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スローステップ運動・スロージョギングの疑問|#ためしてガッテン(#NHK)

2009年8月5日放送のためしてガッテン(NHK)では、大反響だったスロージョギングに関する3つの疑問に答えました。




検証を行う3つのギモンとは、次の通り。

  1. 「走らなくても同じような効果が得られる運動法は?」
  2. 「ヒザや腰に負担のかからない走り方は?」
  3. 「無理なく、もっと速く走れるようになる方法は?」

1.走らなくても同じような効果が得られる運動法は?

Each Step

by Mani Babbar Photography(画像:Creative Commons)

走らなくても同じような効果が得られる運動法として、「スローステップ運動」を紹介していました。

■スローステップ運動とは

スローステップ運動とは、ステップ(踏み台)を上り下りする運動(昔で言う踏み台昇降運動)をスローなテンポで行う運動法なのだそうです。

■スローステップ運動のポイント

  1. 踏み台(ステップ)の高さは20センチ程度。
  2. 踏み出す足は交互に。
  3. 台の上では両足が伸びきるようにしてください。
  4. 1分間に80回、足を動かすテンポで。(童謡などのゆっくりした曲が良いそうです)
  5. 1回10分 1日2~3回行う。

スローステップ運動の消費カロリーをウォーキングと比較すると1.4倍なのだそうで、カロリー消費効果は大きく、ダイエット効果が期待できます。

※ちなみに、スロージョギングは、ウォーキングの消費カロリーの1.6倍です。

高齢者がスローステップ運動を行なったところ、大腿四頭筋(太ももの筋肉)が増加したという結果が出ており、転倒予防に役立つことが分かったそうです。

このほかにも、「腰痛がよくなった」「骨が丈夫になった」などの健康効果もあったそうです。

また、スローステップ運動での疲れ具合を調べてみたところ、10分間行なっても血液中の乳酸の値は1.0で、疲れずに行うことのできる運動であることが分かったそうです。

運動に自信のない方は、台の高さを低くする・ゆっくりのテンポで行うなど、無理なく始められる程度からスタートしてみましょう。




2.ヒザや腰に負担のかからない走り方は?

足腰に負担のかかる走り方は、体の上下動が大きい走り方です。

足腰の負担を小さくするには、体の上下動を小さくする必要があります。

体の上下動を小さくするには、2つのポイントを守るとよいそうです。

  1. 歩幅を小さく
  2. 音を小さく

この2つのポイントを抑えることで、理想的な走り方になるそうです。

3.無理なく、もっと速く走れるようになる方法は?

スロージョギングを続けている人の希望としては、もっと速く走りたいという気持ちが高まってくるようです。

では、もっと速く走るにはどうしたらよいか。

その答えは、「スロージョギングを続けること」。

スロージョギングを続けることによって、乳酸2.0を超えずに走れる速さをどんどん速くすることができます。

※安静時の乳酸の値は1.0~2.0であるため、スロージョギングは、乳酸が2.0を超えないペースで走る必要があります。

そのために最も効率が良いのは「乳酸閾値ペース」で走ること。

乳酸閾値ペースとは、これ以上速く走ると、乳酸が多く出てしまう、つまり疲れが出てしまうギリギリの速さです。

では乳酸閾値ペースの目安はどのくらいなのでしょうか?

乳酸閾値ペースの目安は、「走りながら会話が続けられる」速さなのだそうです。

トップ選手を指導しているトレーナーによると

「マラソンのトップ選手でもゆっくり走る練習に多くの時間を使っている。速いスピードで走る練習は1週間に1回か2回ぐらい。ゆっくり走る練習の頻度を高くして、何度も繰り返しすることによって、基本的な走る能力を高めていっている。スロージョギングはトレーニングの基本中の基本で、速く走るためには不可欠。」

とのことです。

もっと速く走りたい方は、乳酸閾値ペースのスロージョギングを行ないましょう。

ただし、注意点として、足腰に不安のある方は、無理をしないことが重要です。

自分のペースで行ないましょう。

詳しい内容は、番組ホームページをご覧ください。

体重も血糖値も下げる!スロージョギングの?に答えます

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おしりを引き締め、持ち上げ、形を整える美尻エクササイズのやり方(リアンドロ・カーバルホ)|ベストハウス123

2011年11月23日放送のザ・ベストハウス123の起死回生エクササイズでした。




■ニューヨーク発 美尻エクササイズ

Profil à la plage

by MMarsolais(画像:Creative Commons)

リアンドロ・カーバルホ(ニューヨークの超人気トレーナー)が考える美尻とは?

