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すい臓がんはなぜ「最悪のがん」だといわれるのか?|膵臓がんの5年生存率はあらゆるがんの中で最も低い!

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膵臓がんはあらゆるがんの中で「最悪のがん」といわれますが、それはなぜなのでしょうか?




【目次】

■すい臓がんの5年生存率はあらゆるがんの中で最も低い!

Pancreas

by John Campbell(画像:Creative Commons)

千代の富士の命を奪った「すい臓がん」 生存率7%「最悪がん」でも予防できる

(2016/8/1、Jcastニュース)

国立がん研究センターの最新の統計によると、すべてのがんの「5年生存率」の平均が62.1%なのに、すい臓がんは7.7%と、あらゆるがんの中で最も低い。2番目に低い胆のう・胆管がんが22.5%だから、いかに群を抜いて悪質かがわかる。ちなみに「10年生存率」になると4.9%まで下がる。

がん患者の「5年相対生存率」推計62.1%|国立がん研究センターによれば、男性におけるがんの種類ごとの生存率によれば、すい臓がんが最も低い7.9%、女性もすい臓がんが最も低い7.5%となっています。

すい臓がんになった有名人の方も多くいらっしゃいます。

■すい臓がんはなぜ「最悪のがん」だといわれるのか?

すい臓がんが最悪のがんだといわれる理由は3つ。

1.検査で発見しにくい

すい臓は胃の裏側の体の深部にあり、他の臓器に囲まれているため、がんが発生してもレントゲン検査などでは発見しにくい。

すい臓の位置が体の奥深く(肝臓や胃などの裏側の隠れた場所)にあるため、検査が難しいそうです。

2.がんが転移しやすい

また、すい臓がんの多くは中を通る「すい管」という部位に発生するが、すい管はリンパ管や血液とつながっているため、がん細胞が周辺の臓器や体の遠い部位まで転移しやすい。

3.特徴的な自覚症状がない

その上、すい臓がんには特徴的な自覚症状がない。症状として腹痛、黄だん、腰や背中の痛み、食欲不振、体重減少が挙げられるが、胃炎やすい炎の場合も同じ症状になる。

すい臓がんが早期に発見されにくい理由は、自覚症状がなかなか現れず、また、すい臓がん特有の特徴的な症状がないためです。

すい臓がんの症状として共通しているのが、胃のあたりや背中が重苦しい、お腹の調子がよくない、食欲不振やだるさ、体重の減少などがありますが、いずれもすい臓がん特有の症状ではなく、胃腸の調子が悪い程度のもので見過ごしてしまいがちです。

すい臓がんがある程度進行すると、はっきり黄疸が出たり、腹痛も強くなり、背中や腰に痛みが走り、体重の減少といった症状もみられるようになります。

小さなすい臓がんの場合は、腹痛や黄だんなどの症状が出ないことが多く、発見時にはすでに手術ができない状態が多いのだ。

しかし、小さなすい臓がんでは腹痛や黄疸などの症状も出ないことがあるため、すい臓がんが見つかった時にはすでに手遅れという場合も多いそうです。

■すい臓がんの検査方法

頼みの綱はがん検診による早期発見、早期診断だが、他のがんでもよく行なわれる腹部超音波(エコー)検査と血液検査では、すい臓がんの早期発見率が低いのが現状だ。「コンピューター断層撮影法」(CT)が比較的有効とされるが、撮影のために使用する「造影剤」には、重篤な副作用リスクがあり、気軽に何度も受けられるものではない。MRI(核磁気共鳴画像法)を利用した「MRCP」という検査が、早期発見にある程度有効とされている。

より高度な検査方法として「内視鏡的逆行性胆管膵管造影」(ERCP)や「超音波内視鏡」(EUS)があるが、実施している医療機関が少ないうえ、費用が高額だ。また、ERCPは稀に急性すい炎を引き起こす可能性があるため、「気になるからちょっと検査をしたい」という使い方がしにくい。

