクが、33%高まると結論付けている。

一日の睡眠時間が7.5時間を切ると、心血管リスクが33%高まることから、適度な睡眠時間を確保することが健康にとってよいと考えられます。

これまでの研究で、睡眠不足は、肥満糖尿病のほか、心血管疾患の危険因子となる夜間の高血圧、睡眠時無呼吸症などを誘発する傾向があることがわかっている。

睡眠不足が健康に与える影響は大きいようです。

きちんとした睡眠をとって、病気を予防し、健康になりましょう。

→ 睡眠不足・質の良い睡眠をとる方法 についてくわしくはこちら




■睡眠と高血圧の関係

【追記(2016/12/6)】

睡眠時無呼吸症候群 高血圧、心疾患の原因にもによれば、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の患者は眠りが浅く、夜でも日中に働くべき交感神経が活動を続け、体を活性化させるホルモンが分泌された状態が続いているため、血圧が上がり、無呼吸による低酸素状態も重なって、心臓などに負担がかかり、心筋梗塞などのリスクが高まると考えられています。

SAS(睡眠時無呼吸症候群)の治療を行なうと、ナースコールの回数が減る!?で紹介したトーマスジェファーソン大学の研究によれば、入院患者の睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療を行なうと、急激な血圧変化などが改善されることによって、ナースコールの回数が減るそうです。

第9回日本心臓財団メディアワークショップ「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」|日本心臓財団

SAS患者は、外来血圧が低くても、夜間や早朝の血圧が高い夜間高血圧あるいは早朝高血圧を呈している可能性がある。

高血圧患者の血圧の日内変動を追った研究結果によると、多くは夜間に最も血圧が低くなるdipperの傾向を有している。しかし、なかには夜間でも血圧が下がらないnon dipperや、逆に夜間に血圧が上昇するriserの患者もみられる。このうち、non dipperとriserはSASと関連していると考えられている。

これらの患者には、心イベントや脳卒中のリスクが高い傾向がある。自治医科大学で行った研究結果では、riserの患者はそれ以外の患者よりも心イベント発生率が約6倍、脳卒中発生率が約2倍になることが示されている(図3)。

日本人男性の心イベント発症は喫煙で3~5倍になる可能性

(2009/3/22、日経メディカル)

心イベントは、死亡または緊急カテーテル検査を実施、4日以上の入院を要した急性冠症候群(ACS)、不安定狭心症、急性心筋梗塞とし、心血管イベントは、心イベントに加え、同じく死亡または4日以上の入院を要したくも膜下出血、脳梗塞、脳卒中、急性下肢動脈閉塞症、解離性大動脈瘤とした。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の患者は夜間高血圧や早朝高血圧である可能性があり、これらの患者には、心イベントや脳卒中のリスクが高い傾向にあるそうです。

【関連記事】

SAS患者に心血管系イベントが起こるメカニズムは、気道閉塞がもたらす低酸素状態による交感神経活性の亢進や、心臓・胸部大動脈への陰圧負荷の増大などが原因となっている。

糖尿病治療と一緒に不眠治療を行うことで、糖尿病が改善し、血管障害を予防できる可能性がある!?|大阪市立大で紹介した大阪市立大の稲葉雅章教授らのグループによれば、糖尿病治療と一緒に不眠治療を行うことで、糖尿病が改善し、血管障害(血糖値・動脈硬化)を予防できる可能性があるそうです。

睡眠障害のある患者は、糖尿病・高血圧・動脈硬化になりやすい?によれば、睡眠障害がある患者は、頚動脈の内壁が分厚くなって血管が狭まっており、動脈硬化を進行させるリスクが高まっていることも明らかになっているそうです。

大阪市立大学の稲葉教授らはこれまでの研究で、糖尿病患者の睡眠障害が心筋梗塞や脳卒中を引き起こす早朝の高血圧や血糖値の上昇などにつながることも突き止めていることから、高血圧と診断された人は、心血管疾患リスクを下げるためにも、睡眠時無呼吸症候群の治療を行うことが必要なのかもしれません。

→ 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状・原因・検査・治療法 について詳しくはこちら







【参考リンク】
続きを読む 1日あたりの睡眠時間が7.5時間を切ると、脳卒中や心臓発作などの心血管疾患のリスクが、33%高まる|自治医大

妊娠中1週間340gの魚を食べると胎児の発達に良い?|#ホンマでっか




Assorted sashimi platter

by Naotake Murayama(画像:Creative Commons)

