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【#母乳育児】母乳のみで赤ちゃんを育てる保護者が生後1カ月と3カ月でともに5割を超えた|2015年度乳幼児栄養調査




【目次】

■【母乳育児】母乳のみで赤ちゃんを育てる保護者が生後1カ月と3カ月でともに5割を超えた|2015年度乳幼児栄養調査

Breastfeeding (www.pusteblumenbaby.de)

by Maja(画像:Creative Commons)

「母乳で育てた」5割超 生後1・3カ月、厚労省調査

(2016/8/24、日本経済新聞)

厚生労働省が公表した「2015年度乳幼児栄養調査」によれば、母乳のみで赤ちゃんを育てる保護者が生後1カ月と3カ月でともに5割を超えたそうで、5割を超えたのは、1985年度の調査開始以来初めてのことだったそうです。

■母乳育児のメリット

授乳に関する現状|厚生労働省

母乳育児には、1.乳児に最適な成分組成で少ない代謝負担、2.感染症の発症及び重症度の低下、3.母子関係の良好な形成、4.出産後の母体の回復の促進などの利点があげられる。

近年、母乳栄養とその後の健康への影響との関連を検討した研究では、母乳栄養児のほうが人工栄養時に比べ、肥満となるリスクが低い、収縮期血圧及び拡張期血圧ともにわずかに低いと推定されたが心血管疾患による死亡リスクの検討では有意な結果はみられていない、2型糖尿病の発症の検討では小児及び成人での糖尿病の発症リスクが低いという報告がみられている。

母乳育児による子どもへの健康の影響に関する知識が広まったことから、母乳のみまたは粉ミルクと母乳の併用で育てる割合が増えているのかもしれません。

母乳育児された子どもは行為障害が少ない、南ア研究

(2016/6/22、AFPBB)

1500人以上の子どもを対象に南アフリカで実施されたこの研究で、母乳育児の期間と、7歳から11歳までの子どもの行為障害の兆候との間に強い関連があることが分かったという。

 論文によると、世界保健機関(WHO)が奨励するように生後6か月間に母乳のみで育てられた子どもは、母乳育児が1か月未満だった子どもと比べ、行為障害が56%低かった。

生後6か月間に母乳のみで育てられた乳児は小学生になった時の行為障害が少ないとする論文が出されたそうです。

■授乳についての悩み

赤ちゃんに授乳するうえでの悩みは、「母乳が足りているかどうかがわからない」「母乳が不足気味」「授乳が負担」というものがありますが、お母さんたちにとっては母乳が出ないという悩みはつらいものがあると思います。

わたしが母乳育児を選んだわけ

(2014/1/5、foodisco)

母乳がでないです。そういうママさんいると思います。

私も実際そうだったんですよ。

最初の子供のときは1週間たっても一回にとれる母乳が20CCくらいで赤ちゃんには全然足りなかったです。

産院では記録を取るのですが、母乳が出ていない、子供の体重が減っていますと言われて、

お腹がすいている我が子にミルクを与えようかと何度も泣いたものです。

「母乳が足りているかどうかがわからない」「母乳が不足気味」と言葉にすると短いですが、おなかがすいているかもしれない赤ちゃんに対して母乳が出ていないお母さんにとっては涙が出てしまうほどつらいことのようです。

母乳を出す方法のアドバイスや授乳を楽にする方法などを様々な方法で解決していくことによって、もっとお母さんたちの不安が解消していくのではないでしょうか。

母乳育児推進の問題点――粉ミルクは本当に悪いのか!?

(2016/1/14、ハフィントンポスト)

日本でも医師、助産師、栄養士を中心に母乳育児に対する指導が加熱しています。その一方で、母乳育児推進には問題点も見られるようになってきました。

小児科専門医の森戸やすみさんによれば、母乳育児が推進される一方で、1.専門家が少なくデマが多いこと、2.情報提供が偏っていること、3.無理な完母にはリスクがあること、といった問題点もあるようです。

じつは「母乳育児成功のための10か条」の発表以降、母乳性高ナトリウム血症や低血糖脳症の報告が増えています(※6)。赤ちゃんが母乳の不足から、脱水や高ナトリウム血症になると、播種性血管内凝固症候群、脳浮腫、けいれん、腎不全、頭蓋内出血、血栓塞栓症などの致死的合併症が起こったり、神経学的後遺症が残ったりすることがあるのです。また、低血糖脳症になると、易刺激性や傾眠、無呼吸発作、低体温などの急性症状が生じたり、発達障害や皮質盲などの後遺症が残ったりすることもあります。

