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なぜ「正確」とされたコンテンツよりも「誤解を生む」コンテンツのほうが拡散されやすいのか?

Texting

by Kamyar Adl(画像:Creative Commons)




デマや嘘ほど拡散される ネット健康情報の実態が明らかに

(2016/12/12、Yahoo!ニュース(市川衛))

調査の結果わかったのは、「誤解を生む」コンテンツのほうが、正確なコンテンツよりはるかに多く拡散されているということです。

調査した200のコンテンツの中で、もっとも拡散されていたのは「10 reasons why Zika virus fear is a fraudulent medical hoax(ジカウイルスの恐怖が不正なでっちあげである10の理由)」という、ジカ熱は大企業によるでっちあげであると主張する動画でした。研究によれば、この不確かな情報を含む動画はフェイスブック上で53万回以上再生され、19万6千人によってシェアされていました。

いっぽうで「正確」とされたコンテンツで最も拡散されたのは、WHO(世界保健機構)によるプレスリリースでした。ところがアクセス数は4万3千程度、シェアも964にすぎなかったといいます。

ウィスコンシン医科大学のメガ・シャルマ医師らの研究グループが行なったFacebookなどSNSを通じて、どのような医療健康記事や動画が拡散されやすいかを確かめようとした論文によれば、「正確」とされたコンテンツよりも「誤解を生む」コンテンツのほうが多く拡散されていることがわかったそうです。

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なぜ「正確」とされたコンテンツよりも「誤解を生む」コンテンツのほうが拡散されやすいのでしょうか?

一つは、情報活用の仕方が変化しているから、もう一つは、感情は感染して影響を受けやすいから、だと考えられます。

1.情報活用の仕方が変化しているから

現代人は読まない…。リンク先を見ずにリツイートしまくる人が大半であると判明

(2016/6/22、GIZMODE)

リツイートがリツイートをよんでニュースは拡散しても、そもそもツイートに含まれているリンクから元のニュース記事へジャンプして内容を確かめたりしない人が、全体の59%にも達することが示されています。つまり、ほとんどのTwitterユーザーは、ヘッドラインくらいしか読まず、すぐにリツイートボタンを押して、ほかの人に記事を拡散するだけで終わってしまっているんだとか。

コロンビア大学、French National Instituteのコンピュータ・サイエンス共同研究チームがTwitterで拡散されていく、CNN、New York Times、Huffington Post、BBC、Fox Newsへのリンク(短縮URL)が含まれたツイートを分析したところ、ほとんどのTwitterユーザーはタイトルだけをチェックして、内容を確かめずにリツイートしていることがわかったそうです。

ニュースや記事の中身に興味があるのではなく、シェアすることで満足してしまっている人が多いことが一つの理由として考えられます。

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2.感情は感染して影響を受けやすいから

そのヒントは今年注目を集めた英単語として選ばれた「post-trush」という言葉にあると考えられます。

今年の英単語は「ポスト真実」(POST-TRUTH) 英オックスフォード大が選出

(2016/11/17、産経ニュース)

英オックスフォード大出版局は16日、今年注目を集めた英単語として「客観的な事実や真実が重視されない時代」を意味する形容詞「ポスト真実」(POST-TRUTH)を選んだと明らかにした。

真実を伝えるニュースよりも、感情に訴えかけて、人々の関心をあおりシェアされるニュースが求められるようになった時代を形容した「post-truth」という言葉が注目されています。

他人がまき散らすストレスに“感染”しない4つの方法

(2015/12/2、dhbr)

ネガティブな感情やストレス、不安なども、まるで副流煙のように取り込んでしまうのだ。カリフォルニア大学リバーサイド校の研究者ハワード・フリードマンとロナルド・リジオは、次の発見を報告している。みずからの不安を言葉や非言語的態度で強く表現している人が視界に入ったとき、自分も同様の感情を経験する可能性が高く、それによって脳のパフォーマンスが悪影響を受けてしまうという(英語論文)。

