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超加工食品を多く含む食事をすると、うつ病や認知症のリスクが高まる!?

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「超加工食品」の多い食事、うつや認知症の割合が高かった、研究(2023/11/27、ナショナルジオグラフィック)で紹介されている研究によれば、超加工食品を多く含む食事をすると、うつ病や認知症のリスクが高まる恐れがあるのではないかと考えられるそうです。

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●うつ病と超加工食品

医学誌「Nutrients」に2022年6月に掲載されたレビュー論文によると、超加工食品を多く含む食事では、うつ病のリスクが44%、不安障害のリスクが48%高かった

●認知症と超加工食品

2022年12月に医学誌「JAMA Neurology」に発表された別の研究では、1万775人のブラジルでの追跡調査により、総カロリーの20%超を超加工食品から摂取する人は、それ以下の人に比べて全般的な認知機能が28%速く低下したことが明らかになった。

英国に住む7万2083人の追跡調査から、超加工食品の摂取量が10%増えるごとに認知症のリスクが25%上昇していたという、医学誌「Neurology」に2022年9月に発表された報告だ。

超加工食品とは、ブラジル・サンパウロ大学の研究チームによれば、「塩、砂糖、油脂に加え、料理には使用されない物質を含み、工業的に形成されたもの」と定義しています。

アメリカ人は摂取するカロリーの約6割、砂糖の9割を「超加工食品」から摂取している!?によれば、英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)の調査結果によれば、アメリカ人は摂取するカロリーの約6割、砂糖に至っては9割を「超加工食品」から摂取していることがわかったそうです。

なぜ超加工食品をたくさん食べる人はうつ病や認知症の発症リスクが高まると考えられるのでしょうか?

 塩分、糖分、飽和脂肪酸のとりすぎが、慢性の炎症、高血圧、高血糖、心臓病、2型糖尿病などにつながることは、一般の人々にも広く知られている。しかし、これらの疾患が脳への血流を低下させ、血管性認知症のリスクを高めることはあまり知られていない。

 また、ある種の人工甘味料やグルタミン酸ナトリウムなどの添加物も、ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンなどの脳内物質の邪魔をして、精神的・感情的な満足度を低下させるおそれがある。

【仮説】血糖値との関係

糖尿病になると、認知症の発症リスクが2倍高くなる!?で紹介した東京大の植木浩二郎特任教授によれば、糖尿病になると認知症の発症リスクが2倍高くなるそうです。

駆け込みドクター 5月17日|認知症|認知症チェック・認知症予防にアマニ油・デジタル認知症によれば、糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習慣病のリスクの高さと認知症(アルツハイマー病)には関係があり、アルツハイマー病の発症リスクは、糖尿病だと2倍、高血圧だと2倍、脂質異常症だと3倍になると紹介していました。

また、ワシントン大学の研究者らは、マウスの実験で血糖値を異常に高い値に引き上げたところ、脳内のアミロイドベータの生産も増加し、双方に何らかの相関性があることを突き止めたり、ピッツバーグ大学で実施された約180人の中年の成人を対象とした試験では1型糖尿病の患者は、この疾患を持たない被験者と比べ、はるかに多くの脳内病変が認められ、認知機能は低下していたそうで、血糖値の高さが脳に影響を及ぼす可能性があることが、2つの研究で示されています。

なぜ血糖値が高いとアミロイドβが生産されアルツハイマーのリスクが高まるのでしょうか。

インスリンには血液中のブドウ糖(血糖)の濃度を調節する働きがありますが、今回の記事によれば、インスリンはアミロイドから脳を守る働きもあるそうです。

アルツハイマー病は、アミロイドβタンパクが脳にたまることで、神経細胞が死滅し、萎縮し、認知機能が低下することから起きると考えられています。

つまり、インスリンの分泌が低下したり、生成されなくなるということは、アミロイドから脳を守ることができなくなり、認知機能が低下してしまうと考えられます。

『副腎疲労症候群(アドレナルファティーグ)』とは?副腎を助けるためにどんな食べ物を摂るといいの?によれば、神経の働きを正常に保つ働きのあるビタミンBを消費すると、エネルギー不足が起こり強い疲労感や抑うつ感を引き起こし、うつ病ではなくうつ状態に陥ることがあるそうです。

食事を簡単に済ませてしまう人ほど炭水化物だけの食事をとってしまいがちですが、炭水化物=糖質を過剰に摂取すると、その代謝に大量のビタミンB群が消費されてしまい、ストレスでビタミンBを消費しているところへ、さらに消費→欠乏という悪循環に陥ってしまうそうです。

もしかすると、超加工食品をたくさん食べる人はバランスの良い食事ができずにビタミンBが欠乏してしまい、うつ状態に陥っている可能性があるのではないでしょうか?

