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【あさイチ】肝機能改善!「高カカオチョコ」の食べ方|11月28日

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2018年11月28日放送のNHK「あさイチ」では「代謝の下り坂」がテーマでした。




【目次】

■活動代謝を増やす!

代謝には大きく分けると「基礎代謝」と「活動代謝」の2つに分けられます。

基礎代謝は生命維持のために消費されるエネルギーで、活動代謝量は仕事や家事、運動のために消費されるエネルギーのことです。

一日で消費されるカロリーの割合は基礎代謝60%、活動代謝30%となっているので、「基礎代謝をあげよう!」という気持ちになるのはわかるのですが、基礎代謝を上げることは難しいので、基礎代謝を下げないようにするために、代謝に関する物質を出す肝臓をケアすることが重要。

【基礎代謝の5大部位】

  1. 筋肉22%
  2. 肝臓21%
  3. 脳20%
  4. 心臓9%
  5. 腎臓8%

基礎代謝よりも活動代謝を上げることがダイエットの近道!活動代謝を増やす方法|#ためしてガッテン(#NHK)によれば、“基礎代謝を上げてダイエットにつなげる”ことは理論としては正しいのですが、現実的には難しいことなので、「基礎代謝を上げる!」と考えるよりも、雑巾がけをするといったようなちょこまか動きの「活動代謝」を増やしたほうがダイエット成功の近道だということを紹介したほどです。

■【肝臓をケアして代謝を守る方法】ゆっくり噛んで食べる

→ 【あさイチ】女性が注意したい脂肪肝の原因(甘いものの食べ過ぎ)|オリーブオイルと脂肪肝|肝臓を守る方法は「おさかなすきやね」

肝臓をケアするためにも、食べ過ぎや早食いなどに注意して、ゆっくり噛んで食べることが大切です。

噛む(咀嚼)ことによる3つの健康効果(唾液を多く出す・食べ過ぎを防ぐ・脳への刺激を増やす)で紹介した和洋女子大学の柳沢幸江教授によれば、噛むことには「唾液(だえき)を多く出す、食べ過ぎを防ぐ、脳への刺激を増やす」という3つの効用があるようなのです。

女子栄養大学のダイエット術|世界一受けたい授業によれば、よく噛むと満腹中枢が刺激され、噛む行為が脳内のヒスタミン神経系に作用し、内臓脂肪が燃焼することが明らかになっているそうです。

食欲を抑える方法|ヒスチジンを含む食品をよく噛んで脳内ヒスタミンを増やす!|#ためしてガッテン(#NHK)によれば、噛むという行為自体が満腹感を高めてくれるということがわかったそうです。

噛むという刺激が咀嚼中枢を通って結節乳頭核という部分に届きます。

実はここがヒスタミンを作っているところです。

そうして、満腹中枢をヒスタミンが刺激するために、満腹感を感じるようになります。

また、ヒスタミンは、交感神経も刺激して、その信号は直接内臓脂肪まで届いて、内臓脂肪を減らしてもくれます。

病気の治療には「型に入れる」ということが大事で、「30回噛む」ということをきっちりと守るようにしましょう!

ポイントは、30回で飲み込める量を口に入れるようにすることです。

食べる速度を遅くしたゆっくりした食事&就寝2時間前の食事を避けることで肥満予防|九州大学【論文・エビデンス】

よく噛んでゆっくり食べることがダイエットの秘訣

■肝機能改善!「高カカオチョコ」の食べ方

Chocolat de Bonnat tasting

by Everjean(画像:Creative Commons)

チョコレートに含まれるポリフェノールには肝機能を高める働きがあります。

ポリフェノールは代謝が早いため、こまめに食べることがポイント!

→ 【ジョブチューン】チョコレートの健康効果が研究で証明|血圧を下げる効果やHDLコレステロール増加による動脈硬化予防!







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「ZIP」や「ウイニング競馬」を降板したジャンポケ斉藤慎二さんの過去の番組で紹介された病気とは?




