「胃腸の病気」カテゴリーアーカイブ

飲酒は60以上の病気やケガの原因になりうる-WHO

Beer Keg BW

by Jenn Durfey(画像:Creative Commons)




「飲酒の健康影響」-(2)60以上の疾患に関係 肝臓病、がん、依存症

(2010/5/18、47ニュース)

世界保健機関 (WHO)は60以上の病気やけがの原因になり得ると指摘する。

世界保健機関によれば、酒(アルコール)は、60以上の病気や怪我の原因になりうるそうです。

 

■飲酒(アルコール)と肝臓の病気

その中でも特に多いのが、肝臓の病気(肝臓病)なのだそうです。

特に多いのが肝臓病だ。

アルコールは胃や小腸から吸収され、大部分がまず肝臓で分解される。

飲みすぎて負担が大きくなると脂肪肝になる。

さらに多量の飲酒が続くと、アルコール性肝炎や肝硬変の危険がある。

日本酒7合を毎日、15年以上飲み続けると、半数の人が肝硬変になるといわれる。

すべての肝臓病に占めるアルコール性疾患の比率は1961年に3%だったが、2002年には23%に上昇した。

肝臓に負担がかかってしまうと、脂肪肝になる恐れが高くなります。

脂肪肝 についてはコチラ。

さらには、アルコール性肝炎肝硬変になるリスクも高くなります。

記事によれば、肝臓病に占めるアルコール疾患の比率は、2002年には23%に上昇しているそうです。

【関連記事】




■飲酒(アルコール)とすい臓

消化やホルモン機能を担う膵臓にも影響が出る。

男性では急性膵炎の30%、慢性膵炎の65%が飲みすぎが原因で起きる。

急性膵炎になっても酒をやめられず、慢性膵炎に進む人も少なくない。

 

■飲酒(アルコール)と依存症

飲酒を続けると脳がアルコールに慣れて、以前ほど酔わなくなる。酒量が増え、やめようと思っても飲酒がコントロールできなくなると、アルコール依存症の疑いがある。

酔いがさめる際に手や体が震えたり不快な気分になる離脱症状が特徴。

国立病院機構久里浜アルコール症センターの樋口進・副院長らが08年に行った調査では、日本人男性の5・1%、女性の1・3%に依存症の疑いがあった。

 

■飲酒(アルコール)とがん

飲酒はがんとの関係も深い。

アルコールが肝臓で分解されてできるアセトアルデヒドは発がん性のある物質。

さらに酢酸に分解されるが、その過程で唾液中にも高濃度で分泌される。

アルコール依存症の患者に食道がんや口腔がんが多いことが知られ、WHOは大腸がん乳がんにも関係すると指摘している。

大腸がん予防方法・大腸がんの危険度チェック|たけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学では、飲酒が最もガン(大腸がん)になるリスクを高める習慣として紹介していました。

最もリスクが高いのは飲酒。

飲酒による大腸がんのリスク

一日に日本酒を

1合⇒1.4倍

2合⇒2.0倍

3合⇒2.2倍

4合⇒約3倍

【関連記事】

  • 1日1杯のアルコール、がんになるリスク高める可能性=研究
  • 飲酒はがんの原因なのか

 

■飲酒(アルコール)と急性アルコール中毒

短時間に大量の酒を飲んで起きるのが急性アルコール中毒。

代謝できないアルコールが脳に回って中枢神経をまひさせる。

■飲酒(アルコール)とケガ

飲酒が原因で起きる外傷も多い。

酒酔い運転による死亡事故は後を絶たず、職場や家庭での暴力も起きている。

 

■飲酒(アルコール)の健康効果

一方、適量の飲酒(1日に日本酒1合未満程度)をする中高年は、全く飲まない人に比べて心筋梗塞や脳梗塞が起きにくく、死亡リスクが低いことが知られている。

血液の凝固を抑える作用がアルコールにあるためらしい。

アルコールも適量であれば、健康にとっても問題ないと思いますが、飲みすぎると健康に影響を与えます。

ただ酒量が多いと高血圧や脳出血を招き、逆に死亡リスクが高まる。







【関連リンク】

エルビス・プレスリーの死亡原因は便秘?

