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緑内障の症状・原因・治療-大鹿哲郎さん筑波大教授基調講演

Murphy Lecture 11.08.12

by Southern Arkansas University(画像:Creative Commons)

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筑波大学教授(眼科学) 大鹿哲郎さんによる基調講演をまとめたこの記事では、緑内障の症状・原因・治療について詳しく紹介されています。

緑内障 についてはこちら。

この記事から緑内障のポイント・特徴を抜き出してみたいと思います。

 

基調講演 (3) 「早期発見が重要な緑内障」

(2010/6/11、読売新聞)

■緑内障とは

視神経が障害を受け、少しずつ視野が欠けてくる病気です。

進行すると、すべて見えなくなってしまうこともあります。

緑内障は失明する危険を伴う大変怖い病気です。

患者はどれくらいいるのか。岐阜県多治見市で行われた世界的にも有名な疫学調査によると、40歳以上の日本人で、実に驚くべきことに20人に1人、5%が緑内障でした。しかも、その5%のうち、事前に緑内障と診断されていたのは100人のうち11人だけ。9割の人は自分が緑内障とは知りませんでした。緑内障が隠れている人は非常に多いのです。

岐阜県多治見市の疫学調査によれば,40歳以上の20人に1人が緑内障だったそうです。

しかし、そのうち、事前に緑内障と診断されていた人は少なく、9割の人が自分が緑内障だとは気づいていなかったそうです。

このことからわかるのは、緑内障が初期の段階では気づきにくいということです。

緑内障は視覚障害、失明原因の第1位です。第2位が糖尿病網膜症。それで、緑内障になったら、失明宣言されたのと同じと思われるかも知れません。

緑内障が原因の失明は約8・2万人とされています。緑内障の患者は約340万人ですから、全体の2・4%です。全員が失明するわけではない。きちんと発見して治療すれば、ほとんどの方は失明せずに生涯を過ごすことができます。

緑内障は失明原因の1位ですが、定期的に検査を受けて、早期発見・早期治療をすることが緑内障による失明を防ぐことができるそうです。

 

■緑内障の原因

眼圧が原因だとされてきました。眼圧とは目の中の圧力です。タイヤやボールと同じように、目も中に圧力があって膨らんでいる。どの程度の圧力かというと、10から21ミリ水銀柱です。血圧でだいたい上が140未満、下が90ミリ水銀柱未満が正常といわれていますが、眼圧はそれより1ケタ少ない。21ミリ水銀柱以下が正常値。21より上だと高い。

眼圧は1日のうちでも2~3ミリ水銀柱は変動するんですが、逆立ちやストレス、近くのものを根を詰めて見るなどでも眼圧は上がります。夏より冬に上がる。お酒は下げる方にはたらきます。

緑内障の原因は眼球内の圧力が高くなることといわれています。

ただ、後でも紹介されております通り、正常範囲の眼圧でも緑内障になる正常眼圧緑内障というものがあるため、眼圧だけで緑内障かどうかを決めることはできないようです。

 

■緑内障の種類

眼圧は眼球内を満たしている「房水」という透明な液体で、一定に保たれています。房水は、隅角という出口から眼球外に排出されますが、隅角が広いのが開放型、狭いのが閉塞型と、大ざっぱに2種類に分類されます。開放型の方が多く、ゆっくり進行する。その中に高眼圧タイプと正常眼圧タイプがあります。

閉塞型はそんなに数は多くないが、隅角が詰まってしまい、発作が起きることがあります。発作が起きると、目も痛い、頭も痛い、吐き気もする。夜中でも何でも、救急車を呼んで眼科に行った方がいい。我慢すると、失明ということもあります。

緑内障で視野が欠けるのは、眼圧によって視神経がやられてしまうからです。しかし、正常眼圧緑内障というタイプは、眼圧は10~21ミリ水銀柱の正常範囲です。ただ、視神経が普通の眼圧にも耐えられないほど弱いために傷んでしまう。だから眼圧だけで緑内障かどうかは決められませんが、高眼圧と正常眼圧のどちらの緑内障も、症状や治療法は同じです。

