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糖尿病は「過食(食べ過ぎ)」「運動不足」が原因で加速する!

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【目次】

■糖尿病とは?

Steak

by Taryn(画像:Creative Commons)

糖尿病加速は「過食」「運動不足」が原因

(2012/6/24、産経新聞)

高血圧、脂質異常症とともに虚血性心疾患の原因となり、網膜症、腎症、神経障害の3大合併症をもたらす糖尿病。疑いも入れると患者は全国で2200万人を超すといわれ、日本の代表的な生活習慣病となっている。

糖尿病は、高血圧脂質異常症高脂血症と呼ばれていた病気です)などの病気と同様に、虚血性心疾患の原因となります。

虚血性心疾患とは、糖尿病や高血圧、脂質異常症などから動脈硬化を起こし、栄養分や酸素を運ぶ冠動脈の内側が狭くなったり、血液の流れが悪くなっている病気のことです。

そのため、この記事の中では丁寧に、

糖尿病は尿の病気ではありません。血液でもなく、血管の病気です。

と紹介されています。

→ 糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは について詳しくはこちら

→ 糖尿病危険度チェック について詳しくはこちら

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■糖尿病の3大合併症

糖尿病は治療をせずに放っておくと、糖尿病網膜症糖尿病性腎症糖尿病性神経障害といった3大合併症を引き起こします。

記事によれば、糖尿病予備軍(糖尿病の疑いのある人)も含めると患者は全国で2200万人を超すそうで、国民病といえるのではないでしょうか。

血管が悪くなると神経や目、腎臓などの細小血管がやられ、しびれや失明などの合併症につながり、心臓や脳、足などの大血管がやられると心筋梗塞、脳梗塞、足壊疽(えそ)といった命や生活にかかわる重大な病気をもたらします。

さらに、糖尿病の状態が進行してしまうと、心筋梗塞脳梗塞、足が壊疽してしまうといった重大な病気になってしまいます。

→ 糖尿病の合併症  について詳しくはこちら

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糖尿病の診断基準として使われる血糖値について

血液中のブドウ糖の濃度のことで、ブドウ糖は体や脳を動かすエネルギーです。健常な若い人の血糖変動は、食べたり食べなかったりに関係なくほとんど一定で、1デシリットル当たり80~120ミリグラム程度に保たれています。

血糖値が常時、1デシリットル当たり200ミリグラム以上になると糖尿病です。

血糖値は通常1dl当たり80~120mg程度に保たれているのですが、常時、1dl当たり200mg以上になると糖尿病が疑われます。

血糖値が高くなると、身体の中ではどのようなことが起こるのでしょうか?

血糖が高くなると、血管の内皮が障害を受け壊れてきます。血糖の変動幅が大きいほど血管の障害が進み、心筋梗塞が増加することが分かってきました。高血糖が続き、目や腎臓が悪くなる糖尿病に先行して、心筋梗塞を発症することも多いのです。

血糖値が高くなると、血管の内皮が壊れてきて、血糖の変動幅が大きいほど血管の障害が進むそうです。

→ 糖尿病の診断基準 について詳しくはこちら




■血糖が変化するメカニズム

血糖は食事をすれば上がります。しかし血糖は食物と膵臓(すいぞう)のβ細胞から分泌されるインスリンだけでコントロールされているのではなく、筋肉へ取り込んで消費したり、脂肪細胞へ取り込み蓄積したり、肝臓で糖の取り込みと放出をするなど、複雑に微調整しています。断食しても、血糖が下がりすぎて倒れないのはそのためです。

食事をすると血糖が上がります。

血糖はインスリンだけでコントロールされるのではなく、筋肉に取り込んで消費したり、脂肪細胞へ取り込み蓄積したり、肝臓で糖の取り込み・放出をするなど身体の中で微調整されているそうです。

人間の体のメカニズムというのはよくできているというのがわかります。

しかし、食べ過ぎや運動不足をするとこの体の中の血糖コントロールするメカニズムが崩れてしまうようです。

一方、過食や運動不足で大きくなった脂肪細胞は、血糖コントロールを悪くさせるホルモンを放出することも分かってきています。

■血糖値を下げるには?

