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変形性股関節症の進行に歩き方と歩数の「股関節累積負荷」が影響|#京大




■変形性股関節症の進行に歩き方と歩数の「股関節累積負荷」が影響|#京大

一歩ごとの股関節負荷×一日の活動量(歩数)=股関節累積負荷→股関節累積負荷の増大→変形性股関節症の進行
一歩ごとの股関節負荷×一日の活動量(歩数)=股関節累積負荷→股関節累積負荷の増大→変形性股関節症の進行

参考画像:歩き方と歩数の累積負荷が変形性股関節症の進行に影響(2017/3/15、京都大学プレスリリース)|スクリーンショット

歩き方と歩数の累積負荷が変形性股関節症の進行に影響

(2017/3/15、京都大学プレスリリース)

分析の結果、一歩ごとの股関節への負荷と一日の活動量は、それぞれ単独では疾患進行に大きな影響はないものの、股関節累積負荷が増すことで変形性股関節症が進行することが分かりました。さらに、研究開始時点での年齢や体重、関節症の進行度の影響も含めて検討したところ、やはり股関節累積負荷が増すことで疾患が進行することが分かりました。股関節への力学的な負荷の観点から変形性股関節症の進行に影響を与える要因を明らかにした世界初の報告です。

京都大学の建内宏重 医学研究科助教、市橋則明 同教授らの研究グループは、患者一人一人の歩き方の違いに影響される一歩ごとの股関節への負荷と、日常生活や仕事による一日の活動量(歩数)とを掛け合わせた新たな指標である「股関節累積負荷(一日に股関節に加わる負荷の総量)」を考案し、変形性股関節症の進行との関係を調査しました。

その結果、股関節累積負荷の増大は、変形性股関節症の進行に関わる重要な要因であることが明らかとなりました。




■まとめ

変形性股関節症は、股関節の痛みや可動範囲の制限、筋力低下などの症状がでる疾患です。歩行や立ち座りなどの運動機能や生活の質にも大きな悪影響を与えます。女性に多い疾患であることが知られており、日本では約 120 万から 420 万人の患者さんがいるとされています。
変形性股関節症は慢性進行性の疾患であるため、進行予防は極めて重要な課題です。現在まで、骨形態の異常や加齢、性別など複数の要因が疾患進行に関わることが明らかになっています。さらに、一般的に、股関節に過剰な負荷をかけることも疾患を進行させる可能性があると考えられてきました。しかし、関節へのどのような負荷が進行を加速させてしまうのか、その要因はまだ世界的にも明らかではありませんでした。進行要因が明確でなかったため、進行を予防する効果的なリハビリテーションも不明でした。

「股関節累積負荷」の増大は、負荷がかかる歩き方か過剰な活動量(歩数)のどちらか、あるいは両方の問題によって生じます。

現在のところ、リハビリによって変形性股関節症の進行を抑制できるという十分なエビデンスは存在していないそうですが、股関節累積負荷の増大は、負荷のかかる歩き方か過剰な活動量のどちらか、あるいはその両方の問題かと考えられますので、歩き方の改善や活動量をコントロールするなどのリハビリによって変形性股関節症の進行が予防できるのかどうかという研究を行なうことが期待されます。







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変形性股関節症の進行に姿勢の悪化(立っている時の脊柱の傾き)と脊柱の柔軟性低下が影響|#京大




■変形性股関節症の進行に姿勢の悪化(立っている時の脊柱の傾き)と脊柱の柔軟性低下が影響|#京大

股関節の機能障害(可動域・筋力の低下、疼痛)よりも立位での脊柱前傾変位・脊柱の柔軟性低下が変形性股関節症の進行の重要な要因である
股関節の機能障害(可動域・筋力の低下、疼痛)よりも立位での脊柱前傾変位・脊柱の柔軟性低下が変形性股関節症の進行の重要な要因である