【仮説】オメガ3不足

えごま油で認知症対策&うつ病予防|#林修の今でしょ講座

認知症対策には、えごま油。

えごま油は、脳の神経細胞に良い働き

認知症→脳の「神経細胞」が老化やストレスなどで死んでしまっている状態

認知症対策→神経細胞を減らさないことが大事

えごま油には、α-リノレン酸(体内では作ることができない必須の脂肪酸)が含まれていて、体内に入ると脳に大切な栄養素であるEPA・DHAに変化し、弱った「神経細胞」に刺激が与えて活発になるそうです。

番組による実験によれば、油は吸収が早いため、えごま油摂取後、30分で脳への効果が現れていました。

また、えごま油はうつ病のリスクも軽減してくれるそうです。

うつ病は、認知症と同じ脳の病でもあります。

認知症の場合には進行を遅らせることは可能ですが、治すことは難しいです。

しかし、認知症と違い、うつ病の場合は神経細胞が弱っている状態なので、もう一回神経細胞を元気にすれば、病気になってしまった後でもえごま油は良い効果をもたらしてくれるそうです。

アメリカのハーバード大学公衆衛生大学院の発表によると、10年間にわたって5万人以上の女性を対象にした研究によれば、リノール酸の摂取を控え、α-リノレン酸を与えたところ、うつ病の発生が減少したそうです。

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■まとめ

この問題の背景にあるのは経済格差(貧困)です。

肥満と生活保護・貧困との関係-米によれば、肥満率が高い州は南部に多く、またフードスタンプ(日本で言えば生活保護のようなもの)の受給者も南部に偏っているということから肥満と貧困には相関関係があるのではないかと考えられます。

低収入ほど野菜不足-厚労省栄養調査によれば、厚生労働省が発表した2011年の国民健康・栄養調査によれば、低収入ほど野菜の摂取量が不足しているという結果が出たそうです。

低所得者ほど生活習慣に問題=野菜食べず、運動しないという記事によれば、低所得者ほど野菜を食べる量が少なかったり、運動の習慣がなかったりと、生活習慣に問題がある傾向があることがわかったそうです。

アメリカ人の食生活が1日3食からスナック(軽食)を頻繁に食べる食習慣に移行している!?によれば、単身世帯、子供が独立したベビーブーマー世代、それに慌ただしい生活の共働き世帯が増えていることによって、食事の計画や買い物、料理の時間はもとより、食事をする時間さえ確保することが困難になり、アメリカ人の食生活が1日3食という食習慣からスナック(軽食)を頻繁に食べる食習慣へと移行しつつあるそうです。

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だからといって、アメリカ全体が食に対していい加減というわけではなく、アメリカは健康に対する個人の意識・関心の高さの差が大きいによれば、ベジタリアンやヴィーガン、グルテンフリーという食事があるように個人間での食に対する意識・関心の差が大きいようです。

「所得と生活習慣等に関する状況」のグラフから見えてくるものー厚生労働省調査でも、年収が高い人ほどよい生活習慣を持っている(よい生活習慣を持っている人ほど年収が高い)傾向にあります。

健康格差とは健康格差は、収入・学歴などが要因?でも取り上げましたが、社会的・経済的な格差が健康の格差を生んでいるということがWHOでも一つの問題として注目されているようです。

超加工食品の摂取を減らすことが砂糖やカロリーを減らすことにつながるというのは実にシンプルな対策です。

『スイッチ!「変われない」を変える方法』(著:チップ・ハース&ダン・ハース)によれば、アメリカ人に健康的な生活をさせる方法として次のような提案をしていました。

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「もっと健康的に行動しよう」と訴えるのではなく、「次にスーパーの乳製品コーナーに立ち寄ったら、ホールミルクではなく低脂肪乳に手を伸ばしなさい」というべきなのだ。

飲食行動を変える必要でなく、購入行動を変える。

「もっと健康的に行動しよう」と伝えても、具体的な行動が示されていないと、人は行動に移れないものです。

ですから、超加工食品ではなくて、別の食品を手に取ろうとうながすことによって、飲食行動を変えるのではなく、購入行動に変化を与え、結果的に健康的な行動につながるのです。

人々がそのような行動をとると、自然と会社側もそうした食品を販売するようになるはずなので、より健康的な食品を選択するようになるのではないでしょうか?







黄金のワンスプーン( Snow Manの宮舘涼太さんがMC)でばあちゃんの料理教室の「栗の甘露煮」のYouTube動画が紹介されました。




10月16日(月)放送のSnow Manの宮舘涼太さんが MC を務める『日本全国さすらい料理バラエティ 黄金のワンスプーン!』でばあちゃんの料理教室の「栗の甘露煮」のYouTube動画(数秒ほど)が紹介されました。

関東エリアのみの放送ですが、TVerやUNEXTでの配信があるので、ぜひ見てみてください。

栗の甘露煮の簡単な作り方【栗レシピ】【ばあちゃんの料理教室】

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2023年は関東、北陸、近畿、中国地方の花粉の飛散量が極めて多くなるので、花粉症対策を十分に行いましょう!

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花粉症とオミクロン株の症状は似ている?花粉症シーズンの本格化前にできること
花粉症とオミクロン株の症状は似ている?花粉症シーズンの本格化前にできること

KrzysztofHepner|unsplash

令和4年度スギ雄花花芽調査の結果について(2022/12/26、環境省)によれば、関東、北陸、近畿、中国地方では令和5年春の花粉飛散数が極めて多くなる見込みなので、しっかりと花粉症対策をやっていきましょう!