カリフォルニア大学リバーサイド校の研究者ハワード・フリードマンとロナルド・リジオによれば、自らの不安を言葉やしぐさといったノンバーバルコミュニケーションで強く表現している人がいると、自分自身もネガティブな感情やストレス、不安などを取り込んでしまい、影響を受けてしまうそうです。

この研究は直接会った人からネガティブな感情が感染するというものですが、あなたがネット(LINE・FACEBOOK・TWITTER)に書いた感情が伝染して世界を変えてしまうかもしれない!?で紹介したカリフォルニア大学サンディエゴ校、イェール大学、フェイスブックの研究者のチームが米国の1億人以上の人々とフェイスブックへ投稿した10億件のメッセージを対象にした新たな研究によると、ネット上で表わされた感情は人から人へと伝染する可能性があるそうです。

Facebookは以前、感情の伝染に対する影響がどれほどのものかを調べるために、情動感染実験を行ないました。

Facebook、ユーザー約70万人のニュースフィードを操作した実験結果論文を発表

(2014/6/29、itmediaニュース)

実験の結果、Facebook上でも情動感染があることが証明されたとしている。下の画像は、ニュースフィードでポジティブなコンテンツの表示を減らされたユーザーのステータスアップデートの多くにネガティブな言葉が含まれ、ネガティブなコンテンツの表示を減らされたユーザーのステータスアップデートにはポジティブな言葉が多く含まれていたことを示す。

でFacebookのデータサイエンティスト、アダム・クレイマー氏らが米国科学アカデミーの機関誌PNASで公開した約70万人のユーザーのニュースフィードに表示する投稿を操作した実験によれば、論文によれば、Facebook上でも情動感染があることが証明されたそうです。

その後、ユーザーに無断でこのような実験を行なったことに対して一部の人から批判がありましたが、現在の状況を考えると、その時に実験を行なっていれば避けられたようなこともあったかもしれません。

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感情的で、扇情的な言葉は伝染しやすいという事実をみんなが知ることで、自分自身がどんな情報源から情報を得ているかをもう一度見直してみる必要があるのではないでしょうか?

そして、情報をそのまま鵜呑みにすることなく自分で考える習慣を持つことが重要なのではないでしょうか。

「魔王」(著:伊坂幸太郎)の中に

『おまえ達のやっていることは検索であって、思索ではない-。』

という台詞があります。

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この台詞を読んだ後、何かわからないことがあったらすぐに検索してしまい、その情報が本当にあっているのかどうか考えることなくわかったような気になっているなと思わされたことを覚えています。

情報を仕入れることは大事ですが、それを自分の考えにするのには、長い時間がかかります。

90年代格闘ゲームがジャンプ作家に与えた衝撃。『るろ剣』再開の和月伸宏が語るその影響

(2016/12/27、電ファミ記事置き場)

ただ、さっきの話に戻すと、やはり作家は影響を自分の中でいかに消化するかなんです。よそから影響を受けるのは仕方ないし、世にあるアイデアは常に何かと何かの組み合わせです。「俺は何の影響も受けてないぞー!」って奴は、絶対に嘘つき。それも事実です。

 でも、本当は自分で元ネタを言うまで悟られないくらいに、自分の中で飲み込んで消化しなければいけないんです。そうでなきゃ、いつか通用しなくなる。

「るろうに剣心」の作者である和月伸宏さんがほかの作品からの影響をいかに消化することが大事なのかについてインタビューに答えているのですが、このことは情報の受け手となる私たちにとっても重要なことではないのでしょうか。

今の私たちは、受けた情報を自分の中でいかに「消化」して、自分の考えにしていくかという作業がおろそかになっているのかもしれません。

今の時代を私たちが一度口に入れたものを咀嚼して飲み込み、消化して、栄養とし、いらないものを排泄するという一連の体の機能にたとえて言えば、少し汚い表現になりますが、口に入れたものをそのまま吐き出しているだけのように感じます。

だから、その食べ物(ニュースや情報)の甘い、苦いといった味しか記憶に残らず、自分の体の中には何も残っていないような状態になっているような感じがします。

「機能的非識字者」が増えている!?|文字は書けても、社会構造が把握できない人たちによれば、読み書きはできるけれど、社会構造を解釈し、把握することができない「機能的非識字」の人がいるそうです。