  • 引き締まる
  • ふっくら丸み
  • グッと持ち上がる

■お尻を引き締める 美尻エクササイズ

基本姿勢:アゴを引きまっすぐ立つ

  1. 両手片脚を大きく振り上げる
  2. 振り上げた脚の方向へ深くかがみ込む
  3. 戻る時も脚と手を大きく振る

※左右8回ずつ

※この運動で鍛えられるのは、おしりの側面にある中臀筋(ちゅうでんきん)。中臀筋がたれたお尻を引き締める。中臀筋を鍛えることでおしりが引き締まってくる。

※ポイントは、脚を上げた時つま先を3cm内側に向けるように意識すること。

それにより中臀筋に強い負荷がかかり、効果アップ

■お尻を持ち上げる(スクワット) 美尻エクササイズ

基本姿勢:ヒザを深く曲げ両手で支えながらお尻を突き出す

  1. 基本姿勢から両手・片足を伸ばす。
    手足がまっすぐになるように伸ばす

※お尻の筋肉を常に意識。あと3cmを意識しよう。

※このスクワットを左右で計8回3セット行う

※この運動で鍛えられるのは、おしりの奥にある小臀筋。小臀筋を鍛えると、おしりを飛躍的に持ち上げる。しかも、欧米人より小振りな日本人のお尻にピッタリなエクササイズ。

※日本人女性のおしりは、少し平らで垂れているので、もっと丸みとふっくら感が必要

■お尻の形を整える(引き締める) 美尻エクササイズ

基本姿勢:左右のかかとを内側につま先立ち(3cm)して、ひし形を作る

  1. 手を真横に広げてカニ歩き

※手を振ると効果もアップ

※左右4往復3セット

※この運動で鍛えられるのは、おしりの側面にある中臀筋(ちゅうでんきん)。中臀筋を鍛えお尻の形を整える

【ベストハウス123 11月23日 関連記事】

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続きを読む おしりを引き締め、持ち上げ、形を整える美尻エクササイズのやり方(リアンドロ・カーバルホ)|ベストハウス123

肥満ではない人でも、高血糖、脂質異常症、高血圧の一つでも異常があると、筋肉(骨格筋)への糖の取り込みが低い|順天堂大学




【目次】

■肥満ではない人でも、高血糖、脂質異常症、高血圧の一つでも異常があると、筋肉(骨格筋)への糖の取り込みが低い

Untitled

by Romain Toornier(画像:Creative Commons)

太っていなくても生活習慣病…「やせメタボ」の人、筋肉に特徴

(2016/8/3、読売新聞)

正常な人と比べて、肝臓では差がなかったが、肥満でメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の人は筋肉での糖の取り込みが低く、肥満ではない人(体格指数BMIが23以上25未満)でも、血圧、血糖、脂質に一つでも異常があると、筋肉への糖の取り込みが低いことが分かった。筋肉への糖の取り込みが低かった人では、正常な人に比べて、内臓脂肪が2割多く、体力は2割低下していた。

順天堂大学の田村好史准教授(代謝内分泌内科学)らの研究によれば、体の糖分の貯蔵庫である筋肉(骨格筋)と肝臓で、どれくらいインスリンが働いて糖を細胞に取り込むかなどを調べたところ、太っていなくても生活習慣病になりやすい「やせメタボ」の人は、筋肉でインスリンがうまく作用せず、糖を取り込みにくい体質であることがわかったそうです。

  • 正常な人と比べて、肝臓では差がなかった
  • 肥満メタボリックシンドロームの人は筋肉での糖の取り込みが低い
  • 肥満ではない人(体格指数BMIが23以上25未満)でも、心血管代謝リスク因子(高血糖脂質異常症高血圧のいずれか)に一つでも異常があると、筋肉への糖の取り込みが低い
  • 筋肉への糖の取り込みが低かった人では、正常な人に比べて、内臓脂肪が2割多く、体力が2割低下