  • 腹部超音波(エコー)検査と血液検査は早期発見率が低い。
  • 「コンピューター断層撮影法」(CT)が比較的有効とされるが、撮影のために使用する「造影剤」には、重篤な副作用リスクがある。
  • MRI(核磁気共鳴画像法)を利用した「MRCP」という検査が、早期発見にある程度有効
  • より高度な検査方法として「内視鏡的逆行性胆管膵管造影」(ERCP)や「超音波内視鏡」(EUS)があるが、実施している医療機関が少ないうえ、費用が高額。

エコー検査や血液検査といった一般的な検査ではすい臓がんの早期発見は難しく、有効な検査方法にも副作用がある造影剤が必要であったり、費用が高額なものであったり、気軽に検査ができるものではなく、今後新しい検査方法が期待される分野といえそうです。

■すい臓がんのリスク要因

●タバコ

喫煙者が発症するリスクは、非喫煙者に比べ、男性は1.6倍、女性は1.7倍だ。

がんになっても長生きできる生活習慣|たけしの本当は怖い家庭の医学によれば、すい臓がんのリスクを上げる条件として「喫煙」が挙げられています。

●燻製や加工肉、血糖値の上がりやすい食品を多くとる

また、燻製や加工肉、血糖値の上がりやすい食品を多くとることもリスク上昇につながる。

加工肉を毎日50グラムを摂取すると「がんリスク」18%増|WHOで紹介した世界保健機関(WHO)の専門組織である国際がん研究機関によれば、ハムやソーセージなどの加工肉を食べると、がん発症リスクが高まるという発表をしたそうです。

●肥満

BMI(肥満度を表す体格指数)が30以上になると、標準体重の人に比べ発症リスクが男性で3.5倍、女性は1.6倍に上昇する。

肥満がすい臓がんの危険高めるで紹介したテキサス大の研究グループによれば、米国内での疫学調査の結果、若いころから体格指数(BMI)が25以上の「過体重」だったり、30以上の肥満だったりすると、膵臓がんを発症する危険性が高くなったそうです。

●糖尿病

実はすい臓がん患者の26%は糖尿病患者というデータがある。糖尿病の男性は、すい臓がんの発症リスクが健康な人に比べ2.1倍、女性でも1.5倍高い。

糖尿病の人の大腸がんになるリスクは1.4倍、肝臓がんは1.97倍、すい臓がんは1.85倍も高いによれば、糖尿病の人はそうでない人に比べて、すい臓がんになるリスクは1.85倍なのだそうです。

すい臓がんに関しては、すい臓はインスリンを分泌する臓器であり、糖尿病の人がすい臓がんになりやすいとは考えやすいですよね。

すい臓の病気と糖尿病によれば、膵がんができると、糖尿病を発症したり血糖のコントロールが急に悪くなったりすることがあります。

日本膵臓学会の報告によると、膵がんの方の既往歴の中で糖尿病が18%と最も頻度が高いのです。

2センチ以下の比較的小さな膵がんでも糖尿病の悪化が8%の患者さんに認められていますので早期診断のためにも糖尿病への注意が重要です。

最近、糖尿病の症状が出てきたという人、あるいは、かねてからの糖尿病が急に悪くなってきたという人などは、早めにすい臓がんの検査を受けてみることをおすすめします。

→ 糖尿病の症状(初期症状)チェック について詳しくはこちら

→ 糖尿病チェック について詳しくはこちら

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●膵炎

すい臓がんのほとんどは、すい臓が炎症を起こす「すい炎」が原因で発症する。そして、すい炎は血液中に糖分が増える(糖尿病の現象)ことによって起こる。

すい臓がんを早期発見する鍵は「血糖値」|ためしてガッテン(NHK)によれば、すい臓でインスリンを作るβ細胞が、すい臓がんができると働きが悪くなり、その結果として血糖値が急上昇することがわかってきたのだそうです。

また、脂質異常症高脂血症)はすい炎の原因となっています。

高脂肪・高カロリー食によって中性脂肪が増えると、すい臓に負担がかかり、すい炎を引き起こす原因になると考えられるからです。

●アルコール

アルコール類は、飲むとすぐ顔が赤くなる人は控えた方がいい。アルコールを分解する酵素を持たない人のすい臓がん発症リスクは、タバコを吸う場合と合わせると、10倍に上昇するからだ。

