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高齢者の7割、将来に不安=健康・介護・収入で|内閣府調査

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by Seattle Parks(画像:Creative Commons)




高齢者の7割、将来に不安=健康、介護、収入で-内閣府調査

(2010/4/2、時事ドットコム)

内閣府は2日、60歳以上を対象に実施した「高齢者の日常生活に関する意識調査」を発表した。

将来の生活に不安を感じるか聞いたところ、5年前の前回調査より4.0ポイント多い71.9%が「不安を感じる」と回答。

具体的に不安に感じる点(複数回答)のトップは、「自分や配偶者の健康や病気」が77.8%。

以下、「介護」52.8%、「生活のための収入」33.2%と続いた。

内閣府による60歳以上の高齢者に対する意識調査によれば、高齢者の77.8%が自分や配偶者の健康や病気に不安を感じているそうです。

年を重ねるにつれて、緑内障白内障加齢黄斑変性といった目の病気糖尿病高血圧高コレステロール血症といった生活習慣病などの様々な病気になりやすくなります。

病気になると、医療費がかかるようになり、生活資金にも影響してきますよね。

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また、配偶者が病気にになると、介護が必要にもなってきます。

全ての項目が「健康」でいることがポイントのようです。

いかに健康で過ごせるかが、将来の不安を少しでも取り除くことにつながりそうですね。







脳卒中、速足女性はリスク減 こまめに歩くことにも同様の効果

Blurred Shimokita Girl

by Joshua Rappeneker(画像:Creative Commons)

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脳卒中:速足女性はリスク減 毎分80メートルで発症低く

(2010/4/7、毎日新聞)

1分間に80メートル以上という速足の女性は、普段歩かない女性と比べ脳卒中を発症する危険性が約4割低いことが、米ハーバード大などの大規模調査で分かった。

速さに関係なくこまめに歩く女性も同様の効果があった。

散歩の有効性を示す成果として注目される。

6日付の米心臓協会誌(電子版)に発表する。

女性の場合、日頃からこまめに歩くようにすることが、脳卒中の発症リスクを低くするようです。

ただ、この調査結果によれば、女性には効果があったものの、男性の場合の分析では、明確な関係は得られなかったそうです。

歩行を含めた適度な運動は高血圧を防ぐ効果があると言われるが、男性の場合、別のチームの分析で明確な関係は得られなかったと報告されている。

女性は、歩くこと(ウォーキング)をこまめに行なった方が健康的ということですね。

それにしても、なぜ男性の場合には同じような効果が出ないのでしょうか。

気になります。

→ 脳卒中の症状・前兆・原因・予防 について詳しくはこちら







NYのレストランで「塩使用禁止法案」提出

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by Dubravko Sorić(画像:Creative Commons)

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NYのレストランで「塩使用禁止法案」提出

(2010/3/13、サーチナニュース)

Telegraghなどの海外ニュースサイトによると、ニューヨークのレストランで、塩を使って料理をすると店主に罰金1,000ドル(約90,000円)を科せるという法案が提出されたと報じている。

ニューヨークはすでに公共区域で全面禁煙が実施されている。

塩の禁止に関しては、レストラン関係者から反発の声が挙がっているという。

この法案を提出したのは、ニューヨーク市議のフェリックス・オルティス議員。オルティス議員によれば「塩を制限すれば、生活習慣病糖尿病高血圧・がんなど生活との関わりの強い病気)で死亡する人を、最大10万人減らすことが出来る」と語る。

ニューヨーカーの約150万人が高血圧に悩まされている。

この現状を打破したい考えだ。

マイケル・ブルームバーグ市長は「すでに公共区域での喫煙は禁止した。

レストランでは、メニューにカロリーの記載をするように義務付けている。

塩を制限すれば、高血圧に悩む人たちの救済になるはずだ」とオルティス議員の考えを支持。

さらに市長は、将来的に甘味の含まれた炭酸飲料にも、新しい税金を導入したいと考えているとのことだ。

今回の議会では、レストランの塩全面禁止法案は見送ることとなったそうですが、ニューヨークでは、市民の健康問題と医療費の増加による財政赤字を解消するために、様々な法案を提出しているようです。