今回の記事と順天堂大学のニュースリリースから、さらに深堀りをしていきます。




■アジアでは肥満でなくても糖尿病・脂肪肝などの生活習慣病が多い

田村准教授らは肥満でなくても糖尿病といった生活習慣病がアジアで多いことに着目。

「やせ形で糖尿病」リスク遺伝子発見|東大によれば、遺伝子変異により、KCNJ15と呼ばれる遺伝子の働きが過剰に高まり、インスリンの分泌が不足するため、痩せ型でも糖尿病を発症する危険性が高まるのだそうです。

欧州の糖尿病患者には肥満が多いのに対して、日本を含むアジア各国では、肥満でない人の発症が多いそうです。

【関連記事】

太っていなくても生活習慣病になりやすい人の特徴が明らかに ~筋肉の質の低下が原因である可能性~

(2016/8/1、順天堂大学プレスリリースPDF)

近年、非肥満者でも肝臓や骨格筋といったインスリンが作用する臓器に脂肪が蓄積すると(異所性脂肪:脂肪肝、脂肪筋)、インスリン抵抗性が生じることや、アジア人では痩せていても脂肪肝になりやすいことなどがわかってきましたが、日本人におけるその詳細は不明でした。

<中略>

異所性脂肪(脂肪肝・脂肪筋)

脂肪の多くは皮下脂肪や内臓脂肪といった脂肪組織に蓄えられますが、それ以外の別の場所(異所)にも蓄積されます。そのような脂肪を異所性脂肪と呼びます。インスリンは肝臓や骨格筋に作用して血糖値を低下させる作用を発揮しますが、それらの臓器に異所性脂肪が蓄積すると(脂肪肝、脂肪筋)、溜まった脂肪が毒性を発揮して、インスリン抵抗性が生じると考えられています。

肥満でなくても、インスリンが作用する臓器に異所性脂肪が蓄積すると(脂肪肝・脂肪筋)、毒性を発揮して、インスリン抵抗性が生じていることとがわかってきています。

異所性脂肪というのは、臓器の中に蓄積しているので、本来の脂肪の毒性が直接伝わってしまう非常に恐ろしい脂肪。

異所性脂肪は、恐ろしい毒性を持ち、心臓など脳以外の全身の臓器や筋肉に蓄積し、動脈硬化脂肪肝糖尿病高血圧高脂血症心筋梗塞などの生活習慣病を引き起こすことが分かったそうで、また、やせていても貯まることがあるそうです。

肝臓に異所性脂肪が貯まってしまった場合、ひどくなると脂肪肝になって、さらにはNASH になるおそれもあります。

これがそのまま悪化すると、組織の中に線維ができて、肝硬変肝臓がんのような取り返しのつかない病気になってしまうことが考えられます。

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■骨格筋のインスリン抵抗性と関連している因子

太っていなくても生活習慣病になりやすい人の特徴が明らかに ~筋肉の質の低下が原因である可能性~

(2016/8/1、順天堂大学プレスリリースPDF)

どのような因子が骨格筋のインスリン抵抗性と関連しているかを調査したところ、従来肥満者で指摘されてきたような内臓脂肪が多いことや、血中アディポネクチン濃度が低いことに加えて、体力が低い、生活活動量が低い、脂肪摂取量が多いなどの生活習慣に関連した因子も挙げられました。さらに興味深いことに、脂肪肝と判定されないような肝脂肪の軽度蓄積や正常範囲内での肝機能検査の軽度上昇であっても、骨格筋インスリン抵抗性と有意に関連する因子であることが明らかとなりました。

【骨格筋のインスリン抵抗性と関連している因子】

  • 内臓脂肪が多い
  • 血中アディポネクチン濃度が低い
  • 体力が低い
  • 生活活動量が低い
  • 脂肪摂取量が多い
  • 脂肪肝と判定されないような肝脂肪の軽度蓄積
  • 正常範囲内での肝機能検査の軽度上昇

■異所性脂肪を減らす方法

異所性脂肪(第三の脂肪)|みんなの家庭の医学

●食事

脂物を控える(肉を赤身肉・魚に変えるなど)

●運動

一日一万歩(徒歩・階段を使うなど)

こうした方法を3日やるだけで異所性脂肪は減るのだそうです。

異所性脂肪の特徴としては、簡単にたまりやすいけれども、簡単に減らせるという特徴があるそうです。

異所性脂肪はごく短期間の運動をするだけで、量が劇的に減ることが分かっています。

メッツ(METs metabolic equivalents)

