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慢性便秘症診療ガイドライン2017(日本消化器病学会)|便秘対策には正確な診断が重要・便秘薬(下剤)の選択の仕方も大きく変わる!|#たけしの家庭の医学

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■慢性便秘症診療ガイドライン(日本消化器病学会)|便秘対策には正確な診断が重要・便秘薬(下剤)の選択の仕方も大きく変わる!|#たけしの家庭の医学

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by Tatiana Vdb(画像:Creative Commons)

2017年10月24日放送の「たけしの家庭の医学」のテーマでは、「【便秘薬の新常識】便秘対策に危険な落とし穴が!」が取り上げられる予定ですが、今回のポイントは、日本消化器病学会による日本初の慢性便秘症診療ガイドラインについて取り上げるということです。

慢性便秘症診療ガイドライン2017

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そこで、今回は、慢性便秘症診療ガイドラインについて紹介されている記事をもとに、予習をしてみたいと思います。

慢性便秘症に効くのは食物繊維?酸化マグネシウム?…「国際基準」で的確治療

(2017/8/9、読売新聞)

今回作成された指針は、排便が少なくなる排便回数減少型と、肛門の動きや、肛門に近い直腸自体に原因がある排便困難型に分類。二つの型はさらに二つのタイプに分かれ、それぞれ治療法が異なる。

詳しい内容は元記事をご覧いただくことにして、大事なことは、「便秘」とひと言で言っても、便秘には様々なタイプがあり、誤った対策をすると、便秘が悪化するケースがあるということです。

例えば、直腸性便秘解消法|治し方(食べ物)・原因|#ためしてガッテン(#NHK)によれば、直腸性便秘の場合、便秘解消法としてよく聞く、便のかさを増やす「不溶性食物繊維」や、大腸の働きを活発にする便秘薬は、かえって直腸の負担を増やしてしまい、症状を悪化させてしまう場合があるそうです。

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また、ごまで便秘解消・アンチエイジング・美肌|#あさイチ (NHK)によれば、直腸性便秘(特徴:残便感)と痙攣性便秘(コロコロした便)というようなごまが逆効果になる便秘もあるそうです。

大腸の中でこう門に近い「直腸」に原因がある便秘である「直腸性便秘」は、食物繊維を食べても便が腸の中にたまっていき、症状がさらに悪化する可能性があるそうです。

ストレスなどが原因で自律神経がアンバランスになっておきる便秘で腸が痙攣し、スムースに便が移動しないため、コロコロとした便が出るのが特徴である「痙攣性便秘」は、食物繊維が腸を刺激し、痙攣をひどくする可能性があるため、ごまは逆効果になるそうです。

このように、ある便秘には効果的な対策も、別の便秘の場合には悪化する原因となることがあり、正確な診断が重要だということがわかります。

また、下剤には、腸管を刺激して動きを良くする刺激性下剤と非刺激性下剤がありますが、今回のガイドラインでは下剤の選択の仕方も大きく変わるそうです。

非刺激性下剤は、水分で便を軟らかくして排出を促す。代表的な薬は酸化マグネシウムだが、腎機能低下があるとマグネシウムが十分に排出されず、体に悪影響が出る。そこで、腎機能が低下した高齢者らには、近年発売されたマグネシウムを含まない非刺激性下剤の使用が推奨される。

刺激性下剤が多く使われていますが、腹痛などの副作用が起こりやすいため、ガイドラインでは腎機能が低下した高齢者には非刺激性下剤が推奨されているそうです。

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胃がんの8割がピロリ菌が原因 胃がん対策はピロリ菌除菌を中心に|国際がん研究機関

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■胃がんの8割がピロリ菌が原因 胃がん対策はピロリ菌除菌を中心に|国際がん研究機関

Helicobacter pylori, Gastric Mucosa, H&E

by Ed Uthman(画像:Creative Commons)

ピロリ菌、胃がん原因の8割 検査・除菌の機会が拡大

(2015/11/4、産経新聞)