「ZIP」や「ウイニング競馬」を降板したジャングルポケット斉藤さんですが健康面が心配されています。

なぜこれだけ心配されているかといえば、過去の番組で様々な健康不安が紹介されています。

■中性脂肪値・悪玉コレステロール値・肝機能の数値が高い

2024年2月27日に放送された「カズレーザーと学ぶ。」に出演した際に行った血液検査では悪玉コレステロール中性脂肪肝機能の数値が高く、特に中性脂肪は512(基準値は30から149)と基準値の3倍を超える、脳卒中心筋梗塞が突然起きてもおかしくないくらいの危険な数値でした。

→ 中性脂肪の数値・高い原因・下げる(減らす) について詳しくはこちら

→ 悪玉コレステロールを下げる食事・食べ物|LDLコレステロールが高い原因 について詳しくはこちら

→ 肝機能障害の症状・原因・チェック|肝機能の数値が高い病気 について詳しくはこちら

■睡眠時無呼吸症候群

また、2023年7月11日放送の「カズレーザーと学ぶ。」では検査の結果、睡眠時無呼吸症候群の中でも超重症に当てはまる危険な状態(1時間に60・9回の無呼吸なので重症群の2倍以上)だったそうです。

睡眠時無呼吸症候群とメタボリックシンドロームによれば、睡眠時無呼吸症候群とメタボリックシンドロームとの合併率は高いそうです。

メタボリックの原因は、肥満であり、特におなかにたまる内臓脂肪が危険因子であり、また睡眠時無呼吸症候群の原因も、肥満によって上気道に脂肪がたまることで気道が狭くなり、無呼吸を起こしています。

メタボリックシンドロームは動脈硬化の原因となり、心筋梗塞などの心血管病の危険因子となることが知られています。

そして、睡眠時無呼吸症候群によって、さらに心筋梗塞などのリスクが高くなってしまうのだそうです。

→ 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状・原因・治療法・予防・チェック について詳しくはこちら

■新型コロナウイルス

そして、2度目コロナ感染明けのジャンポケ斉藤慎二、「中等症」で12日間入院明かす…病院見つかるまで5日間要す(2021年9月5日、中日新聞)によれば、2021年1月、8月には新型コロナウイルスに感染し、8月には一時熱が41度台まで上がり、パルスオキシメーターの数値が大きく正常値を下回る80台になったことを明かしています。

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■まとめ

ジャングルポケット斉藤さんは健康面に不安であるために、それだけ心配の声が挙がっているんですね。







肝機能が低下すると中性脂肪がコントロールできなくなり脂肪肝になってしまう!?

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【目次】

■肝機能が低下すると中性脂肪がコントロールできなくなり脂肪肝になってしまう!?

Potatoes, with everything

by Ginny(画像:Creative Commons)

中性脂肪が肝臓に与える影響

(2014/10/8、マイナビニュース)

肝臓のおかげで体内に蓄積される中性脂肪の量はコントロールされているのですが、食事などで摂取される脂肪の量があまりにも多い場合や、過労や病気などによって肝臓自身の機能が低下すると、運ばれてくる脂肪酸を処理する能力が低下し、どんどん脂肪が蓄積されていってしまいます。つまり、脂肪肝になってしまうということです。

