by Clement B(画像:Creative Commons)
(2010/2/24、ロイター)
イスラエル軍の入隊者を対象に実施した調査では、喫煙者の知能指数(IQ)は非喫煙者に比べて低く、たばこの量が増えるほどIQが低くなることが分かったという。
イスラエル軍の入隊者を対象に実施した調査によれば、非喫煙者は、喫煙者に比べてIQが高く、タバコの量が増えるほどIQが低くなるということが言えそうです。
たばこを吸わないようにさせるきっかけとして利用出来るかもしれませんね。
by Clement B(画像:Creative Commons)
(2010/2/24、ロイター)
イスラエル軍の入隊者を対象に実施した調査では、喫煙者の知能指数(IQ)は非喫煙者に比べて低く、たばこの量が増えるほどIQが低くなることが分かったという。
イスラエル軍の入隊者を対象に実施した調査によれば、非喫煙者は、喫煙者に比べてIQが高く、タバコの量が増えるほどIQが低くなるということが言えそうです。
たばこを吸わないようにさせるきっかけとして利用出来るかもしれませんね。
Wiiが脳卒中のリハビリに効果-「Wii療法は素早く効果が現れる」
(2010/3/2、インサイド)
Wiiが脳卒中のリハビリに役立つ、とする調査結果です。
カナダのトロントにある聖ミカエル病院のGustavo Saposnik博士はWiiが脳卒中のリハビリに役立つのではないかと考え、20名の脳卒中患者を対象に調査を行いました。
20名はランダムに二つのグループに分けられました。
片方はカードゲームとジェンガ(ブロックを積み上げるテーブルゲーム)による伝統的な治療を行い、もう片方はWiiのテニスゲームと『クッキングママ』を使いました。
2ヶ月後に腕の運動機能を測定したところ、Wiiで遊んだグループは伝統的な治療法を受けたグループよりも30%も高い成績を修めたとのことです。
Saposnik博士は「伝統的なリハビリは手間がかかるし患者の同意を得にくい。
また、費用や保険の問題からいつでも利用できない場合もあるが、Wii療法は広く利用でき、素早く効果が現れ、高度な集中力を保てる」と賞賛しています。
Wiiが様々なリハビリで活用されていますよね。
今回興味深いポイントは、伝統的なリハビリよりもWiiを使ったリハビリの方が素早く効果があらわれるというところです。
Wiiの効果が高い理由については、以下の記事に詳しく書かれています。
【追記】
(2010/2/26、AFPBB)
研究チームは、Wiiの効果が高い理由について、Wiiのゲームで求められる「反復される高負荷な動作」と「脳の再編成にかかわる特殊なニューロンを活性化させる動作」が、脳卒中患者の一般的なリハビリで使われる原理と同じである点を指摘している。
いろんなリハビリ現場でWiiなどのゲームを使ったリハビリ方法が活用されるようになりそうです。
【関連リンク】
by John Althouse Cohen(画像:Creative Commons)
オバマ米大統領、健康診断で「禁煙治療、続けなさい」-禁煙の誓い守れず
(2010/3/2、IBTimes)
オバマ米大統領は2月28日、ワシントン郊外の海軍医療センターで就任後初の健康診断を受け、「健康状態は非常に良好で、任期満了まで問題なし」と太鼓判を押された。
ただ、禁煙治療を続けるよう指導され、禁煙の誓いを守っていないことが分かった。
<中略>
ホワイトハウスが公表した健康診断結果によると、大統領は身長185センチ、体重81.6キロ、血圧が上105、下62だった。
ただ、悪玉とされるLDLコレステロールが1年半より42ポイント増加した138となり、食習慣を見直すよう指導された。
バラク・オバマ米大統領が健康診断を受けたところ、健康状態は非常に良好だったそうです。
しかし、喫煙していたこととLDLコレステロールの数値が悪化してことがわかり、禁煙と食生活の見直しの指導を受けたそうです。
ミシェル・オバマ大統領夫人が推奨する「ダイエット・プロジェクト」のためにも、率先して禁煙と食生活の改善を行ってほしいですね。
■HDLコレステロールを増やす方法と善玉コレステロール吸う力をアップする方法
「肥満から糖尿病」仕組み解明…神戸大准教授らマウス実験
(2010/2/25、読売新聞)
肥満や高脂血症になると、血糖値を下げるインスリンを分泌する膵臓すいぞうのβ細胞に普段あまりないたんぱく質がたまり、β細胞が死んで糖尿病になることを、神戸大保健学研究科の木戸良明准教授らがマウスの実験で確認した。
メタボリック(内臓脂肪)症候群に関連した糖尿病の発症メカニズムの重要部分を明らかにした研究成果。
このたんぱく質を抑える物質や薬は見つかっており、予防・治療薬に結びつく可能性がある。
米医学誌に発表された。
このたんぱく質は「C/EBPβ」と呼ばれ、肝臓での糖の分解や脂肪細胞の増殖を助けている。
木戸さんらはマウスに脂肪の多い餌を与え、肥満状態にした。
すると糖尿病でない状態でも、このたんぱく質がβ細胞で増え始めた。
神戸大保健学研究科の木戸良明准教授らがマウスの実験によれば、肥満や高脂血症になると、すい臓のβ細胞に「C/EBPβ」がたまることで糖尿病になることがわかったそうです。
糖尿病予防・治療薬の開発につながる可能性があるようです。
今後の研究に期待ですね。