新たな「非識字者」が増えている:Facebookを読めても、現実は理解できない人たち

(2014/5/11、WIRED)

”機能的非識字者は自分で文字を書けるのだから、一見、自立しているように思える。しかし彼らは、例えば保険の約款を理解できない。新聞に掲載されている記事の意味も分からないし、文章の要点をつかんだり、感動したりすることができない。図表を読み取ることができない。したがって、自分が生きている社会の構造を解釈し、把握することができない。”

このような分析能力では、複雑さを忌避するのみならず、複雑な出来事(経済危機、戦争、国内もしくは国際政治、金融取引のスプレッド)を前にしても基本的な理解すら得ることができない。

したがって、機能的非識字者は、自身の直接的経験と比較することによってのみ、世界を解釈する(例:経済危機は自身の購買力の減少でしかない。ウクライナにおける紛争は、ガスの料金が増加して初めて問題となる。税金のカットは(それが公的サーヴィスのカットにつながるとしても)正しい)。

OECD(経済協力開発機構)のPIAAC(国際成人力調査)の結果によれば、読み書きはできるけれど、ニュース記事の内容を理解できない、文章の要点を掴んだり感動することができない、図表が読み取れない、などといった「機能的非識字」が存在するそうです。

つまり、「機能的非識字」の人というのは、社会構造を解釈し、把握することができないということです。

この記事で興味深いと思ったのがこの部分です。

したがって、機能的非識字者は、自身の直接的経験と比較することによってのみ、世界を解釈する

自分が直接関わりあることだけで世界を解釈しているということですよね。

文字の読み書きができて、Facebookで近況の投稿はできても、世界は自分の腕を伸ばした範囲しかないということなのでしょう。

自分が生きている世界を広げる方法のひとつとしては、「読書」が挙げられます。

つながっていても孤独?|つながりすぎることで失ったものとは何か?で紹介した「マリアビートル」(著:伊坂幸太郎)では、読書が生きる上でどのように役立つかが書かれています。

「本を読み、内容を噛み砕く事で、語彙が増え、知識が増え、いっそう読解力が増した。本を読む事は、人の感情や抽象的な概念を言語化する力に繋がり、複雑な、客観的な思考を可能にした。」

本を読むことを通じて、他人の感情を慮ることや自分にはこんな感情があるんだということに気づき、そして、様々なことを脳の中で疑似体験をすることができます。

「機能的非識字」の人がいる原因が、読書する時間が減り、スマホ(インターネット・ゲーム・SNS)と触れ合う時間が増えたことと関係あるのかどうかはわかりませんが、複雑で客観的な思考をするトレーニングとして読書は最適なものなのではないかと思います。

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もう1つは、考えること・想像することでしょう。

「何でも自分が経験したことでないとわからない」という人がいます。

でも、人間の想像力の可能性というものはもっとすごいものだと思うのです。

自分が経験したことでないことであっても、こういうことなんじゃないかな、こういう感情ではないかなということを想像することができるはずです。

もちろん、経験できるに越したことはありません。

しかし、できないことだってあります。

経験したことがないことを想像してみるというのは、人間に備わった素晴らしい能力のはずです。

もっと自分に備わっている能力を信じてみてもいいのではないでしょうか。

読書すること、考える事・想像することによって、社会構造を解釈し、自分の世界を広げて、正確なコンテンツを見定める目を持ちましょう。

【おすすめする本】

  • 「フライ、ダディ、フライ」(著:金城一紀)

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Wikipediaの病気に関するページの9割が間違い!?|米医師調べ

Wikipedia backbone

by Peter Thoeny – Quality HDR Photography(画像:Creative Commons)




Wikipediaの病気についてのページは、90%が間違い:米医師調べ

(2014/6/10、WIRED)

■10のうち9のケースに、間違いや欠陥があった

結果としてわかったのは、「脳しんとう」についての記述のみが、正確で満足のいくものだったということだ。一方、糖尿病、高血圧、腰痛、虚血性心疾患、肺ガン、脂質異常症、鬱病、慢性閉塞性肺疾患、変形性膝関節症に関する記事は、主要なマニュアルや最新の科学的発見と比較すると、重大な不一致があることが明らかになった。

