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気づいたら「口呼吸」になっている人は要注意!病気を引き起こす原因になるかも!?




■気づいたら「口呼吸」になっている人は要注意!病気を引き起こす原因になるかも!?

open mouth

by Nicolas Alejandro(画像:Creative Commons)

気づいたら「口呼吸」になっている人は要注意!

(2009/5/27、プレジデント)

「鼻呼吸の主な役割は、吸う空気を温め、適度な湿度を与えること、また“ゴミフィルター”機能で細菌やウイルスをブロックし、肺などを守ること。

一方、口呼吸ではウイルスが除去されていない冷たく乾燥した空気が喉にダイレクトに入ってくる。

その結果、免疫力が低下し、疲労感が高まる。

様々な病気も引き起こしてしまう」

口呼吸が日常的に行われるようになると、鼻呼吸の時のようにフィルター機能でごみや細菌、ウイルスを除去できないため、病気を引き起こす原因になるそうです。

また、記事によれば、口呼吸は、睡眠時無呼吸症候群の原因の一つともいわれているそうです。

鼻呼吸なら気道を確保できても、口呼吸は口をぽかんと開けているため、口の周りの筋肉が弛緩し、舌が気道を塞いでしまうのだ。

悪くすると心臓に負担をかけ高血圧や突然死をも誘発しかねないというから、聞き捨てならない。

さらには、舌の粘膜の乾燥による味覚障害、鼻の機能低下による嗅覚障害の可能性も示唆されている。

口呼吸が様々な病気を引き起こす原因となる可能性があるようです。

記事の中に、口呼吸に関するアンケートが紹介されています。

「調査の結果、無意識に口を開いていることがある人のなかで、楽だからと答えた人は全体(20~49歳の男女624人)のうち、口呼吸族で約31.4%、鼻呼吸族では約16.8%。

鼻呼吸族のほうが集中力が長く続き、睡眠の質が高いという傾向が出ました。

逆に、口呼吸族は口臭やイライラ、肌荒れなどに悩んでいる人が多かった」とは、鼻詰まり感を軽減する鼻腔拡張テープを販売するグラクソ・スミスクライン広報の話である。

意識的に鼻呼吸をするようにする必要があるようです。







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間違った呼吸をすると病気になりやすい!?鼻呼吸のメリット・口呼吸のデメリット




普段私たちが何気なくしている呼吸ですが、呼吸法によって不健康になることがあります。

特に、口呼吸は健康に悪くて、鼻呼吸することが大事といわれますが、そもそも鼻呼吸のメリットと口呼吸のデメリットは何なのでしょうか。

【目次】

■鼻呼吸のメリット

Look At My Nose!

by Patricia Espedal(画像:Creative Commons)

鼻呼吸のメリットをまとめます。

  • 鼻にある鼻腔(びくう)には、吸う空気を温め、適度な湿度を与える天然のエアコン機能があります。
  • また、鼻腔には、ゴミ(ほこり・粉塵)や細菌、ウイルスなどをブロックし、肺などを守るフィルター機能があります。
  • 鼻呼吸のほうが集中力が長く続き、睡眠の質が高い。

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■口呼吸のデメリット

Untitled

by Shélin Graziela(画像:Creative Commons)

風邪や花粉症で鼻づまりのために口呼吸になっている人もいると思いますが、そうではなく、つねに口呼吸になってしまっている人がいます。

なぜ口呼吸は健康においてよくないのでしょうか。

●口呼吸には、エアコン機能とフィルター機能がない

口呼吸では、鼻呼吸と違い、エアコン機能とフィルター機能がないため、ゴミやウイルスが除去されておらず、冷たく乾燥した空気がのどに直接襲います。

その結果、風邪やインフルエンザなどの細菌やウイルスに感染してしまうなど様々な病気も引き起こしてしまうのです。

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●口の乾燥で咽頭炎になりやすくなり、口臭がひどくなる恐れがある

