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ブラウンフード(精製されていない食品)を摂る|おすすめの健康的ライフスタイル10箇条

ハクライドウがこれまで培ってきた約20年の健康情報をまとめた10箇条を紹介します。

あなたの健康的なライフスタイルにこの10箇条を取り入れていきましょう。

今回は「ブラウンフード」です。

ブラウンフードとは、精製されていない玄米など茶色い炭水化物です。




【目次】

■低GI

●血糖値が上がりにくい

ブラウンフードダイエットとは?|低GIの食べ物を選んでダイエット

茶色の炭水化物は、血糖値をゆるやかに上げて脂肪を付けづらい低GIのものが多数で、食物繊維も豊富です。

GI値(グリセリック・インデックス:)は食品が糖に変化し血糖値が上がるスピードを表す指標です。

消化しやすい食品を食べると血糖値が急激に上がりますが、GI値が低い繊維質の食べ物は血糖値が上がりにくいです。

中性脂肪

善玉コレステロールをアップする方法|パワーウォーキング・低GI食品・トマト・ラム肉・アオサ・椎茸|#主治医が見つかる診療所

GI値の数値が高いと中性脂肪が上がりやすいそうです。

■玄米(ガンマオリザノール)

●γオリザノール

糖尿病の予防には白米などの精白した穀物より玄米などの全粒穀物を食べる人のほうがよい|米ハーバード大

米ハーバード大などの研究チームによれば、白米などの精白した穀物より玄米などの全粒穀物を食べる人のほうが2型糖尿病の発症リスクが低いそうです。

米ハーバード大などの研究チームによれば、日常的に摂取する白米の3分の1を玄米に置き換えることにより、2型糖尿病の発症リスクが16%下げ、また、日常的に摂取する白米すべてを玄米などの全粒穀物に置き換えれば、2型糖尿病の発症リスクは最大36%下がると推計されています。

玄米に含まれる「ガンマオリザノール」に糖尿病の改善・予防効果|琉大など研究グループ

玄米に含まれる「ガンマオリザノール」に、糖尿病の改善・予防効果があることがわかったそうです。

玄米のΓオリザノールが脳に働きかけ高脂肪食への誘惑を軽減する?

琉球大学の益崎裕章教授のマウスの実験によれば、玄米を食べると、脂っこい食事への誘惑が軽減され、肥満や糖尿病の予防に役立つと期待されるようです。

琉球大学の研究によれば、玄米に含まれる「ガンマオリザノール」が高脂肪食の摂取による視床下部における小胞体ストレスの亢進を抑制し、高脂肪食の過剰摂取を防ぐことによって、糖尿病の改善・予防効果があることがわかったそうです。

●リポポリサッカライド(LPS)

【免疫力UP】リポポリサッカライド(LPS)が多く含まれる食べ物|#世界一受けたい授業(杣 源一郎)によれば、リポポリサッカライド(LPS、リポ多糖)は、土壌や自然に含まれる微生物にあるものです。

マクロファージ(貪食細胞)が悪い菌や死んだ細胞を食べてくれているのですが、免疫力が低い人はマクロファージがあまり活動していません。

リポポリサッカライド(LPS)はこのマクロファージを活性化させてくれるのです。

リポポリサッカライドを取り入れると、マクロファージを活性化させることで、免疫力がアップし、風邪やインフルエンザの予防、肌荒れ改善、花粉症がん糖尿病認知症骨粗しょう症の予防ができると期待されるそうです。

リポポリサッカライドは皮の部分に含まれているので、お米であれば玄米、そばであれば十割そばがオススメです。

→ 玄米の健康効果 について詳しくはこちら




■マグネシウム

【名医のザ太鼓判】血糖値が高いと薄毛になる?|舞茸が血糖値スパイクを防ぐ|茶色い炭水化物が糖質の吸収を穏やかにする|かかと落としが骨ホルモンが分泌され血糖値を下げる|食後に眠くなるのは血糖値のせい?|9月3日