厚生労働省が定めた体内の脂肪を減らす運動量を示した数値)

異所性脂肪を取り除くには、1週間に23メッツ・hが必要。

※身体活動の強度×身体活動実施時間(h)=身体活動の量(メッツ・h)

一時間行ったときのメッツの量

  • ボウリング 3メッツ・h
    洗車 4.5メッツ・h
    山登り 7.5メッツ・h
    自転車 8メッツ・h
    平泳ぎ 10メッツ・h
    掃除2時間 8メッツ・h
    筋トレ2時間 8メッツ・h(筋トレは激しく体が動くのはごく一瞬なので)
    散歩 3.5メッツ・h
    ギター演奏 2メッツ・h
    釣り 2.5メッツ・h
    ヨガ 2.5メッツ・h
    荷物の積み込み 3メッツ・h
    階段の昇り降り 3.5メッツ・h
    卓球 4メッツ・h
    バドミントン 4.5メッツ・h
    草むしり 4.5メッツ・h
    バレエ 4.8メッツ・h
    ドッジボール 5メッツ・h
    エアロビクス 6.5メッツ・h
    テニス 7メッツ・h
    サッカー 7メッツ・h
    ラグビー 10メッツ・h

ゆっくり自転車をこぐというような有酸素運動をするほうが効率よくメッツを獲得できることが分かっています。

週250分の運動で脂肪肝改善 「やせなくても効果あり」―筑波大研究グループによれば、肥満の人は、週250分以上早歩きなどのやや強めの運動をすると、体重が減らなくても、肝臓に蓄積した脂肪が減少したり、善玉コレステロールや肝臓の炎症を防ぐ物質が増えていることがわかったそうです。

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■まとめ

太っていなくても生活習慣病になりやすい人の特徴が明らかに ~筋肉の質の低下が原因である可能性~

(2016/8/1、順天堂大学)

太っていなくても代謝異常を生じている人は、筋肉の質が低下していることが明らかに

筋肉の質の低下は、低体力、低活動量、内臓脂肪蓄積、高脂肪食などと関連

軽度の肝機能異常や肝脂肪の蓄積は筋肉のインスリン抵抗性のマーカーに

まとめます。

肥満ではない人でも、心血管代謝リスク因子(高血糖、脂質異常症、高血圧のいずれか)に一つでも異常があると、筋肉への糖の取り込みが低い。

筋肉の質の低下(筋肉への糖の取り込みが低い)は、内臓脂肪の蓄積、血中アディポネクチン濃度が低い、体力が低い、活動量が低い、高脂肪食と関連している。

脂肪肝と判定されないような肝脂肪の蓄積や正常範囲内での軽度の肝機能以上が、骨格筋のインスリン抵抗性を知るマーカーとなると考えられ、今後健康診断をはじめとする予防医学での活用が期待される。







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低体温改善エクササイズのやり方|上半身・下半身のストレッチ、お腹周り・太もも・お尻周り・肩甲骨|はなまるマーケット

健康・美容チェック > 低体温 > 体温を上げる方法 > 低体温改善エクササイズ|はなまるマーケット 12月10日

2010年12月10日放送のはなまるマーケットでは「低体温」がテーマでした。




■体温を上げると健康になる

training

by teammarche(画像:Creative Commons)

『体温を上げると健康になる』(斎藤真嗣)は、今年70万部を越えるベストセラーになった本です。

著者の斎藤真嗣医師が低体温についてコメントしていました。

「理想的な平熱体温は、36.5度~37.0度です。ところが今、 35度台の低体温の方が増えているんです。」

35度台の低体温の人が増加しているそうです。

「体温が1度低下することによって、なによりも免疫力が低下して、 基礎代謝というのも低下してくるということが知られています。 35度台の方というのは、ガン細胞にとっては非常に都合のいい体温。」