弊害多い「口呼吸」 咽頭炎や口臭の原因 鼻づまり、対策や治療を

鼻づまりで口呼吸になると、口の中が乾燥する。

すると、「粘膜保護作用が低下して、ちょっと硬い食べ物でも傷付き、病原菌も増殖して、咽頭炎になりやすい。

古い粘膜層が唾液(だえき)で洗い流されず、カビが生じたり舌苔(ぜったい)が増えたりして口臭の原因にもなる」。

つまり、口呼吸になると、口の中が乾燥してしまうため、粘膜による保護ができずに、咽頭炎になりやすくなったり、口臭がひどくなる恐れがあるそうです。

また、口呼吸の人は口臭やイライラ、肌荒れなどに悩んでいる人が多かったそうです。

→ 口臭の原因・対策 について詳しくはこちら

→ ドライマウス(口腔乾燥症)の症状・原因・治し方 について詳しくはこちら

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●睡眠時無呼吸症候群の原因に

口呼吸は、睡眠時無呼吸症候群の原因の一つともいわれているそうです。

鼻呼吸なら気道を確保できても、口呼吸は口をぽかんと開けているため、口の周りの筋肉が弛緩し、舌が気道を塞いでしまうのだ。

悪くすると心臓に負担をかけ高血圧や突然死をも誘発しかねないというから、聞き捨てならない。

さらには、舌の粘膜の乾燥による味覚障害、鼻の機能低下による嗅覚障害の可能性も示唆されている。

睡眠時無呼吸症候群とメタボリックシンドロームが関係しているといわれています。

そして、頻繁にいびきをかく人は、無呼吸症候群になる可能性があり、いびきによって血圧が上昇と降下を繰り返す危険があるため、心筋梗塞になるリスクが高くなります。

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■睡眠時の口呼吸の原因

寝ているときに口呼吸になっている人もいますが、これは何が原因なのでしょうか。

睡眠時の口呼吸は、鼻づまりや鼻咽頭閉鎖、舌根の落ち込みによるいびきが原因だ。

「鼻とのどを仕切る鼻咽頭が加齢や飲酒でたるむと、あおむけに寝たときに鼻側をふさいでしまう。

二重あごの人は舌根が落ち込んで気道をふさぎがち」

■口呼吸をやめて、鼻呼吸にする方法

口呼吸ではなく、鼻呼吸にするためには、粘膜の充血を鎮める点鼻スプレーや小鼻を広げるテープなどで鼻呼吸をしやすくする必要があります。

また、口呼吸の原因となる鼻咽頭閉鎖や舌根落ち込みを予防する筋肉トレーニングも紹介しています。

「鼻咽頭は、軟口蓋(なんこうがい)つまり口の天井の奥を上と横に思い切り広げることで周囲の筋肉を鍛えられる。

舌根はのど仏の上の舌骨についた筋肉を鍛える。

舌を突き出して上下左右に動かしたり、左右にねじったりする。気が付いたとき1、2分行えばいい」という。

口呼吸は、咽頭炎や口臭の原因となるだけでなく、口の半開きによる表情のたるみ、集中力低下などの弊害ともなる可能性があるため、きちんとした対策が必要なようです。

■呼吸不足の人がいる!?

パソコン病とは?舌に力が入っていたら要注意!?

「呼吸不足による症状」の原因は、パソコンを長時間使用する際に“息を詰めている”ことにあるという。

舌が口の中でリラックスできず、緊張してこわばっている状態だ。

そうなると“十分に呼吸ができていない”状態に。

舌を上あごや下の歯に押し付けてしまう人もいるのだそうだ。

パソコンの画面に意識が集中することによって起こるのだが、こうなってしまうと、喉の奥で起こっている“呼吸に関する緊張”を緩めなければならないそう。

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■息を吐くことを意識して呼吸をしよう

Breathe

by Brynn Tweeddale(画像:Creative Commons)

自律神経とは、呼吸・心臓の動き・血の巡りなど体の基本的な働きをコントロールしている神経系です。

自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類があります。

  • 交感神経:血管を収縮。アクティブ
  • 副交感神経:血管を拡張。リラックス

男性30代、女性40代になると、副交感神経の働きが急激に低下するそうです。

交感神経の働きが優位になると、血管が収縮し、血流が悪くなり、肩こり高血圧・むくみ・便秘になりやすく、最悪の場合、脳梗塞・心筋梗塞の危険性が高まるそうです。

順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生によれば、さまざまな症状の原因が実は交感神経と副交感神経のバランスが崩れたことにあるのではないかと考えられ、反対に考えると、交感神経と副交感神経のバランスを上手にコントロールできるようになれば、病気になりにくくなると考えられるということです。

それでは、どのようにすれば、自律神経のバランスをコントロールすることができるのでしょうか?

それは、呼吸法を変えること。

吐く息を意識し「4秒かけて吸う、8秒かけて吐く」ようにするとよいそうです。







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注意すべき病気の可能性もある!?めまいが起こる原因とは?