血糖値が上がりにくい食材は精製されていない玄米など茶色い炭水化物。

玄米などに含まれる食物繊維が血糖値を上げにくくし、マグネシウムがインスリンの働きを活性化してくれるそうです。

マグネシウムが糖尿病抑制(2012/9/25)によれば、食事でマグネシウムを摂取している人は糖尿病になりにくいということが福岡県久山町の住民の健康診断データを21年間にわたって追跡した九州大チームの調査で確認されています。

また、マグネシウムとタウリンを多く摂取している人は、高血圧・高脂血症・糖尿病・肥満が少ない?|世界一受けたい授業 12月4日で紹介した家森幸男先生によれば、高血圧・高脂血症・糖尿病などに関係しているのはマグネシウムとタウリンであることが研究でわかっているそうです。

食事からのマグネシウム摂取量が多いグループは虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)の発症リスクが低い|#国立がん研究センター

食事からのマグネシウム摂取量と循環器疾患発症との関係(男性・女性)
食事からのマグネシウム摂取量と循環器疾患発症との関係(男性・女性)

参考画像:食事からのマグネシウム摂取量と虚血性心疾患発症との関連-多目的コホート研究(JPHC研究)からの成果-(2017/9/8、国立がん研究センター)|スクリーンショット

国立がん研究センターと国立循環器病研究センターの共同研究によれば、食事からのマグネシウム摂取量と循環器疾患(脳卒中及び虚血性心疾患)との関連を検討したところ、マグネシウム摂取量が多いグループは虚血性心疾患の発症リスクが低いことがわかったそうです。

→ マグネシウムを含む食品 について詳しくはこちら

→ 血糖値(正常値・食後血糖値・空腹時血糖値)・血糖値を下げる食品 について詳しくはこちら

■まとめ

白米よりも玄米、食パンよりもライ麦パン、うどんよりもそばなど、積極的に茶色の食品を食べるようにしましょう。

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続きを読む ブラウンフード(精製されていない食品)を摂る|おすすめの健康的ライフスタイル10箇条

骨粗しょう症予防にゴマ(カルシウム・マグネシウム・亜鉛)|#たけしの家庭の医学

健康・美容チェック > 骨粗しょう症 > ごま > 骨粗しょう症予防にゴマ(カルシウム・マグネシウム・亜鉛)|みんなの家庭の医学

2015年10月20日放送のたけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学のテーマは「名医が認めた医食同源SP」です。




■骨粗しょう症予防にゴマ

sesame seeds

by Nate Steiner(画像:Creative Commons)

Yahoo!テレビ番組予告

骨を若く保つ食材!南の島の骨賢者たちは○○を食べていた!

要介護や寝たきりになる最大の要因と言われている「骨粗しょう症」。

その予防に最適で、不足しがちな栄養素が一気に摂れる食材とは?古くから和食や和菓子に使われている日本ではお馴染みのもの…取材班は鹿児島県・喜界島へ!?

喜界島の農産物といえば、黒砂糖が有名ですが、実は白ごまの産地としても有名です。

【参考リンク】

骨粗しょう症はカルシウム不足が主な原因ですが、実はゴマにはカルシウムが多く含まれています。

■骨を健康に保つ6つの栄養素

骨を健康に保つには6つの栄養素が重要です。

その6つの栄養素は、次の通り。

  1. カルシウム
  2. タンパク質
  3. ビタミンD
  4. ビタミンK
  5. マグネシウム
  6. 亜鉛

6つの栄養素の中で現代女性に足りないといわれるのが、カルシウム、マグネシウム、亜鉛の3つの栄養素。

→ カルシウムの多い食べ物 について詳しくはこちら

ゴマにはこの3つの栄養素がバランスよく含まれています。

→ ごま(ゴマ)の栄養・健康効果(効能) について詳しくはこちら

【追記(2019/2/5)】

2019年2月5日放送の「たけしの家庭の医学」では「骨粗しょう症」を取り上げました。

骨が折れやすくなる原因である骨粗しょう症の街の人の対策はカルシウムの摂取ですが、中村幸男先生(信州大学医学部附属病院)によれば、栄養を適切に摂取し運動をしても骨折する患者がいるそうです。

中村先生によれば、カルシウム、ビタミンDの他に骨の健康に欠かせない重要な栄養素があり、それが「亜鉛」!