筋肉を使うことです。特に大きい筋肉、最大のものは大腿筋です。つまり歩けばいいということになります。実際には30分で3キロ歩く速さ、やや速く歩くのがいいでしょう。1日の摂取カロリーの10~15%を消費できれば十分と考えます。

一つは、食べ過ぎをやめて、適量の食事に切り替えること(=食事制限)。

そして、もうひとつは、運動をして筋肉を使うこと。

記事によれば、やや速く歩く(30分で3キロ歩く速さ)のがいいそうです。

しかし、それでも血糖値が下がらない場合には、病院で指導を受けて、投薬治療などが必要となってきます。

そうならないためにも、食事の見直しと運動不足を解消することで糖尿病を予防していきましょう。

→ 糖尿病の食事(食事療法)|血糖値を抑える食べ方 について詳しくはこちら

→ 糖尿病の運動(運動療法)|筋トレ・有酸素運動 について詳しくはこちら

→ 糖尿病改善・予防する方法(食べ物・運動) について詳しくはこちら







【血糖値・糖尿病の診断基準関連記事】
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EPA・DHAを含むイワシで作る血管つまり予防クッキーの作り方・レシピ

健康・美容チェック > DHA・EPA > EPA・DHAを含むイワシで作る血管つまり予防クッキーの作り方・レシピ

2010年3月29日放送の寿命をのばすワザ百科では、血管つまり予防クッキーを紹介しました。

【目次】




■イワシの健康効果

●いわしのDHA・EPA

魚に含まれる脂肪分=EPA・DHAで、このEPA・DHAはコレステロール値を改善し、血液をさらさらにする効果があるそうです。

消費者庁の食品の機能性評価モデル事業」の結果報告(平成24年4月)によれば、EPA/DHAの「心血管疾患リスク低減」「血中中性脂肪低下作用」に関してはいずれの機能も総合評価はAとなっています。

●ビタミンEが守る。

EPAやDHAが体内で吸収される前に壊れやすいので、ビタミンEで守る。

■血管つまり予防クッキーの作り方

Cookies

by Lindsey B(画像:Creative Commons)

  1. イワシをたたいてつぶす。
  2. 小麦粉・刻んだアーモンド・レモン汁・ココアパウダーをよく混ぜて生地を作る。
  3. オーブンで表面が少し硬くなるまで焼く。

悪玉コレステロール についてはコチラ

高コレステロール血症 についてはコチラ

動脈硬化 についてはコチラ







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1975年型の日本食を食べると健康になる!ヒトの実験でも証明|その食事の特徴とは?|東北大【論文・エビデンス】




【目次】

■1975年型の日本食を食べると健康になる!ヒトの実験でも証明|その食事の特徴とは?|東北大

1975年型の日本食の献立例
1975年型の日本食の献立例

参考画像:健康的な日本食の健康有益性を検証~1975 年の特徴を有した健康的日本食のヒト介入試験より~|PDF(2016/9/12、東北大学プレスリリース)|スクリーンショット

1975年型食事が健康によい!?(都築毅)|#世界一受けたい授業で紹介した東北大大学院農学研究科の都築毅准教授(食品機能学)のグループの研究によれば、「1975(昭和50)年ごろ」の食事が理想の和食であるそうです。

1975年型の食事メニューを粉末化し、餌に混ぜてマウスに8カ月間食べさせたところ、内臓脂肪が蓄積しにくく、血中のコレステロールの値も低いことが分かったそうです。

そして、今回人間で1975年の食事が健康にとって良いのかどうかを実験を行なったそうです。

■実験内容

健康的な日本食の健康有益性を検証~1975 年の特徴を有した健康的日本食のヒト介入試験より~|PDF

(2016/9/12、東北大学プレスリリース)

実験1として、被験者(BMIが24以上30以下の軽度肥満者:年齢20~70歳)を現代食群(30名)と1975年型日本食群(30名)に割り当て、それぞれの食事を1日3食、28日間摂取してもらいました。試験期間前後に、各種パラメーターの測定を行いました。実験2として、被験者(BMIが18.5以上25未満の健常者:年齢20~30歳)を現代食群(16名)と 1975年型日本食群(16名)に割り当て、それぞれの食事を1日3食、28日間摂取してもらいました。試験期間中に週3回、1日1時間以上の中程度の運動を行ってもらいました。試験期間前後に、各種パラメーターの測定を行いました。

実験 1 の結果、現代食群と比べて、1975年型日本食群において、BMI(体格指数)や体重が有意に減少し、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)やヘモグロビンA1c(糖尿病の指標)、腹囲周囲長が減少傾向、HDLコレステロール(善玉コレステロール)が増加傾向を示しました。実験 2 の結果、現代食群と比べて、1975 年型日本食群において、ストレスの有意な軽減、運動能力の有意な増加が見られました。