肝臓のおかげで中性脂肪の量はコントロールされていますが、肝臓に負担がかかったり、肝機能が低下すると、脂肪が蓄積されて、脂肪肝になってしまいます。

つまり、脂肪肝にならないようにするポイントは、肝臓に負担をかけないことと肝臓を助ける生活習慣(食事・運動)をすること。

肝臓に負担をかけることといえば、高カロリー高脂肪の食事をすること、食べ過ぎること、アルコールの摂りすぎ、運動不足などです。

→ 脂肪肝とは|脂肪肝の症状・原因・治し方 について詳しくはこちら




脂肪肝の改善方法

肝臓に負担をかけないようにするには、低カロリー低脂肪の食事、腹八分目の食事の量にする、アルコールを控えめにする、運動する機会を作る、などです。

●まごわやさしい

肝臓を助ける食事としては、肝機能を助けるタウリンを含む食事や「まごわやさしい」をキーワードにした食事をすること。

さまざまな食材の組み合わせのキーワードは「まごわやさしい」。

  • 「ま」は、豆類
  • 「ご」は、ゴマ類
  • 「わ」は、わかめなど海藻類
  • 「や」は、野菜類
  • 「さ」は、魚(魚介類)
  • 「し」は、しいたけなどきのこ類
  • 「い」は、いも類

●肝機能の数値をチェック

できれば、定期的な血液検査で肝機能の数値をチェックしていきましょう。

肝臓の数値

ALT(GPT)

AST(GOT)

γ-GTP

●タウリン

肝臓(脂肪肝)に良い食事・食品は、タウリンを含む食品です。

肝臓から分泌される胆汁酸には、コレステロールを排泄させる働きがありますが、タウリンを含む食品を摂取するによって胆汁酸の分泌が増え、血液中のコレステロール値も下がります。

●タウリンには、酵素の働きを助ける働きがあるので、アルコールの分解を早め、肝臓への負担を軽くしてくれます。

また、タウリンには、腎臓や肝臓の有害ミネラルである毒素を濾過する機能をUPさせてくれます。

●カキに含まれるタウリンは、肝臓に溜まった中性脂肪を肝臓の外に出してくれ、そして肝臓(脂肪肝)を良くする働きがあるのです。

つまり、タウリンが肝臓に入ると、まず肝臓内の中性脂肪を取り除きます。さらに肝臓から脂肪を外に排出する働きをしてくれます。

食事療法としては、タウリンを含むカキなどを食事に取り入れましょう。

→ タウリンを含む食べ物 について詳しくはこちら。

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●不飽和脂肪酸やオメガ3脂肪酸の油

不飽和脂肪酸は、HDLコレステロールを増やし、LDLコレステロールを減らす働きがあると言われています。

また、オメガ3脂肪酸は、中性脂肪を減らす効果が期待されています。

→ オメガ3の効能・効果・食べ物・オメガ3ダイエット について詳しくはこちら

■まとめ

大事なことは脂肪肝の段階で食い止めること。

脂肪肝より先に病状が進行すると、脂肪性肝炎肝硬変肝臓がんにまで至る恐れがあります。

また、最近では、アルコールを飲まない人でも脂肪肝になってしまう「非アルコール性脂肪肝(NASH)」を発症する人も増加しています。

ぜひ肝臓に優しい生活習慣を送るようにしてください。

→ 脂肪肝の改善方法(食事・運動・サプリ) について詳しくはこちら

→ 中性脂肪を下げる食事・運動・サプリメント について詳しくはこちら







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健康診断の新たな基準値(血圧・BMI・肝機能・総コレステロール・LDLコレステロール)とは?|健診基準値が厳しすぎて健康な人でも上限超えてしまう!?|2017-2018

日本人間ドック学会と健康保険組合連合会は、健康な人であっても、性別や年齢によっても基準値を超えてしまうことがあり、現在使われている基準値は厳しすぎるとの研究結果をまとめました。

現在の健康診断に使われている基準値とはどのようになっているのでしょうか?