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【目次】

■めまいの種類

Vertigo st petersburg 2011

by Ville Hyvönen(画像:Creative Commons)

めまい、脳・耳…原因は?

(2015/10/6、アピタル)

めまいにもいくつか種類がある。女性が経験したような、周囲がぐるぐる回る感覚の「回転性めまい」やふわふわする「浮動性めまい」、気が遠くなる「失神感」などが知られる。

●回転性めまい

周囲がぐるぐる回る感覚がある症状

●浮動性めまい

ふわふわする

●失神感

気が遠くなる

■めまいが起こる仕組み

めまい、脳・耳…原因は?

(2015/10/6、アピタル)

体の位置や姿勢、動きに関する情報は、主として目、内耳、足の裏を通じて脳に伝わり、入力された情報に応じて、目や首、手足を動かしてバランスを保つ。この仕組みのどこかに異常があると、めまいが起こる。

姿勢や動きに関する情報を、目(視覚)、内耳(耳の奥の三半規管)、足の裏の感覚などを通じて、脳で情報を統合し、目(眼球)、首、手足を動かし、バランスをとっていますが、この仕組みのどこかで異常があるとめまいが起こるそうです。




■めまいが起こる病気

【耳】

●良性発作性頭位めまい症

最もよく見られる一つが「良性発作性頭位めまい症」だ。起き上がろうとした時など頭を動かす時にぐるぐる回転するめまいが起こる。通常1分以内におさまるが、再び頭を動かすとめまいをぶりかえす。三半規管の奥で加速度や重力をとらえている「耳石」のかけらが何らかの理由ではがれ落ち、動いたり別の場所に沈着したりすることが原因と考えられている。

澤穂希選手の病気は「良性発作性頭位めまい症」によれば、耳の奥にある三半規管内のリンパ流が乱れたことで起こるめまいがあるそうです。

●メニエール病

メニエール病に新治療法 有酸素運動が効果的によれば、メニエール病は、内耳の内リンパ液が過剰になって内リンパ水腫になることで、回転するようなめまいや難聴、耳鳴り、耳の閉塞感がひどくなったりします。

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●突発性難聴

スガシカオさんは2012年10月に右耳に突発性難聴を発症したことを発表しています。

●前庭神経炎

【脳】

脳梗塞

●脳出血

●脊髄小脳変性症

●パーキンソン病

【その他】

●自律神経調整障害

例えば、斜視によって、なぜ頭痛やめまいが起きるのか?によれば、外眼筋に疲労が蓄積した状態が続くと、目の中の自律神経に混乱が生じてしまいます。

その自律神経の混乱が、めまい、頭痛、吐き気、倦怠感といった自律神経失調症の症状を引き起こしてしますのです。

●起立性低血圧

低血圧とはによれば、低血圧には、急に立ち上がった時に立ちくらみを起こす「起立性低血圧」というものもあります。

原因は、「心臓のポンプの働きが弱いのではなく、血圧を調節している脳の視床下部にある血圧調節中枢の応答が悪いこと」です。

食事をすると血液が胃に集まり、脳の血液が不足してクラクラしてしまうのだそうです。

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●低血糖、高血糖

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●不整脈

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●貧血

貧血とは、酸素を運ぶ赤血球か、赤血球の中で酸素と結合するヘモグロビンが少なく、体内が酸素不足になった状態のことです。

酸素不足は体全体に症状が現れますが、それが脳に及ぶと、脳が酸欠になることで、立ちくらみがして立っていられなくなったり、めまいが起きたり、頭痛がしたり、場合によっては、失神を起こしてしまいます。

→ 貧血の症状 について詳しくはこちら

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●猫背

日本人は猫背になりやすい!?|猫背が引き起こす体の不調・1秒で猫背が改善する方法によれば、猫背が原因となって、肩こり頭痛腰痛・疲れやすい・便秘・めまい・不眠といった症状を引き起こします。

●ストレートネック

スマホ症候群チェック|あなたは「スマホ症候群」かもしれませんによれば、ストレートネックによって、肩こりや首痛はもちろんのこと、頭痛やめまい、腕のしびれや肩が上がらないなどの症状を引き起こします。