視神経の障害は治りません。視神経は生き返りません。それに対応する視野は戻りません。これが緑内障で一番怖いところです。早期発見、早期治療が非常に重要です。

緑内障の種類を分類すると、

●開放型

└ 高眼圧タイプ

└ 正常眼圧タイプ(正常眼圧緑内障)

●閉塞型

 

●緑内障を早期発見・早期治療するには

片方の目の視野が欠けても、両方の目で見ていると、補い合って気付きにくい。片方ずつ、チェックしないと気がつきません。視野の障害は、初期や中期ではなかなか自覚症状がありません。発作が起こることがある閉塞型ではなく、開放型では、少しずつ進行するので気がつかない。視野の4分の1が欠けても、気がつかないこともある。病院に来たら、末期だったということもあります。

それだけに、40歳を過ぎたら、眼科でも、健康診断でもいいですから、目のチェックを受けてください。

片方の目の視野が欠けても、もう片方の目が補ってしまって初期の段階では気づきにくいようです。

40歳を過ぎると、緑内障になる人が増えるということですので、40歳を過ぎたら眼科で診てもらうようにしましょう。

 

■緑内障の治療

どんな治療をするか。患者の多い開放隅角緑内障では、眼圧を下げる目薬が基本です。正常眼圧型も高眼圧型も同じです。まず目薬をつける。1本で効きが悪ければ、2本、3本と増やす。それでもだめなら、飲み薬、レーザー、最後は手術です。たいていは目薬だけでコントロールできる方が多い。

薬は色々あります。代表的な交感神経β受容体遮断薬は目だけではなくて、心臓や気管支にも作用してしまう。心臓に病気がある人やぜんそくの人は使いづらい。

どうしても使わなければならないときは、点眼した後に、鼻にいかないように目頭を押さえる。そうすれば、全身に吸収されることはありません。

一番良く使われているのがプロスタグランジン関連薬です。これは夜1回使ってください。1日1回でいい。夜が一番効きます。

これには副作用があります。目の周りにこぼれると、色素沈着で少し黒くなります。まつげが長くなったりします。これは男性に多い。なぜかというと、顔を洗わないからです。点眼した後に、顔を洗うか、タオルでよく拭く。お風呂に入る前に点眼すればいいのです。

今年、新しい合剤が売り出されます。今までは、交感神経β受容体遮断薬とプロスタグランジン関連薬を5分以上の間隔をあけて点眼しなさいと言われていた。合剤は二つの薬が一つの瓶に入っている。これによって非常に楽になるでしょう。

目薬を付け忘れると、眼圧がすぐに上がってしまいます。1回忘れたぐらいでクヨクヨすることはないが、調査では、4人に1人は忘れています。本当に忘れないでほしい。

緑内障の症状がないと、面倒くさいから、もう薬はやめようと思うこともあるようですが、症状がなくてもちゃんと使いましょう。症状が出てきたら、もう遅い。症状がないことは、いいことなんです。

点眼で進行が抑えられない場合や、点眼でも眼圧が下がらない場合には、手術をしますが、白内障と違って、手術をしたから治るというものではありません。

眼圧を下げて、それ以上進行しないための手術です。しかも1回では済まなくて、効果が出ない場合は2回、3回とやる場合もあります。手術はあくまで最後です。なるべく点眼で進行を抑えておいた方がいい。

緑内障とうまく付き合うためには、毎日使っている薬の名前を覚えましょう。一病息災のつもりで、根気よく付き合ってください。緑内障は1回なったら治ることはないので、一生付き合わなければならない。逆に、緑内障のおかげで、ほかの目の病気は早期発見できるからいいと思うことにする。症状がないからといって、自分で治療を中断しない。疑問な点があれば、主治医によく質問してください。

緑内障の治療は、目薬⇒飲み薬⇒レーザー⇒手術と段階を経ていくようです。

まず大事なことは、目薬を忘れないこと。症状がないため、忘れがちなようです。

ただ、緑内障は症状が出てからでは遅く、症状がないことはいいことだと思うようにした方が良いようです。

点眼で進行が抑えられない、または眼圧が下がらない場合には、手術となるようですが、白内障の手術と違い、手術をしたからといって、治るというものではなく、あくまで眼圧を下げてそれ以上進行させないようにするというものなのだそうです。