2010年2月8日放送のホンマでっかTVで、脳科学者の澤口先生がコメント「妊娠中1週間340gの魚を食べると胎児に良い」について調べてみました。

臨時 vol 9 高久通信 「妊婦はお魚を摂るように」

(2008/2/4、自治医科大学学長 高久 史麿さん)

ω―3不飽和脂肪酸と脳の発達と言えば、当然胎児の脳の発達との関係が問題になるが、本年2月にイギリスの有名な臨床医学誌であるLancetに、妊婦の魚の摂取量と生まれてきた子供の知能の発達、たとえば言語能力、社会性、運動能力との関係を詳しく調べた論文が掲載されていたので、その内容の概略をご紹介したい。

この臨床研究を行ったのは、イギリスとアメリカの研究者たちであるが、実際に調査の対象となったのはイギリスのブリストルに住んでいる1991年4月から1992年12月までの間に出産予定の妊婦11,879人で、これらの妊婦に対して妊娠32週目における魚の摂取量のアンケート調査を行っている。

<中略>

1万人以上の妊婦を対象にし、期間も10年近くというまことに息の長い大規模な臨床疫学的な研究であるが、得られた結論は極めて単純で、1週間に340g以下の魚類を摂っていた妊婦から生まれた子供は、340g以上摂っていた妊婦からの子供に比べて、言語能力、運動能力、社会性、すべての面で発達が遅れていたということである1)。

この結果を反映してか、本年10月の初旬に、アメリカの14の産科医、栄養士の団体が、妊婦は1週間に340g以上の魚を食べるように推奨する声明を出している。

この研究から妊婦は1週間に340gの魚を食べた方がよいといわれるようになったようですね。

この340gという数字は、FDA(米国食品医薬品局)のガイドラインで、水銀中毒のリスクを避けるために、妊婦の魚の摂取量は1週間に340gまでとしているようです。

しかし、今回紹介した記事によれば、水銀中毒については、それほど気にする必要はないのではないかとしています。

欧米人に比べて魚を多く摂る日本人にとっては週340gという量は日常の食事で十分補給できる量で、週2回青魚を食べれば良いと言われている。

青魚とは背が青い回遊魚のことでイワシ、サバ、ニシン、ブリ、カツオ、マグロ、サケ等がこの類に属する。

一方サメ、メカジキ等の大型魚には水銀等を多く含んでいる可能性があるので、妊婦はその摂取を避けた方が良いとされている。

しかし、われわれが日常口にするのは青魚の方であり、この点は、それほど気にする必要はないであろう。

週に2度青魚を摂る食事は、あまり無理せずに取り入れることのできる食習慣なのではないでしょうか。

ぜひオメガ3脂肪酸が豊富な青魚を食べるようにしてみてくださいね。

→ オメガ3脂肪酸|オメガ3の効能・効果・食べ物・オメガ3ダイエット について詳しくはこちら

オメガ3サプリメント

【参考記事】

同じような内容が以下の記事でも紹介されています。

やっぱり魚は頭にいい?

(2007/11/23、えるこみ 執筆:医学博士 佐野 秀典 )

英国のある調査では、妊娠中の魚の摂取量が週に340g以下の場合、誕生した子供の8歳時点の言語性IQが下位25%に入り、社会行動や細かな運動活性、コミュニケーションなど社会性の発達のテスト結果が最適レベルより低くなる確率が高まると報告されています。

【関連記事】







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続きを読む 妊娠中1週間340gの魚を食べると胎児の発達に良い?|#ホンマでっか

運動で脳が若返る マウス実験で証明|東大

run

by peter castleton(画像:Creative Commons)




<脳>運動で若返る マウス実験で証明

(2010/1/19、毎日新聞)

加齢で減る脳の神経細胞の基が、運動によって再び活発に作られるようになることを、東京大の久恒(ひさつね)辰博准教授(脳科学)と大学院生の伊藤佳絵さんのチームが動物実験で突き止めた。

19日発行の米専門誌ヒポキャンパス=海馬(かいば)=電子版に発表した。

東京大の久恒辰博准教授と大学院生の伊藤佳絵さんのチームが行なった動物実験によれば、加齢で減る脳の神経細胞の基が、運動によって再び活発に作られるようになることがわかったそうです。

運動による健康効果は様々なことが語られています。

例えば、ダイエットや糖尿病などの生活習慣病予防、最近では運動によってストレスに強くなると(運動を続けるとストレスに強くなる?その科学的根拠とは?)も言われています。

そして今回は、運動による脳の若返り効果です。

以前取り上げた記事でも、ある研究によれば、運動によって脳が大きくなると紹介されています。

【関連記事】

■スロージョギングで脳が大きくなる?!