●眼精疲労

脳には大量の血液が必要なため、首には左右で4本もの動脈が通っています。

ひどい肩こり(肩の筋肉の緊張)になると、首の動脈を圧迫するようになってしまい、血流が悪化します。

その結果、脳に対して十分な血液が届かなくなったり、静脈に血がたまってしまい「うっ血」を起こしたりします。

そして、酸素不足が起こり、めまいの原因となってしまうのです。

人によっては、めまいだけでなく、頭痛や吐き気、目の奥の痛みなどの症状を訴える人もいるようです。

→ 肩こり頭痛解消法 について詳しくはこちら

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●更年期障害

更年期障害の場合は、エストロゲン(女性ホルモン)が減少によって、脳の視床下部が混乱し、自律神経が乱れてしまい、めまい・耳鳴り・ふらつきの症状を起こしていると考えられます。

→ 更年期障害の症状・原因・チェック|40代・50代の更年期の症状 について詳しくはこちら

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●斜視

隠れ斜視・隠れ遠視チェック(目の疲れの原因)|たけしの本当は怖い家庭の医学によれば、隠れ斜視の人は、目がわずかにですが、外を向いていることが多く、物を見るときは、目を内側に動かしています。

この時に、外眼筋(がいがんきん、眼球の外側にある筋肉)を使って動かしています。

長時間近い距離のものを見続けると、外眼筋は常に目のずれを正常な位置に保ち続けなければならず、疲労がたまってしまいます。

外眼筋に疲労が蓄積した状態が続くと、目の中の自律神経に混乱が生じてしまいます。

その自律神経の混乱が、めまい、頭痛、吐き気、倦怠感といった自律神経失調症の症状を引き起こしてしまっているのです。

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●熱中症

大量に汗をかくことによって、水分と電解質が失われ、水分の補給が追いつかないと、身体が脱水状態になり、「めまい」「頭痛」「吐き気」「嘔吐」「倦怠感」「虚脱感」という症状を起こします。

→ 熱中症の症状・対策・予防 について詳しくはこちら

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●高血圧

通常は、人間の脳の血液循環は、自動調節能により一定に保たれていますが、高血圧が長く続いたり、血圧が急激に上昇すると、この自動調節能の働きに異常が起こり、脳内の圧力が上昇した結果、血液循環が乱れてしまいます。

そして、血液量が乱れることによって、高血圧脳症、浮動性めまい(ふわふわする)、吐き気、嘔吐といった症状を起こすと考えられるそうです。

また、高血圧の治療中で降圧剤を服用している患者さんの中には、「めまいがある」「ふらふらする」といた症状を訴える人がいます。

人間の脳の血液循環は、自動調節能により一定に保たれていますが、降圧剤(血圧の薬)によって血圧が下がり過ぎてしまうと、脳循環障害を起こして、血液が不足し、平衡中枢が働かなくなって、めまいやふらつきを起こすことがあります。

→ 高血圧の症状・食事・数値・予防・原因 について詳しくはこちら

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●冷え

冷えや低体温は血行不良が原因となって起こりますが、血行不良によってエストロゲン(女性ホルモン)が運べなくなることによって、脳の視床下部が混乱し、自律神経が乱れてしまい、めまい・耳鳴り・ふらつきの症状を起こしていると考えられます。

→ 冷え性改善方法|冷え症の症状・原因・末端冷え性(手足の冷え) について詳しくはこちら

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●冷えのぼせ

冷えのぼせの状態は、交感神経と副交換神経が通常よりも頻繁に働くため、「自律神経失調症型の冷え」とも言えるそうです。

冷えのぼせの状態が続くと、生理痛やめまい、むくみなどが起こります。

→ 冷えのぼせの症状・原因・改善・対策・解消法・やってはいけないこと について詳しくはこちら

●うつ

不眠は「うつ」のサイン?|睡眠不足が続く人は「鬱」状態になる率が高くなるによれば、2週間以上眠れない日が続く、食欲がなく体重が減っている、だるくて意欲がわかない、頭痛、めまいというのが鬱の自己チェック方法となっています。

このように様々な要因によってめまいという症状があるため、検査をしないとわからないようです。

【参考リンク】




■正確な診断には検査前の問診が重要

めまい、脳・耳…原因は?

(2015/10/6、アピタル)

□めまいが起こった時刻

□どこで何をしていたときか

□体の姿勢や動きはどうだったか

□体や頭の動きに伴って生じたのか、じっとしていて生じたのか

□景色が回ったのか、自分の回転感覚だけか

□持続時間

□しびれや頭痛はあったか

□耳鳴りや耳が詰まったような感覚があったか

□吐き気や嘔吐があったか

□落ち着いていった時間

□繰り返すめまいか単発か

□過労やストレスの程度

□肩こりや首のこりの程度

□睡眠の具合

□既往症や服薬の有無

日本大医学部付属板橋病院の野村泰之診療准教授(耳鼻咽喉科)による

こちらの項目を参考に、症状をメモしておくことが治療に役立ちます。







腎臓病にならないための<8つのゴールデンルール>とは?

