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弊害多い「口呼吸」 咽頭炎や口臭の原因 鼻づまり、対策や治療を




■弊害多い「口呼吸」 咽頭炎や口臭の原因 鼻づまり、対策や治療を

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by David Goehring(画像:Creative Commons)

弊害多い「口呼吸」 咽頭炎や口臭の原因 鼻づまり、対策や治療を

(2009/3/13、MSN産経)

家屋の密閉化によるほこりアレルギーなどで、風邪や花粉の季節以外でも鼻がつまり、口で息をする人を見かける。

呼吸は鼻で行うのが正常で、口呼吸は咽頭(いんとう)炎や口臭の原因にもなる。

いびきとも密接なだけに、健康な睡眠を続けるためにも「鼻呼吸」をしっかり確保したい。

口呼吸の人が増えているというイメージがあります。

風邪や花粉症で鼻づまりのために口呼吸になっている人もいると思いますが、そうではなく、つねに口呼吸になってしまっている人がいます。

なぜ口呼吸は健康においてよくないのでしょうか。

鼻づまりで口呼吸になると、口の中が乾燥する。

すると、「粘膜保護作用が低下して、ちょっと硬い食べ物でも傷付き、病原菌も増殖して、咽頭炎になりやすい。

古い粘膜層が唾液(だえき)で洗い流されず、カビが生じたり舌苔(ぜったい)が増えたりして口臭の原因にもなる」。

つまり、口呼吸になると、口の中が乾燥してしまうため、粘膜による保護ができずに、咽頭炎になりやすくなったり、口臭がひどくなる恐れがあるそうです。

→ 口臭の原因・対策 について詳しくはこちら

鼻腔(びくう)には吸った空気に加温・加湿するエアコン機能や、粉塵(ふんじん)を吸着するフィルター機能がある。

また、鼻には、フィルター機能があり、ほこりなどから身を守ってくれています。

寝ているときに口呼吸になっている人もいますが、これは何が原因なのでしょうか。

睡眠時の口呼吸は、鼻づまりや鼻咽頭閉鎖、舌根の落ち込みによるいびきが原因だ。

「鼻とのどを仕切る鼻咽頭が加齢や飲酒でたるむと、あおむけに寝たときに鼻側をふさいでしまう。

二重あごの人は舌根が落ち込んで気道をふさぎがち」

口呼吸ではなく、鼻呼吸にするためには、鼻呼吸をしやすくする必要があります。

そこで、記事の中では、粘膜の充血を鎮める点鼻スプレーや小鼻を広げるテープなどが良いとして紹介しています。

また、口呼吸の原因となる鼻咽頭閉鎖や舌根落ち込みを予防する筋肉トレーニングも紹介しています。

「鼻咽頭は、軟口蓋(なんこうがい)つまり口の天井の奥を上と横に思い切り広げることで周囲の筋肉を鍛えられる。

舌根はのど仏の上の舌骨についた筋肉を鍛える。

舌を突き出して上下左右に動かしたり、左右にねじったりする。気が付いたとき1、2分行えばいい」という。

口呼吸は、咽頭炎や口臭の原因となるだけでなく、口の半開きによる表情のたるみ、集中力低下などの弊害ともなる可能性があるため、きちんとした対策が必要なようです。

自分が口呼吸の人はもちろんのこと、家族特に子供さんが口呼吸の場合は、病気の予防・集中力アップのためにも、鼻呼吸にするよう対策を行なったほうがいいようですね。




→ 間違った呼吸をすると病気になりやすい!?鼻呼吸のメリット・口呼吸のデメリット について詳しくはこちら




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嘘の真実|しぐさ(ボディランゲージ)からウソを見破る方法

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by richard(画像:Creative Commons)




うそつき、脳で分かる? =活動領域で解明―京大

(2014/8/6、時事通信)

脳の活動領域から正直者とうそつきの違いが分かったと、京都大の阿部修士特定准教授らの研究グループが発表した。報酬を期待する際に働く「側坐核」という領域の活動が活発な人ほど、うそをつく割合が高かったという。

京都大の阿部修士特定准教授らの研究グループによれば、報酬を期待する際に働く「側坐核(そくざかく)」という脳の領域の活動が活発な人ほど、嘘をつく割合が高かったそうです。

■嘘の真実

Pamela Meyer:パメラ・メイヤー:嘘の見抜き方

(Jul 2011、TED Talk)