体温が低下すると、免疫力が低下し、基礎代謝も低下してしまいます。

怖い点は、35度台はガン細胞にとっては都合のよい体温だということです。

反対に、体温が1度上がると、どうなるのでしょうか。

「体の中の白血球を中心とした免疫細胞が活発化し、 免疫力が約3倍上がります。そして基礎代謝は12%UPいたします。」

免疫力がアップし、基礎代謝もアップするそうです。

現代人の平熱が下がっているのは、エアコンの普及で体温調整能力が低下していることに加えて、筋肉量が低下していることが関係しているそうです。

つまり、

「筋肉を効果的に鍛えれば、体温を恒常的にアップさせることができます。」

ということです。

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■筋肉をつけると体温は上がる

石井直方教授によれば、「体が作る熱の約6割は、筋肉が作っている」そうです。

つまりは、筋肉をつけると体温があがるということです。

体温を上げるためにはどんな筋肉をつけると効果的なのでしょうか。

体温を上げるためには、「大きな筋肉」「日常で使う筋肉」を鍛えるとよいそうです。

大きな筋肉かつ日常で使う筋肉は、「太もも・お尻・お腹周り」なのだそうです。

■低体温改善エクササイズ

低体温改善エクササイズを紹介したのは、「あめのもりようこ」さん。

まずは、筋肉をほぐすためにストレッチをしていきます。

●上半身のストレッチ

  1. 片足を外側に向けて前に出します。
  2. 出した足と反対側の腕を前に出します。
  3. 片方の腕を引っかけてうしろにひねります。

※左右10秒ずつ行ないます。

※ポイントは3つ。

1)体をひねる時は息を吐き出しながら。

2)軸足のかかとは浮かせないようにして、ひねりながら前に出した足を曲げるようにします。

3)どの筋肉が伸びているか意識しながら行ないましょう。

●下半身のストレッチ

  1. 1片手でイスや壁を押さえ、もう片方の足を持ち上げて持ちます。

※左右10秒ずつ行ないます。

※ポイントは4つ。

1)上げている足が軸足より後ろにいくようにする。

2)猫背にならないように気をつけましょう。

3)太ももの筋肉が伸びているのを意識しながら行ないましょう。

4)このストレッチが辛い方はタオルに足をひっかけてもOK!

●お腹周りのエクササイズ

  1. 背筋を伸ばしてイスに浅く座り、両手でお腹を押さえ、声をだしながら凹ませます。
  2. 息を出し切ったら鼻から吸います。

※ポイントは2つ。

1)どこの筋肉が動いているか意識しながら行ないましょう。

2)手はお腹を凹ます感覚を覚えるための補佐的役割です。

お腹周り+手先の血行エクササイズ

  1. お腹の動きに合わせて、手のひらを開閉しましょう。

※声を出しながら、1セット4回行ないます。

太もも・お尻周りのエクササイズ

  1. 片足のつま先を立てて、股関節を2回開閉させます。
    太ももの間で物をはさむ感覚でギュッと力を入れるようにします。
  2. 足を後にスライドさせて、持ち上げます。

太もも・お尻周り+肩甲骨エクササイズ

  1. 1.胸の前で両腕を曲げ、股関節の回転にあわせて開閉します。

※ポイントは、肩甲骨が開閉しているのを意識して行なうことです。

体温を上げる方法についてはこちら。

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Tyler Nix|unsplash

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日本初!歩数とBMIで保険料が”毎月”最大52%※割引 「歩くとおトク保険」が登場。ウォーキングアプリユーザー76%※が加入したいと回答

(2020/9/1、株式会社justInCase)

これまで、医療保険では喫煙の有無での保険料割引、自動車保険ではゴールド免許割引などの仕組みがありましたが、昨今、歩数やBMI、健康診断の結果による割引など、健康をご褒美として年単位で保険料割引が適用される保険が誕生しているなか、「歩くとおトク保険」はテクノロジーを活用し、さらにご褒美を身近に感じていただけるよう、自分のがんばりを”毎月”実感できる見える化を実現した全く新しい保険です。

「歩くとおトク保険」は、スマホアプリ「aruku&(あるくと)」で計測する平均歩数により、翌月の保険料に割引がすぐに反映される新しい医療保険。

通勤、通学、お買い物で歩いた歩数がそのまま保険料割引としてご褒美になるというのが面白いですね。

「治療アプリ」などのモバイルヘルス(MHEALTH)市場が成長するために大事なこととは?によれば、ポイントは「行動変容(患者自身の行動や考え方、習慣といった生活習慣を変える)」の手助けをできるのかどうか?です。