手術の段階にならないためにも、進行を抑えるようにきちんと点眼を忘れないようにしましょう。

→ 緑内障の症状・原因・眼圧・予防 について詳しくはこちら







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Google、病気に関する検索結果に症状と治療法の「ナレッジグラフ」カードを表示すると発表

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by Sarah Murray(画像:Creative Commons)




Google、病気に関する検索結果に症状と治療の「ナレッジグラフ」カード

(2015/2/11、itmediaニュース)

米Googleは2月10日(現地時間)、Google検索での病気に関する検索の結果に、症状や治療法についての情報をまとめたナレッジグラフのカードを表示すると発表した。まずは米国の英語版で提供を開始し、提供範囲および言語を拡大していく。

食品名を検索するだけでカロリー・栄養成分・コレステロールまでわかる時代に|GOOGLE検索新機能という記事を先日お伝えしましたが、今回のニュースによれば、Google検索での病気に関する検索の結果に、症状や治療法についての情報をまとめたナレッジグラフのカードを表示するそうです。

 healgh

参考画像:itmediaニュース tonsillitis(へんとう炎)のカード

近い将来、Googleで検索すると、様々なページに移行することなく、病気の症状や治療法についてアドバイスされるようになっていくのではないでしょうか。

少し心配なのが、情報の偏りが出るかもしれないという点です。

(どの企業・人が担当者になるかによって情報にはバイアスがかかります)

その点だけがすっきりすればユーザーにとってはすごく便利なサービスになると思います。

今回の記事で興味深いのはもう一つ。

Googleによると、検索されるキーワードの20件に1件は健康や病気に関するものという。

検索されるワードの20件に1件は健康や病気に関するものなんですね。

それだけ健康や病気に対して関心が高いということですね。







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白内障の症状・原因・治療-大鹿哲郎さん筑波大教授基調講演

MEDREACH 11_Cataract Surgery

by US Army Africa(画像:Creative Commons)

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筑波大学教授(眼科学) 大鹿哲郎さんによる基調講演をまとめたこの記事では、白内障の症状・原因・治療について詳しく紹介されています。

白内障 についてはこちら。

この記事から白内障のポイント・特徴を抜き出してみたいと思います。

 

基調講演 (1) 「40歳代でもかかる白内障」

(2010/6/9、読売新聞)

まず白内障です。目には水晶体というレンズがあります。このレンズが年齢とともに濁ってくるのが白内障です。水晶体が濁ってしまうと、光が少ししか通らず、よく見えないという症状が出ます。

濁り方のタイプによってちょっとずつ違いますが、かすむのと視力低下が代表的です。水晶体がまだらに濁るタイプでは、光を反射してまぶしい、外に行くと目を開けていられないという症状が出る人がいます。

眼鏡がだんだん合わなくなってくるという症状もあります。水晶体がだんだん硬くなってくると、度数が変わってきてしまう。眼鏡を毎年、作り替えなくてはいけないという方は、もしかすると水晶体が硬くなっているのかもしれません。

白内障の患者は多く、40歳代でも、水晶体に濁りが出た初期の方が結構います。年齢とともに増え、70歳、80歳代になると、ほとんどの方が何らかの形の水晶体の濁り、白内障があります。もちろん全員が手術を受ける必要があるわけではありません。50歳代以降はどんどん増えていきます。

白内障はご自分で目をのぞき込んでもわかりません。眼科に行って、細隙灯顕微鏡という専門の機械を使って検査をします。目に光を当て、目を拡大して見る検査です。薬で瞳孔を大きくしてから見ることで、水晶体の様子がよくわかります。

正常なら濁っていません。真ん中がちょっと白く、硬くなってきたら、軽度の白内障です。進行して水晶体全体が真っ白になってしまうと、ほとんど人の形もわかりません。昔はこのようなお年寄りはたくさんいました。最近は早めに手術を受けられるので、ここまで悪い方はいません。