飲酒は60以上の病気やケガの原因になりうる-WHOによれば、アルコールは消化やホルモン機能を担う膵臓にも影響が出ることがわかっており、男性では急性膵炎の30%、慢性膵炎の65%が飲みすぎが原因で起きるそうです。




■すい臓がんの予防法

●運動

運動習慣がある人はない人に比べ、リスク低下がみられることが明らかになっている。

運動習慣がある人はない人に比べて、すい臓がんのリスクが低下することがわかっているそうです。

糖尿病の予防方法として運動が挙げられるように、すい臓がんの予防としても運動は効果的なようです。

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●青魚(DHA)

マグロやイワシ、サンマなどの青魚をたくさん食べ、魚に含まれているDHA(ドコサヘキサエン酸)という不飽和脂肪酸を多く摂取すると、発症リスクが3割減るという報告がある。

青魚に含まれるDHAを多く摂取すると、すい臓がんの発症リスクが減るそうです。

青魚の脂肪酸が日本人の膵臓がんを減らす?

(2015/11/27、medley)

ω-3多価不飽和脂肪酸の消費量が多いと膵臓がんを発症する危険性が30%下がる

<中略>

海産物に含まれるω-3多価不飽和脂肪酸、またはその中でもDHAの消費量が多い人では、膵臓がんを発症する危険性が低いという結果でした。

オメガ3脂肪酸の中でもDHAの消費量が多い人では、すい臓がんを発症するリスクが低いという結果が出たそうです。

●コーヒー・緑茶

コーヒー(1日3杯未満)や緑茶を飲む習慣も予防効果が期待できるという。

コーヒー・緑茶で死亡リスク減|国立がん研究センターによれば、コーヒーや緑茶を日常的によく飲んでいる人は、そうでない人に比べて死亡するリスクが低いそうです。

コーヒーを飲む量を増やした人は、糖尿病にかかりにくくなる!?によれば、コーヒーを飲む量を増やした人は、同じ量のコーヒーを飲み続けている人よりも成人で発症する糖尿病(2型糖尿病)にかかりにくくなるそうです。

糖尿病を予防することがすい臓がん予防にもつながると考えられるので、コーヒーや緑茶を飲むことが勧められているのではないでしょうか。

→ 膵臓がんの症状(初期症状)・原因・チェック について詳しくはこちら

→ 糖尿病を予防する方法 について詳しくはこちら







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膵臓がんを早期発見できる検査キットを開発|国立がん研究センター

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■膵臓がんを早期発見できる検査キットを開発|国立がん研究センター

Glass

by Steven Lilley(画像:Creative Commons)

膵臓がんの検査キット開発=早期発見に期待-国立研究センター

(2015/11/9、時事通信)

同研究所は、たんぱく質「アポリポプロテインA2(apoA2)アイソフォーム」が善玉コレステロールを形成し、膵臓がん患者では血液中の濃度が低下することを米国立がん研究所との共同研究で確認した。
さらに検査キットを開発し、大阪府立成人病センターや福岡大病院などの協力を得て、患者と健康な人の血液で試したところ、早期の膵臓がんのほか、膵臓がんに至るリスクが高い慢性膵炎(すいえん)などを高い精度で検出できた。

国立がん研究センター研究所の本田一文ユニット長らは、膵臓がんを早期に検出できる血液中のたんぱく質「アポリポプロテインA2(apoA2)アイソフォーム」を見つけ、検査キットを開発したと発表しました。

すい臓がんを早期発見する方法を開発したのは15歳!?将来的には生存率が100%になる可能性も?で紹介した2013年に当時15歳のジャック・アンドレイカ君はすい臓がんを早期発見する画期的な方法を発見したことが話題になりました。