参考画像:姿勢の悪化と脊柱の柔軟性低下が変形性股関節症の進行に影響(2017/12/26、京都大学プレスリリース)|スクリーンショット

これまでに歩行における一日の股関節への負荷総量が変形性股関節症の進行に関わる要因であることを明らかにしてきましたが、建内 宏重 京都大学大学院医学研究科助教、市橋 則明 同研究科教授らの研究グループによる研究によれば、股関節の関節可動域制限や筋力低下など股関節自体の問題よりも、姿勢の悪化(立っている時の脊柱の傾き)と脊柱の柔軟性低下が歩行時の負荷に関わらず重要な要因であることがわかったそうです。




■まとめ

変形性股関節症は、股関節の痛みや可動範囲の制限、筋力低下などの症状がでる疾患です。歩行や立ち座りなどの運動機能や生活の質にも大きな悪影響を与えます。女性に多い疾患であることが知られており、日本では約 120 万から 420 万人の患者さんがいるとされています。

変形性股関節症は慢性進行性の疾患であるため、その進行予防は極めて重要な課題です。現在まで、骨形態の異常や遺伝的要素、年齢(加齢)、性別(女性)など複数の要因が疾患進行に関わることが明らかになっています。これらの要因はリハビリテーションなどの運動によって変化させることができない要因です。そのため、変形性股関節症の進行予防を目的としたリハビリテーションのターゲットを明確にすることができず、どのような運動が有効か不明でした。

今回の研究によれば、立っている時の姿勢や脊柱の柔軟性が変形性股関節症の進行に関わる重要な要因であることから、立っている姿勢における脊柱の傾きや脊柱の柔軟性の低下を評価することにより、リスクが高い患者を特定することが期待されます。

現在はまだリハビリテーションによって変形性股関節症の進行を抑制できるという十分なエビデンスは存在しませんが、立位姿勢や脊柱の柔軟性は理学療法士の適切な指導のもと医療機関や自宅での運動によって変化させることが可能です。今

現状ではリハビリによって変形性股関節症の進行を抑制できるという十分なエビデンスは存在しないものの、立っている姿勢や脊柱の柔軟性の改善によって変形性股関節症の進行予防ができるというデータが集まれば、新たなリハビリの開発につながることが期待されます。







【参考リンク】
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グルコサミンは口から摂取しても、膝や股関節の関節痛には効果がない!?|研究【論文・エビデンス】

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■グルコサミンは口から摂取しても、膝や股関節の関節痛には効果がない!?|研究【論文・エビデンス】

Kneed

by dion gillard(画像:Creative Commons)

Runhaar J, Rozendaal RM, Middelkoop MV, et al Subgroup analyses of the effectiveness of oral glucosamine for knee and hip osteoarthritis: a systematic review and individual patient data meta-analysis from the OA trail bank Annals of the Rheumatic Diseases Published Online First: 28 July 2017. doi: 10.1136/annrheumdis-2017-211149

Glucosamine was no better than placebo for pain or function at short (3 months) and long-term (24 months) follow-up. Glucosamine was also no better than placebo among the predefined subgroups. Stratification for knee OA and type of glucosamine did not alter these results.

衝撃の報告「グルコサミンは効かない」! サプリメントの過剰摂取で副作用の危険も

(2017/8/15、HealthPress)

今回の最新研究では、それらの「グルコサミンのサプリメントを摂取した(3カ月間~2年間)グループと摂取しないグループを比べた」エビデンスレベルのいちばん高い「ランダム化比較試験」を集めて比較した。
 
 その結果、性別にかかわらず、関節に炎症が生じているグループ、過体重なグループ、痛みが強いグループなどすべての群において、短期間(3カ月)でも長期間(2年間)でも「グルコサミンは飲んで飲まなくて結果に差がない」というのだ。

グルコサミンサプリメントを経口摂取した(3か月~24か月)グループと摂取しないグループを比べた実験によれば、関節に炎症が生じているグループ、過体重グループ、痛みが強いグループなどすべてのグループにおいて、また期間に関係なく、プラセボより優れていなかったという結果が出たそうです。

同様の実験がBBCでも行われています。

Does glucosamine really help joint pain?

