> 健康・美容チェック > オメガ3 > 【林修の今でしょ講座】亜麻仁油(αリノレン酸)で血管若返り(血圧を下げる)・脳卒中リスクの軽減|亜鉛を含む牡蠣で効果アップ!|5月29日
2018年5月29日放送の「林修の今でしょ!講座」のテーマは「健康長寿は摂っている!血管&肝臓を老けさせない最強油No.1決定戦」です。
第1位 オリーブオイル
第2位 ゴマ油
第3位 亜麻仁油
第4位 えごま油
第5位 菜種油
※解説を行なった佐田政隆教授は2016年9月24日放送の「世界一受けたい授業」では、3つのスーパーオイルの一つの中で、「えごま油」を老化予防や美肌効果が期待できる油として紹介しています。
【目次】
■【名医はここに注目!】亜麻仁油のα―リノレン酸には血管を柔らかくするパワーがある
by essie(画像:Creative Commons)
日清オイリオグループが行なったαリノレン酸を12週間とり血圧変化を調べた実験によれば、摂取期間では血圧が下がっており、摂取が終わると血圧が高くなっていることが分かりました。
【参考リンク】
- α-リノレン酸の血圧低下作用の確認|機能性表示食品に関わる情報開示|日清オイリオ
【補足】
参考画像:栄養豊富なアマニ(亜麻仁)の紹介|日本製粉
亜麻仁油の健康効果・効能とは?|コレステロール低減・抗アレルギー作用・血圧の低下効果ではデータによれば、アマニを摂取することで血圧が下がる効果を紹介しました。
血管が老化につれて硬くなると血圧が上がってしまいますが、血管が若いと血圧も下がります。
亜麻仁油に含まれるαリノレン酸には血管が老けるのを抑える働きがあり、血圧を下げてくれると考えられます。
→ 血圧を下げる方法(食べ物・サプリメント・運動)|高血圧改善・対策・予防 について詳しくはこちら
→ 高血圧|高血圧の症状・食事・数値・予防・原因・対策 について詳しくはこちら
■なぜαリノレン酸が血管を若々しくしてくれるの?
αリノレン酸は体内でEPA・DHAに変換されます。
EPA・DHAは老化とともに硬くなる血管を広げ柔らかくすることで、血管が硬くなるのを防いでくれます。
血管が老けると心筋梗塞や脳梗塞の原因にもなります。
→ DHA・EPAとは|DHA・EPAの効果・効能・食品・摂取量 について詳しくはこちら
→ 血管年齢を若くする方法|血管年齢を下げる食べ物・飲み物・運動【血管若返り】 について詳しくはこちら
■一日にどれくらい摂ればいいの?
αリノレン酸は必須脂肪酸であるため、食事でしかとることができない栄養素です。
1日に摂りたいEPA・DHAは約2g。
EPA・DHAを一日約2g摂るにはどれくらいの量の食品をとる必要があるのでしょうか?
さんま 半身
イワシ 2尾
亜麻仁油(αリノレン酸)小さじ1(約5g)
食品成分データベースを参考にすると、亜麻仁油に含まれるαリノレン酸の量は57gです。
■【最新研究で判明】亜麻仁油のαリノレン酸は脳卒中のリスクを軽減させる!?
アメリカのサンフランシスコの医療センターでの調査によれば、αリノレン酸の摂取量が0.06%増えると脳卒中のリスクが28%減るということが分かったそうです。
αリノレン酸の働きで血管が若々しくなり、脳卒中のリスクが減ると考えられます。
→ 脳卒中とは|脳卒中の前兆・原因・予防 について詳しくはこちら
【参考リンク】
■亜麻仁油を摂っている人の食事
- ほうれん草の和え物+亜麻仁油
- 味噌汁+亜麻仁油
- ハチミツトースト+亜麻仁油
- 温野菜サラダ+亜麻仁油
- 焼肉のたれ+亜麻仁油
※飽和脂肪酸を亜麻仁油が打ち消す作用があるのでおすすめ
- 冷奴+亜麻仁油
■油を摂るタイミングは朝でいいの?
体を動かしている時に脂質を消費するため。
亜麻仁油(オメガ3)を朝から飲んで運動すると脂肪燃焼を早める!|#林修の今でしょ講座によれば、オメガ3系脂肪酸を摂取して運動をすると、脂肪燃焼を早めるという結果が出ているそうです。
【参考リンク】
■亜麻仁油を使う際の注意点
亜麻仁油のダメな使い方は「摂り過ぎ」と「加熱」。
亜麻仁油は熱に弱く、加熱すると酸化してしまいます。(約70度で酸化)
フライパンでの加熱は約200℃となるので、肉野菜炒めなど炒め物をする際には、炒めた後に亜麻仁油をかけるようにするとよいです。
オメガ3の美肌効果|オメガ3を摂取するとなぜ美肌になるのか?によれば、調理方法によってはオメガ3が減少してしまいます。
大阪ガスの実験結果によれば、油で揚げると残るのは50%、フライパンで焼くと残るのは80%、グリルで焼くと残るのは90%なのだそうです。
→ えごま油の注意するポイントは「熱に弱い」という性質があること について詳しくはこちら
【参考リンク】
■亜麻仁油と食べるとより血管に良い食品は「牡蠣(かき)」!
αリノレン酸をEPA・DHAに変換するには必要な栄養素があります。
【一緒に摂るとαリノレン酸を効率よく摂取できる栄養素】
そこで、名医がオススメしたのは「焼き牡蠣の亜麻仁油添え」や「亜鉛たっぷりのシジミ汁」!
→ 亜鉛|亜鉛を含む食べ物・食品|亜鉛不足チェック・摂取量 について詳しくはこちら
→ カキの栄養・牡蠣の健康効果(効能) について詳しくはこちら
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■亜麻仁油と食べると認知症予防が期待できる栄養素を含むのは「アボカドサラダ」
アボカドに含まれるビタミンB6がポイント。
アラブ首長国連邦とイギリスの共同研究チームによる実験によれば、血中のαリノレン酸(オメガ3脂肪酸)が多い人がビタミンB群を摂ると、認知機能の低下を遅らせること、そして、普段からαリノレン酸を摂っている人には効果があり、摂っていない人には効果なしということが分かったそうです。
亜麻仁油の成分が脳の神経細胞を柔らかくすると考えられます。
最新研究によると、亜麻仁油のαリノレン酸を一緒に摂ると、ビタミンB6を豊富に含む鮭と枝豆の葉酸も効果が期待できるそうです。
→ 認知症の症状・改善・予防に良い食べ物 について詳しくはこちら
【参考リンク】
■脳を活性化させる亜麻仁油を使った絶品料理
東大ママドクターこと伊藤明子先生(赤坂ファミリークリニック院長・東京大学医学部附属病院小児科医)
●卵かけごはん+亜麻仁油
白米or雑穀米+生卵
卵・醤油をかけた後、小さじ1杯の亜麻仁油
αリノレン酸を含む亜麻仁油自体も栄養価が高いのですが、αリノレン酸+卵のたんぱく質でより脳を活性化!
●納豆+亜麻仁油
納豆にはナットウキナーゼという酵素が入っていて悪玉コレステロールの増殖を抑えることができたり、血管をしなやかにさせることができる!
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