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緑茶を飲むと、悪玉コレステロールが減り、善玉コレステロールが増え、胴回りが細くなるという結果 |掛川市が緑茶効能試験結果公表

Tea leaf 八十八夜

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悪玉コレステロール減った 掛川市が緑茶効能試験結果公表

(2010/7/10、中日新聞)

掛川市は9日、緑茶の生活習慣病予防効果を科学的に解明しようと、東北大などと行っている研究の2009年度分試験結果を公表した。

緑茶のエキス粉末を飲むと、LDL(悪玉)コレステロールを減らし、HDL(善玉)コレステロールを増やしたり、胴回りをほっそりさせたりするという結果が出ており、動脈硬化の予防に効果がある可能性が示された。定例会見で発表した。

これまでこのブログで何度か取り上げてきた掛川市による緑茶の生活習慣病予防効果の研究結果が出たそうです。

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試験結果によれば、緑茶によって、悪玉コレステロールが減少したり、善玉コレステロールが増えたり、胴回りが細くなったりするなど動脈硬化の予防に効果がある可能性があるという結果が出たそうです。

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aching bones

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<骨粗鬆症>原因のたんぱく質で血管の石灰化も 阪大が確認

(2010/7/2、毎日新聞)

高齢女性に多い骨粗鬆(こつそしょう)症を引き起こすたんぱく質が、血管を硬くする「石灰化」も引き起こしていることが大阪大大学院の森下竜一教授(老年医学)らの研究で分かった。

この物質の働きを薬などによって抑えれば、心筋梗塞(こうそく)などの危険が増す動脈硬化の予防が期待できるという。

大阪大大学院の森下竜一教授らの研究によれば、骨粗鬆症の原因となるたんぱく質(RANKL)が、血管の石灰化を引き起こしていることがわかったそうです。

この研究結果によって、動脈硬化の予防に活かされそうです。







「悪玉コレステロール測定法は不適当」 |日本動脈硬化学会

Cholesterol free zone.

by Braden Kowitz(画像:Creative Commons)

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「悪玉コレステロール測定法は不適当」 学会が声明

(2010/4/26、朝日新聞)

日本動脈硬化学会は26日、健康診断で心筋梗塞(こうそく)などの危険度の判定に使われている悪玉(LDL)コレステロールについて、「現行の直接測定法には問題があり、今のまま診療や健診に用いるのは適当でない」とする声明を発表した。

国や検査試薬メーカーには、特定健診(メタボ健診)の検査項目の追加や、測定方法の標準化などを求めていく。

日本動脈硬化学会は、現在利用されている悪玉コレステロール測定法は適当ではないとの生命を発表したそうです。

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コレステロールは脂質で、細胞膜やホルモンなどの原料になる。

肝臓などで合成されるが、卵、肉などの食物にも多く含まれている。

ただ、悪玉コレステロールが血中で増えすぎると、血管内壁にへばりついて動脈硬化の原因になる。

これに対して善玉(HDL)コレステロールは血管の壁から悪玉を取り除く働きがある。

コレステロールは、人間には欠かせないもの。

ただし、悪玉コレステロールが多くなりすぎると動脈硬化の原因になるといわれています。

日本動脈硬化学会が指摘している直接測定法にはどういった問題があるのでしょうか。

同学会は2007年に、脂質異常症を診断する新しい指針を公表。

総コレステロール値を診断の基準にするのはやめ、悪玉コレステロール値などで判断するようにした。

それまでは総コレステロール値から、善玉の値を引くなどして算出していたが、新指針に伴い、悪玉を直接測定する試薬が普及。

厚生労働省が08年に始めた特定健診のプログラムでも、悪玉コレステロールの測定法を「直接法」と定め、多くの健診で使われている。

しかし、試薬によって、測定結果にばらつきがあり、すべての判断を直接法に頼るのは危険だということがわかってきた。

学会は声明で、一般診療の場では、総コレステロール値から算出する従来の手法を基本とするよう要望。

来年度からの特定健診でも、総コレステロール値を測定項目に加えるよう求めた。

悪玉コレステロールを直接測定する試薬が普及し、多くの健診で使われているのですが、この測定結果にはばらつきがあるため、直接法による診断は危険だということです。

そこで、学会は、総コレステロール値から算出する従来の手法を基本とするように要望したとのことです。







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<糖尿病>50代以上では標準体型の人も多く発症している

Vistas de Shinjuku

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糖尿病、標準体形でも注意 予防健診検証に一石

(2010/3/25、中日新聞)

糖尿病は50代以上では、太った人だけではなく標準体形の人にも多く発症していることが、愛知学院大歯学部の横田充弘教授(67)らの疫学調査で分かった。

メタボリック症候群(内臓脂肪症候群)対策として行われている特定健診・保健指導(メタボ健診)の腹囲の診断基準について、厚生労働省研究班などで検証が進んでおり、今回の結果も一石を投じそうだ。

糖尿病というと、太った人がなるというイメージを持っている人も多いかもしれませんが、愛知学院大歯学部の横田充弘教授らの疫学調査によれば、標準体型の人にも多く発症しているようです。

横田教授は「日本人は、糖を分解するインスリンの分泌量が少ない体質の人が多く、肥満ではなくても糖尿病患者が多いのではないか」と推測。

「やせてさえいれば良いという風潮はおかしい。

糖尿病や動脈硬化を防ぐホルモン『アディポネクチン』の血中濃度などを検査に加えればもっと予防につながるのでは」と話している。

日本人はインスリンの分泌量が少ない体質の人が多いため、肥満でなくても糖尿病になる人が多いと推測されるようです。

そこで、横田教授の提案としては、糖尿病や動脈硬化を防ぐホルモン「アディポネクチン」の血中濃度などを検査に加えてはどうかという提案を行なっています。

体型が最もわかりやすい変化ではありますが、日本人はヤセ型や標準体型でも糖尿病になりやすいということがわかっているので、こうした検査項目を変えていく必要はあるかもしれません。

P.S.

ただ、もちろん太ってしまうと、糖尿病高血圧脂質異常症高脂血症)・動脈硬化脂肪肝などの生活習慣病になりやすいので、気を付けたいですね。







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糖尿病や動脈硬化、早期発見に光 化合物注射で発光

MRI

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糖尿病や動脈硬化、早期発見に光 化合物注射で発光

(2010/3/29、朝日新聞)

血糖値を下げるインスリンを分泌する細胞や動脈硬化が起きた血管の状態を画像化することに、京都大と東京大のチームがそれぞれマウスの実験で成功した。

いずれも微量の化合物を静脈に注射すれば、画像診断装置のPETやMRIで検査することができる。

ヒトでも応用して、糖尿病や動脈硬化の早期診断につなげたいという。

京都大と東京大のチームの実験によれば、血糖値を下げるインスリンを分泌する細胞や動脈硬化が起きた血管の状態を画像化することに成功したそうです。

糖尿病動脈硬化の早期発見につながるかもしれませんね。

まずはこうなる前に生活習慣の改善を心がけていきたいですね。