ピロリ菌に感染すると慢性的な胃炎を起こし、その後に胃潰瘍などを発症し胃粘膜の縮小が進むと、胃がんになるリスクが高まるとされる。こうした事実から、世界保健機関(WHO)の専門組織「国際がん研究機関」は2014年、「胃がんの8割がピロリ菌の感染が原因で、胃がん対策はピロリ菌除菌を中心にすべき」とする報告書をまとめている。

世界保健機関(WHO)の専門組織「国際がん研究機関」の報告書によれば、「胃がんの8割がピロリ菌の感染が原因で、胃がん対策はピロリ菌除菌を中心にすべき」としています。

ピロリ菌が胃がんの原因の一つであり、ピロリ菌を除菌することが胃がん予防につながるといわれています。

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ピロリ菌感染者6000万人!|あさイチ(NHK)によれば、日本人の2人に1人がピロリ菌に感染しているそうで、今回の記事によれば、自治体によっては胃がんを減らすためにも独自にピロリ菌検査を導入するところもあり、厚労省によると全国で6%に上るそうです。

このように胃がん予防にはピロリ菌除菌が有効とされる可能性が高いのですが、ピロリ菌検査は胃がんの死亡率を減らせるかを示す証拠がないとして、日本の胃がん対策にはピロリ菌検査の導入は見送られています。

ただ、日本の胃がん対策は、胃のエックス線検査による胃がん検診が推奨されるだけで、ピロリ菌の検査は入っていない。厚生労働省が9月に公表した「がん検診のあり方に関する検討会中間報告書」では、胃がん対策として新たに胃の内視鏡検査が推奨に加わったものの、ピロリ菌検査は「死亡率減少効果のエビデンス(科学的根拠)が十分ではない」として見送られた。

また、胃がん検診、内視鏡検査の追加を提言 厚労省検討会によれば、胃の内視鏡検査は胃がんの死亡率を減らす効果が認められているそうですが、エックス線検査に比べて、費用がかかったり、検査する医師や医療機関を確保する体制を整備する必要があるようです。

■まとめ

ピロリ菌検査は胃がんの死亡率を減らせるかを示す証拠がないとしても、胃がんの8割がピロリ菌の感染が原因であるならば、早期に除菌を行なって、胃がんになる可能性を一つでもなくすことにつながるのではないでしょうか。

医療費、初の40兆円超え|予防医療に力を入れて医療費を削減しようによれば、高齢化や医療技術の高度化を背景に、2013年度の医療費が40兆円を超えたそうです。

医療費の伸びを抑制するためには、ピロリ菌除菌などをはじめとする予防医療が重要になるのではないでしょうか。

→ 胃がん|胃がんの症状・原因・手術・食事 について詳しくはこちら







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鉄分不足による貧血の恐怖の症状ベスト5|#ホンマでっかTV

> 病気・症状 > 鉄分不足の症状 > 貧血 > 鉄分不足による貧血の恐怖の症状(重度の貧血症状)ベスト5|#ホンマでっかTV

2011年11月9日放送のホンマでっかTVでは、川田浩志先生が、貧血を放っておくと危険!恐怖の症状ランキングベスト5を紹介しました。

鉄分不足による貧血が気になる人は手軽に貧血をチェックする方法を試してみてくださいね。

そして鉄分不足だった場合、鉄分を多く含む食べ物を食べるようにすれば、ストレスなく楽しい毎日が過ごせるようになりますよ!

【目次】




■近年日本人女性の貧血が増加している

CLL with Autoimmune Hemolytic Anemia

by Ed Uthman(画像:Creative Commons)

  • 鉄欠乏性貧血の女性の割合は増加傾向にあるそうです。
    1991年 8.5% ⇒ 2003年 17% ⇒ 現在 25%
  • 将来貧血になる可能性がある女性は、4人に1人(25%)
  • 上記のデータを合わせると、日本人女性の半分が貧血ないし貧血予備軍
  • 女性に貧血が多い原因は、月経での出血・無理なダイエットや偏食。

⇒ 貧血の症状 について詳しくはこちら

⇒ 貧血に良い食べ物・食事 について詳しくはこちら

■なぜ、貧血(鉄欠乏性貧血)になるか?