(2016/9/22,BBC)

In the group that took the supplement pill, 55% reported a significant reduction in pain – an improvement of around 30% or more. In fact, many in the group were extremely enthusiastic about the effect this supplement had, one saying she felt “like a new person”.
In the group that were given exercises to do, 80% reported the same reduction in pain. So, the exercises were much more effective than the supplement – but the supplement was still very good at reducing our volunteers’ pain.
So what was this marvellous pill? As you’ve probably already guessed by now, it was just a placebo. Placebo works very well for joint pain. Glucosamine “works” – but the evidence is that it doesn’t work much better than placebo.

「グルコサミンって本当に効くの?」 BBCの「意地悪実験」結果に「まさか」

(2016/10/7、Jcast)

2カ月後、サプリメントのグループは55%の人が痛みはかなり和らいだと評価した。多くの参加者はサプリメントの効果を信じ、「まるで別人になったみたい」と熱っぽく語った女性もいたほどだ。

一方、毎日、運動をしていたグループは80%の人がサプリメントと同様の効果が見られたと報告した。運動の方が効果的という数字だがサプリメントの効果も大きかったようだ。

BBCの番組で、リーズ大学(University of Leeds)のフィル・コナハン(Phil Conaghan)教授が、膝の関節痛に悩む80人をサプリメントグループ40人と毎日の運動(エクササイズ)指導グループ40人に分けて、グルコサミンの検証実験を行なったところ、サプリメント・運動ともに同様の結果が得られたそうです。

ただ、実験に使われたサプリメントはプラセボという偽薬で、サプリメントの効果というよりもサプリメントを信じる効果によって症状が緩和されたというのが今回の実験のポイントです。




■まとめ

口からグルコサミンサプリメントを摂取しても効果がないという実験結果には驚きました。

今回の研究結果を参考にすれば口からグルコサミンサプリメントを摂取しても効果がないとしても、膝の関節痛の方が多いのは事実で、これから何らかの対策を行わなくてはなりません。

平成25年 国民生活基礎調査の概況|厚生労働省

介護が必要となった主な原因を要介護度別にみると、要支援者では「関節疾患」が 20.7%で最も多く、次いで「高齢による衰弱」が 15.4%となっている。要介護者では「脳血管疾患(脳卒中)」が 21.7%、「認知症」が 21.4%と多くなっている。

厚生労働省の平成25年国民生活基礎調査の概況によれば、要介護度別にみた介護が必要となった主な原因の第一位は「関節疾患」となっています。

ひざ痛中高年1800万人 要介護へ移行リスク5.7倍|厚生労働省研究班(2013/8/13)で紹介した厚生労働省研究班の調査によれば、膝の痛みで悩む中高年が1800万人に上ると推計されるそうで、また、膝関節の軟骨がすり減って痛むようになると、要介護に移行するリスクが5.7倍高いそうです。

膝の関節痛に悩む人への対策として確実な方法は2つ。

1つは、筋力を鍛えること、もう1つは、膝の関節痛の人が生活しやすい街づくりです。

1.筋力を鍛える

Does glucosamine really help joint pain?

(2016/9/22,BBC)

As Phil explains: “A lot of the pain is coming from the tendons and structures around the joint. If you have trouble getting out of a chair, or trouble undoing a jar, you’re at risk of joint pain because your muscles are weak.”