亜鉛の摂取を指導したところ、骨密度が大幅に改善し、また、何歳でも骨密度は上がるそうです。

→ 骨粗しょう症の症状・原因・予防 について詳しくはこちら

→ 亜鉛 について詳しくはこちら

→ 【奥薗レシピ】減塩&亜鉛たっぷりソース焼きそばの作り方|#たけしの家庭の医学 について詳しくはこちら







【関連記事】
続きを読む 骨粗しょう症予防にゴマ(カルシウム・マグネシウム・亜鉛)|#たけしの家庭の医学

酢&クルミ(オメガ3)は血液&血管改善食材|#主治医が見つかる診療所

2015年8月10日放送の主治医が見つかる診療所のテーマは、『血液&血管を大改善!ちょい足し身近食材』でした。

【目次】




■酢

お酢には、美肌・高血圧・心疾患・脳梗塞認知症に効果があるとされています。

●お酢の健康効果

 

※どの研究結果でも、お酢を摂ることを止めてしまうと元の数値に戻ってしまうそうですので、続けることが重要なようです。

  • ブドウ糖と酢を同時に摂る(例:お寿司)と、血糖値の上昇が抑えられていることがわかったそうです。
    白米だけ食べた場合と、白米+お酢で食べた場合の食後の血糖値の上昇を比較すると、お酢と一緒に食べた方が血糖値の上昇が緩やかになったそうです。
    炭水化物を食べると、消化・分解され、ブドウ糖になって腸から血液の中に吸収されます。
    お酢はその消化・分解を抑えるため、糖の吸収が緩やかになって、食後の血糖値が急激に上がるのを防ぐと考えられます。




■オメガ3

Walnuts

by Pauline Mak(画像:Creative Commons)

最近特にテレビで取り上げられているのが「オメガ3」。

余りの人気でオメガ3を含むエゴマ油やアマニ油は店頭から消えています。

→ えごまの健康効果 について詳しくはこちら

→ オメガ3脂肪酸|オメガ3の効能・効果・食べ物・オメガ3ダイエット について詳しくはこちら

●クルミ

今回番組でオメガ3が摂取することができる食べ物として紹介したのは胡桃(くるみ)です。

クルミに含まれる68.8%は脂質ですが、コレステロールは0です。

くるみの1日の目安は約25gです。

クルミなどのナッツ類を毎日食べていると、糖尿病患者の空腹時の血糖値とヘモグロビンA1cが下がってコントロールが良くなったそうです。

その理由としては、クルミに食物繊維を多く含まれていることやクルミのマグネシウムが血糖値を下げるホルモンであるインスリンの働きを良くしたためと考えられるそうです。

●食物繊維と糖尿病との関係

食物繊維を摂って糖尿病改善|ためしてガッテン 6月10日によれば、腸内細菌の中には、腸でインスリンを分泌するように指令を出すスイッチを増やすものがあるそうで、その腸内細菌(「バクテロイデス」の仲間の細菌)を元気にすることで、血糖値が下がりやすい=糖尿病になりにくい体質を手に入れられるそうです。

慶應義塾大学の伊藤裕先生によれば、血糖値を下げる腸内細菌を元気にするためには、エサを与えてやる必要があるそうです。

そのエサとは、善玉菌の餌となるイヌリン。

イヌリンは、水溶性食物繊維である、ごぼう、にんにく、納豆、大麦入り玄米など根菜類(根っこ野菜)、キノコ類、海藻に含まれています。

つまり、腸内細菌を元気にして血糖値が下がりやすい体質にする方法は、水溶性食物繊維を含む食品を一品増やすこと。

⇒ 食物繊維が多い食品 について詳しくはこちら

食事に水溶性食物繊維を含む食品を加えることで、腸内細菌が元気になり、腸にあるインスリンを出すように促す、すい臓に指令を送るスイッチが増えるそうです。

●マグネシウムと糖尿病の関係

マグネシウムによれば、食事でマグネシウムを摂取している人は2型糖尿病になりにくいということが調査結果で確認されています。

また、マグネシウムが糖尿病抑制によれば、食事でマグネシウムを摂取している人は生活習慣病の糖尿病になりにくいということが福岡県久山町の住民の健康診断データを21年間にわたって追跡した九州大チームの調査で確認されたそうです。

