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危ない病気の兆候|ホンマでっかTV 8月10日




2011年8月10日放送のホンマでっかTVは、危ない病気の兆候を紹介しました。

 

●子供の頃に影が薄かった子は将来の心臓病の確率が9倍高い!?(スウェーデン ストックホルム大学)

1万4千人を対象にする調査。12~13歳時の学校での人気具合(人気があった子、影が薄かった子)を調査

30年間の入院記録などから健康状態を追跡調査

 

●影が薄かった子は4倍糖尿病リスクが高い!?

影が薄かった子は自殺のリスクも2倍高い

遺伝的に病気になりやすい子→クラスで影が薄くなり易い可能性がある

 

●子どもの時の経験が病気の原因に!?

様々な経験が遺伝子の発現に差をもたらし病気リスクに関係

 

●11歳時の頭の良さが将来の病気を左右!?

IQの高い子は状況を見て行動できる能力が高い

IQと病気の関係は様々な年齢の中11歳時が最も相関していた

 

●夏は40歳以下の人が心筋梗塞になり易い!?

若手は屋外の仕事が多く、脱水→仕事帰りの飲酒で脱水

 

●左手小指の痛みは心筋梗塞の兆候!?

病気の兆候→身体の末端に出やすい

 

●手の力が弱まれば脳梗塞の疑い!?

 

●貧乏ゆすりは狭心症の兆候!?

貧乏ゆすりは男性の方が女性の8倍多い。

男性は筋繊維が太く、うっ血し易い→生理的反射で無意識に貧乏ゆすりをする

ただ、エコノミー症候群の時には、貧乏ゆすりによって滞った血流を良くしてくれる

●数秒言葉に詰まったら脳梗塞の疑い!?

急にしゃべれなくなる→10秒後治る

急に左足だけ動かなくなる→すぐに治る

瞬間的に血流が詰まる→血栓が取れる→元に戻る

その部位を司る脳への血流が詰まっている可能性がある

 

●つまづき易くなったら認知症&脳梗塞の疑い!?

サイレント脳梗塞:脳梗塞の症状がないまま血流障害が進む場合がある

 

●全く兆候がない脳梗塞がある!?

40,50歳過ぎてくると現れやすくなる。

前兆のない脳梗塞の予防策→週1回程度ジョギング等の激しい運動

 

●男は夏の夜 女は冬の昼 脳梗塞になり易い!?

お酒でいつも以上に酔って目が回る→小脳梗塞の可能性が

小脳に異常がある場合は指鼻試験で距離が測れず逸れやすい

●歯ブラシの時水が無いと泡立たない人は糖尿病!?

人間の体というのは、刺激に反応して自然と唾液が出るようになっている。

糖尿病・自己免疫疾患の人→唾液が出にくい傾向がある

 

●水無しで食事が出来ない 糖尿病の疑い!?

成人後 水無しで食事が出来なくなる→糖尿病の疑いがある

唾液は大切。

 

●姿勢が悪くなるとうつの前兆!?

アメリカのケース・リザーブ・ウエスタン大学の心理学チームが姿勢とうつの関係性を調査

最もうつとの相関が高い→猫背で仕事をする

 

●背もたれのない椅子で姿勢が良くなる!?

簡単な姿勢の直し方→背もたれのない椅子でデスクワーク

●魚を食べるとうつになりにくい!?

日本人のうつ病1998年時点、先進諸国の中で最低だった。

その理由は、魚の消費量と相関していた。

魚を食べる国ほどうつ病の被患率が低い

日本でうつ病が増えた1つの理由は食生活の変化

●少量食べてしゃっくり 食道がんの恐れ!?

食道がんによる食道の変化→少量でも物がつかえる傾向がある

 

●長く続くしゃっくり 脳梗塞の可能性が!?

脳梗塞は様々な部位で色々な症状が現れる

 

●口内炎と思っていてもがんの可能性が!?

口の中にもがんが出来る。舌がん。

1ヶ月以上口内炎が治らない→がんの疑いがある

 

●歯並びの悪さが口腔がんの原因に!?

歯並びが悪くて、舌に歯が当たる刺激→がんを発症させる可能性がある

 

●糖尿病の人の口臭 甘酸っぱいニオイ(アセトン臭)!?

腎臓が悪い→アンモニアのニオイ

肝臓が悪い→ネズミのようなニオイ

 

●足が組みにくくなれば心臓病などの疑い!?

太ももに脂肪がつく→内臓脂肪が多い可能性が

脂肪は、お腹⇒背中⇒おしり⇒太ももの順についていき、太ももに脂肪がつくということは、かなり脂肪が付いているおそれがある。

 

●寝るときに金縛り&幽霊を見ると脳の障害の兆候!?

脳の視床下部に異常があると睡眠障害などの症状が出やすい

街中で幽霊を見る現象→側頭葉の障害がある可能性が

神を見る現象→脳の障害がある可能性が

酸素の濃度によって脳が活性化→神が見える現象が起きる

 

●将来頻尿になりたくなかったら…肛門開け閉め体操を1日目標50回!?