アメリカの医師のグループがWikipediaに掲載されている治療や診断に費用のかかる10の病気について調べてみたところ、10のうち9の記事に主要なマニュアルや最新の科学的発見と比較すると誤りがあることがわかったそうです。

これは当たり前と言ったら当たり前なのですが、医学・健康に関する情報は少し前まで常識だったことが非常識になるということがあります。

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また、どんなに興味深い論文であっても、その研究・実験の仕方に問題がある場合もあって、後々の調査によって、そうした説が覆されることもあります。

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だからこそ、常に医学・健康に関する情報はアップデートしていく必要があります。

Wikipediaに書き込んでいる方は誰かの役に立ちたいという気持ちで書いているのだと思いますが、常に最新の情報をアップし続けるほどのモチベーションを維持し続けるのは大変なことです。

ですから、あくまでWikipediaは情報の大枠を知る材料にするというのが良い距離感なのだと思います。

実際、最近のある調査では、アメリカの本職の医師の47%と医学生の70%が、仕事上の(つまり、医療行為に関する)問題について、折にふれWikipediaを参照していると言われているのだ

記事によれば、医師や医学生の多くもWikipediaを参照しているようです。

また、人によっては、ひとつの症状から自己判断して悪い病気だと思い込むサイバーコンドリア(心気症の一種で、病状をネットで調べて自己診断してしまう症状のこと)の人もいます。

情報との良い距離感を持っていきたいですね。







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2017年ヒット商品ランキングと2018年ヒット予測ランキングからわかるこれからのヒントとは?|博報堂生活総合研究所

The Future of Information Technology

by Maryland GovPics(画像:Creative Commons)




■博報堂生活総合研究所の2017年ヒット商品ランキングと2018年ヒット予想ランキングからわかるこれからのヒントとは?

博報堂生活総合研究所 生活者が選ぶ “2018年 ヒット予想” &“2017年 ヒット商品”ランキングを発表

(2017/10/27、博報堂ニュースリリース)

“2018年 ヒット予想” のキーワードは【ひとり助け】です。単身者や夫婦ともに多忙な共働き世帯の増加などを受け、自分ひとりでやらなければならないことが増えるなか、日常生活の課題に困っている人を助けたり、自分でなんとか課題を解決しようとする人を支える商品・サービスに注目が集まっています。

参考画像:“2018年 ヒット予想” ランキング|博報堂生活総合研究所 生活者が選ぶ “2018年 ヒット予想” &“2017年 ヒット商品”ランキングを発表(2017/10/27、博報堂ニュースリリース)|スクリーンショット

参考画像:“2017年 ヒット商品” ランキング|博報堂生活総合研究所 生活者が選ぶ “2018年 ヒット予想” &“2017年 ヒット商品”ランキングを発表(2017/10/27、博報堂ニュースリリース)|スクリーンショット

博報堂生活総合研究所は、「お金」を助ける、「時間」を助ける、「能力」を助ける、「つながり」を助けるといった自分一人で問題を解決しようとする人を支える商品・サービスに注目が集まるのではないかということから“2018年ヒット予想” のキーワードは「ひとり助け」を挙げています。

その背景にあるのは、単身者や夫婦ともに多忙な共働き世帯の増加です。

世帯年収の中央値が20年間で大幅に下がっている!?|世帯構造がどう変化しているのかを併せて見てみよう!で紹介した国民生活基礎調査(平成25年)の結果によれば、「単独世帯」「夫婦のみ世帯」が増加傾向にあるのがわかります。

参考画像:世帯構造別にみた世帯数の構成割合の年次推移|グラフで見る世帯の状況|国民生活基礎調査(平成25年)の結果から(平成26年、厚生労働省)|スクリーンショット

そこで出てくると予想されているのが、○○を助けるというアイデアによる商品・サービスです。

お金を助ける商品・サービスとしては、通信費を下げる「格安スマホ」であったり、自分で物の売り買いができる「フリマアプリ」であったり、空いた時間を使って行う「副業」が挙げられています。

