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■HDLコレステロール(善玉コレステロール)を増やす方法を知っている人は25%
by Hajime NAKANO(画像:Creative Commons)
善玉・悪玉コレステロールの認知率76.2%、善玉を増やす方法を知る人は25%
(2016/1/29、マイナビニュース)
善玉コレステロールを増やす方法を聞くと、「知っている」と回答した人は4人に1人の25%にとどまり、善玉コレステロールを増やすことへの理解がなされていないことが分かった。
カゴメがコレステロールに対する意識調査を行なったところ、HDLコレステロール(善玉コレステロール)を増やす方法を知っている人は4人に1人だったそうです。
「知っている」と回答した人にその方法を複数回答で聞くと、「青魚のEPAの摂取」(76.2%)、「植物性オメガ3脂肪酸の摂取」(68.3%)、「ウォーキングなどの有酸素運動」(57.4%)の3つが上位となっている。岡部医師は「その他にも、適量のお酒やカカオポリフェノールを多く含むダークチョコレートの摂取も善玉コレステロールを増やすための方法として効果的」と付け加えている。
●青魚のEPAの摂取
→ EPA について詳しくはこちら
●オメガ3脂肪酸の摂取
→ オメガ3脂肪酸|オメガ3の効能・効果・食べ物・オメガ3ダイエット について詳しくはこちら
●ウォーキングなどの有酸素運動
善玉コレステロールを増やすには運動が有効で、特に「有酸素運動」が有効なのだそうです。
有酸素運動だからといって走らないといけないというわけではなりません。
ジョギング以外の運動も有効で、1日に歩く歩数が多ければ多いほど、善玉コレステロールの値も高くなるそうです。
● 歩くこと(1日30分ぐらい)
●『プランク』 (体幹を鍛える運動)
1.腕を直角に曲げて寝る(うつ伏せの状態で腕を曲げる)
2.腕だけとつま先だけを地面につけ一分間キープする。
※頭の先と足を一直線に保つように
※1日一回一分
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インターバル速歩とは、ややきつい早歩きで3分間続けたら、普通の速さで3分間歩きというように、「速い」「普通」を交互に繰り返すウォーキングのことです。
能勢博信州大学教授によれば、早歩きをすると、有酸素運動になり肝臓での脂肪の代謝が上がると共に、善玉コレステロールの生成も活発になり、その量が増えるそうです。
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●適量のお酒
日本酒1合以下、ビール中ジョッキ1杯以下、ワイングラス2杯以下
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●カカオポリフェノールを多く含むダークチョコレートの摂取
【主治医が見つかる診療所】チョコレートのカカオポリフェノールで善玉コレステロールアップ|10月19日やチョコレートの健康効果が研究で証明|血圧を下げる効果やHDLコレステロール増加による動脈硬化予防によれば、カカオポリフェノールが70%含まれているようなチョコレートを一日に25g食べることで善玉コレステロールが増加するそうです。
●トマト
トマトに含まれる「リコピン」で善玉コレステロールが増える!?によれば、トマトに含まれる「リコピン」という成分に善玉コレステロールを増やす作用が期待できるそうです。
トマトジュースでコレステロール値など脂質異常症に関連する検査値が改善で紹介した脂質異常症の状態にしたハムスターを、トマトジュースを飲ませる群と飲ませない群に分けておこなった実験によれば、トマトジュースを与えたハムスターで、コレステロール値や中性脂肪値など脂質異常症に関連する検査値が改善したそうです。
→ 脂質異常症の症状・原因・予防 について詳しくはこちら
また、トマトから脂肪肝、中性脂肪改善に有効な成分を発見―京大で紹介した京都大大学院の河田照雄教授らの研究グループの研究によれば、トマトには、血液中の中性脂肪量を抑制する成分が含まれており、脂肪肝やメタボリックシンドロームの予防に効果が期待されるそうです。
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