リーズ大学のフィル・コナハン教授によれば、多くの痛みは間接周りの腱や構造から来ていて、もし椅子の立ち上がりやビンの開閉が難しい人は、筋肉の衰えによる関節痛のリスクがあるそうです。

ロコモティブシンドロームになると要介護のリスクが高くなる?ロコモの原因・予防のためのトレーニング方法によれば、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)とは、運動器の障害のために要介護となる危険の高い状態のことを言います。

加齢による筋力やバランス能力の低下によって、ロコモティブシンドロームになっているそうです。

老化のスピードが速い大腿筋を鍛える方法|大腿筋の老化のスピードは最も速いで紹介した石井直方さん(東京大学大学院筋生理学・トレーニング科学専門)によれば、筋肉量は30歳をピークに減少し始めるそうです。

なかでも大腿筋の老化は深刻で、30~70才までの40年間で、前側(大腿四頭筋)は2分の1、後ろ側(ハムストリングス)は3分の2にまで落ちることが実証されているそうです。

筋肉(とくに前側の筋肉)が衰えると、

  • 椅子から立ち上がれない
  • 転びそうになっても体を支えられない
  • 骨は、筋肉を使えば使うほど刺激を受けて強化され、基本的に、太ももの筋量が多い人ほど骨の強度も高いそうなのですが、筋肉が衰え、活発に動けなくなると骨への刺激も減るため、転倒や歩行困難、最悪の場合は寝たきりになるおそれもある

になることが考えられます。

ロコモティブシンドロームの考え方は、痛みに対する治療だけでなく、筋力強化などもあわせて運動の状態を向上させ、QOL(生活の質)を保つことを目指すというものです。

現在の筋肉を維持しようという人がウォーキングだけをしても、筋肉は衰えていってしまいます。

筋肉を衰えさせないためにも、筋トレが必要。

ロコモティブシンドロームを予防するトレーニングとして紹介されているのは、「片脚立ち」と「スクワット」です。

片手だけまたは手を使わずに床に座ったり立ったりできる人は長生きできる?によれば、中高年で床に座ったり立ったりが片手だけで、または手を使わずにできる人は筋骨格がしっかりしており、それができない人に比べて長い寿命が期待できるそうです。

また、おすすめなのが「スロトレ」。

スロトレは、軽い負荷でありながらも、、すべての動作を“ゆっくり、止めずに、連続して行う”ことで筋肉が力を発揮している時間を引き延ばし休ませないため、筋肉量が増えるのに効果的なトレーニング方法です。

また、軽い負荷であるため、次のような方にもおすすめができます。

→ → スロトレ(スロートレーニング)|スロトレ 効果・スロトレダイエット・やり方 について詳しくはこちら

2.膝の関節痛の人が生活しやすい街づくり

膝や足首への負担を軽減!階段の上り下りをアシストするエネルギーリサイクル階段|ジョージア工科大学・エモリー大学で紹介したジョージア工科大学(Georgia Tech University)とエモリー大学(Emory University)の研究者が開発したのは、階段を降りるときのエネルギーを格納し、登るときにエネルギーを解放して、階段の上り下りをアシストする装置です。

Assistive Stairs Make Going Up and Down Easier

階段を降りるときにスプリング式の階段が圧縮されることで、足首への衝撃が26%軽減され、階段を上るときにはその時に蓄えられたエネルギーを解放し増幅させて、膝への負担が37%減るそうです。

【参考リンク】

こうした仕組みを街全体に取り入れることで膝の関節痛に悩む人が暮らしやすい街づくりを行えば、悩んでいない人も快適に過ごせる街になっていくはずです。

膝の関節痛に悩む人の要介護リスクは高いので、今後様々な対策に取り組んでいく必要があるため、良いアイデアが実行されるといいですね。

→ 膝が痛い|関節痛・変形性膝関節症 について詳しくはこちら







【ロコモ 関連記事】
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【シューイチ】ごまかさない本気のラジオ体操でe-疲労解消!背骨の動的ストレッチメソッドのやり方とは?(谷本道哉さん)|4月8日

2018年4月8日放送の「シューイチ」の「中山のイチバン」のコーナーで近畿大学の谷本道哉さんが動的ストレッチメソッドについて解説をおこないました。




【目次】

■動的ストレッチとは?

