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スマホで放射線量や体脂肪、アルコールを測れるジャケット開発|NTTドコモ

Smartphone

by Yacine Petitprez(画像:Creative Commons)




放射線量やアルコール臭、体脂肪を測れるジャケット――NTTドコモ

(2011/10/4、ITmedia)

NTTドコモが同社ブースで、各種センサーを内蔵したスマートフォン向け「着せ替えセンサジャケット」を展示している。

ジャケットは放射線センサー、UVチェッカー・口臭/アルコールチェッカー、体脂肪計を内蔵した3種類。

いずれもスマートフォンにジャケットを装着し、専用のアプリを立ち上げることで計測できる。

センサーを使った機能のニーズはユーザーによって異なるほか、端末に内蔵すると価格が上がることから、外付けのジャケットという形で開発した。

NTTドコモは、放射線センサー、UVチェッカー・口臭/アルコールチェッカー、体脂肪計を内蔵した3種類のスマートフォン向け「着せ替えセンサジャケット」を開発したそうです。

 

■放射線センサー

説明員によると、センサー付きジャケットの開発は2010年から進めていたが、放射線センサー付きジャケットについては、東日本大震災を受けて開発されたという。

アプリを起動して測定を開始すると、1時間あたりの放射線量が表示される。

単位はマイクロシーベルト(μSv/h)。

「安定して計測できるまでには2~3分かかる」(説明員)とのこと。

測位した場所の現在地を取得し、地図上にアイコンで表示することも可能で、測った日時と場所を履歴から手軽に確認できる。

記事によれば、計測したデータをSNSやメールで共有する機能も実装可能ということで、データを地図上に表示すれば、リアルタイムに近いデータを共有することが可能になりそうです。

 

■体脂肪計

体脂肪計付きジャケットには、販売されている大和製衡の製品を使っており、高い精度で計測できるという。

ジャケットの側面に2つずつ電極を備えているのが特徴。

年齢、身長、体重などのデータを入力して「測定開始」をタップ後、計4つのうち2つの電極に触れ続けていると、体脂肪率と筋肉率が表示される。

測定結果をグラフなどで管理できるのは、スマートフォンならではだろう。

身長や体重などの情報を入力して計測開始後、電極を押すと結果が現れるという仕組みになっているようです。

また、スマートフォンを使っているので、測定結果を管理することが簡単になるのもよさそうですね。







ロシアで事実上、清涼飲料水だったビールをアルコール規制へ

To beer

by Andrey(画像:Creative Commons)




ロシアで事実上、清涼飲料水だったビールをアルコール規制へ

(2011/7/29、産経新聞)