噓の真実1.「嘘は共同作業である」

他の誰かがそれを信じて初めて 嘘は力を得るのです

どんな嘘であっても、言葉として発せられたからといってその効力を発揮するわけではなく、誰かがその嘘を信じるからこそ嘘は力を持つということです。

逆を言えば、どんなデマや嘘であろうと、信じる人がいなければ、その嘘は力を持つことがないということです。

【関連記事】

【参考リンク】

噓の真実2.「私たちは嘘を否定しながらも 裏では嘘をついている」

私たちは必要にせまられて もっともな理由があって 時には 単に現実を受け入れられず 嘘をつきます

私たちは本質的には嘘を嫌いながら、嘘をついてしまいます。

「誰もが 己の願望のためには 進んで何かを差し出すものだ」 これが嘘の本質なのです

私たちの願いや夢想と現実の差を 埋めようとするのが嘘なのです 実際の自分と こうありたい自分 こんな風だったらと思う自分との差です なんと 進んで現実との差を嘘で埋めようとするのです

私たちの願望と現実との差を埋めるためにつくのが「嘘」なのです。

例えば、あなたが「〇〇」について知らなかったとします。

だけど、本当は知らない方が自分なのに、「自分がそんなことも知らないなんてと思われたくない」という気持ちから「知っている」という嘘をつくことにより、願望との差を埋めようとしていることは経験があるのではないでしょうか。

■嘘が現れる2種類のパターン

1.嘘をついている人は嘘の対象に対して距離を置く言葉を使いがち

Pamela Meyer:パメラ・メイヤー:嘘の見抜き方

(Jul 2011、TED Talk)

「短縮形を用いない否認(did not)」がありました 研究によると 否定しようと意気込みすぎている場合 形式ばった言葉を使ってしまうと言われています また 「あの女性」という「距離を置く言葉」がありました 嘘をついている人は 無意識に 嘘の対象について距離を置く言葉を 使おうをするのです

嘘をつく際には、形式ばった言葉の使い方をしたり、無意識に嘘の対象に対して距離を置く言葉を使ってしまうそうです。

2.ボディランゲージ

口を覆う、鼻を触るというように、嘘をつくときにとってしまうボディランゲージはいろいろあります。

言葉では「はい」と言いながらも、し頭を振ったり、肩をすくめたりといった「いいえ」のしぐさをしてしまうものです。

嘘をつくときに話のおさらいはしますが 身振りまでは練習しません

どんなに頭の中で嘘のストーリーを組み上げたとしても、身振り手振りといった仕草までは練習しないものなので、そこで真実がばれてしまうのです。




■ウソを見破る方法

先程紹介した研究では嘘をつくときに脳の側坐核が活発に働くことがわかりましたが、ウソつきを見破るために、脳を調べるわけにはいかないので、ボディランゲージからウソを見破る方法を紹介したいと思います。

イソップ童話「ピノキオ」は嘘をつくと鼻が伸びるというお話でしたが、ウソをつくと鼻の温度が上がる?で紹介したスペインの大学の研究によれば、人はウソをつくと鼻と目頭の周りの温度が上昇することがわかったそうです。

これは、本当の感情を偽ったために、島皮質と呼ばれる脳の報酬系を司る領域が活発になったためだと考えられるそうです。

ちなみに、気になる人の前では避けたほうがいいボディランゲージによれば、「自分の鼻を触る」というボディランゲージは嘘つきがよくやってしまうボディランゲージなのだそうです。

つまり、「鼻」はウソをつくことと関係が深いということなのではないでしょうか。

その他にも、ウソをつくときについ出てしまうしぐさを「本音は顔に書いてある」(著:アラン・ピーズ/バーバラ・ピーズ)の中から紹介したいと思います。

嘘を付くときについでてしまう仕草
・口を覆う
・鼻に触る
・目をこする
・耳をつかむ 嫌な話を聞きたくない
・首をかく 疑いや不安を持っているときに出る
・衿をひっぱる 顔や首の敏感な皮膚がむず痒くなる
・指をくわえる 心もとない気持ちの現われ

■まとめ

噓の真実2「私たちは嘘を否定しながらも 裏では嘘をついている」であげたように、人はやさしい気持ちから嘘をついてしまうこともあります。

相手を決してだましたいわけではなくても、嘘をついたほうがいいのではないかというタイミングが誰しもあるはずです。

嘘をついていいかどうかの基準がここにあるのではないでしょうか?

