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若い女性のやせ、「国民健康の脅威」|健康への影響や低体重児の増加の懸念




若年女性のやせ、「国民健康の脅威」―日本成人病(生活習慣病)学会・学術集会

(2011/1/17、医療介護CBニュース)

筑波大大学院の曽根博仁教授(内分泌代謝・糖尿病内科)が、日本の若年女性の「やせ」傾向について講演。

過度のやせが本人の健康障害に加え、低出生体重児の増加にも関連していることを強調し、「若い女性のやせ過ぎは、肥満と同様、国民の健康に対する脅威となりつつある」と警鐘を鳴らした。

筑波大学大学院の曽根教授は、若い女性の痩せすぎが国民の健康に対する脅威になりつつあると警鐘を鳴らしています。

おそらく以下のようなことが起きていることがこの発言のもととなっていると思います。

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曽根教授は、厚生労働省の国民健康・栄養調査などを基に分析した日本人のBMIの推移について解説。

全体としては中年男性層を中心に肥満(BMI≧25)が増えているのに対し、女性では18歳ごろから20歳代にかけてBMIが減少に転じ、やせ(BMI<18.5)の傾向が顕著になっていることを説明した。

この傾向は1970年代から見られるようになっており、曽根教授は「世界でも特異な日本特有の現象。

生理学的に不自然な傾向だ」と懸念を示した。

その上で、若年女性のやせがもたらす悪影響について、骨粗鬆症の発症リスクや総死亡リスクの上昇のほか、将来の生活習慣病の発症リスクが高いとされる低出生体重児(2500グラム未満)の増加などを挙げた。

さらに、やせ願望を持つこと自体にも、自己評価の低下やうつ傾向、過食などを招きやすいといった危険性がはらむと指摘。

中高生のやせ願望には、メディアだけでなく、自身の体形に不満がある「やせ志向」の母親の影響が見られるとの研究データを紹介し、「母子双方に対する保健指導が重要ではないか」とした。

ただこの傾向は日本だけのものではなく、世界的に見ても女性にはやせへのプレッシャーがあると思います。

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まとめ

美は、健康の上にしか成り立たない。ということを日本だけではなく、世界にも発信していく必要があると思います。







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更年期症状対策/エストロゲン/ホルモン補充療法|ためしてガッテン 10月27日

Cold in Riga?

by Ricardo Liberato(画像:Creative Commons)

健康・美容チェック > 更年期症状 > 更年期症状対策/エストロゲン/ホルモン補充療法|ためしてガッテン 10月27日




2010年10月27日放送のためしてガッテンは、「オンナをあきらめない 40代からのカラダ管理」を取り上げるそうです。

ほとんどの女性が一度は経験する「更年期症状」。

汗が止まらなかったり、体が冷えたりほてったり、様々な体の不調はほんとうに辛いもの。

でもあきらめちゃダメ!

欧米ではすでに広く普及している「ある方法」を使えば、わずか数日で、体の不調がキレイに解消!

しかも、更年期を過ぎた60代以上の女性も、この方法を行うと、骨密度などが大幅アップするなど様々な恩恵が!

40代以降の女性の皆さんが、いつまでも快適に過ごせるための最新・徹底対策!

今回のテーマは、更年期症状対策です。

 

→ 更年期 症状 について詳しくはこちら。

→ 女性の更年期障害 について詳しくはこちら。

 

欧米ではすでに広く普及している更年期症状に悩む女性が行う治療法とは何なのでしょうか?

女性ホルモン「エストロゲン」は、女性が若々しく健康に暮らせるための大事な働きを、いくつも持っている。

肌のコラーゲンを増やして、しっとり潤い肌を保ったり。

骨密度を高めて骨粗しょう症を防いだり、悪玉コレステロールLDLを低下させたり、認知症を予防したり・・・。

ところが40代後半ころになると、この大事なエストロゲンが激減!

様々な病気のリスクをあげるだけでなく、「ほてり」「冷え」「頭痛」「肩こり」など、さまざまなツラーイ更年期症状を引き起こす。

こうした問題を一気に解決するのが、欧米などで広く普及している「ホルモン補充療法」と呼ばれる治療法。

少なくなってしまったホルモンを、錠剤などで補充する方法で、更年期障害を根本から治療する唯一の手段だ。

人によってはわずか数日で体が若返ったように元気を取り戻すことができる!