肛門閉める→尿道も閉まる

尿道よりも肛門の方が閉めやすい

肛門と尿道の筋肉はつながっている→肛門を閉めると頻尿予防に

 

●乗馬は骨盤底筋が締まり効果的!?

馬に乗る→全身の筋肉が鍛えられ骨盤底筋群(尿道・肛門などの筋肉)が締まる

乗馬練習機でも効果的→激しくない長時間運動が良い

 

●恋人と冬山で遭難したら…おしくらまんじゅうをしろ!?

体温を奪われると低体温症になる→心臓の動き悪化・不整脈・脳の動きが鈍る

低体温症予防

筋肉を動かす→熱が生まれる







動脈硬化の新たな仕組み解明|小胞体ストレスによるCHOPの誘導が関係|東北大

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by Adams999(画像:Creative Commons)

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動脈硬化の新たな仕組み解明=予防・治療法開発に期待―東北大

(2011/8/2、時事通信)

心筋梗塞や脳卒中の原因となる動脈硬化が起きる新たな仕組みを解明したと、東北大大学院医学系研究科の片桐秀樹教授らが1日付の米医学誌サーキュレーション電子版に発表した。

この仕組みには、細胞内で生み出されたたんぱく質をひも状から立体的な構造に折り畳む小器官「小胞体」の異常が関与しており、心筋梗塞などの新たな予防・治療法の開発につながる可能性があるという。

東北大大学院医学系研究科の片桐秀樹教授らによれば、動脈硬化が起きる新たな仕組みを解明したそうです。

今回の研究により、心筋梗塞などの治療法・予防法の開発につながる可能性があるそうです。

小胞体に正しく折り畳めないたんぱく質がたまる「小胞体ストレス」と呼ばれる状態が悪化すると、「CHOP」というたんぱく質が働いて細胞自体が死んだり、血管に炎症を起こしたりする。

片桐教授らは、動脈が硬化した部分でCHOPが増えていたため、CHOPを作れない高コレステロール血症のマウスを遺伝子操作で生み出した。

その結果、血管の炎症が抑えられ、コレステロールが高くても動脈硬化になりにくくなることが判明。

CHOPの合成を妨げる方法が見つかれば、新予防・治療法になると考えられる。

「CHOP」というたんぱく質の合成を防ぐ方法を見つけることが今後の予防・治療法につながるとのことです。

→ 動脈硬化とは|動脈硬化の症状・原因・改善方法 について詳しくはこちら







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超悪玉コレステロールが悪さをする仕組みを発見|英ウォリック大チーム

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by Romain Toornier(画像:Creative Commons)

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「超悪玉」コレステロール、分子の形に原因 英チーム

(2011/5/30、朝日新聞)

悪玉コレステロールよりも心筋梗塞(こうそく)を起こしやすい「超悪玉」として注目される新種のコレステロールが、悪さをする仕組みを英ウォリック大チームが突き止めた。米糖尿病学会誌の最新号に論文を発表した。

超悪玉コレステロールが悪さをする仕組みがわかったそうです。

超悪玉は、生活習慣病である2型糖尿病の患者や高齢者の血中に最近見つかった。

悪玉であるLDLコレステロールより、分子が小さく、比重がやや高いのが特徴だった。

詳しく調べたところ、LDLコレステロールに糖が結び付いて表面の形が変化すると「超悪玉」になり、血管の壁につきやすくなる性質を持つことがわかった。

血管が詰まると心筋梗塞などの原因となる。

超悪玉コレステロールは、LDLコレステロールより分子が小さく、比重がやや高いのが特徴で、LDLコレステロールに糖が結びついて表面の形が変化すると、超悪玉コレステロールになるそうです。

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■超悪玉コレステロールとは

●悪玉コレステロールと超悪玉コレステロールの違いとは?

悪玉コレステロール:直径26~27nm

超悪玉コレステロール:直径25.5nm以下

超悪玉コレステロールは、悪玉コレステロールよりも小さい。

●では、サイズが小さいと何が起こるのか?

血管は、高血圧や加齢等の要因で少しずつ傷ついていきます。

その傷が大きいと、悪玉コレステロールも超悪玉コレステロールも血管壁の内側に入り込んできます。

しかし、超悪玉コレステロールは、悪玉コレステロールが入ることのできないわずかな傷の隙間でも侵入可能であるため、動脈硬化を進行させてしまうのです。

超悪玉コレステロールは、誰でも持っているので、数を増やさないようにすることが大切です。

心筋梗塞の発症率は、超悪玉コレステロールは悪玉コレステロールに比べて3倍高くなるという報告もあるそうです。(Stampfer MJ JAMA 276:882,1996)

●なぜ、超悪玉コレステロールは作られたのか?