  • 原因 鉄分不足
  • 人間の体内には、4g(4000mg)の鉄分が存在する。
  • 鉄分が失われていくと、動悸・息切れ・めまいとともに、体に様々な異変が起こる

⇒ 貧血の原因 について詳しくはこちら

⇒ 鉄分|鉄分の多い食品・鉄分不足からくる症状 についてはこちら




第5位 妊娠できなくなってしまう

鉄分が不足

⇒卵巣に影響

⇒鉄分が不足すると妊娠を維持させる黄体ホルモンの分泌が低下する
(黄体ホルモンには子宮を妊娠しやすい状態に持っていく働きがある。)

⇒妊娠できなくなる

  • 貧血が不妊や流産の原因になる場合もある。
  • 若い女性の中には貧血が原因で生理不順になっている場合も多い。
  • 鉄分を補えば数ヵ月~半年でその症状が改善される可能性もある。
  • 産婦人科の先生も不妊の女性が来た場合は鉄欠乏がないかをチェックする。

第4位 皮膚にカビが生えてしまう

鉄分が不足

⇒白血球に影響

⇒鉄分が不足すると、白血球が作られない・病原体への攻撃力が低下

⇒インフルエンザなどの感染症にかかりやすくなる

  • 貧血でインフルエンザワクチンの効果が得られない可能性もある。
  • 体には常にカビ等が付着しているが、白血球がカビの増殖を抑制してくれている。しかし、鉄分不足になると、白血球が作られず、また病原体への攻撃力が低下するため、カビの増殖につながる。
  • カビが体の深部までに入り込むと肺炎等(肝臓に膿のたまり)を発症する場合もある。
  • カビの治療の他に鉄分も補わないとすぐに再発する可能性がある。

第3位 手足にムカデが這っている幻覚が起こってしまう

鉄分が不足

⇒神経伝達物質に影響

⇒神経の信号が正常に伝えられなくなる

⇒触れていないのに常に触れられている感覚に

  • 人によっては針で刺されたり、なぞられる等の幻覚症状が起こる。
  • 妊婦は胎児に鉄分を分け与えるため貧血になりやすい。
  • ムズムズするなど軽度の症状も含めると、妊婦の5人に一人にこの症状が見られた。
  • この症状は夕方~夜間に強く起こるため、場合によっては睡眠障害になることもあり、更に酷い場合は、うつ病で自殺することもある。
  • 患者の中には座っていられず立ったまま仕事をしている人もいる。
  • 鉄分不足で勉強に集中できず、成績が落ちている場合もある。

第2位 固形の食べ物が飲み込めなくなってしまう

鉄分が不足

⇒食道に影響

⇒食道の粘膜の細胞が増えなくなる

食道の粘膜の細胞は、食べ物の刺激で剥がれ落ちており、常に増殖するために鉄分が必要となる。

⇒食道が萎縮し、固形物を飲み込めなくなる

  • 最悪の場合、金属の筒を通す等の手術でしか治らないこともある。
  • 貧血の人に「そういえば(食べ物の)飲み込みが悪い」という人が多い。
  • 症状が軽い場合は、鉄分を補えば数ヵ月で落ち着く可能性もある。

第1位 土を食べるようになってしまう

鉄分が不足

⇒脳に影響

⇒味の好みが変わってしまう

⇒歯切れのよい音の出る食べ物を好む傾向が出てくる

  • 氷を好んでボリボリ食べている人は貧血の可能性が高い。他には、種などポリポリ音の出るものを食べる。
  • 症状が悪化すると(=異食症)、歯ごたえを求めて鉄の鍋をかじることもある。
  • 貧血の人の中には絵の具・工作用のり等を好んで食べる人もいる。
  • 貧血の人の中にはガソリン臭を好む人がおり、外国では一トンのガソリンを飲んだ重度の貧血患者の報告もある。
  • 鉄分を補うと、数ヵ月でそのような症状が消える場合が多い。

■鉄剤を飲む場合の注意点

  • 副作用が強いのは、胃部不快感。
  • 鉄剤で胃に不快感が出る場合は、一緒に胃薬を飲んだほうが良い。
  • 鉄剤を長期に渡って投与するのは害のほうが多いという報告がある。
  • 鉄剤を飲む場合は医師に相談し、フェリチン値を測るほうが良い。
  • フェリチン値が高い場合には、貧血の症状があっても、鉄分を補ってはいけない。