マグネシウム摂取量が148.5mg以下の最も少ないグループと比較すると、摂取量が増えるほど糖尿病のリスクが下がるという結果になったそうです。

また、インスリンの効きが悪い「インスリン抵抗性」の人、習慣的に酒を多く飲むなど一般に糖尿病のリスクが高いとされる人で、マグネシウム摂取による予防効果がより高い可能性も示されたそうです。

→ マグネシウムを含む食品 についてくわしくはこちら

関連記事】

また、クルミ(オメガ3脂肪酸)の健康効果|おもいっきりDON!(日テレ)によれば、オメガ3脂肪酸を多く含むクルミを摂取すると、LDLコレステロールが低下するそうです。

また、1日の摂取量は40グラム=クルミ7個分で必要なオメガ3脂肪酸が摂れるそうです。

【関連記事】

クルミ(オメガ3脂肪酸)の健康効果|おもいっきりDON!(日テレ)

【実験】1日7個のクルミ1週間食べ続けるとどうなる?

実験結果によると、悪玉コレステロールが、98mg/dl⇒82mg/dlで、約16.2%低下し、また、善玉コレステロールが90mg/dl⇒94mg/dlで、約4.4%増加しました。

つまり、この結果によれば、生活習慣病の予防になるそうです。

また、九州大学(2002年)の研究によれば、1日42gのクルミを4週間食べると、

コレステロールは、男性3.8%低下、 女性4.9%低下

悪玉コレステロールは、男性8.9%低下 女性10.6%低下

という結果が出たそうです。

【関連記事】

→ 血管年齢を若くする方法|血管年齢を下げるために効果的な食べ物・運動 について詳しくはこちら







【関連記事】
続きを読む 酢&クルミ(オメガ3)は血液&血管改善食材|#主治医が見つかる診療所

2型糖尿病予防には緑色の葉もの野菜が有効|英研究

健康・美容チェック > 糖尿病 > 糖尿病予防 > 2型糖尿病予防には緑色の葉もの野菜が有効、英研究




■2型糖尿病予防には緑色の葉もの野菜が有効|英研究

Spinach

by Logan Ingalls(画像:Creative Commons)

2型糖尿病予防には緑色の葉もの野菜が有効、英研究

(2010/8/22、AFPBB)

ホウレンソウなどの緑色の葉もの野菜を多く摂取することで、2型糖尿病のリスクを減らすことができるとする論文が、20日の英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(British Medical Journal、BMJ)」に発表された。

<中略>

その結果、緑色の葉もの野菜の摂取量が増えると糖尿病のリスクが減少することが分かった。

一方で、果物とともに摂取すると効果があまりないことも分かった。

緑色の葉物野菜の摂取量が増えると、糖尿病のリスクを減らすことができるそうです。

ただ一方で、果物と一緒に摂取するとあまり効果がないということもわかったそうです。

これは糖分を一緒に摂取することになるということが関連しているのでしょうか。

葉物野菜が糖尿病予防に期待できる理由としては次のように指摘されています。

カーター氏の研究チームは抗酸化物質とマグネシウムが豊富であることから緑色葉野菜の有効性を指摘しているが、裏付けのための更なる研究が必要だとしている。

緑色の葉物野菜には、抗酸化物質マグネシウムが豊富であることによって、糖尿病のリスクを減らすのではないかと考えられるようですが、これを裏付けるためにはさらなる研究が必要になりそうです。