エルビス・プレスリー、便秘で死亡していたことが明らかに

(2010/5/10、ロケットニュース24)

エルビスの主治医であったジョージ・ニコポウラス博士(別名ニック博士)は彼と長く親交があり、1977年8月16日彼が亡くなるのを看取り、死亡後の解剖検査にも立ち会っている。

エルビスは便所で倒れ、心臓発作で42歳の若さで亡くなったとされている。

陰謀により殺害されたとの噂もあるのだが、博士は「かねてから処方薬の飲み過ぎで、不整脈があったのは確かだ。

しかし、それ以前から慢性の便秘にも悩まされていた」と説明し「彼の死亡直後、実は運び込まれた病院でも、死亡原因についての意見が分かれた」と心臓麻痺だけが原因ではなかったことを語っている。

そして、博士はエルビスの死亡原因について、ずっと研究を続けて来た。

晩年のエルビスは、過度のストレスから過食症に陥りジャンクフードを食べまくっていた。

そのため体重が激増。

おまけに睡眠薬も服用しており、体調は悪くなる一方であった。

博士は慢性の便秘に苦しむエルビスに、人口肛門手術を受けてみてはどうかとアドバイスをしたのだ。

だが、彼はプライドが許さずに拒否したそうだ。

博士は、エルビスの死亡原因と、彼との思い出を綴った書籍を出版することを計画している。

エルビス・プレスリーの死亡原因は、心臓麻痺だけではなく、便秘だったのではないかという説です。

→ 便秘とは|即効性のある便秘解消方法(ツボ・運動・マッサージ・食べ物)・便秘の原因 について詳しくはこちら

→ 便秘の症状で知る便秘の原因とは?|便(うんち)で体調チェック について詳しくはこちら

→ 頑固な便秘を治す方法|食べ物・ツボ・生活習慣 について詳しくはこちら

ちなみに『便秘』は侮ると大変怖い病気だ。

重度の場合には、便が直腸にコンクリートのように詰まるほどだ。

便が出ないと腸内にガスが溜まり、腹痛・嘔吐などを引き起こすこととなる。

さらに悪化すればショック症状を起こし、死に至るようだ。

記事によれば、エルビス・プレスリーは、過度のストレスから過食症に陥り、ジャンクフードを食べまくり、体重が激増していたそうです。

また、睡眠薬を服用するなど体調がすぐれなかったようですね。

そして、慢性の便秘にも悩まされていたということ。

スターというのは大変な職業なんですね。

胃がん・肺がん・大腸がんのがん検診受診率低下

First Baptist Church 945

by Parker Knight(画像:Creative Commons)




がん検診受診率、「なかなかショッキング」

(2010/4/13、キャリアブレイン)

前年度と比べ「胃がん」は1.6ポイント、「肺がん」は3.8ポイント、「大腸がん」は2.7ポイント、それぞれ低下した。

<中略>

08年度に市区町村が実施したがん検診の受診率は、「胃がん」が10.2%、「肺がん」が17.8%、「大腸がん」が16.1%、「子宮がん」が19.4%、「乳がん」が14.7%。前年度に比べて受診率が上がったのは「子宮がん」と「乳がん」で、それぞれ0.6ポイント、0.5ポイントの上昇だった。

08年度に市区町村が実施したがん検診の受診率によれば、胃がん・肺がん・大腸がんなどのがん検診の受診率が低下しているようです。

このほか、公開シンポジウムも行われ、中川座長が「韓国が、がん検診受診率53%を達成した理由-訪問視察報告-」のテーマで発表。

「2年後に50%達成するんだ、がん検診が大事だ、予防医療が大事なんだということを、日本政府にはっきり打ち出していただくことが必要かなという気がしている」と述べた。