(※6)大橋敦他「日本小児科学会雑誌」2013 117(9)p1478-1482

母乳育児の良さをどんなに理解していても、すべてのお母さんが同じように母乳が出るわけではありません。

その日の体調によっても母乳が出ない日もあるでしょう。

母乳育児を過度にすすめることや粉ミルクのリスクを過剰に伝えてしまうことによって、母乳育児にこだわり過ぎてしまい、母乳が不足してしまい、赤ちゃんの健康に影響を与えるケースもあるようです。




■液体ミルク

Last bottle of formula

by Brian Hart(画像:Creative Commons)

液体ミルク、20年販売目標…五輪海外客に対応

(2017/2/2、読売新聞)

欧米では液体ミルクが普及しており、政府と都は「五輪観戦で来日する育児中の親のニーズは高い」(内閣府幹部)との認識で一致している。一方、業界内には設備投資による採算性などを理由に慎重論もある。

政府は、液体ミルクの国内販売について、2020年の東京五輪・パラリンピックで来日する海外客に対応するため、2020年の開始を目標とする方針なのだそうです。

なぜ海外で一般的になっている液体ミルクは普及しなかったのでしょうか?

日本産の液体ミルクはどのようなものになる? 粉ミルクメーカーに聞いてみた

(2016/11/22、マイナビニュース)

1.液体になる栄養成分の減りが早くなる

液体になると、成分の減りが粉に比べてさらに早くなってしまうので、その点を解決する技術が必要となってくるでしょう。

2.流通コストがかかる

粉に比べて流通コストがかかること、少子化が進んでいる中で、液体ミルクを作るための新しい設備にどれだけ投資できるのかという課題もあります。

3.長期保存を可能とする食品添加物が日本で使用できるかどうかわからない

液体ミルクの長期保存を可能にするために、海外で使われている食品添加物が日本で乳児用液体ミルクに使用できるかは分かりません。

4.日本では「ミルクは白い」という概念がある

常温保存が可能な液体ミルクを作るためには、ミルクに強い熱をかけて殺菌する必要があるのですが、そうすると、どうしても褐色に近い色になります。

乳児用液体ミルク、今夏にも解禁…災害備蓄に利用も

(2018/3/12、読売新聞)

液体ミルクは、欧米では広く普及しており、11年の東日本大震災や16年の熊本地震の際には緊急支援物資として届けられ、被災者に重宝された。こうした経験から、政府は、液体ミルクは日常の育児だけでなく、災害時にも有効とみて販売解禁を目指すことにした。

政府は、乳児用液体ミルクの国内販売を今夏にも解禁する方針で、育児負担の軽減や災害備蓄への利用につなげたいと思っているそうです。

厚生労働省が専門家部会で、液体ミルクの規格基準を新たに定める省令改正に向けて手続きを始める方針を示しています。

■まとめ

母乳育児の良さについてここまで紹介してきましたが、人によっては母乳で育てたくても育てることができない人がいることも事実です。

そうしたママたちにとってはこうした母乳育児の良さを伝えるニュースはストレスにもなってしまうかもしれません。

周りの人たちは母乳で育てたくても育てられないママたちがいるという現状を知ることで、より良い接し方ができるようになるのではないでしょうか。







【参考リンク】
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健康と生産性の関係|出勤していても体調不良を感じている社員は労働生産性が下がっている




■健康と生産性の関係|出勤していても体調不良を感じている社員は労働生産性が下がっている

Laptops working internet

by The Next Web Photos(画像:Creative Commons)

「健康と生産性」の関係

(President)

smoking_president02

グラフには、最も医療コストがかかる10大慢性疾患に対する社員一人あたりの平均支出が表されている。

医療、欠勤(アブセンティーイズム)、業務遂行障害(プレゼンティーイズム)の三つのコストのうち、治療にかかる医療費や欠勤による損失よりも、プレゼンティーイズムによる損失が大きなコストになっていることがわかる。