研究論文によれば、緑色の葉物野菜にはβカロチンやビタミンCなどの抗酸化成分があり、それが全身の酸化ストレスの軽減に寄与することが考えられます。

また、最近のメタ分析ではマグネシウム摂取量が2型糖尿病の発生率と逆相関することが判明しており、緑色の葉物野菜にはマグネシウムが含まれていることで2型糖尿病のリスクを低下している可能性があります。

そして、緑色の葉物野菜にはオメガ3脂肪酸のαリノレン酸が含まれていて、脂肪酸のプロファイルはリン脂質二十層の脂肪酸組成を決定する上で重要であると考えられていて、この二重奏の組成は骨格筋内のインスリン感受性に関連します。

→ マグネシウムを含む食品 については詳しくはこちら

→ オメガ3脂肪酸|オメガ3の効果・効能・食べ物(オイル)・ダイエット については詳しくはこちら

野菜不足が気になる方に!

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【補足】糖尿病予防とマグネシウム

マグネシウムとタウリンを多く摂取している人は、高血圧・高脂血症・糖尿病・肥満が少ない?|世界一受けたい授業

家森幸男先生によれば、高血圧高脂血症糖尿病などに関係しているのはマグネシウムタウリンであることが研究でわかっているそうです。

→ タウリンを含む食品 については詳しくはこちら

→ マグネシウムを含む食品 については詳しくはこちら

そして、マグネシウムとタウリンというこの2つの成分は、海産物の乾物に多く含まれているそうです。

塩が体に溜まることは悪いと言われますが、細胞の中から塩をポンプのように吐き出す役割をするのがマグネシウムなのだそうです。

世界中で調べたところによれば、マグネシウムもタウリンも多く摂取している人は高血圧・高脂血症・肥満が少ないのだそうです。

甲殻類に多く含まれるタウリンには、悪玉コレステロールを減少させる効果があるそうです。

→ コレステロールを下げる食品 についてはこちら

→ 悪玉コレステロールを減らす食品 についてはこちら

糖尿病の前段階の人はマグネシウムを摂取すると血糖値が改善する!?

メキシコ、デュランゴ研究所のフェルナンド・ゲレーロ・ロメロ氏らの研究グループによれば、糖尿病になっていない人は、マグネシウムを摂取すると、血糖値が改善するそうです。

マグネシウムを摂取している量が多いほど糖尿病のリスクが下がる!?

食事でマグネシウムを摂取している人は糖尿病になりにくいということが福岡県久山町の住民の健康診断データを21年間にわたって追跡した九州大チームの調査で確認されています。

マグネシウム摂取量が148・5ミリグラム以下の最も少ないグループと比較すると、摂取量が増えるほど糖尿病のリスクが下がるという結果になった。

また、インスリンの効きが悪い「インスリン抵抗性」の人、習慣的に酒を多く飲むなど一般に糖尿病のリスクが高いとされる人で、マグネシウム摂取による予防効果がより高い可能性も示された。

マグネシウムは豆や海藻、精製していない食品に含まれているそうですが、厚生労働省が推奨している摂取量を下回っているそうです。

厚生労働省は30~49歳の男性に1日370ミリグラム、同年代の女性に同290ミリグラムの摂取を推奨しているが、実際の摂取量は男性平均250ミリグラム、女性同224ミリグラム(平成22年国民健康・栄養調査)で、だいぶ下回っている。

■まとめ

糖尿病が気になる人で、緑色の葉物野菜が不足していると感じている人は、緑色の葉物野菜を摂取しましょう!