時間を助ける商品・サービスとしては、不在の時に荷物を受け取れる「宅配ボックス」であったり、お金の清算が早くできる「無人レジ」、家事の時間を短くする「時短家電」、家事自体を代行してもらう「家事代行」が挙げられています。

能力を助ける商品・サービスとしては、高齢ドライバー問題や運転技能を補うための「高齢ドライバーの事故防止策」や「自動運転システム搭載車」が挙げられています。

つながりを助ける商品・サービスとしては、「インスタ映え」や「民泊」が挙げられています。

その他の傾向としては、「ドローン」「電気自動車」「VR(仮想現実)」「IoT」「スマホでの動画生配信」「燃料電池自動車」「音声アシスタント」「感情AI」「リアルタイム翻訳機」「仮想通貨」「クラウドファンディング」といった2017年に注目されたテクノロジーに関するものが2018年にもヒットするのではないかという予想が立てられているようです。

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これからは、テクノロジーで忙しく一人で何でも解決したい人を助けるというプロダクトやサービスがますます注目を集めていくのではないでしょうか。

ただ、今回挙げたものではない、ワクワクするような商品やサービスが出てきてほしいという気持ちもあります。

ここでは挙がっていませんでしたが、「遠隔診療」に関するサービスが2017年に出てきていますし、また健康に良い生活をしているほど保険料が安くなるというようなアイデア、ロボットの実証実験などもさらにすすんでいくのではないかと思います。

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ガートナーの「ハイプサイクル」の注目トレンドは「AI」「没入感のある体験」「デジタルプラットフォーム」|テクノロジーを知ることでワクワクする未来を描こう!によれば、AI Everywhere(あらゆる場面でAIを活用する)、Transparently Immersive Experiences(透過的で没入感のある体験)、Digital Platforms(デジタルプラットフォーム)が今後10年間を引っ張るトレンドといわれています。

これからの未来が不安だという人も未来に対して期待しかないという人もこうしたテクノロジーを一つ一つ理解すると、これからどのような社会になっていくのかの一端がわかり、それに向かって行動をしていくと、不安だという人も漠然とした想像の未来ではなく、よりリアルな想像の未来が見えてくるでしょうし、ワクワクしている人にとってはさらにワクワクした未来が描けるのではないでしょうか。

■まとめ

性別(男性・女性)・年齢階級別にみる悩みやストレスの原因からわかることで紹介した厚生労働省の平成13年 国民生活基礎調査の概況にある「性・年齢階級別にみた上位5位までの悩みやストレスの原因」によれば、「仕事に関すること」、「収入・家計・借金」、「自分の健康・病気」、「老後(介護・収入)」、「人間関係のこと」、「子供のこと(育児・教育)」の悩みに分けられます。

こうした悩みの中で、テクノロジーで解決できる問題がないかがこれからの新しいプロダクトやサービスとなっていくのではないでしょうか?

ちなみに、女性の75歳以上の悩み、男性の85歳以上の悩みの中には「話相手がいない」というものが挙がってきます。

社会とつながりを持って、人と話すというのはすごく大事なことなのだと思います。







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コンタクトレンズ 15年超使った人が違和感訴えるケース多発

Contact lens case

by Lee Haywood(画像:Creative Commons)

> 健康・美容チェック > 目の病気 > コンタクトレンズ > コンタクトレンズ 15年超使った人が違和感訴えるケース多発




コンタクトレンズ 15年超使った人が違和感訴えるケース多発

(2011/10/1、NEWSポストセブン)

「40代くらいになると 加齢によるホルモンの減少で、涙腺などの“腺組織”が萎縮し涙が出にくくなります。涙には油やたんぱく質なども含まれていて、特に油分は目の表面の水分蒸発を防いでいます。しかし、加齢にともない油分を供給する“マイボーム腺”が詰まりやすくなるため、さらに目の乾燥を招くことがあります」(南青山アイクリニック東京理事長・戸田郁子さん)

