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体に最悪な飲み物、2010キロカロリーのシェイク=米誌

Carrie Enjoying A Milkshake

by Michael Saechang(画像:Creative Commons)




体に最悪な飲み物、2010キロカロリーのシェーク=米誌

(2010/5/28、ロイター)

米男性誌メンズ・ヘルスがまとめた米国の「最悪な飲み物」ランキングによると、ワーストワンは2010キロカロリーもあるミルクシェークとなった。

このミルクシェークはコールド・ストーン・クリーマリーの「PB&C」で、同社ウェブサイトによると、ピーナツバターやチョコレートアイスクリーム、牛乳を原料とし、飽和脂肪68グラム、砂糖153グラムを含んでいる。

同誌によると、この飽和脂肪の量はベーコン68枚に相当するという。

記事によれば、体によって良くない飲み物は、ミルクシェイクであると紹介されています。

理由としては、高カロリー・高脂肪だからのようです。

気になったのは、アルコールを含めての結果なのでしょうか。

気になります。

【関連記事】







「体だけでなく、頭を活発に動かすと健康に長生きできる」という研究結果

Head for Chess 62:365

by Andreas Nilsson(画像:Creative Commons)




「カラダだけでなく、アタマを活発に動かすと健康に長生きできる」という研究結果

(2010/4/18, Lifehacker)

心理学系雑誌「Psychology Today」では、興味深い研究結果を紹介しています。

『The Search for Fulfillment: Revolutionary New Research That Reveals the Secret to Long-term Happiness』の著者で、心理学者のSusan Krauss Whitbourne博士は「脳も含め、メンタルとフィジカルの活動が健康維持にベストな方策」と述べ、これを示す研究結果を紹介しています。

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2009年にスウェーデンのウプサラ大学が発表した研究報告では、研究開始当時50歳だった2200名の男性を対象に、日常の活動と死亡率との関係を調査。

座り込みがちな生活を送っている人と、ウォーキングやサイクリング、庭いじりなど、カラダを積極的に動かしている人とを、32年後に比較したところ、後者のほうが圧倒的に死亡率が低いことが明らかになったそうです。

体を積極的に動かしている人のほうが、長生きに繋がりそうだというのは、多くのニュースで取り上げられていますが、頭を使う活動をすることも健康で長生きにつながるというのはどういうことなのでしょうか。

米Albert Einstein College of MedicineのJoe Vergheseさんらによる研究では、400人を対象に、カラダを動かす度合いとともに、読み書きやクロスワードパズル、ゲーム、音楽、グループディスカッションへの参加などといった、アタマを使う活動をどれくらいやっているか評価させました。

21年後をみてみると、アタマを使う活動をやっている人には、認知症といった記憶障害が起こりにくいことがわかったそうです。

この要因としては、健康的なライフスタイルやストレスレベルの低さ、社会的なかかわりの多さなど、様々なものが考えられますが、メンタル面での挑戦を追求することも、この一助になっているとみられています。

スウェーデンのウプサラ大学の研究によれば、頭を使って考えるようにしていると、認知症などの記憶障害が起こりにくいそうです。

体を動かすウォーキングやジョギングなどの定期的な運動に加えて、頭を動かす読書やパズル、ゲーム(チェス・囲碁・将棋など)を習慣として持つことが健康的に長生きする方法と言えそうです。







オーガニック食品、特段の健康増進効果みられず=調査




Farmer's market, Jul 2009 - 07

by Ed Yourdon(画像:Creative Commons)

オーガニック食品、特段の健康増進効果みられず=調査

(2010/5/26、ロイター)

健康増進に役立つとの考えから「オーガニック」をうたった食品を選ぶ消費者が多い中、そうした有機栽培の食品に健康を増進する栄養学的効能は特に認められないとする研究結果が発表された。

英国のロンドン大学衛生熱帯医学大学院の研究チームによれば、有機・オーガニックの食品に健康増進効果は認められないとする研究結果が発表されたそうです。

英国のロンドン大学衛生熱帯医学大学院の研究チームが検証を行い、米国臨床栄養学ジャーナルでレビューを発表した。調査は、過去50年間に科学文献に掲載された計162の論文を検証する方法で実施された。

それによると、有機栽培の食品が通常栽培の食品よりも優れた健康増進効果があるかどうかを適切に調べた研究の数は「失望するほど少数」だった。

また、研究の多くは体内で抗酸化を活性する機能など、オーガニック食品の短期的な有効性に焦点を絞っており、長期的な健康増進効果を見たものではなかったという。

オーガニック食品に対しては、健康増進効果を求めているのではなく、安全性を求めていると思います。

調査するとすれば、有機栽培の食品とそうでない食品を食べてきた人を比較するという調査の方が興味深いですね。







【追記(2016/5/27)】

栄養学的視点から見れば、有機(オーガニック)で作ることに意味がないとしても、微生物(腸内細菌)の視点から見れば、意味があるのではないかと思いますが、どうでしょうか?