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【目次】

■腎臓病にならないための<8つのゴールデンルール>

behind the eight ball

by Ed Schipul(画像:Creative Commons)

慢性腎臓病 生活習慣改善で予防 健診で早期発見、進行を抑制

(2016/2/1、毎日新聞)

腎臓病にならないための

 <8つのゴールデンルール>

(1)適度な運動をして健康でいよう

(2)血糖値をコントロールしよう

(3)血圧を測りましょう

(4)健康的な食事で、適正体重を維持しましょう

(5)水分の補給を心がけましょう

(6)禁煙しましょう

(7)薬の飲み方には注意が必要です(成分にイブプロフェンが含まれている鎮痛剤や解熱剤などを常用しない)

(8)糖尿病、高血圧、肥満の人や、腎臓病の親族がいる人は腎機能をチェックしてもらいましょう

「世界腎臓デーホームページ」より

CKDのリスク要因は、加齢、血尿、高血圧糖尿病脂質異常症肥満、喫煙です。

そのため、カロリーや脂質を摂り過ぎないバランスのとれた食事や運動、ダイエット(肥満解消)、塩分少なめの食事、水分補給、禁煙が重要です。

特に、糖尿病の人は注意が必要です。

また、糖尿病の人は、高血圧になる可能性が高いともいわれます。

それは、糖尿病と高血圧の危険因子が同じだからだと考えられています。

血糖値のコントロールや血圧測定を行なって、腎臓病にならないようにしましょう。




■慢性腎臓病とは

慢性腎臓病(chronic kidney disease;CKD)とは、簡単に言うと、腎臓の機能が60%未満に低下することを言います。

国民のほぼ1割、1,300万人の腎機能が60%以下に低下していると言われ、慢性腎臓病は、“新たな国民病”として注目されています。

腎臓の機能が低下し、血液中の水分や老廃物のろ過機能が低下してしまい、症状が悪化すると、人工透析が必要となります。

→ 慢性腎臓病(CKD)の症状・原因 について詳しくはこちら

→ 腎臓の病気|腎臓病の症状・種類・原因・食事 について詳しくはこちら







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隠れ高血圧(夜間高血圧)の原因|なぜ夜間高血圧になってしまうのか?|#たけしの家庭の医学

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【目次】

■夜間高血圧

Sleeping

by Luciano Brito(画像:Creative Commons)

2010年7月6日放送のたけしの家庭の医学では、「通常の健康診断ではわからない 謎の隠れ高血圧 徹底解明スペシャル」を取り上げました。

今回番組で取り上げたのは、「夜間高血圧」。

夜間高血圧とは、睡眠中に血圧が高くなる隠れ高血圧のことです。

通常、日中の血圧はことあるごとに変動し、睡眠中は、日中より低く、安定した状態が続く。

このため、高血圧の基準は140以上だが、夜間高血圧の基準値は120以上。

国内外で行われた様々な疫学調査では、夜間高血圧の人は正常な人と比べて脳梗塞を発症する危険性がおよそ4倍も高いことがわかっている。

夜間高血圧は、生活習慣の乱れによって起こるそうです。

今回番組で紹介されたケースでは、メタボリックな状態こそが、睡眠中の高血圧の原因だったそうです。




■なぜ夜間高血圧になってしまうのか?

カロリーオーバー

中性脂肪コレステロール悪玉コレステロール)が増加

→頸動脈に異変(動脈硬化

→圧受容体(頸動脈の血管壁内にある血圧センサーの役割をしている細胞)の機能が低下

→睡眠中の血圧をさげることができず、夜間高血圧に

※夜間血圧を診れば将来の脳卒中や心筋梗塞の可能性を予測できるそうです。

※体重が1kg減ると血圧が約4mmHg下がるという報告があります。

※夜間血圧を調べるには、家庭血圧計で起床後30分以内に測ると夜間高血圧かどうか推測できる

※夜間血圧の上が115以上の場合夜間高血圧予備軍なのだそうです。

※高血圧の危険因子:タバコ・肥満・高コレステロール・糖尿病・家族歴 など




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【高血圧 関連記事】
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