東北大学大学院農学研究科食品化学分野の都築毅准教授らのグループは、同大学院医学系研究科公衆衛生学分野の辻一郎教授、遠又靖丈講師らと共同で行なった実験によれば、現代の食事に比べて、1975年型の日本食を食べることによって軽度肥満の人は、BMIや体重が有意に減少し、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)やヘモグロビンA1c、腹囲周囲長が減少傾向、HDLコレステロール(善玉コレステロール)が増加傾向を示しました。

また、現代の食事に比べて、1975年型の日本食を食べることによってBMIが18.5以上25未満の健常者は、ストレス軽減、運動能力の向上が見られたそうです。




■1975年代の食事の特徴

1975年型食事が健康によい!?(都築毅)|#世界一受けたい授業

  • 日本人の総摂取カロリーは1975年が最も高い。
  • 1975年の肥満の人口(BMIが25位上の成人男性)は2007年に比べて少ない。
  • マウスの実験によれば、1975年の食事を食べさせたマウスの内臓脂肪の付き方が少ない。
  • 1975年の食事をしたマウスは2005年の食事をしたマウスに比べると糖尿病にリスクは5分の1
  • 同様の実験で、マウスの肝がんの発生数も1975年が少ない
  • 1960年代はご飯が多く塩分が多い食事
  • 1975年は和食と洋食が並ぶ食事
  • 2000年代は脂質が多い
  • 1975年代の食事の特徴
    1.食材が多い
    たくさんの材料が使われ、栄養バランスが良い
    2.大豆や卵が多い
    良質なタンパク質を摂取
    3.発酵調味料が多い
    醤油やみりんなどの発酵調味料が多い
    発酵しているものは栄養価が高く、がんや脳卒中を予防し、美肌効果が期待できる
    4.だしを使って塩分を抑える
    出汁が多いので、塩分が少なくても味を感じられる
国民一人一日当たり魚介類と肉類の摂取量の推移|水産庁
国民一人一日当たり魚介類と肉類の摂取量の推移|水産庁

参考画像:水産物の消費動向|水産庁(スクリーンショット)

オメガ3の美肌効果|オメガ3を摂取するとなぜ美肌になるのか?で紹介した麻布大学の守口徹教授によれば、オメガ3は青魚などの魚から摂るのが一番効率よいそうですが、水産庁による国民一人当たりの魚介類と肉類の摂取量推移によれば、平成18年には初めて肉類の摂取量が魚介類を上回り、21年には肉類と魚介類の摂取量が上回り、その差が拡大しているそうです。

健康的な日本食の特徴(多様性・調理法・食材・調味料・形式)
健康的な日本食の特徴(多様性・調理法・食材・調味料・形式)

参考画像:健康的な日本食の健康有益性を検証~1975 年の特徴を有した健康的日本食のヒト介入試験より~|PDF(2016/9/12、東北大学プレスリリース)|スクリーンショット

第1として、「多様性」で、いろいろな食材を少しずつ食べていました。主菜と副菜を合わせて3品以上ありました。第2として、「調理法」で、「煮る」、「蒸す」、「生」を優先し、次いで、「茹でる」、「焼く」を、「揚げる」、「炒める」は控えめでした。第3として、「食材」で、大豆製品や魚介類、野菜(漬物を含む)、果物、海藻、きのこ、緑茶を積極的に摂取し、卵、乳製品、肉も適度に(食べ過ぎにならないように)摂取していました。第4として、「調味料」で、出汁や発酵系調味料(醤油、味噌、酢、みりん、お酒)を上手く使用し、砂糖や塩の摂取量を抑えていました。第5として、「形式」で、一汁三菜 [主食(米)、汁物、主菜、副菜×2] を基本として、いろいろなものを摂取していました。

1.多様性

主菜と副菜を合わせて3品以上

脂肪肝の改善方法では、出来る限り多くの食材を使うようにすることが肝臓にやさしい食事ということを紹介しましたが、1975年型の食事は多くの食材を少しずつ食べることが実践できていたと考えられます。

さまざまな食材の組み合わせのキーワードは「まごわやさしい」。

  • 「ま」は、豆類。
  • 「ご」は、ゴマ類。
  • 「わ」は、わかめなど海藻類。
  • 「や」は、野菜類。
  • 「さ」は、魚(魚介類)。
  • 「し」は、しいたけなどきのこ類。
  • 「い」は、いも類。