■白内障の症状
  • 白内障とは、水晶体が濁ってしまう目の病気で、よく見えなくなるという症状が現れる。
  • 目のかすみと視力低下が代表的。
  • 水晶体が硬くなっているため、メガネが毎年あわなくなるという症状が現れることもある。
  • 白内障は、40歳代でもかかることがある。

白内障の原因はいくつかありますが、一番多いのは年齢です。

加齢現象で、誰でもなるわけです。

糖尿病の方も白内障になりやすい。最近、増えています。

高校生や中学生でも、アトピー性皮膚炎だと、白内障の子がたまに外来にきます。

ステロイドという薬を長い間使っていても、白内障になりやすい。

近視が強い方も白内障になりやすい。

これは体質的なこともあります。

ただ、なんといっても年齢が一番大きな原因です。

■白内障の原因
  • 加齢
  • 糖尿病
  • アトピー性皮膚炎でステロイドを長期間使用
  • 近視

次に、白内障の治療です。初期は経過観察でいいと思います。目薬で白内障を治すことはできません。進行をやや遅らせるだけです。あえて使う必要はなく、普通にしているだけでも構いません。

根本的な治療法は手術しかありません。では早く手術を受けた方がいいのでしょうか。あとでお話しする緑内障や加齢黄斑変性との一番大きな違いは、白内障はよっぽどのことがない限り、手遅れにならないことです。そんなに急いで手術を受ける必要はありません。

■白内障の治療
  • 初期は経過観察。
  • 目薬は白内障の進行をやや遅らせるだけで、あえて使う必要はない。
  • 白内障の根本的な治療は手術しかないが、急いで受ける必要はない。不自由だと感じたときに受けた方がよい。

さて、手術のために眼科へ行くと、医師から問診がありますが、そこで聞かれるポイントは、まず、いつ頃から見えづらいのかということです。だいたいでいいので伝えてください。見えづらくなる前の、矯正視力も知りたい情報です。

他に病気があるのか、例えば糖尿病があるのか、血圧が高いのかなど体のことも尋ねられます。目の病気も重要です。白内障だけなのか、他に病気があるのかをしっかり伝えてください。

どんな薬を飲んでいるのかも聞きます。特に重要なのは二つ。ひとつは心筋梗塞や脳梗塞に用いられる、抗凝固剤、ワーファリンとかヘパリンとかですが、これを服用している方は血液が固まりにくくなる。手術の時にちょっと問題になるので、事前に言ってほしい。

つい最近分かったことですが、前立腺肥大症の治療薬、α1ブロッカーが目にも作用します。手術の時は瞳孔を開いて手術をするのに、この薬は虹彩の筋肉に効いてしまい、どんどん瞳孔が縮んできてしまう。手術がやりづらくなる。だから最初に、この薬を飲んでいると先生に伝えておいていただきたい。

 

■白内障の手術

問診で聞かれるポイント

  • いつごろから見えづらいのか
  • 見えづらくなる前の矯正視力
  • 他の病気(糖尿病・高血圧・目の病気)
  • どんな薬を飲んでいるか(抗凝固剤・前立腺肥大症の治療薬)

 







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子どももサングラスをして紫外線をカットし目の病気を予防しよう

sunglasses power

by Dan Queiroz(画像:Creative Commons)

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目のケア:子どももサングラスを 紫外線カットし眼病予防

(2009/5/3、毎日新聞)

紫外線は強く浴びると雪目(ゆきめ)(角膜の炎症)になるが、長年浴びると水晶体が濁る白内障や黒目が白い膜で覆われる翼状片(よくじょうへん)などを引き起こす。

金沢医科大学感覚機能病態学(眼科学)の佐々木洋教授は「紫外線の障害は長期間蓄積される。

薄曇り程度なら地域を問わず子どもにも紫外線対策が必要だ」と語る。

米国や皮膚がん発生率の高い豪州では、政府などが90年代から目も含めた紫外線対策を子どもにも呼びかけており、学校向けの指針などでUVカットサングラスの使用を勧めているという。