記事によれば、韓国ではがん検診受診率53%を達成したそうです。

がん検診の受診率を増やすことを目標にするのであれば、政府ががん検診が大事・予防医療が大事ということを示していかないといけないのかもしれません。

ただ、ここ数年は、日本では、メタボ健診を受けるように薦めてきており、そのために、がん検診ヘの関心が薄れてきているようです。

【関連記事】

メタボ健診やがん検診などをまとめて受診できるようなシステム・仕組みづくりが必要なのかもしれません。







「濃いコーヒーは実は胃によい」という研究結果

coffee steam 2

by waferboard(画像:Creative Commons)

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「濃いコーヒーは実は胃によい」という研究結果

(2010/3/26、ライフハッカー)

アメリカ化学会(ACS)の春季会議において、「コーヒー豆には、胃酸の分泌を下げる作用がある」という研究結果が発表されました。

一般的に、コーヒーは胃によくないといわれていますが、これを発表したウィーン大学のVeronika Somoza氏によると、「コーヒーが胃酸を増やすという研究結果や人体データは、これまでに確認されていない」とのこと。

コーヒー豆には、胃酸の分泌を下げる作用があるそうです。

ウィーン大学のこの研究チームでは、胃や胃酸に対するコーヒーの影響について実験を行っています。

現時点での結果によると、深煎りコーヒーは、通常の胃のバランスを壊しづらいことがわかったそうです。

市販されているコーヒーから、カフェインや、煎る過程で生成されるNメチルピリジニウムといった成分を抽出したところ、Nメチルピリジニウムを含む胃壁では、胃酸が増えなかったとのこと。

さらに、深煎りコーヒーと浅煎りのものを比較してみたところ、深煎りのほうが、1リッターあたりのNメチルピリジニウムが多かったそうです。

これらの結果を踏まえると、Nメチルピリジニウム量を多く含む濃い目のコーヒーは、胃酸の分泌を軽減するということのよう。

その分、胃に負担がかかりにくいわけです。

濃いコーヒーは、胃酸の分泌を軽減することから、胃に負担がかかりにくいのだそうです。

ただし、まだそのメカニズムは分かっていないのだそうです。

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北川景子さん、胃腸炎でドクターストップ。花粉症にも悩む。

Kitagawa Keiko "Something Like Something Like It" at Opening Ceremony of the 28th Tokyo International Film Festival

by Dick Thomas Johnson(画像:Creative Commons)

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北川景子が多忙なあまり、胃腸炎でドクターストップ。花粉症も追い討ちか?

(2010/3/24、Techinsight japan)

女優の北川景子が映画の番宣や雑誌の取材で超多忙な日々を送っている。

そんな彼女がついに胃腸炎になったことをブログで明かした。

ドクターストップがかかり食事も普通にできない状態だというのだが。

<中略>

また、彼女は花粉症にも苦しんでいるようで映画「花のあと」の公開日には
「天候に恵まれたおかげで花粉も元気が良すぎて私は最悪なコンディションです・・・」
と花粉に悩む様子を記している。

北川景子さんが、忙しさのために、胃腸炎となってしまったそうです。

→ 急性胃腸炎(感染性胃腸炎)の症状・原因・対策 について詳しくはこちら

→ 胃が痛い・胃の痛み|胃の病気(胃腸の病気)の症状・原因・対処法・予防 について詳しくはこちら

以前の記事(北川景子さんのスタイルを維持する方法)でも書きましたが、食べるのが大好きとのことでしたので、食べれない状況とは辛いようですね。

また、花粉症にも悩んでいるとのこと。

今の人気からすれば忙しいために、休む時間もないのかもしれませんが、上手に体のメンテナンスが出来る時間をとっていただきたいですね。

⇒ 花粉症の症状 について詳しくはこちら

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