花粉症対策としては第一に花粉症の症状を軽減するために花粉に触れる機会を減らすことが大事。

環境省が行った具体的なアドバイスは、マスク(内側にガーゼをつけると効果アップ)や眼鏡をつける、掃除をこまめに行なう(掃除機だけでなく、できれば拭き掃除も)、洗濯物は室内干し、起毛のない衣類を着用する、ことが挙げられています。

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シリアスゲームの考え方で料理や食育のための学習をするゲームというアイデア




アトムの童の「シリアスゲーム」の話が面白かったんですよね。

シリアスゲームとは、ゲームのエンタメ性だけを目的とするのではなく、教育や医療などの社会問題を疑似体験し、解決を目指すもの。

ゲームの考え方はこれからいろんな分野に役立つと思っています。

ポケモンGO(POKEMONGO)でゲームを楽しんでいる間に健康的にダイエットできるようになるかもしれない!?

ドラゴンクエストウォーク(ドラクエGO)のような位置情報ゲームには健康と社会的インパクトという2つの効果が期待される!

NIANTICのINGRESSやPOKEMONGOのような「物理的に人が動く」ゲームを通じて、人々が外に出て街のコミュニティに参加するようになり、ポジティブな社会的インパクトを起こすようになる!?

2型糖尿病患者が糖尿病自己管理教育に関するチーム対抗のオンラインゲームをすると、血糖値(HBA1C)のコントロールが長期にわたって改善

緑内障の早期発見に寄与できるスマホ用のゲームアプリを開発|東北大・仙台放送

「人生にログインボーナスを!」人生を楽しくするためのライフハックにスマホゲームのアイデアを活用する!

なぜゲームOKの子はゲームNGの子より勉強時の集中力が高いのか?

プログラミング教育に料理やゲーム・ロボットプログラミングを活用するアイデア!

歩くと仮想通貨が稼げるゲーム「ビットハンターズ」|歩いて健康になった分だけ、医療費負担を軽減したことで、トークンが支給される!?

【顔版ダンレボ♪】変顔ゲームアプリ「FACEDANCE CHALLENGE」はアジアで大人気!?|表情筋を鍛える要素が加わると美容アプリになるかも?

ばあちゃんの料理教室は料理や栄養について関心を持って取り組んでいますが、例えば、料理のやり方や食育(子供の身体づくりに役立つ栄養、妊娠/妊娠を目指す女性の体作りのための栄養、メタボ解消のための食事、老後のための身体づくりのための食事、認知症にならないための食事)などちょっとハードルが高くて出来ない人のために、ゲームの力を使って学んでいくというのは面白いと思うんですよね。

それに近い体験を実はライブ配信で経験したことがあります。

ライブ配信では料理をしている中で「こうすると美味しくなるよ」とか「こういう作り方をすると安全だよ」などのコメントが出てくるのですが、その中で、以前ロールキャベツを作った時に爪楊枝が刺さりそうになったことがあり、それ以来ロールキャベツを作らなくなったというコメントした方がいました。

そこで、ある視聴者さんが「爪楊枝の代わりにパスタで留める」と煮込んでいる間にパスタが太くなりしっかりと止められ、なおかつ食べられるという素晴らしいアイデアを教えてくれました。

ロールキャベツを作るときは爪楊枝の代わりにパスタを代用することで安全に食べられる!

リアルタイムでいろんな方から料理に対するアイデアを教えてもらえる体験って凄いことだなと思ったんです。

料理や健康的な体づくりのための栄養のゲームができるといいなぁ。







緑内障の早期発見に寄与できるスマホ用のゲームアプリを開発|東北大・仙台放送




緑内障の早期発見に寄与できるスマートフォン用のゲームアプリを開発(2022/8/3、東北大学)によれば、東北大学と仙台放送は「日本人の中途失明原因第1位の緑内障の早期発見に寄与できるスマホ用のゲームアプリ(METEOR BLASTER)」を共同開発しました。

「緑内障の早期発見に寄与できるゲームアプリ(METEOR BLASTER)」は、宇宙空間を舞台に、画面中心に登場する隕石をレーザ砲で破壊しながら、宇宙空間のあちこちに登場する星(=白い光)を捉えるシューティング系のゲームで、片目ずつ計5分間取り組むだけで、ユーザーの視野の状態を簡易判定するものです。

ゲーム操作画面
ゲーム操作画面

参考画像:緑内障の早期発見に寄与できるスマートフォン用のゲームアプリを開発(2022/8/3、東北大学)

緑内障の初期にはほとんどの患者に自覚症状がなく、視野異常を感じて病院を受診する頃には、病状が進行してしまっていることが多いという課題があります。

大事なポイントは早期発見を行なうことであり、ゲームを楽しむことで結果的に病気の早期発見につながるというのは面白いアプローチです。

ただそもそもが緑内障の早期発見を目的としたゲームであり、片目ずつでゲームをしなければならないということがハードルを高くしてしまうかもしれません。

片目ずつでゲームをすることがゲームを面白くするための要素であるとよりいいものになるのではないでしょうか?

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