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食欲を抑える方法|ヒスチジンを含む食品をよく噛んで脳内ヒスタミンを増やす!|#ためしてガッテン(#NHK)

ダイエット > ヒスチジンを含む食品をよく噛んで脳内ヒスタミンを増やし食欲を抑える|#ためしてガッテン(#NHK)

2011年6月8日放送のためしてガッテンでは、「医学が認めた!食欲をコントロールできる技」を取り上げました。




■医学が認めた!魔法の痩せ薬!

Cupcake

by Frédéric BISSON(画像:Creative Commons)

肥満治療のスペシャリスト 坂田利家 大分医科大学名誉教授

食欲を意思の力で押さえ込むのはもともと無理。

しかし、ある物質をうまく使うと、食欲をコントロールすることは可能なのだそうです。

■なぜ食欲が抑えられないのか?

野生の動物にエサをどれだけ与えても、必要以上に食べ過ぎることはありません。

しかし、人間だけが食べ過ぎてしまいます。

満腹中枢と摂食中枢とのバランスが取れていれば、食欲はコントロールできます。

※摂食中枢:食べる行為を引き起こす脳の部分

食欲が大きくなる(お腹が減ってしまう)要素としては、甘み・油脂・だし・グルメ情報・見た目・香り・ストレス・アルコール・睡眠不足。

脂質や糖質などを食べると、脳の中で「βエンドルフィン」という快楽物質が出て、摂食中枢を刺激します。

「睡眠不足はグレリンの増加を引き起こし、空腹感と食欲を上昇させる」(シカゴ大学)

前頭前野(判断や意思決定)が美味しい物に簡単に負けてしまう

=意志の力で押さえ込むことが出来ない

■食欲を抑える物質とは?

ヒスタミン

  • 鼻づまりやかゆみなどのアレルギー症状を引き起こす厄介な物質
  • 食欲を抑えてくれる

ただし、ヒスタミンは、脳内に行かないと食欲を抑えてくれません。

ヒスタミンを直接口から摂っても食欲は抑えられません。

なぜなら、血液脳関門を通ることが出来ないからです。




■どうやって脳内だけでヒスタミンを増やす?

【脳内ヒスタミンを増やす方法】

◯食事の前に10分間ガムを噛んだ

噛むという刺激が咀嚼中枢を通って結節乳頭核という部分に届きます。

実はここがヒスタミンを作っているところです。

そうして、満腹中枢をヒスタミンが刺激するために、満腹感を感じるようになります。

また、ヒスタミンは、交感神経も刺激して、その信号は直接内臓脂肪まで届いて、内臓脂肪を減らしてもくれます。

つまり、噛むという行為自体が満腹感を高めてくれるということがわかったそうです。

病気の治療には「型に入れる」ということが大事で、「30回噛む」ということをきっちりと守るようにしましょう!

ポイントは、30回で飲み込める量を口に入れるようにすることです。

【関連記事】

中島滋 文教大学健康栄養学部教授

◯ヒスチジン

megan's okonomiyaki, bonito flakes

by yuri ono(画像:Creative Commons)

ヒスチジンはアミノ酸の一種でヒスタミンの原料。

ヒスチジンは脳内でヒスタミンに変化するので、ヒスチジンを多く含む食品を摂ることで、食欲をコントロールすることができるそうです。

ヒスチジンが多く含まれる食品は、本マグロ、かつお、ぶり、さばなど赤身魚や青魚に多い。

ヒスチジンが多く含まれる食品をよくかんで食べるようにしましょう。

●ヒスチジン摂取のポイント

  1. タンパク質を十分に摂る
  2. 赤身魚や背の青い魚を多く取り入れる
  3. 生やだしなどとして食べるといい







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女性の脳の特徴を活かしてダイエット|#ためしてガッテン(#NHK)

ダイエット > ダイエットの基礎知識 > 女性の脳の特徴を活かしてダイエット|#ためしてガッテン(#NHK)