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肝臓の健康(ウコン・脂肪肝・NASH)|ためしてガッテン

※鉄の摂取

健康な人の場合は、貯蔵しないと貧血が起こる。

C型肝炎/NASHの場合は、鉄が過剰に貯まる。=鉄過剰

※鉄過剰

肝臓にたまった鉄が酸化する

⇒肝臓に炎症を引き起こす

C型肝炎/NASHの患者さんの場合には、鉄の摂取を制限する

⇒6mg/日以下に抑える

※フェリチン値

血液中に貯蔵されている鉄の量。

血液検査で測定することができる。

■鉄分を多く含む食べ物
  • 赤身の肉
  • イワシ・煮干し・青魚
  • ひじき・青のり
  • レタス・パセリ・大根

※野菜や海藻の鉄分は肉や魚よりも体内での吸収が悪い

※吸収を良くするための工夫としては、食後のデザートに柑橘系の果物を食べる。

※ポン酢も良い。ポン酢の中の酢・醤油・果汁全てが鉄分の吸収を促進する食材。

 

⇒ 貧血に良い食べ物・食事  について詳しくはこちら

⇒ 鉄分の多い食品 についてはこちら

■手軽に貧血をチェックする方法

アッカンベーをしたときに、目の下が白いと貧血の疑いが有り!

※ただし、目の下が白ければ100%貧血というわけではない。(70%ぐらい当てはまる)

血圧が低い・精神的な緊張等でも目の下が白くなる場合もあるため。







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沖縄県は大腸がんの死亡率が高い!?その原因・理由とは?

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【目次】




■沖縄県は大腸がんの死亡率が高い!?その理由とは?

2013沖縄

by Sun Taro(画像:Creative Commons)

大腸がんの死亡率高い沖縄、受診率の低さが影響

(2015/11/22、沖縄タイムス)

結腸や直腸などに発生する大腸がん。沖縄県健康長寿課によると2013年の沖縄県内死亡率は、全国で男性が5位、女性が2位と高い。一方、大腸がんの受診率は全国平均が19・1%に対し、県内は13%。順位も10年から46~43位と低迷が続いている。専門家は「死亡率が高いのは低い受診率が影響している。人間ドックや健康診断で定期的に検査することが重要」と強調している。

沖縄県は大腸がんの死亡率が高いそうです。

男性のがん、「大腸がん」が初の1位、「胃がん」を抜きで紹介した国立がん研究センターが公表した「がん診療連携拠点病院」(409施設)の2013年の診療実績によれば、男性の部位別症例数では、大腸がんが初めて1位になったそうです。

→ 大腸がんとは|大腸がんの症状・初期症状・原因・予防 について詳しくはこちら

1975年型食事が健康によい!?(都築毅)|#世界一受けたい授業によれば、2000年代は脂質が多くなってくるのですが、肉を多く食べると大腸がんになるリスクが高い|国立がん研究センターによれば、肉を多く食べる日本人は大腸がんになるリスクが高いことが、約8万人を対象にした約10年におよぶ国立がん研究センターの追跡調査でわかっています。

沖縄県では食生活の変化に伴い、肉中心の食生活に変わってきており、また、今回の記事によれば、人間ドックや健康診断の受診率も低いことから大腸がんの予防ができていないことが考えられます。

→ 大腸がん危険度チェック について詳しくはこちら




■沖縄県の健康事情

沖縄、男女とも中性脂肪値が全国最悪 男性の3人に1人が基準値を超えている!?によれば、全国健康保険協会が公表している2011年度から13年度の健診の結果、沖縄県の男女の中性脂肪の基準値を超えた人の割合は全国ワーストだったそうです。

しかし、2009年に紹介した記事(メタボ「要指導」人口比21・3% 全国最悪 【沖縄】)によれば、沖縄県で特定健診(メタボ健診)を受けた人のうち、特定保健指導が必要な人が、人口比21.3%で、全国一でした。