2.調理法

◎煮る、蒸す、生

○ゆでる、焼く

△揚げる、炒める

3.食材

◎大豆製品、魚(介)、野菜(漬物)、果物、海藻、きのこ、緑茶を積極的に摂取

○卵、乳製品、肉を適度に摂取

4.調味料

◎出汁や発酵系調味料(醤油、味噌、酢、みりん、お酒)

△砂糖や塩の摂取量を抑える

5.形式

一汁三菜:主食(米)、汁物、主菜、副菜×2

■まとめ

健康的な食事というとわかりづらいですが、1975年ごろの食事を意識することを参考にして、食材選びや調理法選びを行なうとよいのではないでしょうか。

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夏におすすめ!生姜ダイエットのやり方(方法)|冷えとり効果抜群のしょうが紅茶レシピ・作り方




Ginger

by Mike Haller(画像:Creative Commons)

夏におすすめ!ショウガでダイエット

(2011/7/22、読売新聞)

冷えは、冬だけの問題ではありません。今年は節電の夏とはいえ、エアコンのない生活は考えづらいものです。このエアコンの普及が、かつてはなかった「夏の冷え」を招き、一年中冷えている人を増加させています。屋内外の温度差が大きいと、体温を調節する自律神経にも多大な負担がかかり、様々な不調を引き起こす要因にもなるというのです。

主に薬味として、料理の脇役で使われてきたショウガですが、ショウガ入りのスープやスイーツ、お酒まで登場し、最近では存在感を増しています。

チューブ入りのショウガをハンドバッグに忍ばせて、いつでも料理に一絞りしている「ジンジャラー」も少なくないのだとか。

ショウガの薬効の中心は、何といっても、ショウガオールという成分による“からだ温めパワー”。生のショウガに含まれるジンゲロールは、白血球を増やして免疫力を高めることがわかっているし、ほかにも、抗菌作用、抗酸化作用、鎮痛作用、利尿作用、コレステロール低下、うつの改善など、多くの効能があるそうです。

ショウガの1日当たりの摂取量に決まりはありません。ショウガを煎じたり、いためたりするときは薄切りやみじん切りに、生のまま薬味などに使うときは、すりおろして使うのが一般的です。ショウガの繊維には辛味成分がたくさん含まれているので、おろすときには、繊維を断ち切るようにしてすると、辛味が増します。

皮にはジンゲロールなど有効成分が含まれ、その下には精油成分があるので、できれば流水でよく洗って皮付きのまま使うといいようです。

チューブタイプのものには酢酸などが加えられていて、生に比べるとパワーは落ちるけれども、ショウガには変わりないので、面倒なときには気軽に利用するのもいいでしょう。

ショウガと体温アップに関することでいえば、この記事は外せませんね。

乾燥しょうがで体を温める!乾燥しょうがの作り方|ためしてガッテン(NHK)

■しょうがに体を温める効果はあるのか?

番組では、普通のしょうがと乾燥させたしょうがを比較する実験を行ないました。

普通のしょうがを食べた場合は、指先の温度は上がったものの、深部体温は下がっていました。

この結果によれば、普通のしょうがには、体の中から体を温める効果があるわけではないということがわかりました。

乾燥しょうがを食べた場合は、普通のしょうがの場合と異なり、指先の温度を上昇させたにもかかわらず、深部体温はほとんど下がらないという結果が出ました。

この結果によれば、乾燥しょうがには、体を温める効果があるということが分かりました。




■乾燥しょうがが体を温める理由とは?

●普通のしょうが(生のしょうが)

ジンゲロールという成分が含まれています。

生姜を食べると、胃や腸で吸収されて、血液中に入ります

ジンゲロールには、手や足の末端で血管を広げて、血液の流れを良くする効果があります。

これによって、手や足が温まります。

しかし、こうしたことによって、深部体温は下がってしまうそうです。

※本草綱目(中国の薬学書)には、生のしょうがには、「解熱作用(熱を取り除く)」があると記述されています。

●乾燥しょうが

生のしょうがを乾燥(または加熱)させると、ジンゲロールの一部がショウガオールという成分に変化するそうです。

ショウガオールには、胃腸の壁を刺激して、胃腸の動きが活発になり、おなかの中で熱を作り出す働きがあります。

乾燥しょうがは、ジンゲロールとショウガオールの2つの働きによって、全身を温めてくれるそうです。

普通のしょうがには、体の中から体を温める効果があるわけではなく、ショウガオールを含む乾燥しょうがには体を温める効果があるということでしたよね。

体温アップと言う観点から考えると、乾燥生姜を利用したいですね。

 