2010年1月20日放送のためしてガッテン(NHK)は、女性の最強ダイエットを取り上げました。




【目次】


■女性ホルモンと肥満の関係

At Winter's Edge (39/365)

by Drew Selby(画像:Creative Commons)

女性ホルモン(エストロゲン)は、血液中の悪玉コレステロールの量を減らす働きがある。

女性ホルモンが少なくなると、悪玉コレステロールが増え、内臓脂肪が増えやすくなり、高血圧・高血糖になりやすくなる。

肥満のタイプ

【閉経前】 皮下脂肪型

【閉経後】 内臓脂肪型

高コレステロール ⇒ 血栓・高血糖・高血圧


■女性の脳の特徴を活かしてダイエット

●女性

女性は感情移入能力が高い
= 他者に反応する能力が高い、社会的感受性・言葉の流暢さ
例: 人形のおもちゃで遊ぶのが好き

●男性

男性はシステム化能力が高い
= 分析・推測する能力が高い
例: 機械のおもちゃで遊ぶのが好き

【参考記事】





●女性が計るだけダイエットに失敗する理由

男性に比べて分析が苦手。

女性の脳の特徴を生かしたダイエット方法をする必要がある。

そのダイエット方法とは、「おしゃべりをしながら楽しくダイエット

友達と一緒に運動をしたり、ダイエット情報(グラフ分析)の交換をすると、楽しくダイエットが出来るそうです。


空腹感が消える10秒の裏ワザとは?

興奮・ストレス ⇒ アドレナリン ⇒ 血糖値を上げる ⇒ 空腹感が消える

空腹感を感じているときに、興奮したり、ストレスがあると、アドレナリンが分泌されて、肝臓に貯めている糖をだし、血糖値を上げます。

血糖値が上がったことから脳は錯覚して、空腹感が消えるそうです。

空腹感を感じるときは、内臓脂肪が使われる時なので、たまった脂肪を減らすチャンス!

空腹感を感じたら、その場ダッシュ20回!

運動をすることでアドレナリンを出すため、血糖値が上がり、空腹感が消えるそうです。

空腹感を感じたら、その場ダッシュ20回!

※ダッシュするのが難しい場合は、スローステップも良いそうです。

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【年代別ダイエット関連記事】

過敏性腸症候群(IBS)は脳に原因があるストレス性の病気!?

健康・美容チェック > 胃腸の病気 > IBS(過敏性腸症候群) > 過敏性腸症候群(IBS)は脳に原因があるストレス性の病気!?

【目次】




■過敏性腸症候群(IBS)とは

Matador Nights (Photo Booth) Fall 2013

by University Student Union CSUN(画像:Creative Commons)

通勤中のおなかゴロゴロはストレス性疾患

(2016/2/12、毎日新聞)

過敏性腸症候群(IBS)は、大腸内視鏡検査や腸に関連する血液検査などをしても異常が見つからないのに、腹痛や腹部膨満感、腹鳴(おなかがゴロゴロすること)などの症状や、下痢・便秘といった便通異常が慢性的に起こる病気です。

過敏性腸症候群(IBS)は、大腸や小腸に原因となる異常が見られないのですが、腹痛などの腹部症状に下痢や便秘といった便通異常を伴う病気です。

推定患者数は日本人の約13%にあたる1200万人で、比較的若い世代に多くみられます。

大学生の2割がIBS(過敏性腸症候群)の症状に悩んでいるによれば、大学生の2割以上がIBSの症状に悩んでいるそうです。

IBSは「便秘型」「下痢型」「混合型」「分類不能型」の4タイプに分けられます。

過敏性腸症候群(IBS)は、症状のタイプによって「下痢型」「便秘型」「混合型(便秘と下痢を繰り返す)」の3つのタイプに分類されるとこれまで紹介してきましたが、「分類不能型」というものがあるそうで、IBSは4タイプに分けられるそうです。