若者の27%が肥満のため、入隊できない-米軍

Workout

by U.S. Army Europe Images(画像:Creative Commons)




米軍に思わぬ大敵 肥満の若者増え、新兵確保の脅威に

(2010/4/29、朝日新聞)

肥満は国家の安全保障を脅かす――。

米国の退役軍人らでつくるNPOが、そんな報告書をまとめた。

入隊適齢期(17~24歳)の若者の27%にあたる約900万人が肥満のため、入隊できないという。

1980年代の5%から急速に悪化しており、世界最強とされる米軍も、内なる「脅威」に直面する形だ。

米軍への入隊は、高卒、重罪の前科がないことなどを条件にしているが、当然ながら健康であることも求められる。

健康上の理由で「不適格」となった志願者のうち、「肥満」でひっかかる場合が最多になったという。

アメリカでは、若者の約3割が肥満のため入隊できないそうです。

このことからも、アメリカにおいて肥満が社会問題となっていることが分かります。

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実は肥満が多い!?ブラジルの健康産業にビジネスチャンス!

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by Gabriel Rocha(画像:Creative Commons)




【新興国に翔ける】ブラジルの健康関連産業に商機

(2010/4/27、SankeiBiz)

ブラジルで特にビジネスチャンスを感じるのは健康関連産業だ。

南部に行くとスタイルの良い人たちも多いが、多くの都市では、食文化からくる肥満が問題となっている。

町を歩けば一目了然だが、肥満率が非常に高い。

都市部の人口の8~9割は肥満である。

ブラジルにおいて、健康関連産業にビジネスチャンスを感じるのは意外でした。

それは、ブラジルの人々はスタイルがいい人をイメージしているからです。

しかし、多くの都市では、肥満率が高いそうです。

以前取り上げた「やせたい」願望、ブラジル1位 ダイエット国際調査-米誌という記事では、ブラジルの方が、ダイエット願望が強い理由として、リオのカーニバルなどで肌を露出する機会が多いことを挙げていましたが、実際は、肥満率が高かったからなのかもしれませんね。

 

なぜ、肥満率が非常に高いのでしょうか?

経済成長に伴う食文化の影響だ。

料理は肉料理が多く、チーズやバターなど、カロリー摂取量が多い。

30歳以上の1割が糖尿病患者で、さらに糖尿病の自覚のない人口も含めると4割に上る。

薬局では、SMBG(自己血糖値測定)関連の製品が多く売られている。

この市場は、ロッシュ、ジョンソン&ジョンソン、アボット、バイエルと欧米勢ばかりだ。

肥満の問題には、ブラジル国民の問題意識も高く、TV通販などでは、痩(や)せて見える矯正下着も多く売られている。

しかし、これらの商品は根本的な解決にはなっていない。食文化の改善が必要だ。

経済成長に伴い、食事に肉料理が多く、またカロリー摂取量が多いそうです。

※中国でも同様の状況が生まれています。

その点が、糖尿病患者・糖尿病の自覚のない人の割合が多い理由と言えそうです。

しかし、ブラジル国民も肥満に対しては、意識が高いようです。

ただ、食事を改善する必要性があることへの認識があまりないのかもしれません。

 

こうした理由から、ブラジルの健康関連産業にビジネスチャンスがあると考えられるようです。

日本の食文化は、健康イメージが定着しており、外食や食品産業には大きなビジネスチャンスがある。

実際に、日系人の経営する日本食レストランの大半の顧客は富裕層だ。

健康食品や健康機器は大きなポテンシャルがある。

記事によれば、日本の食文化には健康イメージが定着しているとのことです。

※日本の食文化への健康イメージと言うのは、全世界的に広まっているのでしょうか。興味があるところです。

そうした理由から、日本の食品や健康食品に対しては、良いイメージが持たれる可能性がありそうですね。

 

しかし、ビジネスチャンスがあるにもかかわらず、日本企業のブラジル進出は少ないそうです。

しかし距離的な問題やブラジル移民政策のトラウマなのか、日本企業のブラジルへの進出は少ない。

ブラジルにおける日系人の数は全人口の約1%の200万人弱を占める。

ブラジル移民は、言葉を換えると「和僑」である。

中国やインドが「華僑」や「印僑」を通じて、ビジネスを拡大させている様に、日本もこのブラジル和僑との連携を強化すべきだ。

それはブラジルだけでなく、南米全体でのビジネス展開の力となるに違いない。