このグラフによれば、治療にかかる医療費や欠勤による損失よりも、業務遂行障害(プレゼンティーイズム)による損失が大きなコストになっているようです。

【補足】アブセンティーイズムとプレゼンティーイズムとは

米国でよく比較対照に使われる「アブセンティーイズム」と「プレゼンティーイズム」に注目したい。

前者は疾病により欠勤している状態であり、後者は出社こそしているものの、何らかの疾病で業務遂行に障害が起き、労働生産性が下がっている状態をいう。

つまり、この結果によれば、出勤していても体調不良を感じている社員は労働生産性が下がっており、それが企業の生産性損失コストの多くを占めているようです。

また、喫煙も生産性損失コストを大きくしている要因のようです。

smoking_president

次に、喫煙者の生産性損失はどうだろうか。

喫煙者の年間生産性損失時間は130時間弱に及び、そのうちプレゼンティーイズムが76.5時間を占める(図表2)。

金額にすると一人あたり4430ドル(うちプレゼンティーイズムが2619ドル)の損失となる(図表3)。

このグラフによれば、喫煙をしている人は、生産性を大きく落としているということが分かります。

そして、肥満も業務遂行障害に大きく影響しているようです。

米国では肥満による健康リスクも大きな問題になっている。

肥満の労働者は、メタボリック・シンドロームになるリスクが健康な労働者の約9.4倍、高血圧のリスクが4倍にもなることがわかっている。

さらに、注目に値するのは肥満労働者の業務遂行障害が2.3倍にもなるという事実である。

記事では、企業側は、社員の健康を十分にケアをすることによって、生産性損失コストが削減できると伝えています。

ダウ・ケミカルのCEOアンドリュー・リバリス氏は、「我々が使う機械と同様に、社員も十分にケアすれば、有病率が減り、医療費、業務遂行障害、生産量低下によるコスト(=損失)が削減できる」と述べている。

■まとめ

腰痛で苦しむ人が実践すべき5カ条

(2016/1/10、ZUU)

順天堂大学の伊藤弘明氏の試算では、職場で発症した腰痛(職業性腰痛)の直接医療費は2011年度で821億円となっている。

遠隔リハビリアプリ「Regain」|理学療法士と腰痛など身体に不調を持つユーザーをマッチング|メインターゲットは企業で紹介した順天堂大学の伊藤弘明氏の試算では、職場で発症した腰痛(職業性腰痛)の直接医療費は2011年度で821億円となっているそうです。

ただ、この数字は直接的なものだけであり、腰痛によって生産性が下がることを含めると、その数字はもっと大きなものになると予測されます。

アメリカでは年間800億ドルもの労働生産力が腰痛のために失われているという試算があるそうです。

企業側が生産性を考えるのであれば、従業員の健康をいかにケアし、生産性損失コストを削減していくようにしていく必要があるのではないでしょうか。

こうした流れを受けて各企業が「健康経営」をすすめていこうという流れになっているのだと思います。

→ これからの企業の目標は「#健康経営」!?|「健康経営」のために企業はどのように取り組んだらいいの? について詳しくはこちら







【関連記事】
続きを読む 健康と生産性の関係|出勤していても体調不良を感じている社員は労働生産性が下がっている

運動不足に起因する健康問題による経済損失は年間7兆円にのぼる!|研究




■運動不足に起因する健康問題による経済損失は年間7兆円にのぼる!|研究

Sleepy Mami

by Guian Bolisay(画像:Creative Commons)

運動不足による健康問題、経済損失年間7兆円に 研究

(2016/7/28、AFP)

英医学誌ランセット(The Lancet)に掲載された論文によると、この損失額は、医療費538億ドル(約5兆6000億円)と生産性の損失による損失額137億ドル(約1兆4000億円)に大別される。

日常的な運動不足に起因する健康問題により、2013年の世界の経済損失は約675億ドル(約7兆円)にのぼるそうです。

■健康と生産性の関係

健康と生産性の関係|出勤していても体調不良を感じている社員は労働生産性が下がっているによれば、治療にかかる医療費や欠勤(アブセンティーイズム)による損失よりも、業務遂行障害(プレゼンティーイズム)による損失が大きなコストになっているようです。

出勤していても体調不良を感じている社員は労働生産性が下がっており、それが企業の生産性損失コストの多くを占めているようです。

今回のニュースと最も関連があるのが肥満ですが、肥満も業務遂行障害に大きく影響しているようです。

肥満の労働者は、メタボリック・シンドロームになるリスクが健康な労働者の約9.4倍、高血圧のリスクが4倍にもなることがわかっている。

さらに、注目に値するのは肥満労働者の業務遂行障害が2.3倍にもなるという事実である。

■運動不足と健康の関係

運動不足によって、健康にどのような影響があるのでしょうか?