■過敏性腸症候群(IBS)の4つのタイプ

・便秘型=全排便中、4回に1回以上は硬い便が出て、軟らかい便は4回に1回より少ない

・下痢型=全排便中、4回に1回以上は軟らかい便が出て、硬い便は4回に1回より少ない

・混合型=全排便中、硬い便が4回に1回以上で、かつ、軟らかい便も4回に1回以上ある

・分類不能型=上の三つのどれにも当てはまらないが、慢性的に便性状の異常がある

ローマⅢの基準とは次の通りです。

IBS診断基準(RomeⅢ)

過去3カ月間、月に3日以上にわたって腹痛や腹部不快感(痛みとは表現されない不快な感覚)が繰り返し起こり、次の項目の2つ以上がある

1.排便によって症状が軽減する
2.発症時に排便頻度の変化がある
3.発症時に便形状(外観)の変化がある

下痢系の過敏性腸症候群、男性の1割近くによれば、国内の20-79歳の男性のうち、下痢系の過敏性腸症候群(IBS)にかかっている人が1割近くいることが、島根大医学部第二内科の木下芳一教授の調べで分かっています。

また、近年では、若い女性を中心にIBS(便秘型が多い)と診断される人が増えているそうです。

【関連記事】

■IBSの原因は脳にある!?

IBSは、実は腸そのものの病気ではなく、脳に大本の原因があるストレス性疾患の一つです。そこで、病気の成り立ちを説明するのに「脳腸相関」というキーワードがよく使われます。

IBSは、大腸や小腸に原因となる異常がないため、ストレスが主な原因と考えられています。

腸は第二の脳と言われるほど敏感で繊細な臓器で、悩み事があったりすると起こると考えられます。

腸のセロトニンは、ストレスがかかると働きが活発になり、内臓の知覚過敏と消化管の運動異常を引き起こします。その結果、知覚過敏からは腹痛や腹部膨満感などの不快感、運動異常からは便秘や下痢といった便通異常が起こってくるのです。

セロトニンの97〜98%は消化管の中にあるそうで、腸のセロトニンはストレスがかかると働きが活発になるそうです。

そのことによって、内臓の知覚過敏と消化管の運動異常を引き起こし、内臓の知覚過敏からは腹痛や腹部膨満感、運動異常からは便秘や下痢などの便通異常が起こってしまうそうです。

→ 過敏性腸症候群(IBS)の症状・原因・チェック・治し方 について詳しくはこちら




→ 乳酸菌(ガセリ菌)が「脳腸相関」を介してストレス性の不調・腹痛(便秘・下痢症)・不眠の改善効果を実証|カルピス・徳島大 について詳しくはこちら




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なぜ、彼女を褒め続けると、キレイになろうと努力するようになるのか?




229/365 - Testimonial!

by Courtney Carmody(画像:Creative Commons)

彼女を褒め続けるとどうなるのかという記事が話題になっているそうです。

ざっくりまとめられたところがあったので、引用します。

●彼女を褒め倒す

●1週間ほどで化粧品が変わる

●美容へのさらなる芽生え(パックなど頻繁に)

●衣服への探求(女性誌が増える)

毎日1カ月間「かわいい」「きれい」「好き」などの褒め言葉を言うことによって、きれいになろうと努力するようになったそうです。

なぜ、「かわいい」「きれい」「好き」などの褒め言葉を言われると、女性はキレイになろうと努力するのでしょうか?