沖縄県では、食生活の変化(食生活の欧米化)に伴って、肥満が増加しているというニュースを時々目にしますが、それを裏付ける結果となったようです。

その時のデータによれば、厚生労働省の調査で、沖縄県は、生活習慣病の要因となる肥満者の割合が男女とも全国1位、生活習慣病の代表である糖尿病による死亡率も1位でした。

糖尿病の人の大腸がんになるリスクは1.4倍、肝臓がんは1.97倍、すい臓がんは1.85倍も高いによれば、日本糖尿病学会と日本癌学会の合同委員会の報告では、糖尿病の人はそうでない人に比べて大腸がんになるリスクは1.4倍なのだそうです。

糖尿病の患者数の増加に伴い、大腸がんになる人も増えていると考えられないでしょうか。

また、HDLコレステロールが低く、中性脂肪が高いと、酸化LDLコレステロールが増えてくるといわれており、酸化LDLコレステロールは血管壁に付着し、動脈硬化を引き起こすことがわかってきています。

→ 酸化悪玉コレステロールとは・原因・数値(基準値)・測定(検査)・対策 について詳しくはこちら

動脈硬化予防のために中性脂肪値を減らすためにも、沖縄県の伝統的な食事を少しでも取り入れてみると、また長寿県として返り咲いてくれるのではないでしょうか。

エリカ・アンギャルさんおすすめ!ダイエット7つの食材|たけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学

エリカ・アンギャルさんが話を伺ったのは、鈴木信先生(沖縄長寿科学研究センター センター長、沖縄の長寿研究の第一人者)。

※THE OKINAWA WAY(鈴木先生の研究チームが沖縄の長寿者の生活習慣をまとめた本)に、エリカ・アンギャルさんが興味を持ったそうです。

1 海藻類が多い

ビタミン・ミネラルが豊富

海藻は沖縄の代表的長寿食

2 魚

魚に含まれるDHA・EPAには生活習慣病を予防する働きが期待されている。

沖縄の高齢者の主菜は魚が多い



3 オリーブオイル

オレイン酸ががん動脈硬化を予防する働きがあると考えられている。

4 5色以上の野菜(5色以上)が多い

野菜の多くには、抗酸化成分であるフィトケミカルが含まれている。

フィトケミカルには、動脈硬化や老化を防止する働きが期待されている。

沖縄の長寿者研究によると、色とりどりの野菜を多く摂っているそうです。

5 雑穀米

雑穀米には食物繊維やビタミンが多く含まれている。

食物繊維には、便通の改善、コレステロールの低減に効果がある。

エリカ・アンギャルさんが、食物繊維を薦めるには、もうひとつ理由があります。

それが、GI値。

GI値(グリセリック・インデックス:血糖値の上がりやすさの指標)はエリカ・アンギャルさんのダイエット法の中核をなす考え方。

消化しやすい食品を食べると血糖値が急激に上がる。

インスリンが大量に分泌され、残った糖を脂肪に変えてしまう。

つまり、血糖値を急激に上げないことが、太りにくい体を作ることにつながるということです。

GI値が低い繊維質の食べ物は血糖値が上がりにくい。

6 島豆腐

沖縄の長寿者研究によると、島豆腐などの大豆製品を一日に100g以上食べているそうです。

大豆に含まれるイソフラボンは 更年期症状の緩和や骨粗しょう症の予防効果が期待される成分。

沖縄の女性は、更年期になる年齢が平均より遅いと推測されるそうです。

7 いも

沖縄の長寿者研究によると、いも類をよく食べているそうです。

→ 中性脂肪とは・数値(正常値)・高い原因・下げる(減らす) について詳しくはこちら。




中性脂肪を減らすには?中性脂肪を下げる食品・食事について詳しくはこちら。




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大腸がんの予防に「葉酸」が効果|葉酸を多く摂って飲酒しない人ほど大腸がんになりにくい|愛知がんセンター

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【目次】




■大腸がんの予防に「葉酸」が効果|葉酸を多く摂って飲酒しない人ほど大腸がんになりにくい|愛知がんセンター

spinach leaves

by faria!(画像:Creative Commons)

大腸がん、予防に「葉酸」が効果 愛知がんセンター

(2011/9/27、朝日新聞)