それが、「モラル・道徳」なのだと思います。

映画「トランセンデンス」を見て、人工知能(コンピュータ)について考えたことでは、映画「トランセンデンス」を見た後に、その人の記憶(思い出)こそがアイデンティティ(「自分は何者であるのか」)なのだと思っていたのですが、その考え方は間違っていると感じ、アイデンティティを確立させるもの、自分自身を証明するものは何なのかについて考えました。

アイデンティティを形作るものは記憶ではなく、その人のモラル

(2015/10/12、TROPE)

回答を分析した結果、 家族やパートナーは患者の記憶が失われても「(患者は)人が変わった」とは感じていませんでしたが、患者のモラルに関する特徴が変化したとき、人が変わったと感じていることがわかりました。

人の記憶が失われることによって、人が変わったと感じるのではなく、人のモラルに関する特徴が変化したとき、人が変わったと感じることがわかったそうです。

嘘をつくときにはモラル・道徳基準と照らし合わせて発せられているはずなので、その人が仮に嘘をついて嘘であることがばれたとしても、「あの人はそういう人だからああいう嘘をついたんだ」と相手が思ってくれるはずです。

真実が見えにくい現代だからこそ、真実の持つ力は増してくるはずですので、しっかりとしたモラル・道徳基準を持っている人はそれだけ信頼のおける人として価値が高まっていくのではないでしょうか。

【関連記事】







【ピノキオ効果】ウソをつくと鼻の温度が上がる?

The Pinch - 291/365

by Barney Moss(画像:Creative Commons)




【ピノキオ効果】ウソをつくと本当に鼻に変化が現れると判明!ただし、“伸びる”のではなく“温かく”なるらしいゾ

(2012/12/5、IRIORIO)

研究をおこなったスペインの大学によれば、人はウソをつくと鼻と目頭の周りの温度が上昇することがサーモグラフィを使用した実験により判明したそう。

これは、本当の感情を偽ったために、島皮質と呼ばれる脳の報酬系を司る領域が活発になったためだと考えられるとか。

彼らはこれを“ピノキオ効果”と呼んでおり、ウソをついたとき以外にも、何かに集中しているときは顔の温度が下がり、不安を感じたときは温度が上がるほか、性的に興奮したときは胸と生殖器の温度が上がることもわかったという。

スペインの大学によるサーモグラフィを使った実験によれば、人は嘘をつくと、鼻と目頭の周りの温度が上昇するそうです。

ウソをついたなと感じた時にぜひ触ってみてください。







花粉症で苦労することランキング

Day 38

by Chris Costes(画像:Creative Commons)

> 健康・美容チェック > 花粉症 > 花粉症で苦労することランキング




gooランキングで花粉症で苦労することランキングが紹介されていました。

このランキングによると、やはり花粉症の症状である「鼻づまり」「鼻水」「目のかゆみ」「くしゃみ」に関係したアンケート項目が上位を占めています。

花粉症の症状と苦労することをまとめてみました。

■鼻の花粉症の症状

  • 鼻づまりで苦しい
  • 鼻のかみすぎで鼻の皮がむける
  • くしゃみが止まらない
  • 鼻づまりで眠れない
  • 鼻のかみすぎで頭が痛くなる

■目の花粉症の症状

  • 目のかゆみ
  • コンタクトがつけられない

■花粉症対策のために苦労すること

  • 花粉症の薬代がかかる
  • 薬で眠くなる
  • 常にマスクが必要になる

花粉症の症状・原因 について詳しくはこちら

花粉症対策 について詳しくはこちら

目のかゆみ について詳しくはこちら

目の充血 について詳しくはこちら

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goo ランキング

花粉症で苦労することランキング
1 鼻づまりで苦しい
2 目をかかずにいられない
3 鼻のかみすぎで鼻の皮がむける
4 集中力が落ちる
5 くしゃみが止まらない
6 鼻づまりで眠れない
7 薬代がかかる
8 鼻のかみすぎで頭が痛くなる
9 薬で眠くなる
10 薬で喉が渇く

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片鼻詰まると脳も対応=におい知覚領域、すぐに切り替え|東京大大学院

Smell

by Dennis Wong(画像:Creative Commons)




片鼻詰まると脳も対応=におい知覚領域、すぐに切り替え-東大

(2008/11/12、時事通信)

鼻炎などで鼻詰まりが起きると、詰まった側の鼻でにおいをかげなくなるが、こうした時にもう片方の鼻からの情報を集めるため、脳がにおい知覚の領域の働きを素早く切り替えていることが東京大大学院の研究で分かった。

東京大大学院の研究によれば、鼻詰まりが起こると、詰まっていないもう片方の鼻から情報を集めるようにと、脳が即座に対応し、においの知覚領域の働きをすばやく切り替えているのだそうです。

また、他の体の感覚の中には、これだけすばやく切り替える感覚はないようなのです。

論文の共著者で、同研究科の森憲作教授は「視覚や聴覚では、これだけ素早い切り替えはない。嗅覚(きゅうかく)は動物にとって重要な情報なので、異物をクリアする際にも遮断しないよう、片鼻ずつ鼻が詰まる生理現象が知られている。脳もそれに対応しているのではないか」と話している。

嗅覚がそれだけ動物にとって大事な機能だといえるのでしょうね。