また、世界保健機関(WHO)は日焼けサロンに関する03年の報告書で、皮膚や目の障害を取り上げ、18歳以下の使用禁止を求めている。

白内障などは50歳以上で発症することが多いが、比較的若いときに症状の表れる病気もある。

白目に黄色いシミ状の隆起ができる瞼裂斑(けんれつはん)は、紫外線を浴びる量が多いと10歳前後で発症することもある。

視力や視野に異常は生じないが、ドライアイ充血眼精疲労の原因になる。

佐々木教授は「住む場所の紫外線量にもよるが20代で2~3割は患者がいると推定される」と指摘。

「紫外線対策は眼病予防につながる。

これからは1年で最も紫外線が強い季節。

子どももサングラス、UVカットのコンタクトレンズなどを利用して」と勧める。

子どもは元気に外で遊ぼうといわれていましたが、これからは子供にも紫外線対策のためサングラスが必要になりそうです。

目と紫外線には深い関係があり、目の病気を予防するためにも紫外線対策が必要です。

子どもが早い時期に目の病気にならないようにするためにも、子どものころから、サングラスやUVカットのコンタクトレンズをつけた方が良いようですね。

ただし、記事によれば、サングラス選びには注意が必要なのだそうです。

田園調布眼科(東京都大田区)の石川まり子院長は「暗い色のレンズだと瞳孔が開いた状態になる。

紫外線は顔とレンズのすき間からも浴びるので、帽子との併用が必要です。

UVカット処理されていないレンズは反射で多くの紫外線を吸収することになり逆効果」と指摘する。

紫外線は、肌で浴びなくても目から入ることで脳の下垂体が反応し、日焼けの原因のメラニン色素ができるという実験結果もある。

サングラスを使うなら黄色系で顔の側面まで覆うものがいい。

紫外線対策のために、サングラスをかけるなら、黄色系で顔の側面まで覆うものを選び、また帽子をかぶるなどによる紫外線対策もよいようですね。

紫外線による害は長期間蓄積されるそうなので、目の病気を予防するためにも、できれば子供のうちから紫外線対策の習慣を身につけさせることが重要になってきそうです。







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新型インフルエンザの症状とは?|季節性インフルエンザとの違い




新型インフルエンザの症状とはどのようなものでしょうか?

【新型インフルエンザ関連リンク】

【追記(2009/10/12)】

新型インフルエンザの症状などについて教えてください。

新型インフルエンザの症状は、突然の高熱、咳、咽頭痛、倦怠感に加えて、鼻汁・鼻閉、頭痛等であり季節性インフルエンザと類似しています。

ただし、季節性インフルエンザに比べて、下痢などの消化器症状が多い可能性が指摘されています。

【新型インフルエンザ資料】

【追記(2009/9/16)】

症状が比較的軽く、自宅にある常備薬などで療養できる方は、診療所や病院に行く必要はありません。

ただし、前の項で紹介した持病のある方々など、感染することで重症化するリスクのある方は、なるべく早めに医師に相談しましょう。

また、もともと健康な方でも、次のような症状を認めるときは、すぐに医療機関を受診してください。

小児

・呼吸が速い、息苦しそうにしている

・顔色が悪い(土気色、青白いなど)

・嘔吐や下痢がつづいている

・落着きがない、遊ばない、反応が鈍い

・症状が長引いていて悪化してきた

大人

・呼吸困難または息切れがある

・胸の痛みがつづいている

・嘔吐や下痢がつづいている

・3日以上、発熱が続いている

・症状が長引いていて悪化してきた

【関連記事】

  • 新型インフルエンザ「食生活改善で重症化予防を」ノーベル医学賞のモンタニエ氏

【関連リンク】

  • 豚インフルエンザQ&A-品川区役所(4月26日現在)リンク切れ

Q.症状はどのようなものですか?

A.ヒトのインフルエンザと同様の症状を示します。

発熱、咳、のどの痛み、全身痛、頭痛、悪寒、倦怠感などです。

下痢、嘔吐を伴うこともあります。