【目次】

■2018年4月1日より日本人間ドック学会の判定区分表が一部改訂

【追記(2017/12/26)】

2018年4月1日より日本人間ドック学会で定める基本検査項目表及び判定区分表が一部改訂されるそうです。

判定区分表2018年4月1日改定版|日本人間ドック学会

詳しくはご覧いただくとして、A異常なしについての数値の項目を紹介させていただきます。

BMI 18.5-24.9
腹囲(男性)84.9cm以下 (女性)89.9以下
収縮期血圧 129以下
拡張期血圧 84以下
心拍数(仰臥位)45-85
呼吸機能(スパイロメトリー)一秒率(%)70.0以上 %一秒量80.0以上(一秒率70.0%以上) %肺活量(%) 80.0以上
総たんぱく(g/dL)6.5-7.9
アルブミン(g/dL)3.9以上
クレアチン(mg/dL)(男性)1.00以下(女性)0.70以下
eGFR 60.0以上
尿酸(mg/dL)2.1-7.0
HDLコレステロール(mg/dL)40以上
nonHDLコレステロール(mg/dL)90-149
LDLコレステロール(mg/dL)60-119
中性脂肪(mg/dL)30-149
AST(GOT)(U/L)30以下
ALT(GPT)(U/L)30以下
γGTP(U/L)50以下

■健康診断の新たな基準値(血圧・BMI・肝機能・総コレステロール・LDLコレステロール)とは?|健診基準値が厳しすぎて健康な人でも上限超えてしまう!?

Doctor Themed Cupcakes

by Clever Cupcakes(画像:Creative Commons)

健診基準値、厳しすぎる…健康な人でも上限超え

(2014/4/4、読売新聞)

その結果、例えば最大血圧は、解析したデータの上限は男女とも147で、学会が定めた基準値129を上回っていた。一方、中性脂肪は女性の場合、基準値(30~149)の範囲に収まっていたが、男性は上限が大幅に上回り、男女差が見られた。

また、悪玉と言われるLDLコレステロールや、糖尿病の診断に使われるヘモグロビンA1c(エーワンシー)は、男女とも上限値が基準値を上回った。

いずれの項目も、男性では年齢による差はなかったが、女性は年齢が上がるにつれて数値も高くなった。

日本人間ドック学会と健康保険組合連合会は、健康な人であっても、性別や年齢によっても基準値を超えてしまうことがあり、現在使われている基準値は厳しすぎるとの研究結果をまとめました。

健診を受けることで健康かどうかをわかりやすくするための基準値を設けるというのは重要だと思いますが、現在の検診の状況というのは、本末転倒であって、健診を受けることで、健康な人が不安になってしまい、健康を損ねてしまうという状況を生み出しています。

総合的に判断できるように何らかの方法を考える必要があるのではないでしょうか。




■現行の判断値と新しい基準値の比較

【追記(2014/4/7)】

「健康」基準、緩めます 血圧・肥満度など、学会見直し

(2014/4/5、朝日新聞デジタル)

20140405健康診断の新たな基準範囲(日本人間ドック学会調べ)

参考画像:朝日新聞デジタル

■現行の判断値

収縮期血圧 130mmHg未満

拡張期血圧 85mmHg未満

肥満(BMI値) 25未満(男女とも)

肝機能(ALT<GPT>) 0-30

総コレステロール 140-199

LDLコレステロール 60-119

■新しい基準値

収縮期血圧 88-147mmHg

拡張期血圧 51-94mmHg

肥満(BMI値) 男性18.5-27.7 女性16.8-26.1

肝機能(ALT<GPT>) 男性10-37 女性8-25

総コレステロール 男性151-254 女性(30-44歳)145-238 女性(45-64歳)163-273 女性(65-80歳)175-280 

LDLコレステロール 男性72-178 女性(30-44歳)61-152 女性(45-64歳)73-183 女性(65-80歳)84-190 

健康診断の新たな基準範囲が発表されました。

肝機能は、男性が緩和されているのに対して、女性は少し厳しくなっています。

理由としては、アルコールを分解する肝臓の大きさも男性より小さいため肝障害のリスクが高いからと考えられます。

→ 脂肪肝 について詳しくはこちら

→ 肝臓 について詳しくはこちら

→ 肝臓の病気 について詳しくはこちら

→ → NASH(非アルコール性脂肪性肝炎) について詳しくはこちら

【関連記事】

総コレステロール・LDLコレステロールは、男性女性ともに基準値が大幅に緩和されており、女性の場合は、年齢で三段階設けられています。

→ コレステロール について詳しくはこちら

→ 悪玉コレステロール について詳しくはこちら







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緑茶の消費量が多い女性は肝臓ガンが少ない!?お茶カテキンで脂肪が減り肝機能が改善!