糖尿病

糖尿病は「過食(食べ過ぎ)」「運動不足」が原因で加速する!によれば、血糖値を下げるには、筋肉を使うことが良いそうです。

特に大きい筋肉、最大のものは大腿筋です。つまり歩けばいいということになります。

実際には30分で3キロ歩く速さ、やや速く歩くのがいいでしょう。

1日の摂取カロリーの10~15%を消費できれば十分と考えます。

【糖尿病と運動不足 関連記事】

●肝臓・脂肪肝

肥満の人は、週250分以上早歩きなどのやや強めの運動をすると、体重が減らなくても、肝臓に蓄積した脂肪が減少したり、善玉コレステロールや肝臓の炎症を防ぐ物質が増えていることがわかったそうです。

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中性脂肪

運動不足でエネルギーが消費されないと、エネルギーが余り、その余ったエネルギーが中性脂肪となることで、中性脂肪の値が高くなります。

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肥満

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大腸がん

大腸がんチェックによれば、毎日合計60分歩く程度の運動をしていない方は大腸がんリスクが高くなります。

低体温

運動不足になると、血液を送る筋力を刺激しない状態が続き、筋力が低下し、低体温の原因となります。

細胞の中にあるミトコンドリアが熱を発生させているのですが、筋肉量が多ければ、ミトコンドリアの数も多くなり、それにともなって体温が上昇すると考えられるそうです

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腰痛

腰痛にはいろいろな原因がありますが、運動不足による筋力低下(背筋より腹筋が弱いと腰痛になりやすい傾向がある)が原因の腰痛や体が硬い(体が硬いと身体を動かすときに筋肉への負担が大きい)ことによる腰痛があります。

筋力低下による腰痛の場合は、運動不足と肥満を解消しましょう。

肥満になると脂肪が血管を圧迫するため、血行が悪くなります。

ストレッチや体操などの運動をすることで肥満の解消と筋力UPをしましょう。

低血圧

運動不足になると、血液を送る筋力が低下するので、積極的に運動をするようにしましょう。

また、運動することによって、交感神経と副交感神経の切り替えが早くなるため、血圧調節中枢の遅れの改善に効果的だとも考えられます。

動脈硬化

動脈硬化予防に良い方法とは、有酸素運動

有酸素運動をすると、血流が良くなり、血管が広がりやすくなるそうです。

血管が広がりやすくなり、血流が良くなることで、血管を傷つけにくくなり、動脈硬化を予防できるそうです。

生理不順(月経不順)

運動不足になると、血行が悪くなり、生理不順の原因となります。

運動不足になると、血液を送る筋力が低下し、冷え性の原因となるので、積極的に運動して筋肉を鍛えましょう。

第2の心臓とも呼ばれるふくらはぎが動き、そのポンプ作用で血流が良くなります。

また、筋肉を使うことで体温が上がります。

冷え性でない人は運動(ウォーキング・ラジオ体操・筋力アップ)で冷え性対策をしているによれば、長年冷え性の人は、厚着をしたり、電気毛布や湯たんぽ、暖房器具を利用する人が多いのに対して、冷え症でない人は、からだを動かすことを大事にしているようです。

また、運動することで交感神経の働きが上手になってくるそうです。

胆石

運動不足が肥満などにつながり、胆汁が胆石のできやすい状態になってしまうと考えられています。

冷え性

運動不足になると、血液を送る筋力が低下し、冷え性の原因となるので、積極的に運動して筋肉を鍛えましょう。

第2の心臓とも呼ばれるふくらはぎが動き、そのポンプ作用で血流が良くなります。

また筋肉を使うことで体温が上がります。

乳がん

乳がんリスクが高くなる要因として、運動不足が挙げられています。

運動不足も乳がんリスクが高くなる要因ですが、積極的に運動する女性は乳がんリスクが低い|国立がん研究センターによれば、積極的に運動する女性は、運動しない人に比べて、乳がんリスクが低いそうです。