■しょうが紅茶レシピ

石原先生おすすめの“最強ショウガ活用レシピ”は、ショウガ紅茶。

「ショウガと、赤い色素のテアフラビンがからだを温め、カフェインに利尿作用もある紅茶、ビタミンやミネラルをたっぷり含んでいる黒糖の3食材の組み合わせは、冷えとり効果抜群ですよ」

材料は、紅茶カップ1杯に対して、ショウガ約10グラム、黒糖(またはハチミツ)適量。約10グラムというのは、親指の第一関節くらいの大きさで、すりおろすと大さじ2~3杯くらい、搾り汁だと小さじ1杯くらいの量です。ショウガは皮付きのままよく洗ってすりおろし、ガーゼなどで搾り汁をこして加えます。

「コーヒーや緑茶、麦茶はからだを冷やします。お茶を飲むなら、ショウガ紅茶に置き換えてみてください。夏は冷たくしてもOKです」(石原先生)

さらに、ショウガ紅茶1杯に、くず粉3グラムをプラスすると、痛みや凝りの解消に効果的なのだとか。

 

■生姜ダイエット

石原式ショウガ・ダイエットは、ショウガ紅茶を1日3~6杯飲むのが基本。3か月で6キロの体重減に成功した女性もいるそうです。昼はそばなど軽めにして、夜は和食中心に普通に食べて、アルコールもOK。週末の1日、2食をニンジンジュースだけにして、軽い運動をしたりショウガ風呂で温まったり、半断食に挑戦すれば、より効果的。

石原さんが薦める生姜ダイエットとは、

  • しょうが紅茶を1日3から6杯飲む
  • 昼はおそばなど軽めのもの
  • 夜は和食中心
  • 週末1日2食をにんじんジュース
  • 軽い運動
  • 生姜風呂

というものみたいです。

 

「日本人女性の肥満のほとんどは水太り。体内に余分な水分がたまったことで、からだが冷えて代謝が悪くなり、太りやすくなるのです。摂取カロリーを減らすことよりも、からだを温めて体温を上げ、代謝を高めていくことが、ダイエット成功のカギだといえますね」と、石原先生は強調します。

日本人の女性の肥満の殆どは水太りなのだそうで、余分な水分がたまったことで、体が冷えて、代謝が悪くなり、太りやすくなっているのだそうです。

日本人の体温が下がった理由とは

石原結實さん著書「体温力」によれば、日本人が低体温になった(体温が低下した)理由として、次のことを挙げています。

運動不足

塩分の控えすぎ

水分の摂りすぎ

食べ過ぎ

体を冷やす食べ物のとりすぎ

水分のとりすぎ・塩分の控えすぎによって、低体温・冷えを招いてしまい、太りやすくなっていると考えられるのでしょうか。

もしかすると、減塩意識の高まりから低体温や水太りの人が増えているということなのかもしれません。

塩分を取りすぎると、高血圧などが心配になりますが、塩分がまったく必要でないわけではありません。

塩分は、筋肉の収縮作用に必要であり、また体を温める効果が高く、塩分が不足すると低体温だけでなく痙攣まで起こるそうです。

大事なのは、体の中の余分な水分と塩分を排出する仕組みを取り入れることみたいです。

 

体温を上げる方法 についてはこちら。

低体温|低体温の改善・原因・症状 についてはこちら。

冷え性改善方法 についてはこちら。







循環器疾患リスクチェック|心筋梗塞・脳卒中(脳梗塞・脳内出血・くも膜下出血)の発症リスクを診断・血管年齢の推定|国立がん研究センター・第一生命保険

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【目次】

■循環器疾患リスクチェック|心筋梗塞や脳梗塞の10年先の発症リスクがわかる

循環器疾患リスクチェック|心筋梗塞・脳卒中(脳梗塞・脳内出血・くも膜下出血)の発症リスクを診断・血管年齢の推定|国立がん研究センター・第一生命保険
循環器疾患リスクチェック|心筋梗塞・脳卒中(脳梗塞・脳内出血・くも膜下出血)の発症リスクを診断・血管年齢の推定|国立がん研究センター・第一生命保険