すい臓がんを発見する方法を簡単にまとめると、すい臓がんになると検出される8000種類のタンパク質を納めたデータベースの中から

・がんの初期段階からすべての患者において血中レベルが高くなる
・がんである場合のみ変化が見られる

というタンパク質を発見し、一種類の特定のタンパク質にだけ反応するという性質をもつ「抗体」の性質を組み合わせるというものです。

■まとめ

膵がん早期診断の血液バイオマーカーを発見 検査キットの開発にも成功、膵がん検診への実用化を目指す

(2015/11/9、国立がん研究センターニュースリリース)

ApoA2アイソフォームを単独またはCA19-9と組み合わせて検診として用いることで早期膵がんや膵がんリスク疾患の危険率が高い集団をスクリーニングし、その後の精密な画像検査等でそれらの疾患を診断することができれば、膵がんによる死亡率減少への貢献が期待されます。

今回の研究によれば、早期のすい臓がんだけでなく、膵臓がんに至るリスクが高い慢性膵炎などを高い精度で検出したということですので、検査キットが普及すれば、すい炎やすい臓がんの予防につながることが期待されます。

→ 膵臓がんの早期発見を目指し「アポリポプロテインA2(apoA2)アイソフォーム」をバイオマーカーに用いた膵臓がん検診の臨床研究を実施|国立がん研究センター について詳しくはこちら

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すい臓の病気(慢性膵炎と膵がん)と糖尿病

the pancreas

by adrigu(画像:Creative Commons)

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すい臓の病気と糖尿病 

糖尿病ブログ

すい臓の病気と>糖尿病に関する記事がございましたので、ご紹介します。

続・糖尿病50話:第35話 膵臓の病気との関係

(2008/12/2、毎日新聞)

膵臓は胃の後ろのほぼ体の真ん中にある臓器で、主に食べ物を消化する消化酵素を十二指腸に分泌する役目(外分泌機能)と、血液の中に数種類のホルモンを分泌し体の代謝をつかさどる(内分泌機能)臓器ですが、そのホルモンの一つがインスリンです。

血糖を下げる働きがあるホルモンは体の中にこれしかなく、膵臓障害でインスリンの分泌が低下すると糖尿病が発症します。

疾患の進展により膵外分泌機能だけでなく膵内分泌機能も低下し糖尿病に至るものを「膵性糖尿病」といいます。

主な膵疾患は、慢性膵炎と膵がんです。

人間の体にあるホルモンの中で、血糖値を下げるホルモンは、インスリンだけしかありません。

そのインスリンを分泌する臓器はすい臓です。

すい臓に障害がおこると、インスリンの分泌が低下してしまうことで、正常に血糖値を下げることができなくなり、糖尿病になってしまいます。

→ 糖尿病の症状・初期症状 について詳しくはこちら

すい臓におこる主な疾患は慢性膵炎と膵がんです。

慢性膵炎は代償期(ダメージを受けても補うことのできる時期)から非代償期へと病状が進行します。

初期の代償期には、膵機能は比較的良好で、そのためにかえって腹痛や背部痛が出現し、食事量の制限が必要です。

膵臓の荒廃が進み非代償期になると、膵内分泌機能不全により膵性糖尿病の発症とともに、膵外分泌機能不全による消化吸収障害により便に脂肪が混じり、便が水に浮き、軟らかく量が多くなり色が薄くなります。

悪臭がしたり、便器についたりします。治療はインスリン注射と消化酵素製剤の内服です。

膵がんができると、糖尿病を発症したり血糖のコントロールが急に悪くなったりすることがあります。

日本膵臓学会の報告によると、膵がんの方の既往歴の中で糖尿病が18%と最も頻度が高いのです。

2センチ以下の比較的小さな膵がんでも糖尿病の悪化が8%の患者さんに認められていますので早期診断のためにも糖尿病への注意が重要です。

すい臓に慢性膵炎やすい臓がんなどの疾患がおこると、インスリンの分泌が低下してしまい、血糖のコントロールをすることができなくなり、糖尿病を発症または悪化してしまうそうです。

すい臓の疾患や糖尿病を予防するためにも定期的に検診を受けることで早期発見・早期治療を行いましょう。

→ すい臓がん について詳しくはこちら

→ 糖尿病を予防する方法 について詳しくはこちら







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飲酒は60以上の病気やケガの原因になりうる-WHO

Beer Keg BW

by Jenn Durfey(画像:Creative Commons)