→ 糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは について詳しくはこちら

→ 糖尿病危険度チェック について詳しくはこちら




→ 硝酸塩/亜硝酸塩が不足した食事だとカロリー過多でなくてもメタボリックシンドロームを引き起こす|琉球大 について詳しくはこちら




【参考リンク】
続きを読む 2型糖尿病予防には緑色の葉もの野菜が有効|英研究

食事からのマグネシウム摂取量が多いグループは虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)の発症リスクが低い|#国立がん研究センター

健康・美容チェック > 心筋梗塞 > マグネシウム > 食事からのマグネシウム摂取量が多いグループは虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)の発症リスクが低い|国立がん研究センター




■食事からのマグネシウム摂取量が多いグループは虚血性心疾患の発症リスクが低い|国立がん研究センター

食事からのマグネシウム摂取量と循環器疾患発症との関係(男性・女性)
食事からのマグネシウム摂取量と循環器疾患発症との関係(男性・女性)

参考画像:食事からのマグネシウム摂取量と虚血性心疾患発症との関連-多目的コホート研究(JPHC研究)からの成果-(2017/9/8、国立がん研究センター)|スクリーンショット

国立がん研究センターと国立循環器病研究センターの共同研究によれば、食事からのマグネシウム摂取量と循環器疾患(脳卒中及び虚血性心疾患)との関連を検討したところ、マグネシウム摂取量が多いグループは虚血性心疾患の発症リスクが低いことがわかったそうです。




■循環器疾患と食べ物との関係|多目的コホート研究より

多目的コホート研究の先行研究では、魚、果物、大豆による循環器疾患の発症リスクの低下が報告されています。

魚・n-3脂肪酸摂取と虚血性心疾患発症との関連について|多目的コホート研究

魚を多く食べるグループで虚血性心疾患のリスクが低下

n-3系多価不脂肪酸摂取量が多いグループで虚血性心疾患のリスクが低下

多目的コホート研究によれば、魚やオメガ3脂肪酸の摂取量が多いと、虚血性心疾患に予防的な効果があるということが示されています。

【関連記事】

野菜・果物と全がん・循環器疾患罹患との関連について|多目的コホート研究

果物で循環器疾患のリスク減

果物の摂取量が最も多いグループでは、最も少ないグループより循環器疾患リスクが19%低いという結果が出ましたが、野菜と循環器疾患リスクとの関連はみられなかったようです。

イソフラボンと脳梗塞・心筋梗塞発症との関連について

大豆をよく食べる女性グループで脳梗塞・心筋梗塞のリスクが低下

大豆を週に5日以上摂取するグループで、週に0-2日摂取するグループに比べて、脳梗塞のリスクが0.64倍、心筋梗塞のリスクが0.55倍、循環器疾患による死亡リスクが0.31倍と低いことがわかっています。

■まとめ

マグネシウムを摂取している量が多いほど糖尿病のリスクが下がる!?によれば、食事でマグネシウムを摂取している人は糖尿病になりにくいということが福岡県久山町の住民の健康診断データを21年間にわたって追跡した九州大チームの調査で確認されたそうです。

【関連記事】

ただ、糖尿病の前段階の人はマグネシウムを摂取すると血糖値が改善する!?で紹介した国立がん研究センターの多目的コホート研究によれば、男性ではわずかながらマグネシウム摂取による糖尿病予防の可能性がありましたが、全体としては関連性は認められなかったそうです。

マグネシウム摂取量が多いグループは虚血性心疾患の発症リスクが低いことがわかりましたが、今回の研究は、マグネシウムと虚血性心疾患との関連性を調べたもので、予防のメカニズムにまでは調べられていませんが、これまでの先行研究で次のようなことがわかっています。

マグネシウムの欠乏は、血圧上昇、血糖代謝低下、動脈硬化促進、脂質代謝異常など、虚血性心疾患の原因となる複数の要素と関連します。一方、動物実験では、高マグネシウム食を与えると血中の血糖値と脂質値が下がることも報告されています。これらのことがマグネシウム摂取の循環器疾患発症に対する予防効果として考えられます。

マグネシウムの欠乏と虚血性心疾患の原因となる要素が複数関連していること、動物実験において高マグネシウム食を与えると血糖値と脂質値が下がることが報告されているそうです。

虚血性心疾患予防のためにも、マグネシウムを含む魚や果物、野菜、大豆などの食品を積極的に摂りましょう!

→ マグネシウム について詳しくはこちら







【参考リンク】
続きを読む 食事からのマグネシウム摂取量が多いグループは虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)の発症リスクが低い|#国立がん研究センター