“アルコール天国”のロシアでこのほど、ビールをアルコール飲料(酒)と認定し、その販売や飲用場所を制限する法改正が成立した。

ロシアでは事実上、ビールが清涼飲料水とみなされてきたが、政権の節酒政策がロシアを代表するウオツカなどにとどまらず、ついにビールにも及び始めた形だ。

ソ連崩壊後に急伸したロシアのビール市場は転機を迎えつつある。

◆禁酒場所を拡大

ロシアでは従来、アルコール度数が15%以上の飲み物が法的に「酒」とされてきた。

メドべージェフ大統領が20日に署名した法改正は酒に分類する飲み物のアルコール度数を0・5%まで引き下げ、度数が平均5%程度のビールも含める内容だ。

ロシアでは、事実上ビールは清涼飲料水とみなされていたそうですが、法改正により、「酒」と認定されるようになったそうです。

それにしても、ロシアでは、ビールをアルコールではなく清涼飲料水とみなしていたことに驚きました。

なぜ、法改正が行われたのでしょうか。

メドべージェフ政権が09年に明らかにしたところでは、ロシアでは国民1人あたりの年間飲酒量が純アルコール換算で18リットル(ウオツカ50本相当)と世界最多。

世界保健機関(WHO)が「危険」とする基準の2倍を超えている。

アルコール依存症の国民は300万人にのぼり、ロシア人の死因の少なくとも4分の1は飲酒関連とされる。

人口の急減に悩む政府は酒税の引き上げや販売・広告規制によって10~20年でアルコール消費量を半減させる方針。

人口の急減に悩むロシアではアルコール依存症の人やアルコールでなくなっている人も多く、酒税の引き上げや販売・広告規制を行うようにしたようです。







妊娠中の飲酒、生まれる子の精子に悪影響も|デンマークのオーフス大学




Urban Outfitters

by José Morcillo Valenciano(画像:Creative Commons)

妊娠中の飲酒、生まれる子の精子に悪影響も=研究

(2010/6/30、ロイター)

デンマークのオーフス大学の研究チームは29日、母親が男児を妊娠中にアルコールを摂取すると、生まれてくる子供の生殖能力に悪影響を及ぼす可能性があると指摘した。ローマで開催された欧州ヒト生殖学会議で発表した。

デンマークのオーフス大学の研究チームによれば、母親が妊娠中にアルコールを摂取すると、生まれてくる子供(男児)の精子に悪影響を及ぼす可能性があるそうです。

妊娠中の喫煙が子供の健康に影響する恐れがあるということは取り上げてきましたが、アルコール摂取によって、生まれてくる子供の生殖能力に影響する恐れがあるとは驚きです。







【妊婦と健康 関連記事】

飲酒は60以上の病気やケガの原因になりうる-WHO

Beer Keg BW

by Jenn Durfey(画像:Creative Commons)




「飲酒の健康影響」-(2)60以上の疾患に関係 肝臓病、がん、依存症

(2010/5/18、47ニュース)

世界保健機関 (WHO)は60以上の病気やけがの原因になり得ると指摘する。

世界保健機関によれば、酒(アルコール)は、60以上の病気や怪我の原因になりうるそうです。

 

■飲酒(アルコール)と肝臓の病気

その中でも特に多いのが、肝臓の病気(肝臓病)なのだそうです。

特に多いのが肝臓病だ。

アルコールは胃や小腸から吸収され、大部分がまず肝臓で分解される。

飲みすぎて負担が大きくなると脂肪肝になる。

さらに多量の飲酒が続くと、アルコール性肝炎や肝硬変の危険がある。

日本酒7合を毎日、15年以上飲み続けると、半数の人が肝硬変になるといわれる。

すべての肝臓病に占めるアルコール性疾患の比率は1961年に3%だったが、2002年には23%に上昇した。

肝臓に負担がかかってしまうと、脂肪肝になる恐れが高くなります。

脂肪肝 についてはコチラ。

さらには、アルコール性肝炎肝硬変になるリスクも高くなります。

記事によれば、肝臓病に占めるアルコール疾患の比率は、2002年には23%に上昇しているそうです。

【関連記事】




■飲酒(アルコール)とすい臓

消化やホルモン機能を担う膵臓にも影響が出る。

男性では急性膵炎の30%、慢性膵炎の65%が飲みすぎが原因で起きる。

急性膵炎になっても酒をやめられず、慢性膵炎に進む人も少なくない。

 

■飲酒(アルコール)と依存症

飲酒を続けると脳がアルコールに慣れて、以前ほど酔わなくなる。酒量が増え、やめようと思っても飲酒がコントロールできなくなると、アルコール依存症の疑いがある。

酔いがさめる際に手や体が震えたり不快な気分になる離脱症状が特徴。

国立病院機構久里浜アルコール症センターの樋口進・副院長らが08年に行った調査では、日本人男性の5・1%、女性の1・3%に依存症の疑いがあった。

 