また、40代のコンタクトレンズ使用者についてはこんな心配もあるそう。

「15年以上コンタクトレンズを使っている“ベテラン”が装用時に違和感をもつケースが増えています。長期間使用により角膜の表面が荒れ、目の表面の水分を正常に保てなくなり、ドライアイになる場合があります」(戸田さん)

15年以上コンタクトレンズを使用している人に違和感を持つケースが増えているそうです。

理由としては、長期間使用していることによって、角膜の表面が荒れ、眼の表面の水分が正常に保てなくなり、ドライアイになるケースがあるようです。

また、40代くらいになると、加齢によるホルモンの減少で、涙腺などの“腺組織”が萎縮し涙が出にくくなることも関係していると考えられそうです。

■ドライアイの症状

目の表面を覆っている涙の量が減り、角膜が部分的に露出して傷つきやすい状態になるのがドライアイ。

吉野眼科クリニック院長・吉野健一さんは、「三層ある涙の層の乱れや角膜の傷による視力の低下、まぶしさなどを感じやすくなる場合もあります。さらに、炎症の要素も加わり、悪化すると目の痛みや充血をきたすことも」という。

ドライアイの症状としては、三層ある涙の層の乱れや角膜の傷による視力の低下、まぶしさなどを感じやすくなる、悪化した場合は、目の痛みや充血などがあります。

■ドライアイ対策

ドライアイは疲れたときに感じやすいが、老化の始まりのサインにもなるので放置しないで。ドライアイ対策は目薬をさすのが一般的だが、パソコン画面は目線より下になるような位置関係を心がけたり目を温めるのも効果的。

「目の周囲を蒸しタオルなどで温めると、マイボーム腺から異常な油分が溶け出し、正常な油に置き換わるため、涙の蒸発を防ぎます。また、パソコンを使ったりテレビを見るときはまぶたを大きく開けない工夫を。さらに、これからの季節は空気の乾燥も気になります。濡れタオルをハンガーにかけたり、加湿器を使うのもドライアイ対策になります」(吉野さん)

まとめてみます。

  • 目の周囲を蒸しタオルなどで温めると、マイボーム腺から異常な油分が溶け出し、正常な油に置き換わるため、涙の蒸発を防ぐ。
  • パソコンを使ったりテレビを見るときはまぶたを大きく開けない工夫をする。例えば、パソコン画面は目線より下になるような位置関係にする。
  • 部屋の乾燥に気をつける。

→ コンタクトレンズと目の病気・正しい使用法・ケア について詳しくはこちら

→ 目の病気 について詳しくはこちら







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単独では障害耐性の高いネットワークが相互接続すると脆弱になり、壊滅的な障害を起こしやすくなる!?

Barcelona, Spain

by NASA Goddard Space Flight Center(画像:Creative Commons)




■単独では障害耐性の高いネットワークが相互接続すると脆弱になり、壊滅的な障害を起こしやすくなる!?

「接続されたネットワーク」は脆弱:壊滅が急激に連鎖

(2010/4/19、WIRED)

ネットワークを相互接続したことで、カスケード(連鎖)効果が生まれやすくなり、障害が両方のネットワークを往復するように次々と発生していくことが明らかになった。

第1のネットワークで、あるノードがダメージを受けると、それが第2のネットワークのノードをダウンさせ、それが第1ネットワークのノードをクラッシュさせ、それが第2ネットワークのノードをさらに……という具合だ。

ボストン大学の研究者(Eugene StanleyやGerald Paulら)がNatureに発表した論文によれば、単独では障害耐性の高いネットワーク(広域的に分布したネットワークは、ランダムな攻撃への耐性が高い)が、互いに接続しあうと脆弱になり、壊滅的な障害を起こしやすくなることがわかったそうです。

【参考リンク】

送電網、水道、コンピューター・ネットワーク、道路、病院、金融システムなど、現代社会ではあらゆるものが互いに接続しあっているが、そのことは、かえってこれらを脆弱にしている可能性がある。

これからの世界は様々なネットワークが相互接続することが増えていくと考えられます。

2003年にイタリアで起こった停電の場合、送電網はコンピューター・ネットワークに接続され、それによって制御されていた。停電時のデータを、研究に用いたモデルの数学的データと照合したところ、パターンが一致した。