「飲酒の健康影響」-(2)60以上の疾患に関係 肝臓病、がん、依存症

(2010/5/18、47ニュース)

世界保健機関 (WHO)は60以上の病気やけがの原因になり得ると指摘する。

世界保健機関によれば、酒(アルコール)は、60以上の病気や怪我の原因になりうるそうです。

 

■飲酒(アルコール)と肝臓の病気

その中でも特に多いのが、肝臓の病気(肝臓病)なのだそうです。

特に多いのが肝臓病だ。

アルコールは胃や小腸から吸収され、大部分がまず肝臓で分解される。

飲みすぎて負担が大きくなると脂肪肝になる。

さらに多量の飲酒が続くと、アルコール性肝炎や肝硬変の危険がある。

日本酒7合を毎日、15年以上飲み続けると、半数の人が肝硬変になるといわれる。

すべての肝臓病に占めるアルコール性疾患の比率は1961年に3%だったが、2002年には23%に上昇した。

肝臓に負担がかかってしまうと、脂肪肝になる恐れが高くなります。

脂肪肝 についてはコチラ。

さらには、アルコール性肝炎肝硬変になるリスクも高くなります。

記事によれば、肝臓病に占めるアルコール疾患の比率は、2002年には23%に上昇しているそうです。

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■飲酒(アルコール)とすい臓

消化やホルモン機能を担う膵臓にも影響が出る。

男性では急性膵炎の30%、慢性膵炎の65%が飲みすぎが原因で起きる。

急性膵炎になっても酒をやめられず、慢性膵炎に進む人も少なくない。

 

■飲酒(アルコール)と依存症

飲酒を続けると脳がアルコールに慣れて、以前ほど酔わなくなる。酒量が増え、やめようと思っても飲酒がコントロールできなくなると、アルコール依存症の疑いがある。

酔いがさめる際に手や体が震えたり不快な気分になる離脱症状が特徴。

国立病院機構久里浜アルコール症センターの樋口進・副院長らが08年に行った調査では、日本人男性の5・1%、女性の1・3%に依存症の疑いがあった。

 

■飲酒(アルコール)とがん

飲酒はがんとの関係も深い。

アルコールが肝臓で分解されてできるアセトアルデヒドは発がん性のある物質。

さらに酢酸に分解されるが、その過程で唾液中にも高濃度で分泌される。

アルコール依存症の患者に食道がんや口腔がんが多いことが知られ、WHOは大腸がん乳がんにも関係すると指摘している。

大腸がん予防方法・大腸がんの危険度チェック|たけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学では、飲酒が最もガン(大腸がん)になるリスクを高める習慣として紹介していました。

最もリスクが高いのは飲酒。

飲酒による大腸がんのリスク

一日に日本酒を

1合⇒1.4倍

2合⇒2.0倍

3合⇒2.2倍

4合⇒約3倍

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  • 1日1杯のアルコール、がんになるリスク高める可能性=研究
  • 飲酒はがんの原因なのか

 

■飲酒(アルコール)と急性アルコール中毒

短時間に大量の酒を飲んで起きるのが急性アルコール中毒。

代謝できないアルコールが脳に回って中枢神経をまひさせる。

■飲酒(アルコール)とケガ

飲酒が原因で起きる外傷も多い。

酒酔い運転による死亡事故は後を絶たず、職場や家庭での暴力も起きている。

 

■飲酒(アルコール)の健康効果

一方、適量の飲酒(1日に日本酒1合未満程度)をする中高年は、全く飲まない人に比べて心筋梗塞や脳梗塞が起きにくく、死亡リスクが低いことが知られている。

血液の凝固を抑える作用がアルコールにあるためらしい。

アルコールも適量であれば、健康にとっても問題ないと思いますが、飲みすぎると健康に影響を与えます。

ただ酒量が多いと高血圧や脳出血を招き、逆に死亡リスクが高まる。







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