ホウレンソウ、春菊、小松菜、レバーなどに含まれる「葉酸」を多くとって飲酒しない人ほど、大腸がんになりにくい――。

そんな調査結果を、愛知県がんセンター研究所の研究チームがまとめた。

葉酸は、緑色野菜や肝臓に含まれるビタミンBの一種。

欧米人対象の研究で大腸がん予防効果が知られていた。

日本人に同じ効果があるか、同研究所の疫学・予防部が検証した。

愛知県がんセンター研究所の研究チームによれば、葉酸を多く摂って、飲酒しない人程、大腸がんになりにくいそうです。

【みんなの家庭の医学】大腸がん予防に葉酸の多い海苔|10月20日によれば、大腸がんのリスクを高める大腸ポリープのできやすさと葉酸の濃度には関係があるといわれ、血液中の葉酸濃度の値が8ng/ml(ナノグラム)以上あれば、女性なら大腸ポリープの頻度が約2割減、男性なら約5割減するそうです。

→ 大腸がんとは|大腸がんの症状・初期症状・原因・予防 について詳しくはこちら

■葉酸と大腸がんについて

■葉酸代謝が大腸がんの発がんの初期段階で重要な働きを示している

葉酸代謝と大腸腺腫との関連|多目的コホート研究|国立がん研究センター

大腸発がんには、DNAのメチル化が関わっていると考えられています。適切なDNAメチル化の維持には、葉酸が重要な役割を果たしていることが知ら れています。葉酸は、メチレンテトラヒドロ葉酸還元酵素(MTHFR)、メチオニン合成酵素(MTR)、メチオニン合成酵素還元酵素(MTRR)などの酵素群とビタミンB2、B6、B12などの補酵素群の働きにより代謝され、DNAのメチル化に必要なメチル基を供給しています(図1)。

葉酸、ビタミンB2、B6、B12摂取については、大腸腺腫との間に統計学的有意な関連は見られませんでした。

大腸がんの発がんにはDNAのメチル化がかかわっていると考えられており、葉酸が重要な働きを果たしていると考えられますが、葉酸、ビタミンB2、B6、B12摂取と大腸線種との間に統計学的な関連は見られなかったようです。

メチオニン合成酵素 の遺伝子多型とアルコール摂取および葉酸摂取との間に交互作用を認めたことは、「葉酸代謝が大腸発がんの初期段階において重要な役割を果たしている」とするこれまでの研究結果を支持するものであると考えられます。

ただ、葉酸代謝が大腸がんの発がんの初期段階で重要な働きを示していることは間違いないようです。

■葉酸濃度が高くても大腸がんリスクが下がるという関連は見られない

血中の葉酸と大腸がん罹患との関係について|多目的コホート研究|国立がん研究センター

これまでの研究では、葉酸が不足している場合に、わずかに大腸がんリスクが高くなることが示されていますが、日本人の多くでは必要な量が摂取されているため、その中での差が見られなかったという可能性があります。また、葉酸は、大腸がんの多段階発がんの初期の段階では予防的に働くにも関わらず、進行した段階ではかえって促進するという可能性を示す研究結果もあります。また、ある特定の遺伝子多型のタイプの人やアルコールを多量に飲む人で、葉酸不足によって大腸がんリスクが高くなるという研究結果もあります。

葉酸と大腸がんの関係については様々な研究が行なわれています。

  • 葉酸が不足している場合に、わずかに大腸がんリスクが高くなる
    しかし、日本人の多くでは必要な量が摂取されているため、その中での差が見られなかったという可能性
  • 葉酸は、大腸がんの多段階発がんの初期の段階では予防的に働くにも関わらず、進行した段階ではかえって促進するという可能性
  • ある特定の遺伝子多型のタイプの人やアルコールを多量に飲む人で、葉酸不足によって大腸がんリスクが高くなる

多目的コホート研究では、男女とも、葉酸濃度が高くなっても、大腸がんリスクが下がるという関連はみられませんでした(図1)。また、飲酒量でグループ分けしても、結腸がんと直腸がんに分けて調べても、どのグループでも男女とも関連は見られませんでした。

