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25キロ減量の華原朋美さんは「痩せてから偏頭痛とふらつき、めまいが酷いです」とブログで告白し、医師によれば急激なダイエットが影響している可能性があるそうです。47歳で自律神経が乱れる時期(更年期)でもあるので気をつけてほしいです。https://t.co/wwazYu5lLOhttps://t.co/Zif1cOYXBr
— 健康美容ブログ「HAKUR」|女性の知りたいがココにある! (@4050health) April 10, 2022
2022年4月9日の華原朋美さんのブログによれば、「痩せてから偏頭痛とふらつき、めまいが酷いです」と告白しています。
病院では「急に体重を落としたせいだから」と言われたそうです。
■体に異変を起こす間違ったダイエット法|たけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学
栄養は生命に必要な機能から優先的に使われています。
極端な低カロリーダイエットを行うと、飢餓状態となります。
飢餓状態では、生命維持だけに栄養が使われるようになり、栄養が行き届かない場所に障害が起こり始めます。
せいぜい2kgまで一ヶ月に減量するのが好ましい。
極端に急速なダイエットをしてしまうと、栄養摂取不良によって起こってくる障害があり、それに加えて、ホルモンの異常が起こってくると全身に重篤な障害が出てくるそうです。
例えば、飢餓状態で性腺刺激ホルモンの分泌が低下し、卵巣が十分に刺激されず、生理不順になることがある。
その他にも、肌の乾燥、冷え性、筋力の低下なども起こってくるそうです。
こうしたことが起こるのは、飢餓状態で甲状腺からでるホルモンの質が低下し、皮膚の新陳代謝や体温等の調整機能が衰えてしまうためです。
番組によれば、ダイエットをする女性の6割以上に体の異変があったという報告もあるそうです。
つまり、極端な低カロリーダイエットを行えば、少なからず体に異変が起きるのです。
華原朋美さんは約4か月間で25キロ減量したと告白していますので、体に異変が起きてもおかしくないということですね。
華原朋美さんの年齢は47歳で、人によっては更年期障害で悩む年齢でもあります。
更年期症状にはめまい・ふらつきがあります。
姿勢や動きに関する情報を、目(視覚)、内耳(耳の奥の三半規管)、足の裏の感覚などを通じて、脳で情報を統合し、目(眼球)、首、手足を動かし、バランスをとっていますが、この仕組みのどこかで異常があるとめまいが起こるそうです。
更年期障害の場合は、エストロゲン(女性ホルモン)が減少によって、脳の視床下部が混乱し、自律神経が乱れてしまい、めまい・耳鳴り・ふらつきの症状を起こしていると考えられます。
→ 更年期障害の症状・原因・チェック|40代・50代の更年期の症状 について詳しくはこちら
■まとめ
減量したいという意気込み、そして実際に結果を出したことはすごいことだと思います。
ただ40代は女性が健康に意識をフォーカスする年代に入っていきます。
女性が大きな病気への備えを考え始める年齢の平均は40.5歳|「病気への備えとして重要だと思うこと」ランキングベスト10によれば、女性が大きな病気への備えを考え始める年齢の平均は40.5歳なのだそうで、また、性別(男性・女性)・年齢階級別にみる悩みやストレスの原因からわかること|国民生活基礎調査によれば、女性は45歳以上になると、「自分の健康・病気」が悩みの原因1位となっています。
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体づくりを行なう際にもっと自分の身体とのコミュニケーションが重要になってくるので、ぜひ自身の身体からのサインを大事にしてほしいです。
→ 痩せたい40代のための本当に効果のあるダイエットのやり方(方法)・体重(体脂肪率)を減らす方法