糖分の過剰摂取で血液中のブドウ糖が増加

⇒余ったブドウ糖は肝臓で中性脂肪に作り変えられた

肝臓で作られた中性脂肪とコレステロールは、同じ器に乗って、血液に流されます。

※通常の器の中の分量:中性脂肪4 コレステロール1

中性脂肪は、エネルギーとして消費され残ったコレステロールが悪玉コレステロールとなります。

⇒大量の中性脂肪が超悪玉コレステロールを生み出した

器の大きさは一定なので、コレステロールのスペースが減る。

この時に起こるのが、コレステロールの小型化。

つまり、超悪玉コレステロールが生まれることになるわけです。

→ 悪玉コレステロールを減らす方法|LDLコレステロールを下げる食品・食事 について詳しくはこちら

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高血圧の原因遺伝子特定|国際医療研究センター

Project 365 #134: 140511 Under Pressure!

by Pete(画像:Creative Commons)

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■高血圧の原因遺伝子特定|国際医療研究センター

高血圧の原因遺伝子特定=「左党」心筋梗塞リスク低い? -国際医療研究センターなど

(2011/5/16、時事通信)

心筋梗塞の要因となり、日本人の多くが悩む高血圧の体質を決める遺伝子を発見したと、国立国際医療研究センターが発表した。

<中略>

同センターによると、30歳以上の日本人の4割が高血圧と推定されており、遺伝体質ごとの健康指導や治療法の開発が期待される。

国立国際医療研究センターによれば、高血圧の原因遺伝子が特定されたそうです。

今回の発見により、遺伝体質ごとの治療法の開発などが進みそうです。

研究は米国や中国などの国際共同チームが実施。

5万人以上の東アジア人の全遺伝情報を統計学的に解析し、血圧の体質を決める13種類の遺伝子を特定した。

このうち1種類は、酒に強いか弱いかを決める遺伝子で、飲酒後に生じる悪酔いの原因物質アセトアルデヒドを分解する酵素を作る「ALDH2」だった。

ALDH2が活性を示す「左党」タイプの人は不活性型と比べて、血圧が上昇する傾向を示した。

心筋梗塞のリスクが高いようにみえるが、活性型の人は悪玉コレステロールの低下と善玉コレステロールの増加傾向も示し、総合的にはリスク低減効果の方が大きいという。

ただ、高血圧体質には他の遺伝子も関わる上、生活習慣も大きな要因となる。

同センターはALDH2のリスク低減効果について、「飲酒が適量ならばの話」としている。

アセトアルデヒドを分解する酵素を作る「ALDH2」が活性を示す「左党(お酒好きの人)」タイプの人は不活性型と比べて、血圧が上昇する傾向を示し、活性型の人は悪玉コレステロールの低下と善玉コレステロールの増加傾向も示し、総合的にはリスク低減効果の方が大きいということなのだそうです。

ただ、記事にも書かれているとおり、高血圧は生活習慣も大きな要因となるので、生活習慣の見直しも重要ですね。

 

→ 高血圧とは|高血圧の症状・食事・予防・原因・対策 について詳しくはこちら

 







体内時計が狂うと「糖尿病」になってしまう!?

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by Sean MacEntee(画像:Creative Commons)

健康・美容チェック > 糖尿病 > 体内時計が狂うと「糖尿病」になってしまう!?




時計が狂うと「糖尿病」になる

(2010/11/5、ゆかしメディア)

生活習慣病の一つとされる糖尿病。

悪化すると失明や心筋梗塞、脳梗塞などの合併症さえ引き起こす病であり、最近では認知症の遠因となることも解明されつつある。

国際的な総合科学ジャーナル「nature」(2010年7月29日号)は、この糖尿病の原因について、次のようなユニークな説を紹介している。

体内時計と糖尿病が関係があるそうです。

人は約24時間周期の「体内時計」をもっている。

体内時計のリズムは、複数の「時計遺伝子」によって刻まれている。

アメリカ、ノースウェスタン大学のマルチェバ博士らは、体内時計が狂うと膵臓の中の部位である「膵島(すいとう)」の遺伝子の働きがおかしくなって、血糖値が異常に高くなり、「糖尿病」を発症することを示した。

「膵島」は、血糖値を低下させるホルモン「インスリン」などを分泌する。

時計遺伝子に変異をもつマウスを観察したところ、血糖値を一定に保つ能力に異常があり、インスリンの分泌能力や膵島のサイズが小さいことがわかった。

時計遺伝子に異常が生じてくることで、インスリンの分泌などにかかわる膵島の遺伝子も正しく働かなくなっていたのだ。

睡眠時間が短いと肥満のリスクが増大し、糖尿病を引き起こす可能性は以前から指摘されていた。

「体内時計の状態を調べることで、不規則な仕事や食事などの生活リズムの乱れが糖尿病におよぼす影響を明らかにできるかもしれない」と博士らは考えている。

ノースウェスタン大学のマルチェバ博士の説は、体内時計が狂うと、膵島(血糖値を低下させるホルモンのインスリンを分泌)の遺伝子の働きがおかしくなってしまい、血糖値が高くなり、糖尿病が発症するのではないかという説です。

体内時計と健康との関係は今後も注目していきたいですね。

糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは について詳しくはコチラ







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