ある研究で、ウォーキングから徐々に運動強度を上げ、軽いジョギングを行うようにしたグループと、ストレッチ運動を続けたグループとに分け、比較してみたところ、軽いジョギングを行うようにしたグループの方が前頭前野が多くくなったそうです。

*判断力・決断力・ワーキングメモリーが向上したそうです。

運動には様々な効果があるので、ぜひ自分に合った運動を見つけましょう!







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公開日時: 2010年1月19日 @ 02:32

太りやすくなる5つの食習慣|どういう食習慣を持つと太りやすくなるのか?

What To Eat [Explored]

by Eric May(画像:Creative Commons)




今回紹介する記事は「老いを早める5つの食習慣」とありますが、実際の内容を読むと、太りやすくなる食習慣・病気になりやすい食習慣というタイトルのほうがふさわしい気がしましたので、ブログのタイトルは、「太りやすくなる5つの食習慣」にしました。

1.食べ過ぎ

老いを早める5つの食習慣 食べすぎ、食事時間が不定期など

(2011/9/26、NEWSポストセブン)

【1】食べすぎ

加齢にともない基礎代謝も低下している。

若いころのように食べていたら太ることに。

「食べすぎると消化のために血液は胃に集中。他の臓器に回らず、血中脂質や血糖値の上昇を招き、メタボにつながります。腹八分目を心がけて」(医学博士・管理栄養士の本多京子さん、以下「」内も同じ)

加齢にともなって基礎代謝は低下していきます。

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加齢と共に基礎代謝は低下するのですから、若いころと同じように食べていては、エネルギーが消費されず、体にたまってしまいます。

また、食べ過ぎると血液が他の臓器に回らず、血中脂質や血糖値の上昇を招いてしまうようです。

2.早食い

【2】早食い

急いで食事をとると、どうしても咀嚼がおろそかになる。

「咀嚼は消化を助けるのにとても重要。充分でないと消化に時間がかかり、胃腸にも負担が多く、食べすぎの原因に」

よく噛むことにより、消化を助け、満腹感を感じさせてくれます。

早食いの人は肥満になるリスクが4.4倍|岡山大が学生追跡調査によれば、岡山大学の調査によれば、肥満でなかった人も、早食いを続けるうちに肥満になっていくということが確認されたそうで、早食いの人と早食いでない人を比較すると、早食いの人は肥満になるリスクが4.4倍もあるそうです。

満腹になるまで早食いをする人は、そうでない人に比べ3倍、太り過ぎになりやすい|大阪大で取り上げた大阪大の磯博康さんの研究チームによれば、満腹になるまで早食いをする人は、そうでない人に比べ3倍、太り過ぎになりやすいそうです。

【関連記事】

ゆっくり食べるとなぜ太りにくいのでしょうか。

ヒスチジンを含む食品をよく噛んで脳内ヒスタミンを増やし食欲を抑える|ためしてガッテン 6月8日

噛むという刺激が咀嚼中枢を通って結節乳頭核という部分に届きます。

実はここがヒスタミンを作っているところ。

そうして、満腹中枢をヒスタミンが刺激するために、満腹感を感じるようになる。

また、ヒスタミンは、交感神経も刺激して、その信号は直接内臓脂肪まで届いて、内臓脂肪を減らしてもくれる。

つまり、噛むという行為自体が満腹感を高めてくれるということがわかった。

大事なポイントは、よく噛むこと。

よく噛むことで満腹感を高めてくれるということがわかっており、30回で飲み込める量を口に入れるようにするということをルールにしましょう。

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3.食事時間が不規則

【3】食事時間がバラバラ!

朝昼晩の食事時間を決め、できるだけ規則正しく食事を摂ることにより、自律神経のバランスが整いやすくなる。

「朝食と夕食の間は12時間がベスト。その中間に昼食を」

規則正しく食事することで自律神経のバランスが整いやすくなるかどうかはわかりませんが、体内時計を整えるという意味では大事なのかもしれないですね。

体内時計とダイエットの関係|エネルギー摂取量が減少しているのに肥満者数が増加している理由には「体内時計」が関係?|#みんなの家庭の医学によれば、BMAL1(ビーマルワン)と呼ばれるタンパク質の一種には、体内に脂肪分を取り込む働きがあり、起床後14時から18時間後BMAL1の数が最大に達するそうです。

つまり、人間は、食事で摂ったカロリーの中から一定量を脂肪としてため込むメカニズムが備わっており、体内時計と食習慣が合わないと、余計にカロリーを脂肪としてため込んでしまうため、食事の時間帯がずれると太りやすくなると考えられます。

【関連記事】

■食べても太らない魔法の時間帯がある!?