特に、閉経後や太り気味の女性は、週1回でも余暇に運動を取り入れることが乳がん予防につながると考えられるそうです。

高血圧

高血圧は糖尿病などの合併症を起こしやすいといわれます。

それは、高血圧と糖尿病の危険因子(肥満、運動不足、喫煙など)が同じだからです。

高血圧を予防することで、脳卒中心筋梗塞などの病気の予防をしましょう。

その他にも、高脂血症脂質異常症ともリスク要因が重なる部分が多いため、注意が必要です。

胃痛胃がん

運動によって、全身の血液循環を促進し、胃液の分泌を活発にし、胃の消化機能を高めます。

ただし、過激な運動は胃の負担を増やすこともあるので注意が必要。

内臓脂肪

便秘

便秘の解消方法として、腹筋を鍛えることをアドバイスしているのは、腹筋が弱っているため、便を出すことが出来ない人もいるためです。

腸の回りの筋肉・腸腰筋を鍛えるとウンチが出やすくなります。

●腸腰筋を鍛える運動

  1. イスに座ったまま腕を上に持ち上げ、腸腰筋を伸ばす。
  2. イスに腰を下ろしたまま歩くように手足を動かし腸腰筋を縮める。
  3. イスに腰を下ろし、足を地面につけた状態で腰をひねり腸腰筋をねじる。

※これを1日3セット

便秘解消体操・エクササイズ|1日たった10分の体操で便秘解消!

  1. 足を肩幅に開く
  2. 右手で腰骨の上を掴む
  3. 左手で肋骨の下を掴む
  4. 右回りに5回まわす
  5. 脇腹を揉みながら腰を回す
  6. 左回りに5回まわす

※1日5回から10回

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■まとめ

日常的な運動不足に起因する健康問題により、2013年の世界の経済損失は約7兆円にのぼるそうです。

The Lancet: One hour of physical activity per day could offset health risk of 8 hours of sitting

(2016/7/27、EurekKAlert Science News)

A new study of over 1 million people finds that doing at least one hour of physical activity per day, such as brisk walking or cycling for pleasure, may eliminate the increased risk of death associated with sitting for 8h a day.

100万人以上の人々を対象とした調査によれば、ウォーキングやサイクリングなど、1日に少なくとも1時間の身体活動をすると、1日8時間座ることに関連する死亡リスクを相殺する可能性があるそうです。

運動不足を解消し、肥満などの健康問題を解決していくことが、世界の経済をよくする方法といえるのではないでしょうか。







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肥満やメタボの第3の要因に腸内フローラ(腸内細菌叢)が関係している?和食を食べて予防しよう!

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■肥満やメタボの第3の要因に腸内フローラ(腸内細菌叢)が関係している?和食を食べて予防しよう!

朝食

by zenjiro(画像:Creative Commons)

肥満、第3の要因に「腸内細菌の変化」 伝統的な和食で予防可能

(2014/5/6、産経新聞)

肥満やメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を引き起こす大きな環境要因に食べ過ぎや運動不足が挙げられる。3つ目の環境要因として、膨大な腸内細菌の集まりである腸内細菌叢(そう)が関係していることが、ゲノム(全遺伝情報)解析が進んだことで明らかになってきた。専門家は健全な腸内細菌叢を保つには欧米型の食事ではなく、伝統的な和食が良いと推奨している。

肥満メタボリックシンドロームを引き起こす第三の要因として腸内細菌叢(腸内フローラ)が関係しているのではないかと考えられているそうです。

■やせ型腸内細菌と肥満型腸内細菌

やせない原因は腸にあった!?やせ型腸内細菌と肥満型腸内細菌|腸サビ|世界一受けたい授業 10月29日によれば、腸内細菌の中に肥満型腸内細菌とやせ型腸内細菌がいることが分かってきたそうです。

肥満型腸内細菌とヤセ型腸内細菌は両方とも誰もが持っており、同じものを食べていても、肥満型腸内細菌が多い場合は、栄養の吸収をどんどん促進させて肥満になってしまうのだそうです。

ヤセ型腸内細菌を多く持っている人は太りにくい体質ということになります。

米ワシントン大学の研究によると、肥満型腸内細菌を与えたマウスとやせ型腸内細菌を与えたマウスを同じエサで育てた実験で、肥満型腸内細菌を与えたマウスは体脂肪が47%も増えたのに対し、やせ型腸内細菌を与えたマウスは27%しか増えなかったという結果になったそうです。

アメリカ人には肥満型腸内細菌を持つ人が多いと言われており、日本人にはヤセ型腸内細菌を持つ人が多いと言われています。

それは和食や食物繊維の多い野菜をよく食べているため、肥満型腸内細菌が抑制されているのではないかと考えられるそうです。

今回の記事でも同様のことが書かれています。

「腸内には約1千種、総重量で1キロの細菌が存在し、共生している。それらの共生関係が崩れると、肥満・メタボといった代謝性疾患やアレルギーなどの免疫疾患につながる」と本田氏は解説する。

理化学研究所統合生命医科学研究センターの本田賢也・消化管恒常性研究チームリーダーによれば、腸内細菌叢のバランスが崩れると免疫疾患につながるそうです。




■どんなことで腸内細菌叢のバランスは崩れてしまうの?