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■緑茶の消費量が多い女性は肝臓ガンが少ない!?

Green Tea

by JD(画像:Creative Commons)

女性にだけ有益?緑茶が肝臓がんを防ぐ効果

(2015/10/22、メドレー)

中国、日本、シンガポールの対象者について、集まった46万人以上のデータを解析したところ、全体として緑茶の消費量が多い人で肝臓がんが少なくなっていました。

緑茶の消費量が多い人が肝臓ガンが少ないという結果が出ているそうです。

男女別に見ると、女性では緑茶の消費量が多い人で肝臓がんが少ない関連が見られましたが、男性では違いが見られませんでした。

緑茶の消費量が多い女性は肝臓ガンが少ないという結果が出ているそうですが、男性には見られなかったそうです。

性差があるというのは興味深い結果ですね。

→ 肝臓がんの症状(初期・末期) について詳しくはこちら

■お茶カテキンで脂肪が減り肝機能が改善!

お茶カテキンで肝臓をサポート!|お茶カテキン飲料で脂肪が減り肝機能が改善によれば、非アルコール性脂肪肝(NASH)の患者がお茶カテキン飲料を飲んだところ、脂肪が減り肝機能が改善したそうです。

非アルコール性脂肪肝が起きる原因としては、活性酸素が原因なのだそうで、その改善には抗酸化作用の高いものがよいようです。

お茶カテキンで肝臓をサポート!|お茶カテキン飲料で脂肪が減り肝機能が改善

非アルコール性脂肪性肝疾患の患者17人を3群に分け、カテキンを1080mg、200mg、0mg含む飲料を12週間飲んだ。1080mgの群だけ肝臓の脂肪蓄積量が正常範囲値になった。(第30回日本臨床栄養学会総会で発表)




■まとめ

ただ、別の研究では違う結果が出ています。

コーヒー・緑茶摂取と肝がんとの関連について|多目的コホート研究|国立がん研究センター

コーヒーは、摂取量の多いグループの肝がんリスクが減少する傾向にありました。一方、緑茶では、高摂取グループで肝がんリスクが低下するというような傾向は見られませんでした。

国立がん研究センターによれば、コーヒー摂取量の多いグループでは肝がんリスクが減少する傾向にありましたが、緑茶は肝がんリスクとの関連はないという結果が出ています。

緑茶はビタミンCを含んでいるが、ビタミンCは、抗酸化物質としての役割を持つのみでなく、鉄吸収を高めることが知られています。鉄過剰は、肝線維化を促進することが知られていますので、緑茶と肝がんに関連が見られなかったのは、ビタミンCの発がん予防作用と鉄を介した作用が共存していたためかもしれません。

緑茶に含まれるビタミンCには鉄吸収を高める効果があり、鉄過剰は肝線維化を促進するため、ビタミンCの発がん予防作用と鉄を介した作用が相殺されてしまったのではないかと考えられるそうです。

NASH・肝硬変・肝がんの進行を抑えるには、酸化・糖化・鉄化を防ぐ食事によれば、C型慢性肝炎やNASH(非アルコール性脂肪性肝炎)では、鉄が過剰に貯まる(=鉄過剰)により、肝臓の炎症に伴い肝臓に鉄分が沈着しやすくなり、鉄分が多く沈着すると炎症が強くなり、肝臓がんも発生しやすくなります。

肝臓が元気な状態では緑茶は肝臓がんの予防につながる期待がありますが、肝炎などの肝臓の病気になった後ではかえってよくない結果を招く可能性もあるので、ぜひお医者さんに尋ねてみましょう。

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