食べても太らない魔法の時間帯とは、「午後3時」。

BMAL1という脂肪をため込むホルモンは、太陽の光と関係が深く、時間でその量が増減しているそうです。

BMAL1は、日が出ている昼間は少なくなり、日が出ていない時間帯が多くなるそうです。

そして、そのBMAL1が最も少なくなるのが、「午後3時」なのだそうです。

つまり、午後3時は、食べても太りにくい時間帯だということ。

さらに、午後3時は、最も体脂肪を燃焼しやすい時間だということでダイエットにも最適かもしれません。

反対に、太りにくい時間帯もあれば、太りやすい時間もあるということ。

午後10時以降になると、BMAL1は午後3時の20倍も発生するそうです。

つまり、午後10時以降に夜食を食べると脂肪となりやすい、つまり、20倍太りやすいということになるわけです。

体内時計(時計遺伝子)が正しいリズムを刻むようにするためにも、規則正しい食事が大事なのです。

ダイエットを効果的にするためにも、

  • 朝の光を浴びて体内時計を調整
  • 規則正しい食事

をすることが大事であり、食べても太りにくい時間を活用して、

  • 朝食・昼食をしっかり食べ、夕食を控えめにする
  • 夜食を取らない

というように、時間栄養学(体内時計・時計遺伝子)をうまく取り入れて行きたいですね。

4.似たような食品を食べる、重ね食べ

【4】続けて食べ、重ね食べ

いつも同じものや似たような食品、調理法のものを食べ続けると栄養素が不足し偏る。

「揚げ物+炒め物は脂質やエネルギーの過剰に、煮魚+野菜の煮物は塩分過剰になりやすいので注意。また、食事代わりにケーキや和菓子など、おやつのような食事も×」

いつも同じような食事(食品・調理法)をしていると、栄養が偏ってしまうようです。

また、<大阪の食文化>重ね食べ(粉もん+ごはんを食べる)頻度はやせている人より太っている人の方が高いで取り上げた大阪府の調査によれば、うどんとかやくごはん、お好み焼きとごはんなど主食を2種類同時に食べる頻度は、やせている人より太っている人の方が高いという結果が出たそうで、太っている人はこうした食習慣を減らした方が良いようです。

【関連記事】

●栄養バランスの偏り

ミネラル・ビタミンが不足してしまうと、食べ物からエネルギーや熱を作ることができず、体温が上がらなくなり、低体温になってしまうのです。

次の項目と関係があるのですが、栄養バランスが偏ってしまい、熱を作るための材料となるたんぱく質や熱を作り出す際に必要なミネラル・ビタミンが不足すると、熱を作り出すことができず、体温が低くなってしまうことが考えられます。

■栄養不足、運動不足で熱が生み出せない

たんぱく質が不足すると、食事後の熱産生が小さくなり、筋肉などを作る材料も不足しがちに。運動不足だと運動で生まれる熱が減り、筋肉量も減るので基礎代謝の低い体になる。

5.冷たい食べ物

【5】冷たいものばかりを食べる

老いの大敵は体を冷やすこと。

食材に冷やす作用があるかどうかもチェックしたい。

「辛み成分のしょうがやにんにく、ねぎなど温め食材をバランスよく摂り、飲み物も常温や温かいものに」

身体を冷やさないように食品には体を温めるものを選んだほうが良いようです。

 

体温を上げる方法 についてはこちら。

低体温の改善・原因・症状 についてはこちら。

 

【関連記事】

■露出が多い服装で体から熱が奪われる

手や足の肌を衣服で被わずに露出していると、露出していない場合に比べて、肌表面の温度はもちろん、体の深部の温度も低くなることが分かっている。

食事をすると、体内に吸収・分解される際に、熱が発生し、カロリーが消費されるということですね。

このことを食事誘発性熱産生というそうです。

<中略>

ダイエットに良い食事として、低カロリー・高タンパクな食事が薦められていたのは、食事誘発性熱産生でたんぱく質のみを摂取したときに摂取エネルギーの約30%消費されるからなのかもしれないですね。

<中略>

運動によって、筋肉を鍛えることにより、食事誘発性熱産生は高くなるそうです。

■夜型生活で体内時計が狂う

毎晩夜更かしして体内時計が遅れると、起床時に体温が上がらない。低体温にはこのタイプの人が多い。動物実験では、睡眠不足だと体温調整機能が破たんして低体温になることが確かめられている。

 

体温が高い人は食べても太らない理由としては、体温の高い人は寝ている時にエネルギーを多く使い、太らないからなのだそうです。

 

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