【2018年予測】エネルギー業界は #ブロックチェーン と #5G と #IOT によって劇的に変わる!?|「スマートホーム」「スマートエネルギー」「スマートグリッド」によれば、IoT(モノのインターネット化)時代になり、スマートホームが注目されていますが、家庭内でも様々なセンサー、例えば室内の温度を管理する温度センサーや暖房管理、ホームセキュリティーとしての窓自動開閉制御や侵入警報、その他家電製品がインターネットにつながり、いつでもどこでも家に関する情報を管理することができる時代になってきています。

それまで個々のネットワークで制御されていたものを相互に接続することによって管理する時代は到来しています。

このネットワークの考え方を大きくしていけば、送電網、水道、インターネット、道路、金融システムなどのインフラ同士を相互接続していくと考えていくのは自然です。

しかし、相互接続したことにより、一つのネットワークのノードでダメージが起こると、別のネットワークのノードをダウンさせ、両方のネットワークを往復するように障害が発生し、しかもそれが徐々に壊れていくのではなく、壊滅的な打撃が突然起こるそうです。

「枝分かれ (Branches)」(著:Philip ball)

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アルバート、チョン、バラバシが実験から算出した結果によればノードのわずか18%破壊されただけでインターネットは瓦解すると言う。p245

ネットワークはつながっていれば、一つが壊れたとしてもそれほど影響がないと思いがちですが、重要なノード、つまり多くの接続を持つノードは数が少ないため、その重要なノードが破壊されてしまうとネットワーク全体が壊れてしまう可能性があるといえるのではないでしょうか。

ドレスデン工科大学のディルク・ヘルビングのチームはこのような場合の最善の策は接続数の最も多いノードから故障耐性を強化していくことだと提案した。これが理にかなっているのは直感的にわかるしそもそも誰にでも思いつくことだろう。だがそれはネットワークの構成を正しく認識してからの話だ。まずは扱うネットワークのパターンを理解しなければならない。p247

そう考えると、攻撃に強いネットワークにするためには、接続数の最も多いノードの故障耐性を強化していけばいいんじゃないかとは誰しもが考えるところですが、そのためにはネットワーク全体を把握する必要があるのだと思います。

「つながり 社会的ネットワークの驚くべき力」(著:ニコラス・A・クリスタキス ジェイムズ・H・ファウラー)

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自然にまたは人為的に起こるカスケードを理解するにはネットワークの形を知る事が不可欠だ
ネットワークのハブつまり中心人物や交際人数が最も多い人をターゲットに探ってみる事

このように考えると、ネットワークを相互接続したことにより、ネットワークのパターンに変化が起きてしまったために、脆弱性が現れるということもあり得るのかもしれませんね。

『つながりすぎた世界 インターネットが広げる「思考感染」にどう立ち向かうか』(著:ウィリアム・H・ダビドウ)によれば、インターネットが推し進める環境では、物事は超高速で進展するため、問題はもっと早くに積み上がり、頻度も高くなるそうです。

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インターネットが物理的な結びつきをより強固で効率的なものにしている。

この21世紀の情報化社会の神経網は、情報を事実上ただで効率良く運び、かつて独立していたシステム同士を結びつけては相関関係を強めていく。

その結果、社会に存在する正のフィードバックは大幅に増幅される。事故が起きやすく、激しやすく、感染に対して脆弱な社会は、こうして生み出されるのである。

#CES2018 で起きた大停電が電力・エネルギーの重要性を伝えてくれた!|暗くなったことで反対に見えてきたものとは?では、ラスベガスで開催されている家電見本市「CES 2018」の会場で停電したことが話題になりました。

停電になり真っ暗になってしまったことで、どんなに新しいテクノロジーを活用したプロダクトやサービスであっても、停電になると役に立たなくなってしまうという現実が見えてきました。

停電の原因についてまでは書かれていなかったのですが、それが単なる「ブレーカー容量を超える電流が一度に流れる」とか「電気配線・設備の不良による漏電」などではなく、ネットワークが相互接続したことによって起こったのだとしたら・・・







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