女性ホルモンのエストロゲンには、美肌や骨粗しょう症予防、悪玉コレステロール(LDL)の低下、認知症の予防などさまざまな働きを持っています。

 

→ コレステロール について詳しくはこちら

→ 悪玉コレステロール について詳しくはこちら。

 

しかし、このエストロゲンは40代後半になると激減してしまうのです。

そして、エストロゲンが減少すると、更年期症状を引き起こしてしまいます。

この対策として、欧米で普及しているのは、「ホルモン補充療法」です。

番組では、ホルモン補充療法の疑問について答えていくようです。

気になる方はぜひご覧ください。

【参考】

更年期にはホルモンバランスの乱れがきっかけとなり、骨粗鬆症や高血圧高脂血症糖尿病など様々な病気を起こしがち。

特に女性の場合、閉経によって女性ホルモンが減少するため、動脈硬化の進行が早まる場合があります。

●ビタミン・ミネラルなどバランスの取れた食事で栄養を十分に摂る。

【亜鉛】

亜鉛は、ホルモンバランスを整える働きがある。

女性の場合は、亜鉛が不足すると女性ホルモンの働きが悪くなったり、月経異常を引き起こしてしまう可能性がある。特に更年期ともなれば、亜鉛不足がホルモンバランスをさらに乱れさせて症状を悪化させてしまうことにもありえる。

亜鉛を含む食品について詳しくはこちら。

【カルシウム】

カルシウムもぜひ摂って頂きたいミネラル。特に女性は、エストロゲンの減少によって、骨粗鬆症になる可能性が高まるため、更年期には摂って頂きたいです。

【大豆イソフラボン】

大豆イソフラボンは、更年期障害の原因といわれる「エストロゲン」と構造が似ているため、体内に入ると、エストロゲンと同じような働きをするといわれる。大豆製品などから摂れます。







テキーラの原料リュウゼツラン、糖尿病と骨粗しょう症に効く?

Agave

by Alexander Johmann(画像:Creative Commons)

健康・美容チェック > 糖尿病 > テキーラの原料リュウゼツラン、糖尿病と骨粗しょう症に効く?




テキーラの原料、糖尿病と骨粗しょう症に効く?

(2010/4/22、AFPBB)

メキシコ名物の蒸留酒「テキーラ」の原料となるリュウゼツランに、糖尿病と骨粗しょう症の治療に役立つ効能がある可能性があるとの研究結果が、21日までに発表された。

テキーラの材料として使われているリュウゼツランに、糖尿病骨粗しょう症の治療に役立つ効能がある可能性があるそうです。

同国のシンベスタブ(Cinvestav)科学研究所が実施したマウスによる実験で、リュウゼツランが含有するフルクタンを多く摂取すると骨組織の形成が促進され、同時にインスリンの放出を促すGLP-1ホルモンの生産が加速される可能性があることがわかったという。

メキシコのシンベスタブ科学研究所のマウスによる実験によれば、リュウゼツランに含まれるフルクタンを多く摂取すると骨組織の形成が促進され、同時にインスリンの放出を促すGLP-1ホルモンの生産が加速される可能性があることがわかったそうです。

■GLP-1ホルモンとは?

やせるホルモンGLP-1を増やす方法|たけしのみんなの家庭の医学 7月30日によれば、GLP-1とは、どんな人の体の中にもあるホルモンで、糖尿病の治療薬として利用されています。

【GLP-1の働きと特徴】

  • 食べ過ぎを抑える
  • 糖分が腸で緩やかに吸収され、血糖値が急激に上がらない
  • すい臓をパワーアップさせ、血糖値を下げるインスリンが出やすくなる
  • 食後の分泌量が人によって異なる

■GLP-1を増やす方法

GLP-1を増やす方法は小腸を刺激すること

  1. 食物繊維:1日18gを目安に摂取
  2. EPA

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若田光一宇宙飛行士の健康リスクとは?リハビリ内容は?




NASA Astronaut Rick Mastracchio and JAXA Astronaut Koichi Wakata visit GSFC

by NASA Goddard Space Flight Center(画像:Creative Commons)

■若田光一宇宙飛行士の健康リスク

これからリハビリ45日間…若田さん、なお激務

(2009/8/2、朝日新聞)

記事の中から、若田光一宇宙飛行士の健康リスクに関して抜き出してみました。

  • 無重量状態では体に負荷がかからないため、骨や筋肉が衰えてしまうそうです。
    記事によれば、毎日2時間の運動をこなしても、筋力は約2割落ちて一気に20歳も年をとった状態になるそうです。
  • 骨量も骨粗鬆症(こつそしょうしょう)患者の約10倍の速さで減るそうです。
  • 骨折や尿路結石の危険性も高まっているそうです。
  • 放射線被爆の影響により、白内障やがんのリスクが高まっている可能性
  • 燃え尽き症候群の恐れ

 

■若田光一宇宙飛行士のリハビリ内容

今後の対策を抜き出してみました。

  • ストレッチ、マッサージから始め、自立歩行、自転車こぎなど負荷をあげていくそうです。
    筋肉は数カ月で回復する見込みとのことです。
  • 骨量が戻るには少なくとも滞在期間のほぼ倍の時間がかかるそうです。
    若田さんは、今回骨粗鬆症の治療薬も実験的に飲んでいたとのことで、その効果が検証されるそうです。
  • 定期的な眼科検診・血液検査
  • メンタル面のサポート

宇宙に行くということはこれだけの体に負担のかかることなんですね。

若田光一さんが着陸後すぐに会見に出席したことはとてもすごいことだということがわかります。

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