国立がん研究センターが発表している多目的コホート研究によれば、葉酸濃度が高くても大腸がんリスクが下がるという関連は見られなかったそうです。

葉酸、ビタミンB6、ビタミンB12、メチオニン摂取と大腸がん罹患との関連について|多目的コホート研究|国立がん研究センター

葉酸、ビタミンB6、ビタミンB12、メチオニンは、生体内でのメチル代謝において、それぞれ異なる役割を担っています。アルコールやアセトアルデヒドはそれらの代謝経路を阻害したり、栄養素を破壊したりすることによって、大腸がん発がんの初期段階である遺伝子の低メチル化を引き起こすと考えられます。

今回、特にビタミンB6と大腸がんの関連が強かった理由として、日本人の一般的な食事からは葉酸やビタミンB12は十分取れるのに対し、ビタミンB6摂取量は不足していることが挙げられます。その最大の摂取源は白米ですが、茶碗1杯(約150g)に約0.03mgのビタミンB6しか含まれていません。ビタミンB6を多く含む食品(魚・ナッツ・穀類等)を積極的に摂取することが、大腸がんの予防につながる可能性があります。

日本人の一般的な食事からは葉酸は十分に摂取できるため、差が見られなかった可能性が考えられます。



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■葉酸を摂取する際のポイント

●時期

妊娠が予定される女性は妊娠の1か月以上前から妊娠3か月までの間

●量

通常の食事から摂取する以外に、1日400マイクロ・グラム

※通常の食事以外に、加工食品やサプリメントで摂取する葉酸の1日の上限量を1ミリ・グラムと定めている。

→ 葉酸の多い食品 について詳しくはこちら

→ 葉酸の効果|妊娠初期・うつ・動脈硬化・大腸がん について詳しくはこちら

■飲酒(アルコール)と大腸がん

葉酸代謝と大腸腺腫との関連|国立がん研究センターのがん検診受診者を対象とした研究 |国立がん研究センター

アルコール摂取と大腸腺腫との間には、統計学的有意な正の関連が見られました(傾向性P = 0.04)。非飲酒グループに比べ、週300g以上飲酒している大量飲酒グループでは、大腸腺腫のリスクが約1.5倍上昇していました。

飲酒と大腸がんリスク|科学的根拠に基づく発がん性・がん予防効果の評価とがん予防ガイドライン提言に関する研究|国立がん研究センター

男性では、23-45.9g/日、46-68.9g/日、69-91.9g/日、92g以上/日のグループでまったく飲まないグループよりもそれぞれ1.4倍、2.0倍、2.2倍、3.0倍と、量が増えるほどリスクが高くなりました。1日のアルコール摂取量が15g増えるごとに、大腸がんリスクが約10%増えると推定されます。部位別には、結腸がんでも直腸がんでも同様の傾向が見られました。

女性では、23g以上/日のグループでまったく飲まないグループよりも大腸がんリスクは1.6倍、結腸がんリスクは1.7倍、直腸がんリスクは2.4倍高いという結果でした。男性と同様に、1日のアルコール摂取量が15g増えるごとに、大腸がんリスクが約10%増えると推定されます。

アルコールの摂取量が増えれば増えるほど大腸がんのリスクが増えるという結果が出ています。

葉酸代謝と大腸腺腫との関連|国立がん研究センターのがん検診受診者を対象とした研究 |国立がん研究センター

アルコールには、葉酸の腸吸収を阻害したり、腎排泄を促進したりする作用があるため、その摂取により体内の葉酸レベルが低下することが知られています。

■まとめ

以上のデータを参考にすれば、愛知県がんセンター研究所の研究チームが発表した葉酸を多く摂って、飲酒しない人程、大腸がんになりにくいという結果が出た理由としては、日本人の一般的な食事からは葉酸は十分に摂取できるため葉酸の摂取が不足しているからというよりも、アルコールの摂取によって体内の葉酸レベルが低下するというメカニズムのほうがより働いているためというほうが適切なのではないでしょうか。

つまり、大腸がんを予防したい人で、葉酸不足が気になる方は、アルコールの摂取を控えるようにしたほうが良いようです。

→ 大腸がんとは|大腸がんの症状・初期症状・原因・予防 について詳しくはこちら







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