> 健康・美容チェック > 高脂血症 > 食後高脂血症|果糖のとりすぎは中性脂肪の増加につながる!?|ためしてガッテン
2014年9月24日放送のためしてガッテン(NHK)のテーマは「サラバ!血液のにごり 心筋梗塞を防ぐ新常識」でした。
今回取り上げたのは、「食後高脂血症」です。
【目次】
■食後高脂血症とは|空腹時のコレステロール値や中性脂肪値が正常でも、食後の値が下がりにくい高脂血症
by Tony Alter(画像:Creative Commons)
食後高脂血症とは、検査時(空腹時)にコレステロール値や中性脂肪値が正常でも、食後の値が下がりにくいものをいいます。
食事をした後、その数値が下がりにくい場合、脂肪肝を悪化させ、心筋梗塞や脳卒中になることもあるようです。
→ 脂肪肝 について詳しくはこちら
通常の健康診断では見つからない「食後高脂血症」が動脈硬化をまねき、さまざまな病気につながる可能性があるため、番組では、内臓脂肪を減らす+筋肉を増やす+中性脂肪を増やさないように気を付けることをアドバイスしていました。
■果糖のとりすぎは中性脂肪の増加につながる!?
果糖のとりすぎは中性脂肪の増加につながる!?から果糖の特徴をまとめてみたいと思います。
- 砂糖とは、「ぶどう糖」と「果糖」が結合したもの
- 果糖はぶどう糖より2倍以上も甘い
- 果糖は、少量でも十分甘みを感じられる低カロリーの甘味料として、清涼飲料水や菓子類などによく使われている
- 果糖には、摂取すると肝臓に取り込まれ、その一部が中性脂肪に変わる性質がある
- 果糖は、満腹感を感じにくいという特徴があるため、とりすぎてしまいがち
つまり、果糖の一部は中性脂肪に変わる性質があるものの、果糖には満腹感を感じにくいという特徴があるため、とりすぎてしまいがちなんですね。
中性脂肪値が高めの方、中性脂肪値が気になる方は、果糖を取りすぎている可能性があるため、チェックしてみてくださいね。
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