参考画像:国立がん研究センターとの共同研究によるリスクチェックツールの提供(2017/5/19、第一生命)|スクリーンショット

国立がん研究センターとの共同研究によるリスクチェックツールの提供

(2017/5/19、第一生命)

同センターのホームページ上で健康状態や生活習慣を入力いただくことで、今後 10 年間の循環器疾患(心筋梗塞・脳梗塞・脳卒中)の発症リスクを診断します。

第一生命が取り組む「InsTech」とは?|保険(Insurance)とテクノロジー(Technology)|医療ビッグデータの解析・健康な人ほど得をする保険商品の開発を以前取り上げましたが、第一生命保険株式会社は、国立がん研究センターと「医療ビッグデータ」活用の共同研究を開始し、その研究成果の第一弾として、「循環器疾患リスクチェックツール」を公開しました。

循環器疾患リスクチェック|心筋梗塞や脳梗塞の10年先の発症リスクがわかる|国立がん研究センターや藤田保健衛生大など(2016/5/24)によれば、同様のリスクチェックツールが提供されており、、現在40~69歳で、今まで心筋梗塞・脳卒中を発症したことがない方が、 今後10年間に心筋梗塞脳梗塞脳卒中を発症する確率を健康診断のデータを入力するだけで予測する手法が開発しています。

循環器疾患の発症リスク増加に影響を与える因子ごとに、一人ひとりの健康状態や生活習慣(運動、食事、喫煙、飲酒等)に沿った約 500 万パターンの具体的な健康改善アドバイスをご用意しており、広く疾病予防・健康増進にお役立ていただける公益性の高いツールとなっています。

今回のポイントは、健康状態や生活習慣についての質問に答えて、循環器疾患(心筋梗塞・脳梗塞・脳卒中)の発症リスクを診断するまでは同じですが、第一生命が生命保険事業を通じて得た保険医学の知見に基づき、一人ひとりの健康状態や生活習慣に合わせた発症リスクの軽減・予防、健康増進に役立つ効果的なアドバイスを提供するという点です。

入力項目は次の通り。

※LDLコレステロールと中性脂肪の値がわからない時は、総コレステロールの値で代用できるそうです。

つまり、この入力項目が心筋梗塞や脳梗塞のリスクに関わる要因であるということですよね。

循環器疾患リスクチェック|国立がん研究センター

循環器疾患としては、脳梗塞、心筋梗塞の他、脳梗塞と脳内出血、くも膜下出血を合わせた脳卒中の3つの疾患群のリスクを予測します。さらに、脳卒中の発症リスクをもとに、あなたの「血管年齢」も同時に推定し、血管も加齢している事実を分かりやすく示しました。

この循環器疾患リスクチェックでは、脳梗塞、心筋梗塞、脳卒中(脳梗塞・脳内出血・くも膜下出血)のリスクを予測し、血管年齢も推定するそうです。




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■心筋梗塞や脳梗塞のリスク要因

心筋梗塞や脳梗塞の原因は動脈硬化が進行することや血管内のプラークと呼ばれる脂肪などの固まりが破れて血栓ができてしまうことにあります。

動脈硬化は、動脈硬化の危険因子である高血圧脂質異常症高脂血症)、糖尿病、肥満、喫煙、運動不足、偏った栄養バランスの食事、アルコール、加齢、ストレスの有無などについて確認し、生活習慣を見直し、予防することが大切です。

動脈硬化は加齢とともに進行するため、一種の老化現象ともいえます。

しかし、動脈硬化は、急にあらわれるわけではなく、若いころから始まり、40歳を過ぎる頃に症状があらわれてくることが多いとのことです。

若いからといって安心してよいわけでなく、若いうちから動脈硬化にならないようにする生活習慣に変える必要があります。

■まとめ

健康診断のデータを入力するだけで今後10年間の心筋梗塞、脳梗塞、脳卒中の発症リスクを予測する手法が開発されましたので、みなさんもぜひ一度チェックしてみましょう。

→ 循環器疾患リスクチェック|国立がん研究センター(https://epi.ncc.go.jp/riskcheck/circulatory/) について詳しくはこちら

→ 心筋梗塞の症状・原因・前兆・予防 について詳しくはこちら

→ 脳梗塞の症状・原因・予防 について詳しくはこちら

→ 脳卒中の前兆・原因・予防 について詳しくはこちら







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