筋トレ前のストレッチは逆効果?によれば、ストレッチは大まかに『静的ストレッチ』と『動的ストレッチ』の2種類に分けられます。

たとえばヨガのように、一つひとつの筋肉をじっくり伸ばして静止するのが『静的ストレッチ』、ラジオ体操のように腕を振るなど、筋肉の伸び縮みを繰り返すのが『動的ストレッチ』になります。

ゆっくりと筋肉や筋をのばす静的ストレッチは運動後の筋肉疲労に有効なのですが、パソコン仕事やスマホをさわるなど長時間同じ姿勢で動かないでたまった疲労(e-疲労)には硬くなった筋肉やこわばりを解消する動的ストレッチが効果的なのだそうです。

動的ストレッチメソッド

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動的ストレッチは一般的なストレッチと違い、腕や脚を大きく振りながら全身をほぐしていくもの。
最大の違いは血流が大幅にアップする点にあります。
緊張しっぱなしで固くなった筋肉をゆるめる効果もあり、疲労解消効果が抜群です。

本書の動的ストレッチメソッドの特徴はカラダを大きく振る動きにあります。
筋肉をゆるめる効果がさらにアップし、全身がよりほぐれるのです。
さらにカラダの中心部分から大きく動けるようになるので、日常生活がグッと快適になります。

有酸素運動要素や筋トレ要素、コンディショニング要素を加えたオリジナルメニューではダイエット効果や健康増進効果、スポーツのパフォーマンス向上効果、体幹トレーニング効果も得ることも可能です。

忙しい人や体力に自信のない人でも大丈夫。どれも、すきま時間に取り組んだり日常動作に取り入れたりできて何歳からでも「動けるカラダ」に変えられるメニューです。

回数もメニューも自分に必要なだけ行えばよいので、ぜひ自分の体調や目標に合わせて取り組んで、理想のカラダを手に入れてください。

著書の商品説明によれば、体を緩めることによる疲労解消効果やダイエット効果、スポーツのパフォーマンスの向上といった効果が期待できるようです。

■可動範囲のチェック方法とは?

長時間のパソコン仕事やスマホいじりで前傾で前かがみに体が丸まりやすくなっています。

そうした姿勢からくる「e-疲労」をチェックする方法は、背骨・肩甲骨・股関節の可動範囲をチェックすることです。

【背骨の可動範囲をチェックする方法】

後屈(後ろに反る動き)の運動をして、後ろの景色が見えるかどうかをチェックしましょう。

※無理のない範囲で行なうようにしてください。

【肩甲骨の可動範囲をチェックする方法】

肩甲骨を意識して、前後に大きく動かしてみましょう。

※中山秀征さんは野球をやっていることで肩甲骨が動いているようでした。

【股関節の可動範囲をチェックする方法】

(ジャイアント馬場さんの16文キックをするようなイメージで)足を上に挙げます。

胸あたりまで上がればOK!




■動的ストレッチの方法・ポイント

Kindergarten Sports Festival.

by MIKI Yoshihito(画像:Creative Commons)

動的ストレッチで紹介した動きはラジオ体操でも紹介されているのですが、ポイントはごまかさないこと。

動いているように見せかけるのではなく、しっかりと背骨・肩甲骨・股関節を動かしていくのがポイントです。

【背骨の動的ストレッチ(後屈)】

1.肩甲骨を意識して、手を上に挙げ、伸びをします。

2.顔を上げます。

3.体を後ろに反らします。

【背骨の動的ストレッチ(前屈)】

1.首を前に倒します。

2.背骨を丸め込むイメージで手を下のほうに下ろします。

3.その姿勢から前屈を行ないます。

【背骨の動的ストレッチ(側屈)】

1.首を横に倒します。

2.曲げた方とは反対の腕をあげ、首を曲げた方の腕は腰あたりに当てます。

3.全身を横に倒します。







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女性の股関節骨折は死亡リスクを高める|50歳以上の女性の約半数が骨粗しょう症による骨折を経験|米研究