一つは、褒められると、脳が活性化し、女性ホルモンが出るから。

女性はホメられるとキレイになるによれば、ホメられると次のようなことが起こるそうです。

●ホメられることによって、「報酬系」と呼ばれる脳の部位が活性化し、元気になったりイキイキしてくる

●「エストロゲン」と呼ばれる女性ホルモンがたくさん分泌し、肌のコンディションが良くなる

●自信が出る

●ストレスホルモンを減らし、ドーパミンが出ることで積極的になる

もう一つは、暗示効果。

女性は周囲からの評価・役割を裏切ることが出来ない性質を持っているため、男性から「かわいい」「きれい」と褒められると、その評価を落としたくないという心理が働き、自分の評価を守ろうとして、キレイになろうと努力するのです。

もし、あなたの彼女・奥様にきれいでい続けてほしいならば、褒め言葉をかけ続けましょう。

きっとその期待に応えてくれるはずですよ。







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産後クライシス(出産直後から妻の夫への愛情が急速に下がる)に出産を経験した女性の約半数が陥っている!




■産後クライシス|出産直後から妻の夫への愛情が急速に下がる!

Family

by Ivan(画像:Creative Commons)

愛情、急速に冷えた 「産後クライシス」女性の半数経験

(2017/12/27、朝日新聞)

産後クライシス(出産後2年以内に夫婦の愛情が急速に冷え込む状況)について「かなり当てはまる」は10・3%、「どちらかといえば当てはまる」は39・6%で計49・9%。このどちらかに当てはまる女性の約6割は回答時点でも続いていると答えた。

岡山大大学院保健学研究科の中塚幹也教授らが行なった調査によれば、出産を経験した女性の約半数が「産後クライシス」に陥り、その始まった時期は出産後3カ月以内が8割近くを占めたそうです。

「産後クライシス」問題はNHK「あさイチ」で取り上げられ、注目を集めました。

「産後クライシス」は新たなトレンドワードか?NHK『あさイチ』の特集に子育て世代騒然

(2012/9/6、MAMAPICKS)

番組ホームページによると、ある民間調査機関による調査で、「出産直後から妻の夫への愛情が急速に下がる」という実態が明らかになったそうで、具体的には、【夫(妻)への愛情を実感する】という問いに対し、「妊娠期」ではともに74.3%であったものが、出産後の「0歳児期」には、男性が10ポイント、女性にいたっては約30ポイントも急速に下がり、そして「1歳時期」に男女ともさらに10ポイントも下がるというデータである。

さらに、別の研究では、この期間に生じた不仲はその後の夫婦関係に長く影響するというのだ。同番組では、この問題を「産後クライシス」と名付け、その実態に迫った。

なぜこうした結果が起こるかについて、番組では、「夫からのねぎらい」「夫の家事や育児への参加度」が強く関係していると分析している。

記事によれば、出産直後から妻の夫への愛情が急速に下がるということがわかり、また別の研究によれば、その期間中に生じた不仲はその後の夫婦関係に長く影響するそうです。

「女は人生で三度、生まれ変わる(著:ローアン・ブリゼンディーン)」の中から今回の記事に関連した内容があります。

●母親の攻撃性が発動する。この小さな存在を守り育てようという決意と意欲が脳の回路を完全に支配する。

●自分と赤ん坊のためにもっと安定した家庭を築いてくれない夫に腹がたってたまらなくなった。彼女のニーズと現実が事実上一夜にして激変し、母親の脳の保護本能の矛先が夫の経済力に集中的に向けられたのだ。

●授乳には精神的な集中力の鈍化というマイナスが伴う。出産直後に頭がぼんやりすることはごく普通だが、授乳によってこのとろりとして穏やかな焦点の定まらない状態がひどくなり、長期化することがある。

●的を絞って集中する働きをする脳の部分は、出産後半年くらいは子供を見守り保護することに占領されてしまう。

だいたい新米の母親は睡眠不足だし、そのうえ女性の脳が元の大きさに戻るには産後半年かかる。

簡単に言えば、女性の脳は出産後「ママの脳」へと変化してしまうのです。

ママの脳になることによって、赤ちゃんを守る気持ちから夫に対して攻撃的になったり、集中力がなくなったりします。

このことを知っているのと知らないのでは夫婦関係にも大きく影響するのではないでしょうか。







P.S.
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