■飲酒(アルコール)とがん

飲酒はがんとの関係も深い。

アルコールが肝臓で分解されてできるアセトアルデヒドは発がん性のある物質。

さらに酢酸に分解されるが、その過程で唾液中にも高濃度で分泌される。

アルコール依存症の患者に食道がんや口腔がんが多いことが知られ、WHOは大腸がん乳がんにも関係すると指摘している。

大腸がん予防方法・大腸がんの危険度チェック|たけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学では、飲酒が最もガン(大腸がん)になるリスクを高める習慣として紹介していました。

最もリスクが高いのは飲酒。

飲酒による大腸がんのリスク

一日に日本酒を

1合⇒1.4倍

2合⇒2.0倍

3合⇒2.2倍

4合⇒約3倍

【関連記事】

  • 1日1杯のアルコール、がんになるリスク高める可能性=研究
  • 飲酒はがんの原因なのか

 

■飲酒(アルコール)と急性アルコール中毒

短時間に大量の酒を飲んで起きるのが急性アルコール中毒。

代謝できないアルコールが脳に回って中枢神経をまひさせる。

■飲酒(アルコール)とケガ

飲酒が原因で起きる外傷も多い。

酒酔い運転による死亡事故は後を絶たず、職場や家庭での暴力も起きている。

 

■飲酒(アルコール)の健康効果

一方、適量の飲酒(1日に日本酒1合未満程度)をする中高年は、全く飲まない人に比べて心筋梗塞や脳梗塞が起きにくく、死亡リスクが低いことが知られている。

血液の凝固を抑える作用がアルコールにあるためらしい。

アルコールも適量であれば、健康にとっても問題ないと思いますが、飲みすぎると健康に影響を与えます。

ただ酒量が多いと高血圧や脳出血を招き、逆に死亡リスクが高まる。







【関連リンク】

30代を中心とする若い女性のアルコール依存症患者が増加傾向、厚労省研究班が報告

Beer Girl

by ElCapitanBSC(画像:Creative Commons)

> 健康・美容チェック > 肝臓 > 30代を中心とする若い女性のアルコール依存症患者が増加傾向、厚労省研究班が報告




若い女性のアルコール依存症患者が増加傾向、厚労省研究班が報告

(2010/5/30、神奈川新聞)

30代を中心とする若い女性のアルコール依存症患者が増加傾向にある。

厚生労働省研究班は、女性の新規患者が10年間で約5割増えたというデータを報告。

調査に携わった国立病院機構久里浜アルコール症センター(横須賀市野比)の樋口進副院長は「社会進出する女性が増え、家庭にいるときよりも飲酒の機会が増えたことなどが背景にある」と指摘している。

厚生労働省研究班によれば、30代を中心とする若い女性のアルコール依存症患者が増加傾向にあるそうです。

以前も、女性は男性より肝臓へのリスクなどアルコールの影響を受けやすい。という記事で取り上げました。

20代前半では、飲酒する女性の割合が男性を上回ったそうです。

その理由としては、社会進出によりストレスが増えたことやお酒を入手しやすくなった、飲みやすいお酒が増えたなどがあげられるそうです。

女性が男性よりもお酒を飲む割合が増えている傾向にあるようです。

それにしても、アルコール依存症になる女性が増えているというのは心配ですね。

樋口副院長によると、女性の依存症患者は男性患者に比べ、うつ病や摂食障害など精神的に不安定な人の割合が高いのが特徴。

ストレスや悩みを抱えている人が一時的に楽になろうとアルコールに頼る傾向があるほか、食事と同様にアルコール摂取量もコントロールできなくなった過食症の患者も多く見られるという。

仕事でのストレスや人間関係のストレスを解消しようとアルコールに頼る傾向があるのかもしれません。

また、女性がアルコールを飲むことに関しては気になることが一つ。

女性は男性に比べ肝臓が小さいことなどからアルコールの血中濃度が高くなりやすく、肝臓障害が起きやすいと指摘されている。

お酒は適度(あくまで適量です。)であれば、健康によいのではないかという研究が進んでいるようですが、女性は男性より肝臓へのリスクなどアルコールの影響を受けやすいので、気をつけましょう。

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