・レストランなどの公共区域での全面禁煙

・レストランのメニューにカロリーを記載するように義務付け

・炭酸飲料税

・レストランでの塩使用禁止







糖尿病・脂肪肝などの生活習慣病対策




Vegetables in Whole Foods Market

by Masahiro Ihara(画像:Creative Commons)

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今なら間に合う生活習慣病対策…なるほど健康アカデミー

(2010/2/25、読売新聞)

生活習慣病は、高血圧糖尿病、高コレステロール肥満脂肪肝といろいろあります。

こうした生活習慣病群の疾患は、大雑把に分類して50%は体質によります。

遺伝的な要素が大きく、親や祖先に糖尿病の方がいるなどの場合は危険度が高くなります。

残りの50%は飽食とか運動不足とか乱れた生活習慣によると見られます。

細かく個別に見ると色々と要因がありますが、ほとんどが生活習慣に起因するという例もたくさんあります。

高血圧糖尿病、高コレステロール肥満脂肪肝といった生活習慣病の原因の50%は、食べ過ぎや運動不足などの生活習慣の乱れが原因です。

生活習慣病を予防するためにも、定期的に健診を受けることは、大事です。

ただ、健診を受けても、そのまま放置する方もいるので、注意が必要です。

グリコヘモグロビン(HbA1c)、総コレステロール、善玉と呼ばれるHDLコレステロール、悪玉のLDLコレステロール、中性脂肪、糖負荷血糖などのデータを総合して判断しますと、この方は境界型といわれる、このまま放置すれば糖尿病を発症する恐れのある危険な状態です。

生活習慣を改めて運動をし、高脂肪の食事をとらない、お酒を控えるなどの食事療法、運動療法が必要です。

例えば、糖尿病の診断基準の血糖値以下であっても、総合的にデータを判断すると、糖尿病を発症する恐れのある恐れがある方もいます。

そういった方は、しっかりと、食事や運動といった生活習慣を改善しなければいけません。

生活習慣を改善することなく、糖尿病になってしまうと、怖いのが合併症です。

糖尿病になりかかっていても、早く対応すれば元の健康が取り戻せますが、高い血糖値状態が続くと血管が侵されて動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞など脳・心血管系の障害を発症します。

糖尿病ではこれに加えて網膜症や腎不全、壊疽などの合併症を引き起こし、失明したり人工透析が必要になったりし、壊疽により脚を切断しなけなければならないこともあります。

それだけに健診で分かった危険な数値を早く正常値に戻す必要があります。

健診データを比較しながら、しっかりと自己管理を行っていきたいですね。







メタボリックシンドロームだとかかる医療費5割増し

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by U.S. Embassy Tel Aviv(画像:Creative Commons)




メタボさん、かかる医療費5割増し 425万人健診調査

(2010/3/10、朝日新聞)

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群=メタボ)だと、かかる医療費は1.6倍――。

中小企業のサラリーマンらが加入する協会けんぽを運営する全国健康保険協会が10日、こんな分析結果をまとめた。

血圧や腹囲の数値が高いメタボ予備群でも、いずれも正常値の人より医療費が高かった。

<中略>

メタボの男性1人当たりの外来の医療費(薬代を含む)は平均11万2705円で、該当しない人(7万9619円)の1.4倍かかった。

女性のメタボ該当者は、該当しない人の1.6倍の13万9390円に上った。

入院医療費でも、メタボ男性が1.3倍、メタボ女性が1.5倍かかるという結果になった。

メタボになると、かかる医療費が5割増しになるそうです。

以前ブログ記事で知らないと損する!医療費徹底節約|たけしの本当は怖い家庭の医学を取り上げたのですが、糖尿病高血圧脂質異常症高脂血症)・動脈硬化などになると、治療が必要となり、医療費が増えます。

また、こうした生活習慣病になると、同時にさまざまな合併症になることもあり、さらに医療費が高額になる可能性が高くなります。

生涯医療費をできるだけ低くするには、その時々の段階での治療をきちんと行うことが重要です。

また、メタボリックシンドロームの段階できちんとした対策をとることも医療費を低くする方法ともいえます。