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■女性の股関節骨折は死亡リスクを高める|米研究

Woman, Quad, Bikes and a Trash Can

by Sascha Kohlmann(画像:Creative Commons)

女性の股関節骨折は死亡リスクを高める、米研究

(2011/9/28、AFPBB)

65~69歳の女性が股関節を骨折した場合、1年以内に死亡するリスクは健康な同世代の女性に比べて5倍高くなるとする論文が26日、米国医師会(American Medical Association)の内科専門誌「アーカイブス・オブ・インターナル・メディシン(Archives of Internal Medicine)」に発表された。

同様のリスクは、70~79歳の女性では2倍、80歳以上の女性では3倍だった。

65歳から79歳の女性および80歳以上の女性が股関節を骨折した場合、死亡リスクが高まるという論文結果が発表されました。

考えられる仮説としては3つ。(※仮説はこのブログによるもので、研究内容とは異なります。)

1.高齢の女性が股関節を骨折すると、リハビリが大変で、散歩するなど運動する機会が減ってしまうために、健康を悪化させてしまうから

2.骨折のそもそもの原因が低栄養にあるから

お年寄りは低栄養に注意|低栄養になると、免疫の低下、筋肉の減少、骨が弱くなることで、感染症や骨折の恐れが高くなるによれば、低栄養になると、免疫が低下したり、筋肉が減少したり、骨が弱くなったりすることで、感染症に掛かりやすくなったり、骨折するおそれが高くなるようです。

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3.オステオネットワークの破たん

オステオカルシン(骨ホルモン)を増やして血糖値を下げる!|オステオカインが全身の臓器を制御している|#ガッテンによれば、近年の研究によって、骨は単なる運動器の一部ではなく、外界の環境変動やストレスを感受し、骨が分泌する生理活性物質「オステオカイン」と骨免疫の作用により、全身臓器を能動的に制御していることが示唆されています。

この骨による全身の制御メカニズムを「オステオネットワーク」といいます。

骨と免疫力に関係があると仮定すれば、股関節の骨折により、骨への刺激がなくなることで免疫力が弱まるということは考えられないでしょうか?

■50歳以上の女性の約半数が骨粗しょう症による骨折を経験

米国の骨粗しょう症財団によると、50歳以上の女性の約半数が骨粗しょう症による骨折を経験している。

国際骨粗しょう症財団(International Osteoporosis Foundation)は、股関節の骨折は世界で年間160万例にのぼっていると発表している。

米国の骨粗しょう症財団によると、50歳以上の女性の約半数が骨粗しょう症による骨折を経験しているそうです。

ただ、骨粗しょう症は若いうちは関係ないと思い込んでいる人もいると思いますが、骨粗しょう症のリスクは若い人にも十分あります。




カルシウムチェック|カルシウムと骨粗鬆症

それはカロリーを気にするあまり冒頭のような食事の摂り方をして、栄養不足を招いていることが原因だ。

特に調査によると肥満度の判定方法の一つにBMI値が低い人ほど3食きちんと食べなかったりするため、骨粗しょう症になりやすいという。

血中のカルシウム濃度は一定で、不足し始めると骨のカルシウムから補填をするようになる。

すると、血中のカルシウムが不足すればするほど骨のカルシウムも減っていき、骨がもろくなり、骨粗しょう症につながっていくのだ。

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大江医師によると、ロコモの要因となる病気は3種類。

骨の強度が低下する骨粗鬆(こつそしょう)症
▽関節の軟骨がすり減り、痛みが出たりする変形性関節症
▽神経の通り道である脊柱管(せきちゅうかん)が狭くなり、神経の通りが悪くなる脊柱管狭窄(きょうさく)症
-で、この3つの病気などが複合して起きたり、積み重なって運動器の機能が低下し、移動能力が落ちてしまうという。