どんなことによって、腸内細菌叢のバランスは崩れてしまうのでしょうか?

共生関係を崩すものとしてはまず、脂肪が多くカロリーの高い欧米型の食事が挙げられる。本田氏によると、高脂肪食を1週間続けただけで細菌叢の構成が変化したという複数のデータがあり、肥満の原因となる細菌は「食事で摂取した糖類などの分解を促進し、体内により吸収しやすい形にする働きがある。そういう菌が高脂肪食を好み、それを餌に増えるのではないか」。

次に、食物繊維の少ない食事や、同じメニューを繰り返し食べることも共生関係を崩す。いずれのケースも「バクテロイデスとファーミキューテスという腸内細菌のグループの細菌量が変化して崩れる」ことが判明している。

高脂肪食を続けることや食物繊維の少ない食事、同じメニューを繰り返し食べることによって、腸内細菌の共生関係を崩してしまうそうです。

例えば、高脂肪の食事が善玉菌殺す-北大グループ研究によれば、高脂肪の食事を食べると、胆汁が大腸の善玉菌を殺し、腸内細菌のバランスを壊すことがわかっています。

■腸内細菌叢を健康に保つ方法

では、どのようにすれば、腸内細菌叢を健康に保つことができるのでしょうか?

現時点で最大の予防方法は食事にあるという。

本田氏は「健全な腸内細菌叢を保つためには、野菜を含め、さまざまな食材を少しずつ摂取できる伝統的な和食が適している」と話している。

肥満やメタボリックシンドロームにならないためには、食物繊維が豊富な伝統的な和食をとることで、健全な腸内細菌叢を保つことが重要だということですね。

→ 腸内フローラを改善する食べ物 について詳しくはこちら







【関連記事】
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スロージョギングの効果・やり方とは|ためしてガッテン(NHK)

2009年6月10日放送のためしてガッテンは、「脳いきいきダイエット 超らくジョギング革命!」がテーマでした。




■超らくジョギングとは

今回番組で紹介した超らくジョギングを行うと、様々な健康効果があったそうです。

超らくジョギングとは、「ある筋肉」を使わないジョギングなのだそうで、このジョギング方法で走ると乳酸がたまりにくい、つまり、疲れにくいジョギング方法なのだそうです。

■「ある筋肉」を使わないジョギングとは

果たして、「ある筋肉」とはいったん何なのでしょうか。

その筋肉とは、速筋です。

そして、速筋を使わないジョギングを、スロージョギングと呼ぶそうです。

スロージョギングは、簡単にいえば、ゆっくりジョギングすることです。

ゆっくりジョギングすることとウォーキングでは違いがないのかと疑問に思う人も多いと思いますが、ウォーキングに比べると、ジョギングは、1.6倍のカロリーを消費してくれるそうです。

■スロージョギングで体が激変!

スロージョギングを続けることで、毛細血管の数が23%も増加するそうです。

これに加えて、スロージョギングを続けることで、遅筋が発達し、スピードアップもするそうです。

⇒血糖値・中性脂肪も下がる効果

■スロージョギングで脳が大きくなる?!

ある研究で、ウォーキングから徐々に運動強度を上げ、軽いジョギングを行うようにしたグループと、ストレッチ運動を続けたグループとに分け、比較してみたところ、軽いジョギングを行うようにしたグループの方が前頭前野が多くくなったそうです。

*判断力・決断力・ワーキングメモリーが向上したそうです。

■スロージョギングのやり方・方法

  1. 背筋を伸ばす
  2. やや前傾姿勢
  3. 足は押すだけ、蹴らない
  4. ニコニコおしゃべり
  5. きつかったら歩く
  • 1日30分(10分×3回でもよい)が目安。
  • 会話ができなくなる一歩手前までにする。
  • 膝が痛い人はジョギングしない。

走るのが続かないと思っている人には、おススメの運動法かもしれません。

明日からスロージョギングをする人が増えるかもしれませんね。

【追記(2009/8/5)】

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【参考記事】
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