人の行動を変えるというのは大変なことで、人間の行動の約40%は習慣なのだそうです。

「習慣の力」(著:チャールズ・デュヒッグ)によれば、デューク大学の学者が2006年に発表した論文によると、毎日の人の行動の、じつに40%がその場の決定ではなく習慣なのだそうです。

人間の多くの行動は自動化された行動、つまり習慣によるものであり、行動を変えてもらうためにはこの習慣を変える必要があるわけです。

つまり、行動変容を起こしたいときには、自動化された行動=習慣を変えなくてはならないのです。では、どのようにすれば習慣を変えることができるのでしょうか?「習慣の力」(著:チャールズ・デュヒッグ)によれば、人間の心理には、2つの基本原則があるそうです。

1.シンプルでわかりやすいきっかけを見つけること

2.具体的な報酬を設定すること

ただ「きっかけ」と「報酬」そのものには新しい習慣を長続きさせる力はなく、「〇〇したい」「〇〇がほしい」というような明確な欲求が習慣のための原動力となるのです。

つまり、治療アプリが生活習慣を改善するという行動変容を促したいのであれば、いかに変わりたいという感情を生み出すのか=いかに「動機づけ」を行うかがポイントになってきます。

行動変容を促す取り組みとして、今注目をしているのが「広告医学」という考え方です。

31歳で横浜市立大学の教授となった武部貴則教授が取り組む「広告医学」とは?|なぜ「広告医学」が必要なの?|「広告医学」の例

横浜市立大学の武部貴則准教授の広告医学への取り組みが興味深いです。

広告医学とは、医療情報と、デザインやコピーライティングなどの広告的視点を組み合わせることで、より自然に動機付けして、人々の行動変容を促すことにより、健康を実現していくことを目指すものです。

広告医学の視点から考えると、ただゲームをしているだけなのに「治療アプリ」の役割を行なっているアプリがあります。

それが位置情報ゲームの「Pokemon Go」です!

【関連記事】

病気の手前の段階である「未病」の改善に取り組んでいる神奈川県では「マイME-BYOカルテ」の利用を促進する方法として、ポケモンGOユーザーに向けたウォーキングマップを作成しています。

ポケモンGOはポケモンを集める行為を楽しむ位置情報ゲームですが、ポケモンを集めるという動機を基に、自然と歩くという行動を促しているのです。

スマホゲームは「脳の報酬系」についてよく考えられていて、このアイデアを健康寿命を延ばす対策が使えるのではないでしょうか?

Pokemon Goは歩くことでポケモンというご褒美がもらえるゲームであり、またほかにも歩くことで暗号通貨という報酬がもらえるゲームもあり、この発想を活かせば、よりよい行動変容を促す「治療アプリ」の可能性が出てくるのではなないでしょうか?

DeNAはスマホゲームとしていろんな知見を持っているかと思いますので、ぜひ保険業界に新しい風を吹かせてくれるのではないでしょうか?

■まとめ

医療保険はどんどん変化・進化を遂げようとしています。

従来の医療保険:年齢や性別などがデータのもとになり、健康的なライフスタイルをしているかどうかなどは指標に入っていないため不公平感がある

従来の健康増進保険:健康診断書など過去のデータを元にしたもので、健康的なライフスタイルをしている人にとって得をする保険に

ヘルススコア保険:平均歩数やBMIといった毎月の健康データを元にしたもので、健康増進活動をした分だけ保険料が毎月変動する保険に

ヘルススコア保険2.0:IoTデバイスの進化に合わせて、血糖値や血圧、心拍数などの健康データをモニタリングすることにより、保険料率が変動する保険に

SOMPOホールディングスが目指すは「保険が必要ない世界」!?DXに積極的に取り組みのはなぜ?によれば、保険会社がDXの一番の被害者になるのだから、SOMPOホールディングスは自らディスラプト(破壊)をして、積極的にデジタルシフトを行ない、従来の保険は事故や病気になってから必要になるものでしたが、これからは事故を起こさせない、病気にならないような、安心・安全・健康な暮らしを支えるサービスを提供する企業に変わろうとしていました。

「より保険料を安くしてほしい」「保険料の計算を健康データなどをもとに公平にしてほしい」というユーザーの思いをくみ取った保険を考えていくと、保険というよりも健康サポートサービス企業へシフトしていきそうな予感がします。







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