ロコモティブシンドロームの要因となる病気は、骨粗鬆症・変形性関節症・脊柱管狭窄症の3つの病気。

こうした病気になることで、運動器の障害が生まれ、要介護状態になる危険性が高くなります。

要介護にならないように 「ロコモ」に注目

記事には、ロコモティブシンドロームかどうかを点検する「ロコチェック」が紹介されていました。

点検項目は、
(1)片脚立ちで靴下がはけない
(2)家の中でつまずいたり、滑ったりする
(3)階段を上るのに手すりが必要
(4)横断歩道を青信号の間に渡りきれない
(5)15分くらい続けて歩けない
-の5種類。

上記の5種類のうち1つでも当てはまれば、「ロコモ」の可能性があるそうです。

また、ロコモにならないための運動「ロコトレ」も紹介されています。

骨の強度が弱まることを防ぐとともに、バランス能力を鍛えて転倒しにくくする開眼片脚立ちと、お尻や太ももの筋肉の訓練であるスクワットの2種類だ。

方法が詳しく紹介されていました。

開眼片足立ちの方法

1日3回、左右1分間ずつ、床につかない程度に片足を上げる。

スクワットの方法

1日に3度(1度に5・6回ずつ)椅子に腰をかけるようにお尻をゆっくり下ろす。

骨粗鬆症、早期発見で骨折予防

骨粗鬆症の予防にはどのようなことをすればよいのでしょうか。

加齢による骨量の低下は避けられないが、カルシウムやビタミンDを多く含む食品の摂取、毎日の適度な運動で予防を心がけることが大切だ。

森部長は「閉経後の女性に限らず、骨粗鬆症が原因で骨折した家族がいる人や、喫煙・飲酒の習慣がある人はリスクが高い。50歳を過ぎたら早めに検査を受けてほしい」と呼びかける。

骨粗鬆症の予防には、

  • カルシウムやビタミンDを多く含む食品の摂取
  • 毎日の適度な運動
  • 早期発見のため、検査を受ける

骨粗鬆症を病気だと認識している人も少ないでしょうし、また、骨粗鬆症の検査が行われていること自体知らないという方も多いと思います。

骨粗鬆症を予防するためにも、カルシウムやビタミンDを多く含む食品の摂取、毎日の適度な運動を行い、早期発見のため、検査を受けるようにしてくださいね。

【骨粗鬆症とは】

骨粗鬆症は、骨量が減少して若年成人(20~44歳)の平均値の7割未満に落ち込んだ状態。骨がスカスカになり、骨折しやすくなる病気だ。

骨量は男女とも20~30代をピークに加齢とともに減少する。

特に閉経後の女性の場合、女性ホルモンの分泌が低下して骨量が急激に減るため、発症率は60代で3人に1人、70代では2人に1人といわれている。

→ 骨粗しょう症の症状・原因・予防・食事 についてはこちら

■まとめ

65歳から79歳の女性および80歳以上の女性が股関節を骨折した場合、死亡リスクが高まるという論文から3つの仮説を考えました。

1.高齢の女性が股関節を骨折すると、リハビリが大変で、散歩するなど運動する機会が減ってしまうために、健康を悪化させてしまうから

2.骨折のそもそもの原因が低栄養にあるから

3.オステオネットワークの破たん

これらの3つの仮説を正しいと考えるとすれば、予防するのに欠かせないのは、日ごろから運動をして骨・筋肉に刺激を与えること、低栄養や骨粗しょう症を予防する食事に切り替えていく(中高年(メタボ対策)から高齢者(フレイル対応)への食習慣の移行ができていないために低栄養になってしまっていると考えられるため)ことです。







【参考リンク】
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